切れ毛や枝毛の髪のケアにおすすめは洗い流さないトリートメント

切れ毛や枝毛は、髪が長くなればなるほどできやすいですよね。

短い髪は、頭皮からの栄養が行き届いて健康な髪でいられるのですが、そこから一日0.3ミリ~0.4ミリ伸び、一か月1センチ前後伸び、1年で12センチ前後伸びていくと、毛先は少しずつ頭皮から離れてしまい栄養が行き届かない状態になります。

栄養が行き届かないということは、自力で髪の状態を良いキープができなくなってきます。そうなるとダメージにつながり、切れ毛や枝毛の原因になりやすい環境となってしまうのです。

本来なら短い髪からしっかり頭皮ケアをして髪にもケアをしながら伸ばしていくことができれば、切れ毛や枝毛にはなりにくいでしょう。

切れ毛や枝毛になってしまった髪を綺麗にするにはその部分をカットするしかありません。

切れ毛や枝毛になってしまった髪を少しでも改善したいという場合は、日ごろのヘアケアをして髪を整えることが大切です。

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切れ毛と枝毛ができる前に予防しましょう

Attractive young woman holding scented oil bottle

サラサラのロングヘアに憧れる女性って多いと思います。でもなかなかロングヘアまで行かなくて途中で諦めてしまうことってありますよね。その諦めてしまう原因の一つが、切れ毛や枝毛が出来てしまって髪がまとまらなくなってしまうことで諦めてしまうことが多いようです。

ロングヘアを目指していて諦めてしまうのは残念ですよね。サラサラツヤツヤなロングヘアになりやすい髪質なりにくい髪質はありますが、切れ毛や枝毛がなぜできてしまうのか原因を知って、日ごろのケアを正しく行えば憧れだけでなく現実となる可能性があるのです。

枝毛や切れ毛の原因は知らず知らず髪へのダメージを作ってしまっていることがあるのです。たとえば髪を乾燥したままにしているとか、髪を洗う前にブラシで整えず洗ってしまうなど。また、食生活が乱れて栄養が偏って栄養不足となってしまっていたり、紫外線を当てたままにしていたり。

このような状態を重ねてしまうと髪に大きな負担がかかってしまいます。その負担が髪を弱くしてしまいそこから切れ毛や枝毛へと変化してしまうのです。

そこで、予防をすることがとても大切になってくるのです。

髪を洗うところからまず予防をしていきましょう。

髪のダメージとなっている原因は水分や適量の油分が不足しているのです。そのためシャンプーを選ぶときには保湿効果の高いものでミネラル成分が豊富なものを選びましょう

市販のものは私はおすすめしません。美容師なので・・・美容室で使われているシャンプーは頭皮なのか髪なのかどちらを重視したものが必要なのかを美容師が髪を診断して選びます。そのため髪を良くすることへのお手伝いができるのです。

洗った後のタオルドライをするときやドライヤーで乾かすときにも注意が必要です。タオルで乾かすときは髪と髪が摩擦を起こさないように柔らかく包み込むように水気を取ります。そしてドライヤーを使う時はまず乾きにくい地肌に近い場所からドライヤーの風を当てていき毛先は最後にしましょう。

どうしても面倒な気分になってしまうと雑に髪を乾かしてしまいそうですが、一番丁寧にしてほしいところです。

そして、生活習慣も切れ毛や枝毛予防になる方法があるのです。

それは、睡眠時間です。髪が生成される時間というのが、毛細細胞が活発になる時間が夜10時から夜中の2時なのです。夜更かしをしてその時間に起きていると活動が鈍くなり髪を生成することが弱くなってしまうのです。そのため髪が疲れてしまい健康な髪でいられなくなってしまうのです。できたらその時間帯にはしっかり睡眠をとって就寝前にリラックスをして眠ることをおすすめします。

髪は健康のバロメーターになることもあります。身体が健康だと髪もツヤがあって生き生きとしたハリがありますが、ダイエットをしたりストレスを強く感じている人の髪は、弱く細くなってしまいます。この弱く細くなってしまって切れ毛や枝毛になってしまうことが原因にもなってしまうので健康にも気を付けましょう。

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切れ毛、枝毛に効果的なものは?

切れ毛や枝毛が気になり始めたときは髪がパサつき始めてきた時だと思います。

特に空気が乾燥していたり、パーマやヘアカラーでダメージを作ってしまったときには毛先が広がってしまうことも有ると思います。

そんな時に髪を修復する手助けとなるのが、洗い流さないトリートメントです。

良いシャンプーとトリートメントで髪を洗っても、仕上げるときにもできたら髪に潤いを与えて補修してあげることが大切になってきます。

洗い流さないトリートメントにも色々種類があります。

使用するタイミングはお風呂上り、髪を洗った後に使用します。せっかくトリートメントをして栄養を与えたあとにそのままにしておくより、中からと外からのカバーとして洗い流さないトリートメントを髪につけると保湿もでき表面をカバーするので中から流出しにくくなります。また、ドライヤーの熱を洗い流さないトリートメントが守ってくれる役目もあります。

洗い流さないトリートメントの種類

・オイルタイプ

・ミルクタイプ

・ミストタイプ

・スプレータイプ

・ジェルタイプ

といったタイプがあります。それぞれ髪質や仕上がりの好みで使うと良いでしょう。

オイルタイプの特徴

オイルタイプは主にドライヤーやヘアアイロンの熱から髪を守る効果があります。そのため熱を与えることが多い人には髪を傷めたくないというオイルタイプが良いと思いますが、毛髪を修復する成分や質感を良くする成分は含まれていません。

仕上がり感は、保湿性はほぼないのでサラサラとした質感になります。

オイルを仕上げに使うといって、天然オイル100%が良い!といって使う方を時々聞きますがこれはあまりおすすめしません。なぜなら毛髪専用でないオイルは不純物が多く油が酸化してしまって髪への保護はできないのです。

ミルクタイプの特徴

柔らかい乳液より少し弾力がある感じです。そのためスタイリング剤としても使用できます。

ミルクタイプには油分以外にも保湿効果が高く髪に必要な成分が入っている場合が多いので保湿力が高く毛髪の質感を向上させてくれます。そのため、保湿力が高く毛髪の修復成分も高いトリートメントです。

保湿効果はありますが、熱を守るのは弱くドライヤーやヘアアイロンを使う時にはあまり効果は高くありません。

ミルクタイプはベタつきが気になる商品があればベタつきが気にならない商品があります。べたつかないミルクタイプの洗い流さないトリートメントは仕上がりは、重くなくサラッとした仕上がりになります。

ミストタイプ

ミストタイプは有効成分が水に溶けているため、油分が少なく熱への働きは弱いものになります。ただ主な成分美容液やタンパク質が多く含まれているので髪の毛の補修成分が主な役割となります。

ミスト状になっているため、毛髪への浸透力が高く効果的に髪への作用をしてくれます。また、手のひらで付けるのではなく直接傷んでいる場所に吹きかけることができるので、手を汚すわずらわしさは少ないです。

ミストタイプはできれば熱を与えて効果を発揮するのでドライヤーをするときに使用することが良いです。

中には熱を加えることによって髪のタンパク質が固まり髪の毛の形をつけて仕上げることができる商品もあります。

ジェルタイプの特徴

ジェルタイプは水分の多いものと油分の多いものと別れます。水分の多いものはさらりとしますが、すぐに蒸発してしまいやすい特徴があります。

油分の多いジェルタイプは、シリコンやポリマーが多く配合されている場合が多い様なので髪に強力な被膜を作ってくれる特徴があります。

髪の毛が傷んでいる場合はシリコンが必要なのでノンシリコンがすべて良いとは限らないのです。

スプレータイプの特徴

主にオイルタイプの洗い流さないトリートメントと同じ効果となります。

スプレーなので乾いた髪に手軽に使用できるという特徴があります。量も少なくて髪全体になじませることができ、お化粧直しの時に簡単に使用できるので手軽さがあります。

最近はスプレータイプでトリートメント効果の他にUV専用の紫外線防止のスプレーも出ています。紫外線が強い季節には保護する効果が高いのでおすすめです。

巻き髪などで仕上げの時にスプレーで仕上げると艶とパサつきを抑えることができます。

以上のようなそれぞれ特徴を知ったうえで、切れ毛や枝毛を増やさないよう保護していくことで髪も状態がキープできます。

切れ毛や枝毛を作らないように気を付けること

最後に、髪の毛に対するNGであることが切れ毛や枝毛を助長してしまうので、日頃の行いを見直すことが大切です。

髪を乾かすときのドライヤーの熱をいつまでも当ててしまったり、アイロンを何度もかけてしまったり、髪を濡れたまま放置したり、リンスインシャンプーなど、手軽に髪を洗えるもので済ましてしまっているなど。

髪が傷むのは外的要因が大きく、知らず知らずにしてしまうことが髪のダメージを作ってしまっています。

また、生活習慣も内的要因として身体に悪影響を与えてしまっていることも髪へのダメージを作ってしまっています。

日ごろの髪へのケアを再度見直してみて、間違ったケアをしているようでしたら、日々面倒でもじっくり改善できるように努力してみましょう

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