ミディアムヘアの髪に合う簡単髪型和装スタイル

和服でさらっとお出かけって、おしゃれですよね。でも思っていてもなかなか行動に起こせず憧れのままで実際はお出かけできていない・・・という人がいらっしゃるのではないでしょうか?

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まず問題なのが着付けが自分でできない、髪が結えない、準備が面倒というネガティブな考えになってしまって躊躇してしまう原因でもあるようです。躊躇して着物に手を出さないのはもったいないと思うのです。和装というのは日本の伝統的な衣服、着物です。

日本人なら和装をもっと身近なものにしたいものです。最近は外国人でも和装に興味を持って着物を着て楽しんでいる方を見かけますよね。ならば着物をぜひ身近に感じて実際に着てお出かけできるまでになりたいものです!

まずは和装姿になる楽しさを持つことからぜひ、着物でお出かけする機会を作ってみてはいかがでしょう?

着物で気軽にお出かけしたい!

粋で素敵に和服姿で街へお出かけなんて憧れますよね。

和装とは日本の民族服として着物があるのに、今では洋服が主流になってしまっています。普段から着ない為日常に着物から離れてしまってなかなか機会もなく着ることがなくなってしまっているのが現状だと思います。

本当は憧れはあるけど着物を選ぶのが難しかったり、自分で着付けができないとか着物は髪をセットしないといけないとか、洋服と違って色々と考えてしまうところがあって躊躇してしまうことがあります。

それでもチャレンジしたい!!という人がいらっしゃいます。ぜひチャレンジしてみましょう!!

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着物を選ぶ時は、始めは特に高価なものを購入しないで、着付けの練習用として考えてみてはどうでしょう?

例えば着物のリサイクルショップには掘り出し物の素敵なアンティーク着物を見つけることができます。またセール品でもいいですね。

私の場合仕事柄もあり、海外でパーティにアンティーク着物を着ることが多く、そのために何枚も着物を購入するのは大変だったので、海外用に着物のリサイクルショップで昭和初期の素敵なアンティーク着物に出会い、その着物にコーディネートに帯や小物を現代のものに合せて遊び心満載に用意して行きました。

アンティーク着物の良さは今の柄より個性的な柄の着物が多く、着物の生地も重厚感があって存在感もあるので素敵なものが多いのです。大正ロマンとも呼ばれるレトロファッションとして気軽に着れる着物の一つかと思います。

ただ、アンティーク着物はその時代の人が来ていた着物なので、裄丈が短い場合がありますので実際に着てみることが大切です。裄丈と身丈、ほつれなど確認しておきましょう。

着物が身体に合わないと着付けが大変です。体に合った着物を着るのであれば自分の身体に合ったものを着ることです。

実際に体に合った着物を作る場合は反物から採寸して自分の身体に合せて作るので、着付けの時はとても楽です。ただしオーダーメイドになるので反物から作成するので時間がかかるのと、選んだ反物によっては高価になります。

着付けは、個人差によりますが教室に通う人、動画を見ながら練習する人、それぞれ覚え方があると思います。慣れるまでは最初のうちは1時間~2時間そのうち着慣れてくると30分、ベテランになると15分くらいにさらっと着られるようになります。

着付けができるようになると、次は髪型です。

普段使いの着物の場合は、かしこまった席に行くのではないので、自分でセットできるといいですね。

着物の場合は衿に汚れがつかないよう髪はアップにした方が良いです。

ロングヘアであれば上にお団子ヘアのようにまとめてす襟足をすっきりとさせると良いでしょう。長さがあるので三つ編みを入れたりねじったりアレンジも色々取り入れて仕上げられます。

ミディアムの長さは、襟足の長さに余裕があれば上にまとめ上げたり、ネープシニヨンにもアレンジの幅は広いです。

ショートヘアの場合は、トップをふんわりさせてブローで仕上げ耳の周りはスッキリが良いでしょう。

髪飾りがあると華やかな印象になるのでまとめて仕上ったバランスを見て、かんざしや飾りピンや櫛を使うとグッと引き立ちます。

着物の良さは、一枚の着物に小物を何個か持っていることでイメージを変えることができます。例えば帯と帯揚げ、帯〆を変えることで印象がガラリと変わります。コーディネートによってキュートにもシックにも様々な遊びができて洋服よりも楽しめる要素があります。

髪型も自分でセットをする日もあれば、時には美容室へ行ってプロにセットしてもらうのも気分転換になって楽しむことができるのではないかと思います。

着物に似合う髪型

着物で出かけるときに、髪型を考えてもいつも同じスタイルで他に何かできないかな?と思いますよね。

お茶会の練習に行くときは、いつも一つに縛ってお団子にまとめる・・・というパターンが多いようです。

一番簡単ですし自分でできるセットです。が、初釜などで公な場所ではもう少し髪型もスッキリいつもと違ったまとめ髪に美容室で仕上げていく方が多いです。

美容室へ毎回行くのはコスパも時間もかかってしまいますので、できたら普段は自分でできるのが望ましいですね。

着物を着て全体がカジュアルに仕上げるなら、髪型は長さによってそれぞれアレンジの仕方が変わります。

ロングヘアの場合、アレンジの幅は多いです。

ベースはサラサラの髪の状態よりもホットカーラー、コテなどでカールをつけておくとアレンジしやすいです。

まず一つ目は、耳の上と下で分けます。耳の上をひとつにまとめてクルリンパとひねって、ひねったところをゆるく髪の毛を抜いてルーズにします。残った髪をまた結びます。結んでさらにクルリンパとしても良いし、結んだ毛先を三つ編みで編んでいくのとどちらでも。その毛先を耳の下(左右どちらかに)ピンで留めて出来上がり。

また、全体に編み込みをして毛先を襟足の内側にまるめて留めてまとめて仕上げます。

両サイドを編み込み又は三つ編みを作って後ろの髪を一つに結んでまとめてもいいですね。

いくつかのパターンができるようになると簡単にアレンジができるようになります。

ミディアムヘアもロングヘアのアレンジのスタイルと同じように仕上げられます。違いは毛先をまとめる長さがないので、毛先を少しアレンジします。

慣れてくると少し上級者アレンジができるようになると思います。例えば、耳の上と下、上下分けて襟足を少し上目に結びます。結んだ毛先を小さ目の団子をつくります。上の髪に逆毛を少し根元につけてその上に残してあった髪をお団子にかぶせるように襟足へまとめ留めます。もしあれば、すき毛があると綺麗にまとめることができます。

毛先など上手く留められなかった場合髪飾りでその部分を隠してしまうという裏技を使いましょう。

自分でアレンジするときはプロの仕上げのようには綺麗になりにくいです。その場合髪飾りを準備して華やかさを出しつつアレンジを引き立たせてくれるので、何も付けないより派手になりすぎない髪飾りを持っていると便利です。

着物に合せた髪型は普段のヘアスタイルよりもボリュームを出すことで全体のバランスが良いです。どんなにシンプルな着物でも洋服よりも体にまとう生地が多いので髪が小さいと全体のバランスが微妙に合わないのです。

ショートヘアも少しトップにボリュームを出すことで着物にマッチしたヘアになります。

ショートヘアはアレンジは少ないのですが、若い御嬢さんなら髪飾りを可愛くつけると個性的になり着物なら不自然でなく仕上がります。

ミセスの場合ショートヘア、ショートボブヘアの人が多くアレンジをするよりそのままの髪でお出かけをするようです。

そのままの髪でも良いのですが、着物にはボリュームは欲しいのでショートヘアなら横をタイトにトップにホットカーラーなどでボリュームを出し、ショートボブなら綺麗にコテでツヤを出します。ちょっとしたことですが、髪にツヤが出たことで品良く見えます。

簡単に髪がセットできるようになれば、着物のお出かけも楽しみになってくると思います。

年代別で違ってくる?和装スタイル

着物は、様々な柄、素材があります。柄や素材は季節によって仕立てられていますし、年齢によって着物の柄や色があります。

一番分かりやすいのが、独身の女性は振袖を着ます。黒留袖は既婚の女性が着ます。

では、年齢によって着物はどのような違いがあるのでしょう?

20代の着物は、柄が大きい、ポップな柄、色はピンクや綺麗な明るめの色が多いです。

小物使いは、柄の大きい着物にはシンプルな帯、色がおとなしめでシンプルな着物に帯はビビットな遊びのあるものを。

個性的なメリハリのある着こなしができるのが、20代の着物姿になります。

30代の着物は、少し明るめな色無地、モダンなデザインの柄、など。

小物使いは、30代はまだ若さもあるので色無地を着た場合帯を大胆な大柄なもので結ぶことでおしゃれに仕上がります。

モダンな着こなしも地物と帯のコーディネートでファッショナブルに着こなせます。

40代の着物は、大人な上品さのあるもので品良く着ます。

品良く着こなすポイントは、着物や小物に色を多く使いすぎないようにスッキリまとめるのが良いでしょう。小物の中にさし色として1色か2色までに抑えておきます。

40代という落ち着いた年齢にできるクールな仕上げもその年代ならではの着こなしができます。着物地は素材の良いものを着ることで更に品の良さが出ます。

髪型はどうでしょうか?簡単なアレンジは先ほどお伝えしましたが、年齢によって髪型の仕上げが違ってきます。

髪をまとめるときに、ホットカーラやコテ、ピン、スプレー、櫛、コームを用意しておきましょう。

20代の髪型は、ポップな着物であれば何でもアリで、小物の使い方で帽子も髪飾りの一つとして使えます。ボブヘアの人には帽子を上手く活用することで個性的な和装スタイルになります。

着物用メイクは目元は着物に合うアイラインをしっかり入れます。自然なラインを目じりへ少し長めに。ベースメイクは立体感を出さないようにします。チークは洋服感覚でOKの場合もありますし、着物姿らしいほんのりチークが良い場合もあります。着物の場合アイメイクとリップを強調させる方が良いのでチークは目立たないほうが良いのです。

30代は、可愛らしさが出すぎない髪型が良いでしょう。かといって年齢より上に見られてしまう髪型も老けてしまうので、それなりに華やかさが欲しいものです。

自分で仕上げるなら両サイドにゆるみを出さないでタイトにすると良いです。タイトに引き上げることで顔のリフトアップ効果になります。ミディアムヘアならば、ネープシニヨンにクルリンパを使って襟足は少しルーズにしても良いでしょう。留めたピンが見えてしまうようでしたらパールのついたピンなどで飾りで隠します。

メイクは、ベースメイクは20代と同じく立体感を出さないように、目元と口元にポイントを置いて、眉も和に合うのは自然な眉ですが眉山から眉尻へカーブを付けて描きます。チークは丸く入れず頬骨から目じり辺りまでほんのり入れます。

40代の髪型は、品よくというのがテーマですので、髪型も綺麗にまとめ上げます。襟足をタイトに両サイドもタイトにまとめます。襟足から一つに結びまとめて上の髪を襟足へ下してピンで留めます。髪を上下分けておくとまとめやすいです。

50代も40代と同じく品よくまとめることが大切です。着物の選び方も年代に合ったものを選びますが、あまり地味になってしまうと顔が暗く見えてしまうので、試着してから選ぶと良いですね。

年齢によって着物が違い髪型も仕上がりが違ってきます。それぞれの年代で着物遊びができて特にお母様の年代の和装姿、お嬢さんの年代の和装姿でおしゃれな親子でお出かけ姿はきっと素敵ですね。

和装を身近に感じることで洋服感覚で実際に着物を着て楽しくワクワク街にお出かけできるようになるのではないでしょうか。

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