コテ、アイロンがあればボブにも簡単アレンジができる!

髪を伸ばしていたけど傷んできたので思い切って切ってみよう、とボブスタイルから挑戦して短くしていく・・・というパターンのお客様がイメージチェンジする場合このパターンが多いようです。

やはりいきなり短くなるのは、勇気がいるのかもしれませんね。

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そんなボブスタイルにしたけど、始めのうちはとてもお手入れが簡単で、長かった髪の時より時間もかからないし、お手入れが楽になって良かった、という方も多くいらっしゃいます。

それでも、しばらくすると、お手入れは楽だし時間も短縮で来たけど、何となく物足りなくなったり、毛先がまとまりにくくなって来たりと、ボブにしてから毎日が同じスタイルに飽きてきてしまう・・・という現象にもなるようです。

そんな時、ボブスタイルでもアレンジができると気分も変わって、印象も変化ができ更におしゃれになれるので、簡単なアレンジができると良いのではないでしょうか。

ヘアアイロン・コテの種類や選び方

髪をアレンジするのにコテを使うと上手くいくって聞くけど、初めて使ってみたいという人にはどんなのを使って良いのか分からない・・・という人が多いのではないでしょうか?

巻き髪や外ハネ、ウエーブやカールなど自由自在に髪をアレンジできたらおしゃれなヘアスタイルのバリエーションが増えて毎日がとても楽しくなりますよね。

そんなアレンジに欠かせないのが、ヘアアイロン・コテです。

まず、サイズですが太さ別に、19mm、24mm、26mm、32mm、38mm、ストレートアイロン大、小がだいたいの基本です。太さは多少メーカーで差はあります。

温度は、130℃~200℃まで幅広くあります。美容師の場合手馴れているので高温で素早くカールを付けますが、素人の場合、怖いからと温度を130℃~140℃と低くしては時間がかかりすぎていつまでも高温が髪に付いてしまうことで髪へのダメージが大きくなるので、150℃~180℃あたりの温度設定でまずは始めてみましょう。

では、太さはどのくらいのを選べばよいのでしょう?それぞれ太さには特徴がありますが、髪の長さや髪型、どうやって巻いていくかで太さの選び方は変わってきます。

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:19mm

太さが小さいのでショートヘアの人にクセをつけたりカールを付けたりするのにはおすすめです。

カール自体が細いので高温でカールをつけるとしっかりとしたカールに、温度を下げるとカールは少し緩くなります。

:26mm

ショートヘアから肩ボブくらいがおすすめの太さです。19mmより太さが大きくなるのでカール自体がふんわりしたボリュームを出すことができ、毛先を外ハネ、内巻きにするのには適しています。また、コテを縦や斜めに巻いてパーマ風な動きを付けることもできます。

:32mm

肩ボブ~ミディアム、ロングと幅広く使えるおすすめの太さです。ミディアム~ロングヘアの人の場合カールを根元から巻き込んでしっかりとカールを出すことができ、毛先だけ巻いて自然な内巻きにもできます。

:38mm

更に太さが大きくなるので、ロングヘアの人で大き目の緩いカールを求めている人におすすめです。カールが大きいので毛先に重さが出るため、カールがしっかり出るのが毛先のほうだけで根元にはなかなかカールはつかないです。そのため、髪の毛全体にカールが欲しい人であれば、ロングヘアの人も32mmをおすすめします。

髪質で選ぶこともあります。細い髪の人は熱を髪に与えやすいのでカールが付きやすいので、太さを一段太いのにしても良い場合があります。ただ自分の判断が難しい場合は一度美容室で相談をするのも一つの方法です。

そして美容師さんにコテの使い方も教えてくれますので、そこでどのように巻きたくて太さはどのくらいが適しているのかをアドバイスをもらうと良いでしょう。

お値段ですが、安いものから高額のものまでと様々です。実際に家電量販店や美容室で使っているプロ仕様のものなどで持って見ると良いです。

高額でも低額でもメーカーによって持ち手と挟む感覚が微妙に違います。挟み具合が自分と合わなかったり、挟むところが緩くて髪がスルスル抜けてしまったりと、それぞれ特徴があるので、実際に触って感触を試すことをおすすめします。

また、温度設定やオンオフのボタンなど機能性もそれぞれです。温度設定は基本180℃くらいに合わせられるのがベストです。

アイロン、コテを使った簡単アレンジをしてみよう!

では、アイロン、コテを選んでみたら簡単なヘアアレンジに挑戦してみましょう!

ボブヘアの場合、飽きてきたスタイルに一番アレンジで変化をつけやすいです。

ボブヘアの少し短めの長さの人に26mmのアイロン、コテを使ってみた場合、アレンジがしやすい太さです。綺麗に巻こうと思わないで、カールを作ったり外にハネてみたりと動きをつけてみます。

仕上げにはワックスなどで軽く髪に揉み込んでエアリー感を出すことができます。

また、アイロン、コテを横にしてクルクル巻いてウエーブっぽく仕上げて毛先を軽くゴムでまとめてまとめた表面の所々をつまんでルーズになるように引き揚げます。動きが出ておしゃれなミニシニヨンになります。

コテを縦に巻いたり横に巻いたりミックスウエーブを作って、アシンメトリーに髪を留めてクールな感じにも。

ボブスタイルでの簡単アレンジの中で気を付けるのが、襟足にコテを当てないようにカールは内に入る程度でやり過ぎないことです。どうしても届きにくく目で確認ができないので、力が入ってしまいやすい様でうっかり首筋にコテが当たってしまうことが多いようです。

アレンジするときに、初めての場合は全体にクリップ(ダッカール)でブロッキングをして下から上へとコテを使うことで無駄な動きも無く失敗も少ないです。

ボブは年齢を問わず似合うスタイルですが、アレンジがなかなかできないという印象かもしれませんが、実はコテを使うことでキュートにもシャープにもエレガントにも変身できる長さでもあるのです。せっかくなのでコテを使ってボブを楽しんでみてはいかがでしょう?

ボブからミディアムになると、26mm、もしくは32mmで柔らかいウエーブ、カールを作ることでふんわり優しい感じに仕上ります。

ミディアムの長さで細めの26mmのコテでカールを作って仕上げに、ルーズな三つ編みを作ってまとめてみたり、ハーフアップにしたりとアレンジの幅が出ます。32mmの太目で巻くと全体が大きなカールになるので、外国人風なウエーブに仕上げることも可能です。

パーマもかかっていないと毛先がパサついて広がってしまうことがありますが、そんなときにコテで熱処理をすると毛先が綺麗にまとまります。あまり派手にしなくないけど、清楚に見えるようにするには、32mmもしくは38mmを使って上から毛先に向かってスルーをしながら毛先にカールを軽くつけます。内巻きに仕上げます。

コテを使って髪全体に動きを付けることで華やかになり、もしカールやウエーブが失敗しても簡単なセットをしてごまかすこともできます。

髪の長さはあまり関係なく、ボブでもショートヘアでもカールをコテで作ることで動きが出てそのままではおしゃれ感がないようであれば、小物を利用します。

バレッタをアシンメトリーに使ったり、ゴムで留めたり、ねじってピンで留めたり、ターバンを使ってクラシカルなセットに仕上げてみたり。

小物使いで仕上げも変化が出て、印象も随分変わります。また、その日のファッションも左右されるくらい、キュートになったりエレガントになったり、と変化に富みます。

アイロン、コテを使いこなせるようになってくるとヘアアレンジが簡単になってきて、毎日が楽しくなるし髪のセットが決まると、メイクも生えて洋服もその髪に合わせて選ぶことになり、全体がいつもの自分から違った自分を見つけることもできるのだと思います。

女性は髪型が変わると印象が一瞬で分かるようです。どんなにメイクを変えてもバックを変えても洋服を変えても印象がパッと変わるのは、髪型です。

いつものボブスタイル、ショートスタイル、またいつも同じロングへアでもアレンジをしてお出かけするだけで印象が変わります。

初めのうちは失敗も多いかもしれませんが、毎日使っていくうちに手が慣れてきます。そのうち自然と仕上がりやすくなってきますので、ぜひ諦めないで使い続けてみてください。

そして、アイロン、コテを使いこなして簡単なヘアアレンジでも違う自分を発見してもらえたらと思います。

髪をダメージにしない為のケアをしよう

髪は基本的に熱に弱い性質を持っています。髪には適度な水分を持っており、その状態が健康な状態であると言えるのです。その水分が減ってしまうと髪はパサついてしまいます。特にコテを使って熱を髪に当ててしまうと水分が取られてパサつきやすくなってしまいます。

また、髪にはタンパク質という成分が主成分となっています。タンパク質も熱にはとても弱いです。アイロン、コテによって高温の熱を長時間当て続けてしまうとタンパク質が変形してしまい、髪の表面のキューティクルが剥がれてダメージが髪の内部にまで浸透してしまうのです。

髪はとても熱に弱く高温は髪を傷める原因となってしまうことを覚えておきましょう。

アイロン、コテで髪をセットするときに一回で髪に当てる時間はなるべく短い時間、10秒~15秒くらいで抜きましょう。慣れないうちはアイロン、コテの温度は150℃くらいにしておいて、手が慣れてきたらもう少し高温(だいたい170℃くらい)で素早くできれば痛みも少なく済みます。

しかし、アイロンやコテでセットをすればどうしても高温の熱を加えてしまうので、髪への負担は大きくダメージもあります。

一度傷んだ髪は、キューティクルが剥がれて内部が損傷し表面のバリアーが無い状態になってしまっています。

そのような髪はしっかりトリートメントで髪に栄養を与えてしっかり補修しておくことが大切です。できれば、シャンプー毎にトリートメントをして補修を繰り返ししてほしいです。

シャンプーも頭皮に優しく髪に優しいアミノ酸系のもので洗って、きしみが強いとキューティクル同志が摩擦を起こしかえって傷みやすくなるので、擦らずきしみ過ぎず泡立ちの良いシャンプーで洗ってください。

トリートメントも時にはすぐ流さないで、シャンプー後洗い流したら一度髪の水分を取ってからトリートメントを中間から毛先へと、万遍なく塗布します。そのあとホットタオルで蒸して髪にトリートメントを吸収させてパックします。

1週間に1度程度でもすると髪の表面のキューティクルが栄養を吸収してダメージを抑えられます。

シャンプー後は洗い流さないトリートメントで髪を保護しながらしっかりと髪を乾かします。髪を乾かさないとキューティクルからせっかく補修された栄養が濡れている間に蒸発して剥がれやすくなってしまいます。ドライヤーで素早く乾かし仕上げに冷風でキューティクルを閉じ込めるとツヤが出やすくなります。

毎日のアイロンやコテでのアレンジで熱を加えていることでの髪への負担がかかっているということを忘れずに毎日の髪のお手入れは欠かさず行うようにしましょう。

せっかくセルフセットでおしゃれに仕上る簡単セットが、髪が傷んでパサついていては台無しです。

綺麗な髪を維持しながら素敵なアレンジセットを作って楽しみましょう。

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