現代の女性だけでなく、男性もおしゃれにヘアカラーをしている人が多くなりましたね。若くても若白髪で早くから白髪になってしまって染めている人もいると思います。
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また、10代からハイトーンまたは、ブリーチをして色を色々変えてファッションの1部として髪の色を変えたりしています。
ヘアカラー、毛染めは、昔のものとずいぶん違ってきて色もしっかり発色良く出て、色の数も多数あります。
美容院で染める人、自宅で染める人といる中で髪の毛が切れて気になる・・・という人も多くないと思います。
ヘアカラーをすると髪にダメージを与えてしまうのは多少なりともあります。ただ、ヘアカラーの選び方や染め方、その後のケアの仕方によっては、切れ毛のようなダメージを抑えることができます。
それには自宅で染めるよりは美容院で染めたほうが、髪への負担は少なく仕上がりも綺麗です。
自宅で染める市販のカラー、美容院のカラーそれぞれのメリット、デメリットを知っておきましょう！
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ヘアカラーのメリット、デメリット
初めてヘアカラーをする人にとっては、カラーをするとどうなるのか？ 黒髪からカラーをするとどうなるのか？色が変わるだけ？なのか・・・と、ちょっぴりドキドキしますよね。
せっかくヘアカラーするならメリットとデメリットを知っておきましょう。
・カラーをすることへのメリット
髪の毛の色が明るくなることで華やかな印象を与えます。
色々な洋服にチャレンジできるのでファッションが楽しくなります。
髪の量が多い人には印象が軽く見えます。
白髪が気になるのをカラーで気にならなくなります。
今のヘアカラーの色は豊富にあるので、気分で髪の色を変えられます。
・カラーをすることへのデメリット
繰り返しカラーをすると髪が傷んできてしまいます。
薬剤を使用するので頭皮にトラブルがあると染められません。
妊娠中などは臭いなどで気分が悪くなることがあるのでおすすめはできません。また妊娠中はとても体が敏感になっているのでカラーをして炎症を起こしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
カラーをした後のトリートメントをしっかりしたりとケアが必要です。
染めたところと新生毛のところが色が違ってプリン状態になって目立ってしまいます。
白髪を隠すためのカラーは常に繰り返ししてしまい時間やコストがかかってきます。
などが、メリット、デメリットとして考えられます。
昔のカラー剤はとても薬剤が強く色の幅も黒かもしくはこげ茶くらいの色しか選べなかったので遊び心はまずない状態で、白髪隠しとしてのカラーでした。
今では20年ほど前に日本の美容界でアメリカのカラーが進んでいるということで、カラーの市場を体験し美容院でのカラーの存在を高めようという運動が始まって、カラーの良さを十分知ったうえで日本に広められさらには日本人に合うカラー剤を開発されたくさんの色を作ることで黒髪である日本人の髪を外人風にできるまでの薬剤として発展してきました。
このように現在の美容院では中には、美容師はスタイリストの他にカラーリストというカラー専用の美容師がいます。ヘアカラーに特化したスペシャリストです。お客様の希望に合せ、スタイルストが仕上げるヘアデザインに合せて似合わせカラーをしていきます。そのカラーリストによって髪を染めることで髪がイキイキと素敵に仕上ります。
もちろん、カラーリストでなくても美容師はカラーを素敵に染めるための勉強をしていますので、仕上がりは素敵になります。
美容院のカラーと市販のカラーの違い
市販のカラーを自宅で染めるのは、とても気軽でコストパフォーマンスも良いので、特に白髪が気になる方は使用している方が多いと思います。
ドラッグストアに行くと様々なメーカーがたくさん商品棚に並んでいるのを見かけます。
市販のカラー剤は美容院のカラー剤とは内容成分が違ってきます。市販は早く染まり色も早く抜けます。そのため頻繁に染めることになります。
仕上がりもナチュラルな色ならば色むらは無いと思いますが少し明るく染めると色むらがきになってしまうことがあると思います。自分で染めると見えている場所しか染めないので染まったところと染まらなかったところとむらになってしまうのですね。
市販のカラー剤は染まるのが早い分薬剤は地肌に刺激を与えやすく、髪にも染めるときにキューティクルを広げて色を入れていくのでとてもダメージが大きいのです。
キューティクルは髪の毛の中のタンパク質や水分を保護する役目なのでそのキューティクルを広げてしまうとダメージを受けてタンパク質や水分が外に出てしまい髪が乾燥してパサパサになってしまいます。そこから切れ毛の原因となってしまいます。
そこで白髪がある場合、もみあげや顔の周りに何度も市販のカラー剤で染めてしまうと、結果的に前髪がパサついて切れ毛の原因になってしまうのです。前髪が切れてしまうとピンピン立ってしまいうまく髪がまとまらず髪も細くなってしまってしまいには、その顔の周りが薄くなってしまうのです。
これは私のお客様にもよくあることですが、自宅で何度もカラーをしていらっしゃると顔の周りが薄く後退している理由の一つとして市販のカラー剤を頻繁に使ってらっしゃる方が多いようです。
身近に簡単に染められるので市販のカラー剤は便利ですが、髪へのダメージは大きいと思って頂ければと思います。
逆に美容院のカラー剤は、もちろん髪が傷まないわけではありませんが、昔の黒とこげ茶の２色しかなかった時代から研究に研究を重ね、市販のカラー剤との差別化をするためにずいぶんカラー剤は髪に負担が無くなり良くなってきています。
プロが染めるので色むらになることなく綺麗に染まられます。
美容院のカラー剤は薬剤の中にトリートメントとしての効果をだす成分を入れています。そのためキューティクルが開いて色を入れると同時にトリートメント成分も一緒に入り込ませます。それによってキューティクルの不足するタンパク質や水分を保護できるためパサつきが抑えられます。
また、仕上げには必ずトリートメントをするのでアフターケアがしっかりできます。
市販はコストを抑えられ手軽に染めることができますし、美容院では丁寧にプロが染めることで髪のダメージが少なく済み綺麗に仕上ります。
美容院のカラーの種類と効果
美容院には、ヘアカラーはアルカリ性、酸性、ブリーチ剤、ヘナ、ハーブなどの薬草系などがあります。
アルカリ性のカラー
一般的に使用されている毛染めです。このカラー剤は髪の毛にあるメラニン色素を分解して色をいれていく方法です。発色が良く色持ちも良く綺麗に髪が染まります。ただし、時間が経つとともに少しずつ色が抜けていくのも特徴です。
また刺激も強く皮膚に炎症を起こす可能性もあるのでパッチテストで反応を確認することが必要となります。
地肌から直接染められるので色持ちもだいたい１か月～３か月くらいで、その間髪に負担をしないようトリートメントで補修をすることをおすすめします。
酸性カラー（ヘアマニキュアと一般には言われています）
このカラーは髪の表面に色を付けコーティングするやり方です。髪にコーティングをするので髪の毛自体を色を変えることはできません。そのため黒髪から明るい髪へ変えることはできないカラー剤です。
酸性カラーなので皮膚に直接付けてしまうと肌にも色が染まってしまうので、地肌から少し離して髪に塗布していきます。もし地肌に付いてしまったら専用リムーバーを使います。
ただし髪の毛を傷めることが無いので、白髪を隠したいけど痛めたくないという方には酸性カラーがお薦めです。
色持ちは約１か月くらいで、コーティングされた色が自然にシャンプーで抜けていくので髪が明るくなってパサつくことはありません。ただし、市販のヘアマニキュアは、商品の中には脱色する薬剤が入っているものも出ているので、それを知らずに使ってしまうと髪が明るくなりダメージ毛になってしまうので注意が必要です。
ブリーチ剤
髪の毛を脱色して髪の中の色素を分解するカラー剤です。外国人のように金髪やシルバーホワイトにしたいからとブリーチ剤で黒髪にしても、すぐに脱色できません。
海外ではアルカリ剤はとても強い薬剤を使ってブリーチをすることができますが、日本では薬事法で６％までのアルカリ剤でしか髪を染めることができませんそのため脱色の力が弱いので、金髪などに明るくしたい場合は何度も繰り返しブリーチをすることとなります。その分髪はダメージが大きくなり髪の毛の内部がスカスカになってしまいポーラスヘアと言って空洞になった髪の毛になりツヤもなくなり弾力も無くなってしまいます。
おしゃれとして所々ブリーチをして髪の色の発色をはっきり出して色遊びをするのには楽しめて良いでしょう。
ヘナカラー
ヘナは良く一般に市販でも売られています。ヘナは１００％植物の成分としたもので、トリートメント効果もあると言われています。ただ、植物性のものなので地肌に付けたときに植物アレルギーを持っていると炎症を起こす場合もありますので心配な方はパッチテストを行います。
色は基本オレンジ系の茶色です。仕上がりは髪を傷めないのでハリが出て何度もヘナカラーをすることができます。
ハーブ（香草）カラー
基本は植物系の天然成分で作られているものがあります。中には少し発色を良くすることができるように、天然成分と調合してハーブカラーを作られているものもあります。
染める前にはパッチテストで反応を確認します。
地肌から直接染められ、トリートメント効果もあるので髪へのダメージはなく繰り返し染めることができます。
良いものは綺麗に染まりハリのある仕上がりになるのでヘナカラーと同じく髪が細くなってしまった方にはおすすめです。
天然植物１００％のものやアルカリ性のものを調合して作られたものとがあるので美容師さんに聞くことが良いでしょう。
自宅で染めるカラー剤と美容院で行うカラー剤はそれぞれ目的が違いますが、髪に負担をかけずダメージのない髪に仕上げるのはやはりプロの手で染めることが一番だと思います。
いつまでも綺麗な髪でいられるようプロの美容師さんからアドバイスをもらってヘアケアしていきましょう。
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