切れ毛になった髪を落ち着かせるにはアウトバストリートメントを使いましょう!

髪がパサついて、毛先がまとまらない、乾燥してゴアゴアしてサラサラした髪にならない、など髪に切れ毛や枝毛になり始めるとダメージ毛にどんどんなってしまいます。

そのダメージ毛になるのを抑えることが大切で、目立たないようにするのも必要です。

そのためには、アウトバストリートメントを上手く利用して髪の表面からダメージ毛をひどくならないように保護していくことが対策の一つとなります。

スポンサードリンク



切れ毛とは髪がどうなっている状態になってるの?

stockfoto_61383433_xs

 

切れ毛というのは、髪が傷んで弱くなってしまい髪の毛に圧や力が加わったときに切れてしまった髪の毛のことです。

分かりやすく説明をすると海苔巻のイメージで髪の毛を例えてみます。

髪の表面キューティクルを海苔、ごはんをタンパク質、具材を髪の毛の芯 という形で作られています。

髪が傷んでいる状態というのはご飯の部分のタンパク質がしっかりごはんが詰まっていると綺麗な髪を作ることができているのですが、ごはんがスカスカでギッシリ詰まっていない状態になってしまうと髪が弱くなって、少し引っ張るだけで切れてしまうというのが切れ毛で、このような髪がプチプチ切れる髪となってしまうのです。

ごはんの部分であるタンパク質が足りなくなると栄養不足の状態となり、海苔の部分のキューティクルから栄養分がどんどん流出してしまい、キューティクルも流れ出るままに開ききってしまい、閉じることはなく表面もガサガサになってしまうのです。

髪が正常でいるのは、タンパク質には水分や油分など十分な栄養分が行き届いてキューティクルも外に出さないよう綺麗にうろこ状に閉じていて艶が出ている状態を言います。

髪の毛が切れ毛をたくさん作ってしまうと、見た目だけでなくさわり心地も悪くなります。そして色々な悪影響が現れてしまいます。

その悪影響とは、うねりが出てしまう、チリチリやパサパサな感じ、ツンツンして指など刺さってしまう、毛先に白い点ができるなどです。

この状態は見た目を悪くしてしまい、毛先も広がってしまい収まりが悪くなってしまった髪となってしまうので、しっかりケアが必要ですし、カバーすることもひとつの対策としてアウトバストリートメントを使うことも必要となってきます。

アウトバストリートメントは、お風呂の外で使用する洗い流さないトリートメントのことを言います。逆にインバストリートメントのことをお風呂で使う洗い流すトリートメントを言います。

スポンサードリンク



切れ毛をカバーするためのアウトバストリートメントの選び方

まず、髪質で仕上がりがどうありたいか?でアウトバストリートメントを選ぶ基準になります。また、ダメージの度合いによっても選ぶ基準があります。

アウトバストリートメントのやり方は、2種類あります。一つ目は濡れた髪につけるタイプ、二つ目は乾かした後に付けるタイプがあります。

ダメージがひどい場合はこの2種類を使用すると効果が高いので髪が傷んでまとまりにくい時は、濡れたときにアウトバストリートメントを使ってドライヤーで乾かした後に仕上げのアウトバストリートメントを使うと良いでしょう。

濡れた髪に合うアウトバストリートメントは、ミストタイプとミルク系のタイプのものが良いでしょう。ミルク系タイプのものは濡れたときは使用量は少なめにしてべとつかないように調節します。べとつくと乾きにくい状態になってしまいドライヤーの熱を余計な時間をかけ更に痛めてしまうので注意しましょう。

乾かした後に付けるのはサラッとしたタイプのオイル系が良いでしょう。もし髪が長くてドライヤーをしっかり当てる場合は少し生乾き状態の時にオイルタイプを付けておくと、オイルは熱から守る役目をするので、髪への負担が少なくなるのでそのあたりも調節して使うこともおすすめします。

乾いたあとの仕上げとして使うのにおすすめは、ミルク系タイプが良いです。パサつきを抑えやすくキューティクルに吸着して表面を補修してくれるので、収まりが悪い時に使うと良いでしょう。

ヘアアイロンを使う時は、熱が高温で180度ほどあるので、髪に直接熱を当ててしまうと一気にキューティクルが焼けてしまい負担が大きくダメージを大きくしてしまうので、必ずアイロン前にはオイル系のアウトバストリートメントやスプレータイプのアウトバストリートメントを髪にまんべんなく付けてからアイロンを当てるようにしましょう。

髪が太くてボリュームが出てしまう髪の人には、ある程度重さのあるクリームタイプが良いでしょう。被膜を張ったような状態で、しっとりしやすい仕上がりになりますが、付けすぎには注意します。

寝癖がついて広がってしまったり、髪をまとめるようなスタイリングにもなるウォータータイプも良いでしょう。

それぞれ髪のダメージに対して補修効果が高いものや潤いを重視しているものなどタイプが色々ありますので、迷った時は美容師さんに相談をするのが一番です。

髪質に合わせて使い分けると仕上がりも十分切れ毛をカバーできると思います。

アウトバストリートメントを使うメリットとは?

傷んだ髪をそのまま放置しておくと、みるみる髪がパサつきうねり始め髪を梳かすだけで切れてしまうという最悪な状態になってしまいます。

そんな恐ろしい状態にならないように髪を補修、保護してくれるのがアウトバストリートメントです。

アウトバストリートメントを使うことによって、洗った髪のキューティクルの開いた状態のところに栄養分を浸透させていき、それによって乾かす前に水分を補充しておけるので、パサつきを抑えることができるのです。

また、オイル系のアウトバストリートメントは、髪の表面に膜を貼ることでドライヤーやヘアアイロンの熱から守る効果があります。

最近はUV効果のアウトバストリートメントが発売されています。紫外線は髪へのダメージを強くしてしまう原因でもあるので紫外線をカットするものも外出が多い時には効果的です。紫外線がなぜ髪に良くないのか?というと、紫外線を浴びることによって発生する活性酸素を抑えて内部から乾燥させてしまうからです。

髪のまとまりの良いアウトバストリートメントが欲しい場合は、ミルク系かクリーム系のタイプを使うと良いでしょう。

また、ツヤが欲しいという人にはオイル系がおすすめです。

軽く仕上げたい寝癖を直したいという人にはウォータータイプが良いでしょう。

このように仕上げたいスタイルまたは、髪質の質感を考慮してアウトバストリートメントを選んで髪に労わりをもって使用していくと、切れ毛のひどくなるのを抑えられますし、見た目もまとまったように見えます。

髪を洗った後に就寝前に使用するなら髪の内部に浸透してくれるクリームタイプのアウトバストリートメントを使い、朝スタイリングするときに使用するなら、髪の表面をコーティングしてくれるオイルタイプのアウトバストリートメントが良いです。

この使い分けで、寝ている間は髪の内部に浸透させて髪の乾燥や摩擦を防ぎ、朝起きたときには、仕上がりがツヤのある髪に見えるようオイルでツヤサラな髪に仕上げていくというのも綺麗な髪へ作ることができます。

ただし切れ毛は、アウトバストリートメントで治るわけではないので、あまりにも切れ毛が多くなってしまったら切れ毛のある場所から5センチほどの幅分をカットしなければ治りません。

カットをしなければいけなくなる前に、予防として上手にアウトバストリートメントを使うことをおすすめしたいのです。

切れ毛にならないように普段からお手入れには十分気を付けることが大切ですね。

こちらの記事もおすすめです

切れ毛になった原因とカットで修復する方法

 

 

スポンサードリンク