コーンロウやドレッドヘアー、ブレイズをした髪の洗い方

コーンロウは、髪を細かくブロッキングしてブロックごとに裏編み込みをしていくスタイルのことを言います。

仕上がりがとうもろこしのように見えるからコーンロウと呼ばれるようになったようです。

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基本は前頭部から後方に向かって編み込むする場合と、サイドのみの部分的に編み込んだり全体を編み込んだりするタイプがあります。

編み込むのは地肌にしっかり沿って様々な模様を描くことができます。

クロス、星、ハートなどの形づけて編み込んでいくのでデザイン的な仕上がりになります。

コーンロウは頭皮の部分の編み込みをして他がストレートになっているスタイルを言います。このスタイルに近いのは「ブレイズ」「ドレッドロックス」というスタイルもあります。

コーンロウは、主にアフリカ系の人々が行うスタイルです。私の主人がアフリカンで実家の方へ行ったとき、女性がコーンロウブレイズ(全体に裏編み込みしているヘアスタイル)をしている人が多く見受けました。

ドレッドヘアーは、編むのではなくアフロパーマをかけてそこから髪を広げてかぎ針のようなもので編み込んで固めることをします。アフリカ人系の髪は元々ちりついているので仕上げのみドレッドヘアーができるようです。

ではそのような特殊な髪型は手入れはどのようにしたらよいのでしょう?

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コーンロウやドレッドヘアーやブレイズは不潔な髪型なのか?

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コーンロウはきちんとケアをすれば3週間くらいは持ちます。ゆるく編んでいたり技術不足の場合は10日ほどが限度のようです。

ドレッドヘアーは、2か月~3か月に美容室でメンテナンスができると根元からしっかり維持できます。

ブレイズとは、英語で”編む”という意味を言うので、そのまま三つ編みをたくさん作ったスタイルのことを言います。

実際アフリカ人の従妹にコーンロウブレイズをしていたので、髪はどのくらい持つのか聞いてみたら、1か月から1か月半は普通に持たせてると、言ってました。

コーンロウは、シャンプーが一切できないうえに、不潔では?という勘違いされがちですが、シャンプーはしても基本的には問題ないです。が、シャンプーをするたびに崩れやすいです。

施術した当日はできればシャンプーはしないでおくことです。パーマをかけたときなども同じです。

美容室でコーンロウやブレイズを編み込んでもらう前にしっかりシャンプーをしてもらいましょう。

シャンプーはできるわけで、不潔になることはありませんが、洗い方を気を付けなければせっかくのスタイルも持たなくなるので、気を付けて洗います。

リンスやコンディショナーは必要なのか?という疑問があるかと思いますが、基本的にシャンプーのみで仕上げたほうが良いです。

コーンロウやブレイズは縮れた髪に適したスタイルでサラサラした髪には合わないのです。

持たせるにはそのまま洗わないということも有りですが、次第にかゆみが出てきたり臭いが出たりするので、やはりシャンプーはすることをおすすめします。

コーンロウ、ブレイズやドレッドヘアーをした髪にシャンプーをするのと通常の髪にシャンプーをするのでは、やり方を少し変えて洗います。

通常の髪には指の腹を使ってやさしく揉み洗いをするのがベストですが、コーンロウの場合は指の腹は必要なく揉み洗いはしないことです。

ドレッドヘアーは、ドレッドを手で握りながら優しく洗います。

コーンロウやドレッドヘアーのシャンプー時の注意点

コーンロウ、ブレイズやドレッドヘアーをした髪にシャンプーは、まず手のひらにしっかり泡をたてて、その泡を乗せて押し込むように洗っていきます。

この時擦らないように編み込んだところは、特に摩擦するように地肌を擦らないように注意します。

なぜなら擦りあったとき爪が編み込みに引っかかり髪型が崩れてしまいます。

地肌へのマッサージは頭皮に対して垂直に押すように行うことです。シャンプー剤は、地肌に付けば良く毛先にはシャンプー剤を伸ばさなくても大丈夫です。

コーンロウの場合のシャンプーは、長くシャンプーするよりもすすぎにしっかり時間をかけて洗うことが大切です。

ブレイズも同じくすすぎはしっかりと行い、編み込んである毛束は軽めにして地肌を洗うようにします。

シャンプーで泡を流すときは、シャワーの場合シャワーの水圧が、編み込みを乱す可能性があるので、シャワーの強さを少しだけ弱め、シャワーヘッドを地肌に近く持ってきて直接押し付けるように泡を流していきます。

ドレッドヘアーを洗う時は極力地肌を洗い、ドレッド部分はあまり濡らさないほうが良いと言われています。なぜならドレッドの部分がきちんと乾燥させないと雑菌が増殖して臭いの原因になるからです。ただし、乾燥時間をじっくり時間をかけてできるのであれば、ドレッド部分も洗うことも大丈夫です。

通常の髪を洗う時よりも2倍~3倍の時間をかけて丁寧にすすぐことがとても大切です。

このすすぎが十分でない場合、それがかゆみの原因になってしまいかゆみに悩んでしまい爪などで頭皮をかいてしまって編み込みが崩れるおそれがあります。

泡を充分すすいだ後、優しく叩くようにタオルドライをします。タオルドライをするときも地肌をこすらないように注意してください。

コーンロウまたはブレイズをしている部分を先にタオルドライをしてストレートのある部分はドライヤーで乾かします。ドライヤーの風はコーンロウやブレイズのところには強い風が当たらないようにします。

ドレッドヘアーはぬれたままのドレッドにタオルを巻き付けて水分をしっかり取ってからドライヤーをあてます。

ドライヤーの風圧は弱く地肌のほうまでしっかり乾かすことです。

もし、濡れたままや湿った状態のまま寝てしまうとそれが原因で髪型が崩れたり、地肌に雑菌が湧きカビが発生したりかゆみの原因になってしまいます。

シャンプー後の寝るときのケアですが、コーンロウやブレイズ、ドレッドもそうですが、そのまま眠ってしまうと枕との摩擦で髪が崩れたり細かい編み込みの毛がピンピン出てしまい、せっかくの美しいデザインが損なわれてしまう可能性があります。

その崩れを防ぐために、寝るときに頭部をぴったり固定する帽子を被って寝ることです。

一番手軽と言われているのが、女性用ストッキングのつま先を切って頭頂部側を固結びして帽子のようにして被ると跡が付かず痛くなくて肌触りが良いようです。

アフリカでは、手編みのニット帽(伸縮性があってしっかりしてる)のようなものが街中で売られていました。

コーンロウやドレッドヘアー、ブレイズのヘアケアの方法は?

コーンロウやブレイズやドレッドヘアーの髪型をシャンプーするやり方は分かったと思います。

では、その髪型を維持するにはどうしたら良いでしょう?

約3週間持たせるのがベストと言います。アフリカ人は1か月~1か月半、中には3か月ほど持たせる人もいるようでしたが、さすがに3か月以上の人の編み込みした目は、綺麗に揃っていなくてぞろぞろ細かい髪が出てしまっていましたが・・・。

コーンロウなど特殊なスタイルを維持するためには、専用のワックスやオイルがあります。そのようなスタイリング剤を使用して編み目を綺麗に直していくのもケアの一つです。

編み込んだあと、まず心配の一つに薄毛になるのでは?ということが考えられると思います。

この場合、同じ形で編み込みを毎回していると薄くなってしまう可能性が高いですが、編み込む場所をその都度変えていけばそれほど心配はありません。もともと髪が細い人は、あまりおすすめできるスタイルではありませんが、長期に渡ってコーンロウやブレイズを維持しなければ大丈夫だと思います。

また、コーンロウやブレイズをして頭が痛くなるのでは?という心配もあると思います。

コーンロウやブレイズをしたあと頭が痛くなる場合は、一定方向に髪を強く引っ張って編み込むため、人によっては個人差がありますが、痛くなった場合は無理しないですぐ解いたほうが良いです。

この頭痛は、生まれつきの髪の生える方向にどの程度逆らった方向で編み込んでいるか?で決まります。生えている髪の方向に逆らうから頭が痛くなるので、この場合は引っ張ることを避けたほうが良いでしょう。

頭痛のリスクを最小限に抑える方法は、自分自身の髪を生える方向に逆らわずに編み込めば軽減されると思います。

何日かして細かい髪が出てしまう時には、ワックスやオイルを指に付け優しくなじませると綺麗に維持していけます。

コーンロウやブレイズを続けていてシャンプーもしているけど臭いが気になるという場合、間違ってヘアコロンや香水を付けないようにしましょう。

ドレッドヘアーの場合は、施術をしたばかりの後は、3日に1回程度のシャンプーで維持をさせておきます。それっどの場合は、形が整いなじんでいくまでに数日かかります。そのため施術をしてもらった美容師さんにシャンプーの時期については聞いておくと良いでしょう。

コーンロウ、ブレイズもドレッドヘアーも臭いがきになる・・・・どうかな?という疑問もあると思います。

香水はアルコール成分で髪を傷めるリスクがあります。ヘアコロンを付けた一瞬はその香りで臭いがごまかせますが、持続することはないので、何度もヘアコロンをつけることで、汗などの皮脂との混ざり合いでかえって臭いを出してしまう可能性もあります。

これらのような物でない、臭いの対処として良いのはお香が良いと言われています。

基本的には髪の洗い方で臭いは発生しませんが、気になるようであればお香を焚いて対処すると良いでしょう。

お香の効果は、皮脂と混ざり合っても嫌な臭いは発生しない、自然な香りで周りに迷惑かけない、清涼感がある、などです。焚いているので空気間で髪に吸収させ嫌な臭いがある場合とても効果有る対処法となります。

但し、お香は良質なものでなければ効果は出ないので選ぶときに注意しましょう。

コーンロウやブレイズの髪の洗い方は、基本、シャンプーのみで、コンディショナーやリンスは使わないことが鉄則となります。

綺麗なデザインをなるべく長く楽しめるよう洗う時に十分注意して、寝るときには必ずコーンロウを枕にすれないようにカバーして眠るようにしましょう。

ドレッドヘアーは慣れてくると自分でのセルフメンテナンスができるようになるようですが、慣れるまでは美容室でメンテナンスをしてもらった方が仕上がりや髪には良いです。

ドレッドヘアーはお手入れを怠るとドレッド同志がくっついて固まってしまいます。そのためにメンテナンスはとても大切になってきます。

せっかく楽しんでいるヘアスタイルを維持するためにも、髪の洗い方や仕上げ、メンテナンスケアなどを十分に行って清潔に維持していきましょう。

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