パーマで巻き髪はできるの?ショートヘアにパーマは失敗しない?

ショートヘアにパーマをかけてみたい、毛先にふんわりパーマをかけてみたい、と思っていても傷みそう、手入れが面倒くさそう、失敗したらどうしよう、という悩みが先に来るようですね。

確かに昔はパーマ=傷む。パーマ=ブローセット。パーマ=老けてしまう。などマイナスな印象が大きいと思います。

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最近はパーマ剤がとても良くなり、昔はパーマは、セットするためのしっかりカールを付けるという目的だったので、薬剤も強く、デザイン重視ではなくパーマをかけた後にセットを持たせるためのベース作りだったので、しっかりパーマをかけるという目的だけでした。

今は、パーマをかけるのは、ヘアスタイルのデザインのため、手入れをしやすくするため、という目的が違ってきています。パーマをかけることで更に髪型がおしゃれに見えるよう必要な部分に必要なパーマをかければ良く、持ちも1か月も持てば髪型も崩れてくるので、とれてきてもおかしくないように仕上げているのが、今のパーマです。

昔と概念が変わってきていますので、ぜひ、パーマをしたことが無い人にもチャレンジしてみてほしいです。

ショートヘアにパーマで変化をつけてみたい・・・

髪が短いとパーマで失敗したらどうしよう・・・と思ってしまいますよね。

ショートヘアこそ少しパーマをかけておしゃれに、また、華やかさに、また、5歳は若返るという効果が持てるのです。

パーマによって髪に動きが付くことでふんわりした印象と、華やかさのある印象を与えることができます。

スタイリングするときにどうしてもトップにボリュームが出ないとブローではなかなか出せません。そこに軽くパーマがかかっていると、ふんわりクセのように立ち上がってくれて仕上げるときに楽になります。

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パーマにも種類があり、フンワリボリュームアップしたい場合、普通のコールドパーマという従来のパーマ剤で大き目のロッドでゆるくパーマをかけたり、エアーウエーブという器械を使って髪の毛に形状記憶してパーマをかける方法などがあります。他にも種類はありますが、最近良く聞くパーマではこのあたりでしょうか。

ロングヘアで、コテで巻き髪をしたい場合、ストレートでは持ちが悪い場合、毛先にゆるくパーマをかけておいて持ちを良くすることもできます。

また、ロングヘアでパーマでそのまま巻き髪にしたい場合、デジタルパーマもしくは、エアーウエーブでパーマをかけてコテいらずで毛先を巻き髪にすることもできます。

ただ、デジタルパーマの場合、繰り返し何度もかけるとウエーブ自体出なくなり痛みが他のパーマより強いので、注意が必要です。

エアーウエーブは、とてもソフトな仕上がりなので、すぐパーマが取れてしまったという感じを受けやすいのですが、ドライヤーで仕上げるときにしっかり根元から立ち上げるように乾かすとリッジと言ってウエーブ、またはカールが出てきます。そのため、個人によっては物足りなさを感じることもあるようです。

ショートヘアの場合、デジタルパーマより従来のパーマのほうが手ぐしでセットができたり、髪への負担が少なく傷みにくいのでおすすめです。

ショートヘアから、少し伸びてきた時にアレンジとしてゆるふわパーマをかけていくのも少し大人なイメージになり、30代、40代の方にはおすすめなパーマアレンジです。

30代から40代にかけてホルモンのバランスから髪が細くなり始める傾向があり、髪が細くなったためにボリュームが出なくてお顔の印象が老けてしまうのも髪にハリやボリュームが無くなってしまうことが原因の一つでもあります。

そのため、ショートヘアでトップにボリュームを出してメリハリのあるヘアスタイルや、パーマをかけてボリュームを出したりすることで、若々しさを出すテクニックの一つとしてパーマをかけることをおすすめします。

頻繁にパーマをかけなくてもカットのラインがしっかりしていて、そこに不足したものを足すということでパーマをかけるので、傷むこともそれほどなく、手入れが大変になることもないので、チャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか?

パーマをかけたいけど私に合うパーマは?

まず、パーマの種類から・・・

美容室のパーマのメニューで、何が違うんだろう?と違いが良くわからないっていうことありませんか?

パーマ自体、2つに分けられることで一つが、従来からある水パーマ、器械を使うホット系のエアーウエーブやデジタルパーマの2種類に分けられます。

水パーマにクリープパーマ、コスメパーマ。 ホットパーマにデジタルパーマ、エアーウエーブパーマ、コスメパーマ。

クリープパーマとは、水パーマにプラスしてスチームをあてたり、ホットタオルを巻いたり加温することを言います。この効果としてパーマの持ちを良くする目的があります。

コスメパーマはどちらの部類にも使われています。これはダメージを軽減するトリートメント的な役割を持った薬剤として使われています。ので、トリートメントパーマというメニューにあるサロンの薬剤はこのコスメパーマを使って痛みを軽減したパーマとして使っているかもしれません。

では、仕上がりはそれぞれどのようになるのかというと・・・

水パーマ、コスメパーマは、メンズやショートヘアの人に根元付近までしっかりかけられるのでボリュームアップに、また、水に濡れるとカールが出るので朝スタイリングするときに髪を濡らしてスタイリング剤を付けてセットすることができます。夏の暑い季節などシャワーをよく浴びたりしてそのままパーマを生かしたヘアスタイルにもできます。

デジタルパーマは、電気を通して髪にカールを付けます。ロッドが巻かれた状態の時ほんのり頭皮が温かく感じると思います。薬剤を付けてから一度お流しをしてからロッドを巻くのでパーマの時間は通常の30分ほどプラスされるかもしれません。仕上がりとしては、水パーマとは逆に、乾くとカールが出てくる仕組みになっています。

縮毛矯正と同じような髪に形状記憶をさせているので乾いた時にカールが出るのです。

夜髪を洗って寝る前にしっかりカールを出すように乾かせば朝はそのカールを整えてスタイリング剤をつけるだけで巻き髪に仕上がります。

特にコテを使って毎日巻いて巻き髪をするのが面倒な人にはデジタルパーマが良いかもしれません。

但し、デジタルパーマは3回行うと髪に相当な負担がかかりダメージが大きいようです。髪にカールを維持するためにデジタルパーマをした髪は一度は毛先をカットして健康な髪にしてから再度パーマをかけることをおススメします。

エアーウエーブは、デジタルパーマよりはダメージを軽減できるパーマです。

デジタルパーマと同じように一度薬剤を付けて流してからロッドを巻くのですが、空気をロッドに通し形状記憶をするのですが、髪への負担が軽くなるのでパーマの持ち自体はあまり長くありません。

濡れている時と乾いている時のパーマの形状が近いので再現するのは楽だと思いますが、デジタルパーマまでのカールが欲しい方には不向きかもしれません。

このようにパーマに種類がありかかり具合もそれぞれ特徴があります。

パーマはあくまでもスタイリングするときに形を作る為の手助けとしかなりません。傷まないでパーマをかけるということはできないので、自分の髪質を良く分かってくれている美容師さんで、仕上げのときの仕方を教えてくれる信頼できる美容師さんにパーマをかえてもらえるととても楽にスタイリングができると思います。

パーマをかけたら必ずヘアケアをしましょう!!

パーマをかけた髪は、日々のヘアケアでパーマの維持が変わってきます。パーマは時間が経つにつれて弱くなっていきます。髪の状態やパーマのかけ方で適切なケアをして長持ちさせましょう。

パーマをかけたら髪の毛だけにダメージがいくのではなく、実は頭皮にも負担がかかっているのです。

パーマをかけたことで、髪の毛は一旦薬剤によって切断され再度薬剤で再結合されてカールを作っていきます。その時パーマをかけることで髪を頭皮から引っ張ること(引っ張りすぎることはないですが)で刺激が加わり、髪の毛が一度切断された状態なので、髪の毛に水分や栄養分が不足してしまう現象を起こしてしまいます。

パーマを維持するためにまず、傷ついた髪をしっかりと労わることと十分な栄養を与えなければいけないのです。

充分な栄養とは、トリートメントだけではなく、健康的なバランスよくとれた食生活も大切です。

パーマをかけた日はできれば、髪を洗わないようにしましょう。パーマが定着するのに48時間必要です。夏場汗をかいたりしてどうしても、という時は一日は洗わないようにしましょう。

パーマ後のシャンプー剤はできればアミノ酸系の低刺激のシャンプーを使用しましょう。地肌にも優しいので頭皮と髪の毛へダメージを軽減します。

シャンプーをするときにも髪を洗うのではなく、頭皮を洗うようにしましょう。血行よくするために頭皮のマッサージをするように指の腹を使ってシャンプーをすると良いです。

パーマをかけたすぐは、トリートメントは少なめが良いかと思います。なぜなら、トリートメントによってはパーマが取れやすくなる場合があるからです。かといってシャンプーだけで終わらせないようにしましょう。

シャンプー後はタオルドライをしますが、髪に摩擦が起きないように気を付けて水分を取ります。できたら吸収性の良いタオルでゴシゴシ擦らなくても水分を取ってくれるのがベストですね。

ドライヤーで乾かす時の注意として、パーマがかかっている髪よりもかかっていない頭皮に近い部分から乾かして徐々に毛先へと乾かしていきましょう。

パーマの後の髪は乾燥しやすくなっているので、紫外線から守ってまた、外的な刺激を与えないよう洗い流さないトリートメントは付けておく方が良いでしょう。

髪が長い場合、ブラッシングをしてしまうとパーマが取れやすくなってしまうので、荒歯コームでカールをほぐすように優しく髪を梳かすことが大切です。ブラッシングをしてしまうと、カールの付いた部分が枝毛や切れ下を作ってしまう原因の一つになってしまいます。

髪の毛へのケアは、パーマをかけた2~3日後シャンプーをする所から始まります。頭皮と髪に優しいアミノ酸系シャンプーを使って、パーマが固定されたらしっかりとシャンプー後にトリートメントで保湿と補修をします。

さらに、頭皮の血行を良くしておくと更に髪への負担が軽くなり、髪にもダメージが少なくて済みます。

頭皮の血行を良くするために、頭皮のマッサージをセルフでしたり、また、美容室などでのプロの手を借りてヘッドスパをしたりすると効果的です。

また、血行を良くするのには体も健康でなければいけません。食事を偏らないようにすることや、ストレスを溜めないようにすることもとても大切です。

身体の異常があると髪の毛に出てきます。抜け毛が多くなったり、枝毛が増えてきたりと知らない間に髪の毛へ信号が行くのです。

パーマをかけた髪が傷んでしまわないように、日ごろの髪の毛へのお手入れと頭皮の血行を良くしておくことでパーマの維持できる長さが変わってきます。

せっかく素敵なパーマスタイルなのに、髪がパサついてパーマが生かされていないと寂しくなってしまいますよね。

髪を美しくパーマヘアが素敵になるよう美容師さんには正しくパーマをかけてもらって、ヘアケアでしっかり髪を労わってあげることが大切です。

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