セルフカットで切れ毛にならないようにカットするには?

髪の毛がある日突然伸びてきた!切りたい!!と思ったときに、明日美容院に行きますか?それとも美容院に行く時間がなく我慢しますか?もしくは・・・我慢できないから自分で切ってしまおう!とセルフカットしますか?

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前髪くらいは自分で切ったことがあるなんていう人がいるでしょう。その前髪を切るときはどのようなハサミを使ったでしょうか?だいたいお客様から聞くお話では、紙を切る普通のハサミや、100円ショップで購入したハサミ、もしくは眉カット用のハサミなどが多いようです。

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その後美容室に来店され、前髪をチェックすると毛先が不ぞろいになっていて切り口がザラザラしていることがよくあります。この切り口をそのままにしていると伸びたときに毛先が広がって枝毛や切れ毛になりやすい髪になってしまいます。なので、セルフカットをするときは応急処置として切るまでに抑えておいたほうが良いと思います。

プロのハサミと普通の身近なハサミの違いは?

セルフカットをして毛先がパサついてまとまりにくくなった経験のある人は、どうして自分で切ると上手くまとまらないのだろう?と思ったと思います。

これは、技術ももちろんプロとは違うので、差があって(ほしい!)のは当たり前なのですが、使ったハサミが違うからなのです。

プロの使うハサミは切れ味がとてもよく瞬時に束になった髪の毛をサクッと切ることができます。この切れ味は負荷をかけずに切ることで髪への負担がなくダメージを防ぐことができるのです。

それに比べると、普通の身近なハサミは、まず束になった髪を切ろうとしても力が入りサクッと切ることができないです。何度もハサミを入れてやっと切れるかも?というくらい切れ味は違います。そして切れた後の髪の毛の断面を見てみると少しぐにゃっと曲がったように変形して切れてしまいます。この変形したいびつな切り口になってしまうことで、髪がダメージの元となり枝毛や切れ毛になってしまうのです。

そしてまっすぐ毛先が綺麗に切れているはずの髪の毛が、普通の身近なハサミで切るとギザギザな感じで、少しななめっぴくなってしまい、不揃いな切り口になってしまうのです。その原因は普通の身近なハサミは髪の毛を押して切ってしまうので押された髪の毛が横へスライドするように流れてしまうのでまっすぐ切りにくくなってしまうのです。

それで、何度も切り直してしまったりする原因にもなってしまうのです。見た目は綺麗に切れているように見える場合がありますが、プロの使っているハサミの切り口とは全く違うので仕上がりや伸びたときの髪の毛先のまとまりが違ってきます。

では、プロのハサミを購入してカットをすれば上手く切れるも・・・という人がいるかもしれませんが、慣れないと一瞬でハサミを滑らしたり間違って指を切ってしまうと、スパン!!と切れてしまうのでとても注意が必要です。また値段も数万円から数十万円と値段の幅はあります。

プロの使っているハサミを使いこなせれば十分自分で切った後の切り口は身近なハサミよりは良いですが、綺麗にサクッと切れるから一瞬で失敗する確率も高くその切り口が穴が開く可能性もあるのですぐに使いこなせるようになるには時間がかかるかもしれません。

身近なハサミでダメージを減らす方法

どうしても、美容室に行くことができなくて。という場合セルフカットをすることになるとしたら、できたらダメージにならないようにしたいですよね。

ハサミは極力歯はこぼれていない綺麗な状態のものを選びましょう。

セルフカットをするときに極力傷めないようにするには、まず、髪の毛を濡らすことをおすすめします。濡らした髪を綺麗にコームで梳かして切りたいところを分かりやすく毛先を整えていきます。

髪の毛を濡らすことでバラバラになった毛先を整えることができます。その整った状態で切り始めれば切りたい部分をバランスよく切れるはずです。濡れている方がハサミも切りやすくなります。

乾いた状態で切ってしまうと、髪がバラバラな状態で毛先がそろっていない状態なのでどこを狙ってカットをしてよいのか目指す部分が分からなくなってしまうので何度もやり直したりして失敗しやすくなってしまいます。

ただ、濡らした髪を切るときに注意しなければいけない点があります。それは、髪が濡れている状態でピンと張ってカットをすることになるので、乾かしたときに元の形状に戻ろうとする力が髪に入るので、濡れた時よりも乾いた時の方が短く感じてしまいます。その髪の習性を知らないでカットしてしまうと、濡らして綺麗にカットができたけれど、乾かしてみたら短くなって失敗したという結果になってしまうので注意しておきましょう。

濡れた状態でカットをするときに、自分がこの長さにしたいと思う長さより気持ち長めに切ると良いでしょう。また、ぼかして切ってみたい場合は、髪の毛の間にハサミを縦に入れてハサミの先を使ってザクザクと切っていくと真っ直ぐなラインにならず、毛先がぼんやりとした感じでカットできるので、見た目がソフトに見えて失敗を最小限になると思います。

前髪を切るときは特に気を付けることがもう一つ。目の位置が上を向いたり下を向いたりするとおでこの皮膚が動いてしまい、その動きと同時に前髪も上下動いてしまうのでその点は注意が必要です。

そして前髪を切るときにどこまでが前髪として切って良いのか分からないと、よくお客様から聞かれることがあります。そんな時お答えしているのが、基本の前髪の幅(左右の距離)は、目じりの延長線上の幅であればその人の顔に対してバランスが良いと思います。ただしおでこが広い、狭いなどがあるのですが基準としてのバランスとなります。そして奥行にいく幅ですが、これはその人の頭の大きさや形によって一概にこの奥行きが良いというのが言い切れないのですが、二等辺三角形となる形になるとナチュラルな前髪となります。今は、あまりくっきり前髪とした形を作るスタイルよりもどこからどこまでが前髪か分からないような分量でスタイリングとしてカットをするので、あくまでも、セルフカットで前髪を作るバランスとしての目安となります。

濡れた髪を綺麗にドライヤーで乾かしてブローをすると少し不揃いの髪の毛が出てくるので、その不揃いの髪の毛を整えればほぼ綺麗にカットが出来ていると思います。

セルフカットは、気軽にでき思いついたときにカットをするのには簡単にできると嬉しいですよね。せっかく自分で切ったのにそこから枝毛や切れ毛にならないように髪を濡らすことでダメージを軽減できるのでぜひ挑戦してみてきださい。

セルフカットした後のケアをしっかりしましょう

セルフカットをした後、前髪だけ切ったとしても髪の毛は全体のケアをすることをおすすめします。

もちろんセルフカットの良さとして、自分でこまめにカットをすることで長さを維持できるし金銭的にかかるものでは ないので気軽さはあります。

身近なハサミで切った場合毛先がパサつきやすいので、しばらくして美容室に行けるタイミングなどがあれば再度プロにカットしてもらうのが一番髪には良いです。

毛先の切り口がパサついていると必ずそこから枝毛や切れ毛になってしまいやすいので、前髪でも枝毛や切れ毛はできてしまうので、できれば繰り返しセルフカットをするよりもプロのハサミで切り口を整えてもらうと髪が綺麗に再生できるのでカットをしてもらいましょう。

ショートやロングで全体にセルフカットしている人は毛先がだいたいツヤが無く、パサついた感じになっている場合が多いようです。

セルフカットは気分転換やストレス解消にもなるようで、自分でカットをして満足している人もいますから、仕上がり重視でなければ、楽しんでセルフカットをしてほしいですし、ツヤがなくなってまとまりが悪くなったら、ぜひプロの手を借りて整えてほしいと思います。

そしてハサミを選ぶときもできるだけ入れ味の良いものを選んで欲しいです。切れ味の悪い身近なハサミでカットをすると毛先が白くなりそれが枝毛、切れ毛の原因になってしまいます。

セルフカットは基本は自分の自己満足でいられるので失敗をしなければ仕上がりは満足になるでしょう。それ以外の例えば難しいヘアスタイルや髪を労わりたい人は美容室でプロにカットをしてもらうでしょう。

それぞれメリット、デメリットはあると思いますが、髪のまとまりが良くストレスにならなければどちらも十分満足できると思います。

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