スタイリング剤で枝毛や切れ毛の原因となるの?

髪の毛がピンピンはねてしまったり、髪をうまくまとめたくてもなかなかうまくまとめられなかったり、という悩むときありませんか?

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髪の毛がピンピンはねたり、フワフワ浮いてしまったりしているのは、切れ毛が原因であることが多いです。

そんな切れ毛をまとめやすくしたりフワフワ浮いた髪を抑えたりするには、スタイリング剤や洗い流さないトリートメントを使っていきます。

髪を傷めないようにするための保護の役目をするスタイリング剤や形を整えるスタイリング剤など用途に合ったものや髪質に合ったものを使うことで髪を傷めないように仕上げられることでツヤサラの美髪を作っていきましょう。

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スタイリング剤の選び方ってあるの?

スタイリング剤は、美容室にはもちろん、ドラッグストアやデパートなど様々なところで売られていて、しかもとてもたくさんの種類があって、どれを選んでよいのか迷ってしまいますよね。

一番は、美容室で仕上げるときなど美容師さんが使ったものが一番のお薦めだったりするのですが、お値段が気になって・・・とか家にストックがたくさんあって・・・などの理由で美容室で購入しない方のほうが多いように思います。

私たち美容師がお薦めするのは、仕上げの状態はもちろん、髪質に合ったものを選んで仕上げに使うので間違いはないのですが・・。

ただ、せっかくなので自分に合ったスタイリング剤を選ぶときに失敗をしないように種類や特徴を知ってもらうことで、迷うことなく購入できると思います。

種類としては、・クリーム、ミルク ・オイル ・ヘアローション ・ムース(ヘアフォーム) ・ワックス ・グリース ・ヘアスプレー ・ジェル  などです。

・クリーム、ミルク

乳液タイプで水分が多く含まれパサつきを抑え、髪の毛に潤いを与えます。硬さによって少し硬さがあって粘土がるのがクリーム、水分が多めでサラサラしているのがミルクという感じです。

セット力は髪を固めることはできませんが、柔らかな質感を出すことができます。

乾燥が気になる髪にはパサつきを抑えるので効果的です。

・オイル

シリコン系や植物系の油分でできており、オイルの被膜をつくることで指通りを良くし光沢をだすことができます。オイルは、ドライヤーの熱やヘアアイロンの熱から守る効果があるので、前処理としても使え、仕上げに艶を出す効果もあります。

使用感はサラッとしていてセット力はないです。

髪がパサついて痛みが気になったりボリュームを抑えたい場合に使うと効果的です。

・ヘアローション

ヘアローションは、今は寝癖直しとして出ているものが多いです。この場合はトリートメント効果やシリコンが入っていて髪の表面に被膜を与えながら髪を整えることができ、またセットローションは、巻き髪などカールアイロンなどでくせ付けしやすいローションとしてセット力のあるものがあります。

スプレー状のものなので手を汚さず髪につけられます。

・ムース

容器を振ると噴射時に泡状になるスタイリング剤です。水分を多く含むのでパーマをかけてウエーブを出すときに使用すると効果的です。ヘアフォームという表示もムースと同じです。

ウエーブだけでなくセット力のあるものは少しウエット感を出せますし、トリートメントムースはサラサラ感を出してサラッと仕上げパサつきにくくします。このようにムースは固まるセット力のあるものからトリートメント感覚でしようするものまで幅広く種類があります。

仕上げの感じで使い分けると良いでしょう。

・ジェル

粘性のあるゼリー状で固まりやすいスタイリング剤です。その中でアルコール類が配合されていると速乾性があるのでかっちり素早く固めたいスタイルに良いでしょう。

ツヤ感をだしてしっかり固めたい場合は適しています。

・ワックス

油性のクリーム状が多く手のひらで伸ばして使うことが多いです。クリームの硬さが柔らかいものから硬いものまで幅広くあります。

パサつきを抑え艶を出すタイプからドライに仕上げるものなどで髪の毛に動きをつけたり束感を出したりするのに効果的なスタイリング剤です。

付けすぎると髪が重くぺたついてしまうので、使用量に気を付けます。

・グリース

油分は主成分でできているので、ツヤを出すのに効果的です。保湿力も高いです。ただし、油分が多いので付けすぎるとべたっとしてしまうので注意が必要です。

セットをするとき油分の接着性があるのでセット力は高いです。

ボリュームを抑えたい場合や櫛通りが悪い時などに使うのには良いでしょう。ただ、少し油っぽくなるので好みがあります。

・ヘアスプレー

手を汚さずスタイリングできるので手軽さはあります。細かい霧状で噴射をしてスタイリングするので均一に付けやすかったり、一点のポイントで付けたりと仕上げができます。

セット力の強いものからワックスのような仕上がり感のものや艶出しだけのものなど幅広くあります。

以上のようにスタイリング剤は用途によって様々な種類があるので、仕上げたいスタイルに合わせて選択して迷うことなく使用できるのではないでしょうか?

スタイリング剤は髪を様々な表現をすることができます。

このスタイリング剤は髪に付いたままにしていると汚れが付着しやすくなりしっかりシャンプーで落とすことがとても大切です。スタイリング剤が髪の毛に残ってしまうと枝毛や切れ毛の原因になってしまうので注意しましょう。

スタイリング剤で切れ毛をつくらないようにするには?

髪をセットするときにスタイリング剤を使っていると一日のホコリや汚れが髪の毛に付着していることが多いので必ずその日に洗い流すことが大切です。

スタイリング剤がついたまま寝てしまうと、頭皮から髪の成長ホルモンの分泌が活性される時間の間に毛穴から皮脂が出てそこにスタイリング剤や汚れやほこりが溜まってしまい毛穴を塞いでしまいます。

髪の毛もスタイリング剤がキューティクルを剥がしてしまい枝毛や切れ毛になりやすくなってしまうので注意が必要です。

スタイリング剤はシャンプーでしっかり洗い流すことで頭皮と髪を清潔に保ち綺麗な髪を維持できます。もしシャンプーをした時に洗い方を間違ってしまうとかえって髪へのダメージになってしまうので洗い方にも注意が必要です。

ワックスやヘアスプレー、ジェルなど固まりやすいスタイリング剤を洗い流す時には、いきなりシャンプーを使って洗うよりも、まずはお湯でしっかり流しその時に、リンスかトリートメントを先に付けてからお湯で流すとスタイリング剤とリンスもしくはトリートメントと一緒に流すことで洗いやすくなります。無理にガシガシ洗ってしまうとキューティクルに負担がかかり剥がれやすくなって枝毛や切れ毛になってしまうので注意が必要なのです。

スタイリング剤を取るためにはリンス、またはトリートメントでお湯をたっぷり含ませてやさしく頭皮から髪を洗い流すことで清潔な状態に仕上げることができます。頭皮には特にスタイリング剤を残してしまうと髪がどんどん弱くなってしまうので頭皮を清潔にすることもとても大切です。

切れ毛や枝毛を防止するためのスタイリング剤はあるの?

切れ毛や枝毛が出来てしまってはそれを治すことはできません。

その前に対処しておくことが重要になります。そのためにはしっかり髪をケアすることが大切です。

毎日髪をセットするときに特にロングヘアの場合は、仕上げの時にベースメイクをすることができているかどうかで、枝毛や切れ毛を作ってしまうかどうかが決まります。

髪の毛のベースメイクとは、いかに髪の状態をきれいに整えるかです。整えるためにまずは、引っかからないように髪をスムーズに櫛通りを良くします。そのためには、シャンプーをアミノ酸など髪に優しいものを使い頭皮を清潔にして髪を洗い、トリートメントでキューティクルを整えます。

そのあと濡れたままに寝てしまわないことです。濡れたままではキューティクルが開いた状態で枕で擦れてしまってそれが原因でキューティクルが剥がれてしまいます。

髪の毛はオ-バードライにならないようにしっかり乾かします。

ドライヤーで乾かす時に洗い流さないトリートメントオイルで熱から守ります。このオイルをつけるだけで髪の乾燥を防いでくれて仕上がりもサラサラになります。

お出かけの時にヘアアイロンでカールを作りたいときは、髪を櫛通り良くしてカールを付けたいところにオイルを塗布して高温の熱から守るようアイロンでセットします。今では、ヘアオイルだけでなく、ヘアスプレーで熱から髪を守るためのスプレー剤が出ています。ヘアアイロンをするときにワックスではカールがつきにくく取れやすいですし、ヘアクリームやミルクタイプのスタイリング剤でカールを作ろうとしても水分が多く含まれているために、髪がやけどのような状態になってしまい負担が大きくかかるのであまりおすすめはできません。

髪をセットするときは希望の仕上げになるようにスタイリング剤を選んでもらい、髪にいつまでもスタイリング剤が付いていないように正しいシャンプーで髪を清潔にすることで枝毛や切れ毛をつくらない綺麗な髪になるようケアを忘れずすることが大切です。

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