基本的な髪のお手入れ方法で印象度アップしましょう

人は初対面の方と会って約6秒で第一印象が決まると言います。そのため女性の場合は接客業を仕事としている人は、髪型から洋服、メークまでしっかり意識した姿を作ります。また男性でも営業など人と会う仕事をしている場合も身だしなみを意識して髪型から洋服、靴までキリリと決めています。

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そんな第一印象を決めるのは実は、「髪」が大きな要素を持っているのです。髪は顔の表情を明るくも暗くもなる大切なパーツです。その第一印象を決める大切な髪をどのようにお手入れしているかで、髪の状態が変わってきます。髪の状態が良ければ当然のことながら、顔の表情は明るくパッと輝き、髪の状態が悪いと顔の表情が暗く印象が悪くなってしまいます。

髪をしっかりお手入れをし好印象の自分を作っていきましょう。

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髪を綺麗にするにはお手入れの基本が大切です

髪がツヤツヤサラサラしていると、気分が違いますね。

そのツヤサラな髪を作るには日ごろのお手入れと美容室でのケアを交互に上手く取り入れていくと良いのですが、なかなか時間が無かったり、そこまで金銭的に数多く美容室に行けない、という人は少なくないと思います。

ただ、最低限髪に投資しなければいけない時が来ると思いますが、その時期は年齢を重ねてパーマやヘアカラーを何度もしていくとそれだけへの負担が大きくなり投資が必要になってきます。

特に何もお手入れしないで年数を重ねていくと髪は年と共に老化も始まりハリやコシがなくなってツヤどころではなくなってしまいます。

そのような残念な髪にならないようにしっかりとまず、自宅でできるお手入れから始めていきましょう。

基本的なお手入れの仕方で身近でできることは、髪を洗う時の正しい洗い方です。

①髪の毛を絡ませないようにブラッシングをします。ブラシは豚毛または猪毛、木製、今は髪を絡ませない特殊なブラシも出ていますね。クッション性の良い静電気を起こさない素材のものを使ってブラッシングしましょう。

ブラシは、髪の長い人の場合は毛先から優しく絡まりをほどきながらブラシを入れていきます。そして徐々に上の方へと移動していきます。頭頂部までブラシが来たら、そこで頭皮をマッサージするようにクッション性のあるブラシならばクッションを利用して頭皮をマッサージするようにブラッシングをしていきます。

このブラッシングをする髪への効果は、一日のホコリや余分な皮脂を取り除き毛髪環境を綺麗にしたり、マッサージ効果として頭皮に刺激を与え血行を良くして髪に栄養が届くように発育、成長促進します。また、根元から毛先に向けてブラッシングをすることで皮脂を髪全体に行き渡らせて潤いとツヤを出す効果にもなります。

②髪を洗う前に、お湯(38℃が髪に適温です)で髪と頭皮にまんべんなくお湯で予洗いをします。この予洗いが中途半端だとシャンプーの泡立ちが悪く髪を摩擦させてしまい痛めてしまいます。しっかり予洗いで余分な皮脂、ホコリを80%は取り除けます。

③しっかり予洗いをし終えたら、シャンプーに入ります。シャンプーをするときは顔を下に向かないようにします。下を向いてしまうと洗った場所が偏ってしまったりおでこや顔の周りがしっかり洗えていない場合が多いのです。そしてシャンプー剤は髪に優しいアミノ酸系のシャンプーを選びましょう。シャンプーは、最近では髪に良いもの頭皮に良いものなど頭皮や髪の状態で使い分けることもおすすめします。シャンプーは手のひらで泡立てて指の腹でマッサージをするようにします。爪を立ててしまうと頭皮を傷つけてしまう可能性があります。また、シャンプーは頭皮を洗う意識で行います。泡で髪を洗うことで摩擦をしないように丁寧にシャンプーをします。

④シャンプー後はまたしっかりお湯で洗い流します。頭皮にシャンプーが残っていると頭皮に炎症を起こしてしまったりフケやかゆみの原因になってしまうのでしっかりと流しましょう。

⑤シャンプーをしっかり洗い流したら次はトリートメントをします。その前に一度タオルで余分な水分を取ります。軽く水分を拭き取ることでトリートメントの浸透を良くしていきます。髪のダメージが気になる人やカラーやパーマをしている、また日焼けした髪には補修効果のあるトリートメントをすることをおすすめします。髪にダメージがなかったりハリやコシ、枝毛などがなければコンディショナーでも良いと思います。トリートメントは地肌につける必要はなく髪の真ん中辺りから毛先を重点的にトリートメントを付けます。付けた後キューティクルを傷めないよう荒歯コームで髪を整えてから流します。

⑥髪を洗った後吸収性の良いタオルで髪を包み込むように水分を取ります。

⑦仕上げにドライヤーで乾かします。ドライヤーは襟足辺り(乾きにくい部分)から乾かしていきます。乾燥しやすい髪質の場合は洗い流さないトリートメントを付けてからドライヤーの熱を保護して乾かすと良いでしょう。生乾きで寝てしまうと髪の毛の表面が絡まりやすく、また、乾いていない髪のキューティクルが開いたままの状態なので枝毛や切れ毛の原因にもなってしまいます。さらに、頭皮に雑菌がついてしまい臭いの元にもなってしまうのでしっかり乾かしましょう。

以上のように髪をサラサラツヤツヤにするための基本的お手入れの一つとして髪の正しい洗い方となります。

髪は印象を左右する大切なパーツです

若い印象、小顔な印象、コンプレックスを隠せるのが髪型です。ただそれは髪をしっかり手入れされているのかどうかで、印象は全く変わってきてしまいます。

若いうちはある程度髪へのダメージがあっても、修復する力があります。そんな修復力も年齢を重ねていくと髪も弱くなっていくため、その間にしっかりお手入れをするのとしないのでは、その後の結果が全く違ってきます。これは、私自身30年以上の美容師として何万人のお客様、長い方で25年以上携わらせていただいているお客様の髪を触ってきて感じる実感です。

髪を若々しく維持していくためには、髪に負担をかけないことが一番ですが、なかなか難しいのが白髪が出始め髪を染めたり、髪に動きを付けるためのパーマをかけたり、また日差しを浴びて日焼けをしてしまったり、髪には知らず知らずに何かしらの刺激を与えてしまい、若いままの髪を維持することは難しいのです。

そんな日々刺激を与えられている髪を修復してあげるのは、セルフケア(自宅で行う)やサロンケア(美容室で行う)で髪にお手入れをしっかりすることと、日々使用するシャンプーとトリートメントを髪に合ったもので洗うことです。

自宅でケアするのは、先ほどお伝えした基本的な正しい髪の洗い方でお手入れをすることが大切です。そして、外出するときは最近では日差しがとても強いので髪用UVケアスプレーなどが出ているので、日焼け防止や髪の絡まりやホコリを取り除くためのブラッシングをしたりすることなど少し意識して行うことで髪のケアをすることができます。

もちろん、もっと深く追求するとそれだけでなく、食生活や生活習慣の見直しも大切になってきます。

美容室では、髪を伸ばしていきたいと思っても、少しは毛先をカットしたほうが髪は綺麗に伸ばすことができます。そして時間が合ったらヘッドスパやプロ仕様のトリートメントで地肌と髪のケアをすると更に効果的です。

第一印象を好印象にするのは、髪の状態がどうなっているかで、相手への印象を決めることとなります。

もし、髪がパサついてバサバサした状態でいた場合どういう印象を与えるでしょう?逆に髪が毛先までサラサラとまとまってツヤがある髪の状態の場合はどういう印象でしょう?人は顔を一番最初に見ますが、次に髪に目が行くようです。

笑顔で顔の表情が素敵でも髪がパサついてまとまりが悪いとせっかくの印象が半減してしまうと思います。

男性も同じように髪型が決まっていると相手への印象は、とても好印象に見られます。ビジネスマンは顔のツヤが良く髪もピシっと決まっています。時々電車の中などで営業で回っていると思われる男性で、髪には無頓着な状態でバサついて寝癖のような髪をしているのを見てとても残念な感じで、この人は仕事ができる?とは思えないな、と思ってしまいました。

どんなシチュエーションにも第一印象はその人となりを感じ取ってもらう瞬間です。

髪の状態が良いと好印象を与えていくことができます。また、可愛くもセクシーにも、シャープな感じにも柔らかな感じにもさまざまな印象を作ることができます。

個々によっては髪質でなかなか変化できない方もいらっしゃるかと思いますが、髪質を利用して似合わせスタイルにし、お手入れをしっかりしてみると髪質改善にもなる可能性があります。(個人差はあります)

髪のお手入れは何歳からすればよいのでしょう?

一般には髪が傷み始めて気になった頃に髪へ意識が行くのではないでしょうか?

しかしその頃にはダメージが進み始めてしまっています。傷んでいなくても髪を洗う時には髪質に合ったシャンプーを使用して正しい洗い方をすることで予防ができます。

私の場合幼い頃から髪を洗う時は地肌を洗い、毛先にはその頃からある「椿油」を使っていました。これは過保護な父が女性は髪が美しくなければということで、手入れをしてくれたのです。その結果25歳まで髪はツヤツヤサラサラ、ボリュームはいらないくらいしっかりあり、パーマをかけようにもかかりが悪く先輩や同期にはパーマをかけるのを嫌がられていたくらいです。

25歳過ぎたころから30代後半までは、もちろん父の手助けは無くサロンで使用しているシャンプーを使って仕上げはトリートメントとアウトバスの洗い流さないトリートメントをしていました。

30代後半から少し髪が細くなってきたようになり髪の老化が始まったようで、この頃からは頭皮のマッサージをサロンでも自宅でもするようになりました。

今50代に入り髪は年齢を重ねるごとに細くなってダメージ毛にもなってきたので、より一層のお手入れをしています。

今髪はロングヘアですが、そのうち自分で洗うことが億劫になり髪のお手入れができなくなっては良くないので、その前にはきっと髪をバッサリ切ってボブかショートヘアになるかもしれないと先の楽しみに取っておくことにします。

髪のお手入れは早く始めれば始めるほど効果はあります。ぜひ、プロの美容師さんに自分に合ったお手入れ方法を伺いご自宅でも行うことをおすすめします。

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