切れ毛になった原因とカットで修復する方法

毛先がプチプチ切れたり、つむじ辺りがピンピン短い髪が立ってしまうという状態になっている髪は、切れ毛が原因です。

お客様に良く「最近抜け毛が多いような気がするの・・・」とおっしゃる方がいますが、良く見ると切れ毛が目立つ場合が多いです。

知らず知らずに髪が何かしらの原因で髪が弱くなってダメージ毛になってしまっているのでしょう。

切れ毛になってしまった原因には髪に負担がかかりすぎてしまったのだと思います。髪に負担をかけるとはどのようなことでしょう?

普段からの髪へのお手入れを見直してみると切れ毛は減っていくでしょう。

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切れ毛のメカニズムとは?

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なぜ切れ毛になるのか? 髪の毛はいつもトリートメントしてるのに・・・切れ毛が気になるとか・・・。

髪の毛は女性ホルモンが崩れてしまったり、ダイエットなどの栄養の偏り、睡眠不足、など健康状態が正常ではないと髪が切れやすくなるのです。

つむじ辺りのピンピン髪が立っている切れ毛は、パーマやヘアカラー、ドライヤーの熱やヘアアイロンの熱なども切れ毛の原因になります。

また、雑なシャンプーやトリートメントをしてしまったり、髪への栄養不足、紫外線も髪へのダメージで切れ毛になってしまうのです。

髪に対して自分の気づかないうちにこのような状態を作ってしまうと、髪は弱ってしまい切れ毛になってしまうのです。

身近で一番ダメージ毛になりやすいのは、乾燥してしまった髪です。ドライヤーやヘアアイロンを使うと必然的に熱を髪に与えるので水分や油分が無くなってしまいます。髪に熱が加わることによって髪の成分の一つであるタンパク質を変性してしまいキューティクルが熱によって固まってしまうのです。

また紫外線が髪に受けてしまうとやけど状態に近くなってしまいキューティクルに傷がつきメラニンという色素が壊れ髪の色が少しずつ明るくなってしまって髪がパサついて切れ毛になってしまうのです。

パーマやヘアカラーでの切れ毛の原因は、化学的なダメージとなりパーマ剤やアルカリ剤やブリーチ剤などでキューティクルを剥がしてしまって髪の内部の栄養が流れ出てしまい栄養不足で切れ毛となる原因になるのです。

そして気づかないうちに切れ毛になる原因が、生活習慣や健康状態で髪への悪影響で髪が切れてしまうこともあります。その場合は髪の毛だけではなく、頭皮から髪が弱くなっていることがあるのです。

ストレスとなった身体はホルモンバランスが崩れてしまい、元気でいなければいけない血流が悪くなり髪を作る細胞にまで栄養が届かなくなってしまうのです。そのため、髪が細くなってしまい切れやすい髪の毛になってしまうのです。

様々な原因となって髪が切れてしまうので、その原因を作らないようにしましょう!

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切れ毛にはカットだけが効果的?

切れ毛を再度綺麗にすることは残念ながらできません。切れ毛は髪の内部まで傷んで弱くなってしまい修復はできないのです。

女性なら髪を伸ばすと一度はしてしまうのでは?という自分で枝毛や切れ下をカットしたことがあるのではないでしょうか。

自分でカットをすることで更に髪を傷めてしまう可能性があります。プロのはさみは髪に負担をかけないくらい鋭利で軽くスパン!と切れるはさみを使うので、髪に負担も無く毛先が綺麗に仕上るのです。が自分でするはさみは、髪の断面を壊しながらカットしてしまうので、更に傷んでしまうのです。

やはり切れ毛がひどくなってしまった場合は、美容室で髪をカットするのは効果的ですし、パサつきも収まります。ただし、切れ毛の部分1~2センチでは綺麗にならないので5センチほどカットするのが一番です。

5センチくらい切るという理由は、そのあたりまでが切れ毛になりやすい状態になっている髪だからです。

カットは手早く一番髪をまとめる手段ではあります。が、髪を伸ばしたいしあまり切りたくないという人には、少しだけカットして、あとは頭皮と髪のケアをしっかりまめにすることが良いでしょう。

美容室でカットをしたあとそのままにしないで、出来たらまず頭皮マッサージでリラックスと血行を良くし、髪に栄養を与えていくと良いです。切れ毛が出来ていた状態というのは、髪自体が疲れており頭皮も弱くなっているからその原因を無くすことが大切です。

カットすることで断面を見るとプロがした後は水分が抜けにくいようになっており潤いをキープできる状態をつくっていますが、そうではない髪の断面を見てみると斜めになって髪の毛がささくれてしまって潤いが逃げやすくなってしまう状態となっているため、更に髪がダメージとなるのです。

カットは切れ毛を無くす一番の効果です。が、あまり切りたくない人にはカットはできないと思いますので最小限のヘアケアをこまめにすることとしっかりとしたケアをすることが大切です。

切れ毛に効くヘアケアはあるの?

切れ毛ができてしまったら、髪を切るしかないのですがそうした対処方法では髪が短くなってしまって切りたくないという人がいると思います。

そんな人のために、切れ毛になりにくいように髪をしっかりお手入れすることをおすすめします。

切れ毛にならないようにするには、日ごろの髪の洗い方を見直しましょう。髪を洗う前のブラッシングからお湯の温度設定をぬるめに38℃くらいでしっかり予洗いし、シャンプーは指の腹を使って髪の根元に泡立てながらマッサージをするように洗っていきます。シャンプー剤が残らないようにしっかり洗い流すこともポイントの一つです。仕上げにトリートメントをして髪に栄養を入れて補修していきます。トリートメントもしっかり洗い流します。

乾かすときは吸収力の良いタオルを使って髪の水分を取ってからドライヤーで乾かしていきます。乾かすときも注意深く風を当てます。まず地肌からしっかり乾かしていき毛先は最後にします。毛先は水分油分とも少ないので熱に弱いので最後にします。

シャンプー剤も選びます。洗浄力の優しいアミノ酸系シャンプーが適切です。洗浄力が強すぎると髪の水分や油分まで洗い流してしまうので注意が必要です。トリートメントもしっかり保湿効果のあるものを選んでいきます。

シャンプーやトリートメントを髪に良いものに変えただけでも髪質が変わり髪が元気になる場合がありますので、シャンプーやトリートメントを選ぶのはとても大切なことです。

髪を手入れするだけでなく、頭皮をケアするのも大切なので頭皮へのスペシャルケアをしてほしいですね。

スペシャルケアはヘッドスパ、マッサージシャンプーです。頭皮のケアには一番の効果です。

特に頭皮にトラブルが無ければ頭皮用美容液やオイルを地肌に付けて栄養を頭皮に吸収させるようじっくりマッサージをします。お風呂に入って湯船につかっているときはセルフケアとして頭皮マッサージはとても良い効果となります。

美容室でヘッドスパをする場合は、問診をして頭皮や髪のダメージや精神状態をチェックしてその人に合ったヘッドスパをしていくので、髪のダメージ、切れ毛が気になり始めたら美容室のスペシャルケアをすることが最もよいことでしょう。

ヘアケアではないですが日常の生活習慣も気にしてみましょう。

ストレスを溜めやすい人はできるだけストレス発散して、寝不足は髪への知らない間に成長を悪くしてしまうことがあるのです。夜10時~2時までの夜は髪を生成する時間帯と言われています。その時間にいつまでも起きていては髪を正常に作ることが難しくなってしまって切れ毛の原因を助長してしまうので注意しましょう。

食生活も身体の変化と共に髪が弱くなってしまう場合もあるので、偏った食生活で栄養不足にならないように規律正しい食事を摂るように心がけましょう。

髪がパサついて切れ毛が増えてしまったらカットをすれば毛先の収まりは良くなりますが、カットだけでは髪は生き生き美しくなれません。

原因となることを知ってそのうえでケアを怠らないようにしていけば髪は美しく維持できるようになるでしょう!

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