スタイリング剤を選ぶとき巻き髪とショートどちらもワックスでOK?

髪のスタイリングをするときにとって、ショートヘアにはスタイリング剤の中でもワックスがマストアイテムです。が、時にはそのワックスがベトついてしまったり、上手く仕上げができなかったりと使い方次第であまり良い印象を受けない場合もあります。

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スタイリング剤は種類によって使い方、使う量、順序などを知っておくととても便利です。また、自分の髪質を知っておくことも大切です。

もちろんロングヘアでもスタイリング剤を使う場合も同じく、使う量やタイミング、使い方で仕上がりが違ってきます。

また、スタイリング剤によって髪を傷めてしまうこともあるので、スタイリング剤を使った後はお手入れも必ず大切となってきます。

ショートヘアをスタイリングする時のワックスの使い方

ショートヘアは、素髪でも素敵に髪型が決まってくれますが、やはりスタイリング剤を使って仕上げたほうが更におしゃれに仕上りますよね。

そんな時に使用するのが、スタイリング剤の中でもワックスがショートヘアにとっては使い勝手が良いと思います。

ただ、やみくもにワックスを使えば良いのではなく、やはり仕上げが素敵になるにはワックスの使い方に気を付けた方が良いでしょう。

また、ワックスにも種類があるので、自分の仕上げたい雰囲気や髪質に合ったものを選ぶと仕上がりも楽にできます。

ワックスなどスタイリング剤が嫌いになってしまう人が中にはいらっしゃいます。理由が、手がべとついて嫌、髪もベトついてボリュームがなくなってしまう、髪を洗うのが大変などが主な理由のようです。

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それぞれ嫌になってしまう理由はあると思いますが、正しい使い方を知っていれば解消されるかもしれません。

まず、ショートヘアをワックスで仕上げる時、ワックスを使う前に髪は少し濡れた状態にしておきましょう。

半乾きくらいのウエットな状態です。

乾いた髪にスタイリング剤を付けても逆にスタイリングがしにくくなってしまい、かえって仕上がりがパサついた状態になってしまいます。

まずは、半乾き状態からドライヤーで空気を入れながらスタイリングをしていきます。このブローが決め手になるので、乾かしながら形を整えて仕上げていくイメージです。

上手に乾かすには、ワックスを使って希望通りにセットをしていくには、ドライヤーの熱で髪の毛を根元から温めていき、冷風を使って固定させると良いのです。

では、ワックスの量ってどのくらいの量がベストなのでしょう?

髪の量、髪質、髪型によって量は変わってきますが、基本は指の第一関節分くらいの量を手に取ります。

適量を取ったら、ワックスは手に薄く伸ばします。手のひらいっぱいに均等についたら髪に付けていきます。指先まで万遍なく広げましょう。

ワックスを付ける順番です。

いきなり頭の上からは付けません。まず、後ろ(後頭部)→トップ(頭頂部)→サイド(耳上横)→フロント(前髪)へと付けていきます。

メリハリを付けたい場合は、耳の前(もみあげ辺りなど)と前髪はボリュームをしっかりと抑えておきます。トップは動きが出るようにします。トップに動きが出ると小顔効果にも期待できますよ。

ショートヘアのワックスの付け方ですが、馴染ませるように付けるのではなく、クシュクシュっと髪を揉む込むように付ける感じで動きの欲しいトップに立ちあげながら付けていきます。

ショートヘアは、トップの動きやボリュームとサイドと前髪とのバランスでメリハリがあると素敵な仕上がりになります。前髪やサイドにワックスを付けすぎてしまうと重いイメージになってしまうので、薄くつける程度がベストです。

ワックスやスタイリング剤に慣れてきたら、仕上げるときに全体のシルエットを意識しながら、どこを立ち上げて動きをつけたら良いか?サイドや襟足は抑えつつ、トップはボリュームを出して仕上げて・・・という手つきに変わっていくでしょう。

ショートボブなどは、毛先に遊びをつけるのにワックスを毛先につまむようにおろしていくと、束感だ強調され束感が全体に綺麗に出せてちょっとした動きのある仕上げになります。

あまりにも乾燥した髪の場合、ワックスにヘアオイルを少し混ぜてツヤ感を出すこともできます。

巻き髪をキープできるスタイリング方法

髪が長いロングヘアの場合、コテを使って仕上げることが多いと思います。

朝コテを使ってカールを作っても、午後には取れてしまう!!という悩みを持っている人が多いのではないでしょうか?

巻き髪を作る場合、セットをするときの髪の状態で、仕上げが長持ちしてくれるかどうかが決まってきます。

まず、ロングヘアをセットするときは、必ず髪はしっかりと乾いた状態でなければいけません。髪に水分が残っている状態でコテを当ててしまうと熱でキューティクルが焼けてしまい、また、熱で形を整えるのに熱が伝わらなく中途半端な状態になってしまいカールが付かなくてダレてしまいます。

コテを使って仕上げるときは、髪は乾いた状態で行うことが大切です。

巻き髪を作って一日持たせるには、やはりスタイリング剤を上手く使うことがコツになります。

スタイリング剤でワックスやクリームを使ってコテで巻いても持ちはあまり良くありません。それは、ワックスやクリームでは、髪が重くなってしまう原因とべとつきがあると毛束が固まってしまうのでもし使うとしたら、薄く伸ばしてから付けることをおススメします。コテを使って巻いた後の仕上げにワックスを少量つけて形を整えアレンジするときに使うことが適しています。

では、コテで巻いた髪を長持ちさせるには、どうしたら良いでしょう?

私自身ロングヘアで巻いた髪を一日サロンに立って帰りまで持たせているので実証済みですが、髪質や髪の量、髪の長さ、コテを使用している太さによりますので、個人によっては多少の差はあります。

一日巻き髪やコテを使ってスタイリングした髪をキープするためには、髪の状態を整えるところから始まります。

髪は必ず”夜洗い”ます。朝洗って乾かすまでの時間がかかり、慌てて半乾きの髪でセットをしても持たないからです。また、スタイリング剤が髪についているので、洗うようにしています。

朝起きたときの髪の毛のコンディションで仕上げが変わってくるし、一日持たせられるかが決まります。

朝起きたら絡まった髪を全体に整えます。ブラシか荒歯コームで毛先まで整えておきます。

そして、ここでスタイリング剤の中の洗い流さないトリートメントとしてヘアオイルをまずコテに熱が当たる部分の髪の毛に付けていきます。

熱から守ってくれるヘアオイルを巻く部分に均等に付けていきます。私の場合ヘアオイルのみでセットをして一日持たせますが、それでも持たない場合は、ヘアオイルとスタイリング剤としてカール専用スプレーなどを使うと良いでしょう。

髪を4~6等分にブロッキングします。

ブロッキングした束の部分を更に2~3つの毛束を取り、その毛束ごとコテで巻いていきます。この時に面倒ですが、更に毛束ごとヘアオイルを薄く伸ばしていきながら、コテで巻いていきます。

これを全体に繰り返していきます。

慣れてくると鎖骨下あたりのロングヘアで15分くらいで終わります。コテの太さは、カールの求める大きさによりますが32mmか28mmあたりが良いかもしれません。

仕上げは好みで、巻いたままカールを残したり、カールをほぐしてルーズにしたい場合は仕上げにワックスなどを軽くつけても良いですね。

コテを使って仕上げるときに持たせたい場合は、髪を乾かし、毛先まで整えて、保護剤、スプレーを全体に付け、ブロッキングをして小分けにコテで巻いていく。という作業をすると1日は持ってくれます。

かしこまらないけどちょっとしたパーティなど自分でセットしなければいけない時は、スタイリング剤でせっかく巻いた巻き髪のカールの部分を固定しておけば長めのキープはできます。表面だけにスタイリング剤をつけるのではなく、できたら内側にもまんべんなく付けておきましょう。

コテを使用する巻き髪だけでなく、ストレートアイロンでも同じように使用すれば、熱を髪に加えることでツヤのある綺麗なストレートヘアを保つことができます。ただし、髪には負担がかかってしまうのでダメージは避けられません。

コテやホットカーラーなど熱を伝える機具を使う場合は、スタイリング剤がウエットな状態で髪の毛が濡れているとかえって髪が傷んでしまうので、スタイリング剤を使う時は用途に合わせて選ぶことが大切です。

ヘアスタイリング剤の選び方

ヘアスタイリング剤は、近年とても種類が豊富になってきて、ドラッグストア、コンビニ、スーパーなど美容室意外にもたくさん並んでいて何がどう使うものなのか?選ぶときに困ってしまいますよね。

スタイリング剤は、髪をセットするときにとても便利ですし、アレンジしたい時にも使えて色々手元に持っているのでhがないでしょうか?

美容師である私たちもスタイリング剤がどんどん進化しているので、使う側も楽しい面もあれば、そんなのあまり使わないなぁと残念なスタイリング剤など色々出てきて楽しみではあります。

スタイリング剤は使用目的は仕上げ剤として、また、ベースをつくるものとしてと、2種類あります。

ベースを作るものとして、髪を洗った後に付ける髪を補修、保護するための洗い流さないトリートメントやオイルなどです。

洗い流さないトリートメントやオイルは髪へのダメージを軽減できるものなので、毛先がパサつきやすい人や、コテやホットカーラーなど熱を髪に与えてしまって乾燥しやすい状態から守ってくれるものです。

また、洗い流さないトリートメントやヘアオイルはパーマやヘアカラーをした髪にも必ず使ったほうが良いものです。

洗い流さないトリートメントは、乾燥や紫外線、静電気などから守ってくれます。シャンプー後のトリートメントだけではなかなかキューティクルを保護、補修することができないので、洗い流さないトリートメントで外部からの刺激、負担から守ってもらうことで大切なアイテムです。

また、保護するだけでなく髪質をコントロールして扱いやすくしてくれるので、クセ毛を落ち着かせたり、猫っ毛にハリを出したりすることも可能なのです。

洗い流さないトリートメントの選び方として、どんな効果を求めているか?質感はどんな感じが良いのか?でまず自分の求めているものに近いものを探してみましょう。

:髪の悩みによるあらいながさないトリートメントの選び方

乾燥が気になる・・・保湿性の高いものーーーしっとりタイプ

猫っ毛で髪が細い・・・ハリコシをアップするものーーーサラサラタイプ、もしくは頭皮用のものも

髪が絡まりやすい・・・キューティクルの補修、ケアできるもの

のように悩みに合ったものを選ぶと良いでしょう。

使う時の質感の種類は・・・

ミストタイプ・・・スプレー式です。サラサラで軽さを求めたい人に。ただ、保湿力は弱いので髪が乾燥している人には向きません。毛先が広がってしまう、剛毛で落ち着かない、しっとり感が欲しい人に向いてます。

クリームタイプ・・・しっとりしています。クセ毛や剛毛の人に落ち着かせるのに良いでしょう。べとつきが気になる場合もあります。クリームの硬さにも個性がありますので、お試ししてから使用すると良いですね。

オイルタイプ・・・万能な洗い流さないアウトバスです。ある程度のどんな髪にも合わせやすいバランスのとれた質感になります。オイルなので商品の配合されている成分によっては仕上がりがかなり変わってしまいますので、お試ししてから使用することをおすすめします。

最終的には、迷ってしまったときは美容師さんからのアドバイスをもらうのが一番良いです。

仕上げ剤はワックスやスプレー、ヘアクリームなどです。

動きを出したいならワックス、ふんわりとナチュラルに仕上げたいならスプレー、潤いの欲しい仕上がりならミルクタイプ、固めてセットしたいならジェルタイプ、など仕上げたいタイプによってスタイリング剤の選び方が変わってきます。

仕上げの目的でスタイリング剤は決まると思いますが、髪の長さや髪の質感、髪の量にも使うものが変わってきます。

ワックスは、ハードタイプ、ソフトタイプとあります。またファイバータイプ、クリームタイプのワックスもあります。

ハードタイプは、高いキープ力で粘度が硬いので、ショートヘアからミディアムヘアに。

ソフトタイプは、粘度が柔らかく、自然な毛流れのまとまり、ショートヘアからロングヘアと幅広く使えます。

ファイバータイプは、柔らかいので髪に動きがつけやすく手ぐしでの修正が可能。

クリームタイプは、初心者から扱いやすいかもしれません。髪をまとめやすい、手ぐしで修正しやすい。

他に、ドライタイプのスタイリング剤、ジェルタイプのスタイリング剤があります。

ドライタイプというのは、少し上級者向けかと思います。セット力が強いので修正が難しい、ドライ、マットな質感

ジェルタイプは、セット力が高くパリっとした固まるタイプとウエット感をキープするタイプがあります。

ワックスを選ぶうえでのポイント

・ソフトかハードか

・動きをつけるか、まとめるのか?

・ドライ感が欲しいか、ウエット感が欲しいか?

という感じでしょうか。

商品を購入するときに使用感も書いてあると思います。仕上がりの状態が希望通りになるものに出会えると嬉しいですよね!!

スタイリング剤でいつもの髪型から変化を付けられる唯一のアイテムですので、ぜひ、使いこなしてアレンジを楽しんでほしいです。

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