頭の臭いは髪の洗い方に原因が?

何となく頭からの臭いが気になる・・・もしかしたら私の頭臭いがある?

などと気になる時ってありませんか?

髪はちゃんと洗ってるのにな?とシャンプーをしていても気になる時がありますよね?

この頭皮からの臭いが気になるのは、本当に臭いが出てるのかどうか?確認をしてみることも必要かもしれません。

臭いは、頭皮からか髪の毛からのどちらかから臭うことがあるからです。それぞれのタイプで髪の洗い方を意識することが違ってきます。

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頭皮から臭いがあるような気がするけど・・・

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まず、頭皮から何となく匂いが気になる、という方の場合は臭いを作る頭皮の環境が良くないと思われます。

頭皮の悪い環境とは、頭皮の皮脂分泌のバランスが悪くなっている可能性が高いです。

頭皮の皮脂量は、顔のお肌のTゾーンの皮脂より2倍もあるのです。その皮脂が多すぎても少なすぎても良くないのです。

頭皮のセルフチェックとして

・指やタオルで頭皮をこすってみる。

・枕の臭いを確認してみる

・ドライヤーを後ろから風を当てて嫌な臭いがするかどうか?

をしてみると臭いがどのくらいか分かるかと思います。

皮脂分泌は、ホルモンのバランスの変化にも影響があります。ホルモンのバランスの変化は年齢で変わってきます。

20代~40代にかけて大きく頭皮の状態が変化していきます。

20代~30代の間にジワジワと分泌量が増え30代でピークになると、その後徐々に減少していきます。すると40代くらいから分泌量が少なくなって乾燥しやすい頭皮へと変化していくのです。

この女性ホルモンが減少していくことによって相対的に男性ホルモンが活性化されていき皮脂分泌量が増えてしまう現象になるのです。

分かりやすく年代別で分けてみると・・・・

20代→水分量、油分量が豊富

30代→水分量が減少、油分量は変わらない、そのためベタつきやすくなる

40代→水分量、油分量共に急激に減少し始めて肌の乾燥が目立ち始める

というように、年齢を重ねていく毎に皮脂分泌量が変化していくのです。20代は分泌量では問題なさそうですが、他の原因で頭皮からの臭いを発してしまうことがあります。

それは、ストレス、睡眠不足、過度の飲酒、喫煙など生活習慣が左右されます。生活習慣が悪くなるとホルモンバランスが悪くなると頭皮からの気になる臭いが出てしまうことがあるのです。

髪の毛から臭いが気になるけど・・・・

髪の毛からも臭いが気になることありますよね。これもしっかり原因があります。

髪のダメージがあると匂いが発せられることがあります。その理由がキューティクルが髪の傷みで開いてしまい、その中に外気の臭いや汚れが吸収され細菌となりそれが蓄積されて臭いとなって発してしまうのです。

このキューティクルが開いたままの状態にしないことが重要になります。

髪の洗い方によってこのキューティクルを開いたままにしないで必要な栄養素だけ閉じ込めれば臭いは出なくなります。

髪が傷んでいるとキューティクルが剥がれてしまいその中に細菌や外気の臭いが入りやすくなりそのまま髪の中に浸み込んでしまうのです。

この臭いを出さないために正しい髪の洗い方、乾かし方に気を付けてケアすることが大切です。

髪へのダメージを与えないためには、パーマやヘアカラーを繰り返ししすぎない、洗浄力の強いシャンプーを頻繁に使わないことです。

髪を洗う時はアミノ酸系の優しいシャンプー剤を使い、泡をしっかり立てて洗うことです。そのシャンプーをする前には十分にお湯で汚れを落とします。お湯だけでも80%は汚れは落ちますので、この時に中途半端なお湯の流し方をすると、髪に付着した汚れなどがシャンプーでも落ちにくい場合があるので、しっかりお湯を流すことがとても大切になります。

シャンプーは優しく指の腹でマッサージをするように洗います。

時には頭皮ケア用のシャンプーで洗うことも、皮脂の汚れやつまりを落として頭皮の血行を良くすることも臭いを無くすことができます。

髪の毛からの臭いを出さないようにするには、髪を洗った後の乾かし方にも注意しましょう。

髪が生乾きになっている状態は、雑菌を活性化させてしまう環境を作ってしまいます。髪が濡れた状態はキューティクルが開きっぱなしなので、痛みがさらにひどくなりやすくなり、その開いたキューティクルに細菌や臭いの元が髪の毛に浸み込んでしまうのです。

髪はしっかりタオルドライである程度水気を取ってドライヤーで乾かすようにしましょう。

ドライヤーの当てすぎも髪を傷めてしまう原因にもなってしまいます。

髪の毛はケラチンタンパク質で生成されており熱にとても弱いので、熱い風を当てすぎると髪が耐えられなくなってしまうので、髪が乾かしすぎないように注意しましょう。

髪の洗い方だけで臭いが解決するわけではないので、頭皮の環境を良くすることと、髪のダメージを抑えることで臭いを気にすることが無くなるはずです。

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頭皮や髪のケアで臭いを消す方法はあるの?

頭皮の環境を良くすることで、臭いだけではなくフケの予防にもなります。フケは頭皮の環境が悪くなり角質が取れカサカサな表皮を作ってしまうのです。

その為頭皮臭となりフケや細菌、カビ(真菌)の発生が原因となってしまうのです。

この頭皮のケアに、頭皮マッサージをおすすめします。

頭皮マッサージをするときに使用するオイルで毛穴を綺麗にしてマッサージで血行促進をすることで、洗うだけでは取れなかった汚れを除去できるので効果が高いです。

髪を洗うときには、アミノ酸系の柔らかい刺激の少ないシャンプーを使ってキューティクルが剥がれてしまわないように洗います。

時には、香りの強いシャンプーを使って臭いをごまかせるのでは?と思いつく方もいるかもしれませんが、それは逆効果で、香りの強いシャンプーは、内容成分には界面活性剤や合成香料の化学物質が含まれるものが多く、残り香として確かにシャンプー後にほんのり香りが残りますが、実際は髪にはとても洗浄力も強くなっているのでキューティクルが剥がれやすいシャンプーでもあるのです。

このような香りの強いシャンプーは、健康毛で痛みの少ない髪には使用しても大丈夫だと思います。

また、頭皮や髪の臭いを出さない予防としては

・紫外線に気を付ける

・帽子をかぶったままにしない

という2点も臭いを出す原因でもあり、予防できることでもあります。

紫外線は、日焼けによる皮脂分泌過剰になってしまいます。頭皮にはメラニンという色素がないので頭皮が白いのです。ただメラニンは紫外線からダメージを守る物質なのに頭皮にはないですが、髪の毛が保護しているのです。その保護している髪が紫外線で焼け、その焼けた頭皮がダメージとなり水分の蒸発や乾燥、赤みが出てしまい頭皮を守ろうと働き、皮脂分泌が過剰になってしまってべたついてしまうという現象が起き、汗と共に臭いとなってしまうのです。

帽子をかぶったままも、頭皮の通気性が悪く蒸れてしまい汗や皮脂が出てしまって臭いの原因となるのです。帽子を被るときは時々外した方が通気性も良くなって臭いがしにくくなるので被りっぱなしにしないようにしてみてください。

シャンプーをして洗い方が悪いから頭から臭いがするというのは、一概に言えないことが分かったと思います。

頭皮の臭い、髪の毛の臭いそれぞれ原因があります。

その原因になることをしないようしっかりケアをして常に清潔で健康な頭皮や髪にしておきましょう

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