広がる髪はボブにして解決してみる!

毛先が広がってまとまり悪く手入れが難しくなってきた!どうしよう!と思ったら一度ボブにしてみてはいかがでしょうか?

毛先が広がってまとまらないのは髪が傷んで修復するのが難しくなってきた証拠とも言えます。もちろんお手入れ次第で何とかまとまるようにはなりますが、そのまま伸ばしていても何度もその繰り返しになってしまう可能性は大きいです。

それでせっかくイメージチェンジして毛先を思い切って切るならばボブスタイルなら間違いないのでは?と思うのです。

ボブスタイルはアジア人特に日本人に一番似合う髪型だと思うからです。

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ボブでも種類は色々あります。ボブの名称となる長さは鎖骨の上あたりまでを言います。

様々なボブヘアがあるので広がってしまう髪を何とかスタイリングでごまかしたり、あるいはカットをして違う長さのボブにしてしまうなど修正方法はいろいろありますがせっかくなら一番のボブスタイルにチャレンジしてみたいですよね。

ただ一番どうにもならないのが、傷んでしまって毛先がほうきのように広がり過ぎてパサついてしまった髪はもうその部分を切るしかありません。

そんなボブヘアに対してお手入れしながらまとまりやすい髪にするにはどうしたらよいのか?をアドバイスできたらと思います。

ボブヘアには様々なスタイルがあるんです

以前はボブヘア=定番のおかっぱスタイルと言われていました。お客様もその認識で”ボブスタイルで楽な髪型にしたいです”というオーダーが多かったです。

最近はボブヘア=おしゃれで自分に似合ったボブスタイルをオーダーするお客様が増えてきました。

代表的なワンレン前髪重めのボブスタイルは、長さをそろえた一般的なボブスタイルを言います。だいたい長さはあごラインに沿ってパッツン的なイメージでしょうか。

このスタイルはまっすぐストレートだとキリッとしたシャープな感じにもなるし、毛先をアイロンなどで軽く内巻きにすると可愛らしい印象になります。

前下がりボブスタイルは、襟足の後ろ側が短く前に向かって下がって長くなるボブスタイルを言います。印象はとてもシャープなので大人っぽい印象となるでしょう。また、後ろを短めに丸みを帯びることで頭の形が綺麗に見えることと顔周りの髪を長めに残すことで小顔効果もあります。

前上がりボブスタイルは、前下がりボブとは逆に後ろから前に向かって上がっているスタイルです。印象はキュートなイメージで可愛らしさを表現できます。

マッシュボブスタイルは、丸みのあるシルエットでちょっぴりボーイッシュであり女性らしい柔らかさも表現されたスタイルで、個性的な感じにも受けるので変化のあるスタイルが好きな人にはお勧めかもしれません。

毛先を軽くしたボブスタイルは、ボブスタイルをベースに毛先を削いで軽さを出したスタイルです。重さがなく動きが出てスタイリングしやすく毛先にむかってシャープなラインになるので頭が小さくスッキリ見えます。

外ハネボブスタイルは、毛先をわざと外巻きにハネさせて動きを出すスタイルです。可愛さを表現するのにも大人っぽい印象を与えるのもどちらも表現できるスタイルです。

ロングボブスタイルは、鎖骨辺りまでの少し長めのボブスタイルを言います。だいたい結べる長さになっているので、髪のアレンジの幅も大きいです。

切りっぱなしボブスタイルは、最近流行している切ったままの状態であえてパツンとした毛先を表現させてカジュアルな仕上がりになるボブスタイルです。

様々なボブスタイルがある中、いつもの自分のスタイルからちょっと変化をつけたいときや、ボブスタイルにすることで印象が変わって可愛くも大人っぽくもなるので、チャレンジする髪型としては一番しやすいヘアスタイルだと思います。

ただ少しカットラインを間違えてしまうと、幼すぎてしまったり印象が思ったような仕上がりじゃなくなってしまったりするので、美容室へ行くときはだいたいのイメージ写真などがあると近づけるヘアスタイルになるので口頭より参考になるものを持参することをおススメします。

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これだけの様々なボブスタイルがあって、髪がまとまらなくて広がる原因とは??

ボブスタイルにしたあと、なんだかまとまらない、収まりが悪い、広がる・・・とせっかく思い切ってボブスタイルにしたのに・・・と嘆いてしまうことありませんか?

原因は色々考えられます。

髪の毛が乾燥している場合。これは冬場の湿気が少なく乾燥した季節や暖房による乾燥した空気が原因だったり。

雨の日の湿気の多い季節。髪の毛の中の水分が必要以上に吸収してしまいキューティクルが開いてしまって広がってしまうのが原因だったり。

クセ毛なのに、広がる長さに切ってしまったという根本的なミス・・・

毛量調節していないボブスタイル。これは美容師側の技術的なことが原因です。毛量調節をしながらボブスタイルにすることができるのですが、そのまま毛量関係なくボブにしてしまうと広がりやすくなってしまいます。

また、シャンプーの選び方を間違ってしまって髪が広がるということも大いに考えられます。

髪が広がる原因の一つとして、”乾燥”というのがありました。この乾燥を防ぐためには髪の毛への水分補給がとても重要になってくるのです。保湿効果の高いシャンプーを選んで髪への水分補給をしっかりすることです。

そしてシャンプーで水分補給をしたらリンスではなく、補修効果のあるトリートメントを使用することも大切です。

リンスやコンディショナーでは、乾燥した髪に対して内部までの補修ができないのです。リンスとコンディショナーの役割はキューティクルの表面に膜を張り手触りを良くするためのもので、髪の毛の内部までには浸透しないのです。

シャンプー剤はアミノ酸系のものもしくは弱酸性のもので、髪の性質である弱酸性に近づけてあげることが大切で、少しずつ髪質を改善して補修していきながらトリートメントで更に補修力を高めていくと髪はサラサラにまとまり良くなるのです。

これはボブスタイルだけに当てはまるのではなくどの長さの髪にも当てはまります。

ここでボブスタイルでの手入れ方法を伝えたのは、ボブくらいなら長い髪より傷んでいないだろうと思ってしまう人が以外にも多いからです。

もちろん、ボブスタイルの中に毛先をワックスなどでスタイリングをするときに動きを出すためにくしゃっとさせたいときは少しのダメージがあったほうがスタイリングしやすい場合もあるのですが、綺麗な髪を維持したい場合は保湿をしっかりしてシャンプーに気を付けておくと良いと思うのです。

ボブスタイルのスタイリング方法

ボブスタイルは日本人に一番落ち着く似合うマストなスタイルではないかと思います。

私も20代の頃は様々なボブスタイルをしてきました。始めはスタンダードな前髪パッツンのあごラインボブ。そのボブにヘアカラーをして真っ赤にしたり脱色で金髪にしたりして遊んでました。

私の髪は人よりも多く太くて硬い典型的な日本人の髪質でした。ボブは手入れがしやすく染めた髪もウイッグのように綺麗に染まるまでちょっと大変でしたが、髪はそれほど傷んでいなかったのです。もちろんシャンプーはサロンでお気に入りの髪に優しいシャンプーとトリートメント、そして乾かす時はオイルをつけてから乾かし仕上げにその頃出始めていた洗い流さないトリートメントでフィニッシュです。美容師でいるにはどんな髪型でも美しく、見た目がきれいに見えるようにととても気を遣っていました。

その次はボブスタイルに強めのパーマをかけその当時ついていた”ワッフルスタイル”というワッフルのようなフワフワと波打ったウエーブヘアです。この時のスタイリングはやはりオイルを使って仕上げにワックスをつけて形をつけていました。

また更に襟足を刈り上げて”ボックスボブ”という分かりやすく言うとワカメちゃんスタイルです。ストレートパーマをかけて髪をまっすぐに直し、傷んだところをカットして仕上げたのがこのスタイルでした。

この時の仕上げはツヤサラに仕上げたかったので、オイルを付けたり洗い流さないトリートメントを付け、更には艶出しスプレーをしていたりと頑張ってました。

私自身のボブスタイルの遍歴ですが、お客様にも時代に合った似合わせボブを提供させていただいてます。

ボブスタイルを自分で経験してきてとても奥深いと思っていますしカットの中で好きな技術の一つでもあります。

若い人のボブラインは少し崩したラインの方が可愛かったりおしゃれだったり・・・仕上げにはワックスとオイルを混ぜて少しウエットな感じで遊ばせてみたり。

外ハネにはアイロンを少し使ってみたり、動きを付けるためにジェルワックスでツヤ感を出したスタイルにしてみたり。

若い世代の人には可愛らしくするのに空気感(エアリーな感じ)や崩した毛先などを表現したスタイルにさりげなくスプレーでべとつかせないように仕上げたりします。

私と同世代だったり近い年令、または少しお姉さまの場合のボブスタイルには、エレガントさを加えボリュームを出すことに重点に置きツヤのあるスタイルに仕上げていきます。この時のボリューム感はカットラインで出したり、根元を立ち上げるためのスタイリング剤があるのでそれを使用してペタンコになりやすいつむじ辺りにつけてボリューム感のある若々しいボブスタイルに仕上げていきます。

が広がるボブにはカットの時に傷んでいないかチェックをしてもらい、広がりやすい髪であればパーマなどで抑えるか仕上げのしかたで広がりを抑えるか。もしくは、広がる毛先を上手く利用してスタイリングをするかが良いのではないかと思います。

様々なボブスタイルがある中で自分に似合う長さ、形があると思います。日本人の顔立ちは一番似合わせスタイルをつくりやすいスタイルだと思います。

シャンプーやトリートメント、仕上げの方法などお手入れに手を抜かずボブスタイルを楽しめるといいですね!

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