手ぐしで髪を触れたら切れ毛になるの?

ついつい髪に手が行ってしまい手ぐしで髪を引っ張ったり、いじったりしていませんか?

そんな癖をしてしまっている人は、ちょっと注意が必要ですよ!!

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そのさりげなく触っている髪に指を通して、そしてそのまま切れ毛になるくらい引っ張っていたり、抜け毛を確認したりしてしまうのは危険です。

特にロングヘアの人にありがちな癖ですが、ショートヘアの人にも中には髪に指を通して引っ張ってしまう光景を見たことがあります。

手ぐしでの髪を梳かしたりするのは時には悪くありませんが、必要以上に指に絡めたり引っ張ったりしないよう注意しましょう

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なぜ手ぐしをしては良くないの?

「手ぐし」そのものは良くないわけではありません。手ぐしで抜けたり切れたりした髪を確認してしまうという行為が良くないのです。

そのような切れ毛や抜け毛を確認しながら手ぐしをしている場合無意識に癖になってしまっている場合が多いようです。

危険な手ぐしとはどのようなことでしょう?

・知らないうちに髪を引っ張っている

無意識に髪を引っ張っているということは抜け毛を作ってしまっていることが多いのです。特にロングヘアの女性や髪が少し長めの男性などが無意識に髪の毛に手が行ってしまっているようです。気付いたら髪の毛をいじっていた、髪に指を絡めたり通していたりしている、というひっかりが無くなるまで、スーッと指が通るまでどんどん続けてしまってそのあげく髪が抜けてしまう・・・という危険性があります。

・乾燥した手で髪に指を入れる

冬の時期は肌が乾燥しやすかったり手の指も乾燥しやすかったりします。水を使う時なども手が荒れてささくれなどが出来てしまうことがありますよね。そのような状態の指で手ぐしを入れたら髪の毛は引っかかりやすくなってしまいます。

ガサガサな状態でロングヘアやくせっ毛の髪が絡んでいて抜けずに残っている髪があるのにその残った髪が手ぐしに引っかかって抜けなくてもいい髪までカサついた指に引っかかって抜けてしまうという悪循環が起きてしまうのです。

・頭皮の環境が悪化してしまう

まず髪に手ぐしを入れることによって、その手が綺麗かどうか?手が汗ばんでいたり、脂っぽさが多かったり雑菌が存在している場合があります。そのため頭皮に炎症を起こすことも有りうるのです。

髪に手ぐしを頻繁に入れてしまうことで、頭皮に刺激を与えることで程よい刺激なら良いのですが、頻繁に引っ張られてしまうことで頭皮が弱ってしまい、髪が健康的に生えてこなくなってしまうので注意が必要です。

以上のような手ぐしをしてしまうことで、頭皮や髪には負担が大きくかかってしまうことが分かると思います。

抜け毛が気になって手ぐしをしてしまうのは危険です!

髪の毛を意識しているとヘアスタイルだけでなく、抜けていく髪も気になる場合がありますね。

日常で日常で正常な髪の抜ける本数は、だいたい50本~100本ほどだと言われています。日本人の髪の毛の本数は10万本~13万本で少ない人(特に男性)は7万本~8万本が平均だと言われています。

髪の毛は、生えてから抜けるまでの周期というのがあります。

成長期→→退行期→→休止期→→脱毛+早期 と、成長期で伸びる時期が来て退行期で伸びるのが止まって脱毛の準備がはじまり、毛球が停止して脱毛の準備が完了したら脱毛で髪が抜け、次の毛の成長が始まる時期でまた髪の毛が生えて伸びてくるというサイクルです。

そのサイクルの中で髪の毛の根元が汚れていたり、脂が過剰に付着していたりと成長の妨げになっていると髪は細くなり終いには抜けてしまいます。

そんなとき、手ぐしで髪を触ると必要以上に抜けてしまい、更に髪の毛が気になってしまい引っ張ってみたり、やたらと髪を触ってしまったりしてしまうと思います。

また、頭皮が気になるからと頭皮マッサージをしてみても、そのマッサージが頭皮より毛穴をこすっていたり髪に摩擦を与えてしまったりして悪影響になってしまっている場合があるので注意が必要です。

髪の悩みは大きなストレスとなってしまうので、そのストレスを解消するための対策を考えていくと良いでしょう。

ストレスから抜け毛が更に多くなってしまうことも考えられますから、まず具体的な対策から考えると「生活習慣を変える」や「育毛関係のものを使う」や「専門の病院に行く」などがあると思います。

できるだけコストをかけないよに対策をするならば、「生活習慣を変える」が良いかと思います。が、なかなか人間はそうそう簡単には習慣を変えるということはできないですよね。

生活習慣の中で、食事を栄養バランスよく摂っているか、睡眠をしっかりとっているか、頭皮や髪に合ったシャンプーをしているか、身体を休ませているか、など日ごろの中でどれだけ意識して継続できるか?が重要です。

いつも髪に手ぐしをしてしまう癖がある人は、無意識にしていながらも、その行為から抜け毛が増えてしまうことで不安になってストレスに発展してしまいます。

乾燥した季節などは手ぐしをすることで切れ毛や枝毛の原因にもなってしまいますので注意が必要です。

手ぐしだけで髪を綺麗に整えるには?

手ぐしをする行為は、髪を傷めるということもありますが、髪の毛のケアの仕方によっては手ぐしでもツヤサラで仕上げることもできます。

生活習慣を整えることはもちろんですが、髪を整えることも大切なので身近なところからシャンプーを髪に合ったものを使うことから変えてみます。

個人によって髪のダメージや癖毛かストレートヘアかなど違ってくるのでシャンプーを髪に合わせて洗うことはとても大切なこととなります。そして抜け毛が気になり始めていたら頭皮用のシャンプーやエッセンス、美容液などで頭皮ケアも必要になってきます。

髪に良いシャンプーは、アミノ酸シャンプーを使うと良いでしょう。アミノ酸シャンプーは、一般で販売されているシャンプーよりも髪に優しく栄養を与えることができます。一般のシャンプーは石油系シャンプーや高級アルコール系シャンプーなど洗浄力を強くする働きが大きいため、髪に負担がかかりやすいのです。

髪を洗う時には、正しいシャンプーも効果が違ってきます。シャンプーは髪を洗うのではなく頭皮を意識して洗うことです。そして指の腹を使って頭皮をマッサージをするように泡を立てて洗っていきます。髪の汚れはシャンプー前のお湯の予洗いでほぼ70%~80%汚れが落ちています。なので、シャンプーは頭皮を洗うということを意識しましょう。

頭皮をマッサージしながらシャンプーをすることで血行が良くなり髪の毛の成長を促して健康な髪を作っていきます。

抜け毛になりそうな髪は、毛根が細くなり髪の毛自体も細く弱くなっていきます。逆に健康的な髪の状態は毛根がふっくらしており髪の毛自体がしっかり太くなっているのです。抜けた髪をチェックして毛根や髪の太さがどのような状態なのか確認をしてみると、髪が弱ってきているのかどうかが分かると思います。

シャンプーをしたあとは必ずトリートメントをすることをおススメします。バージンヘアで髪のキューティクルがしっかりしている人はリンスやコンディショナーでも大丈夫ですが、年齢を重ねた方やパーマやヘアカラーをしている髪にはトリートメントが大切です。

特に美容室でしっかりトリートメントを吸収させてプロの手で髪の毛を修復します。そのあと1週間に1回もしくは2週間に1回にヘアパック(美容室で行ったトリートメントを維持するためのパック)を自宅で行います。

私自身、お客様の髪の変化を拝見させていただいて特にお薦めなのが、美容室でトリートメントとヘッドスパを同日に行うことがとても最大効果があるようです。

その効果は髪を乾かしていると指通りがいつもよりサラサラでふんわり髪が元気になった感じがします。頭皮が健康になったため髪にも伝わってキューティクルが締まり毛先まで収まり良くなります。

この状態であれば手ぐしを入れても髪は傷まず綺麗に整えることができます。ただし、一度ですぐに髪は健康にはなりにくいので、髪が傷む前や体が疲れたり、睡眠不足が続いたりとご自分の身体の環境が悪く感じ始めたらお手入れをして髪のケアをすることをおすすめします。

髪の状態が自分で分かりにくい場合はプロに聞くと良いでしょう。

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