市販のシャンプーで潤いある髪に仕上げられる?

髪に潤いが欲しくなったときって、何となく髪がまとまらず毛先が広がり始めます。その始まりは髪が少しずつ乾燥し始め痛み始めかもしれません。

乾燥した髪にしっかり保湿してあげることが大切なのですが、みなさんはどのように髪への保湿をしていますか?

毎日髪を洗う時に、シャンプーやトリートメントはどのようなものを使っていますか?

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綺麗な髪を保つためには、日ごろのお手入れが大切ですし、お手入れをするときに使う物も、頭皮や髪質に合っているものを使っているかどうか?で仕上がりが全然違ってきます。もし、頭皮の環境に合わず髪質に合っていないシャンプーを使ってしまったらもしかするとそれが原因で髪をどんどん乾燥させてダメージを大きくしてしまう可能性があります。

一度ご自分の頭皮と髪質に今の状態に合ったもので髪を洗っているのか?お手入れが合っているのか見直してみてはいうかがでしょう?

シャンプーを選ぶときって何を基準にしたら良いの?

世の中シャンプーは、たくさんあり過ぎてどれを選べば良いのか分からず、ボトルの見た目、テレビコマーシャルで良さそう!!というインパクトで、ドラッグストアーなどで目についたものや○%OFFなんて、お値引でお手頃になったものなどコスパで購入、もちろん美容室で美容師さんに勧められてという人もいらっしゃるかと思いますが、多くの人は前者ではないでしょうか?

私自身も美容師でありながら美容室にあるシャンプー剤も種類は多く新商品も多く迷ってしまいますから・・・

30年以上美容師をしているとサロン専用のシャンプー&トリートメントを使うことが多くなり、市販のシャンプーはほとんど自分で購入せず、友人の家に行ったとき、妹の子供が使っている、銭湯で使って、とサロンと自宅から離れたときにあえて市販のシャンプー、サロン専用以外のシャンプーを使って感触を体験しています。

自分に合ったシャンプーってホントに難しいと思います。

自分の経験から美容師ですがサロン専用の良いシャンプーが出ました!と言われて使ってみても渡す自身の自分の希望に合った仕上がりにならなくて残念なシャンプーなのに、他のスタッフには希望通りの仕上がりで満足だったという、個人によって全然結果が違ってしまうのです。

それは、何が違うのか??

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年齢や頭皮環境、髪質など個人差によって違ってしまうからです。

例えば40代の頭皮環境、髪質と20代の頭皮環境、髪質は年齢によって違います。また、髪質も個人差があり、太い髪、細い髪、うねりのあるクセ毛、ストレートヘア、脂性毛、乾燥毛、などなど人によって髪質が違います。

今では、30代くらいから髪が細く抜け毛が多くなってきたので育毛効果のあるものが欲しいという方もいらっしゃるし60代くらいから毛染めをしてきて白髪になったらパサついてきてしまった、など、様々な現象が髪に起きているのです。

年齢や髪の状態などで、いつも使っているシャンプーがいずれ合わなくなるということがあると思います。

その時に買い替えるシャンプーをどう選んでよいか?と悩むかもしれませんね。

市販のシャンプーや美容室専用シャンプーどちらも合うものはあるかと思います。シャンプーには色々なタイプが出ています。

市販で売られているシャンプーの種類

・ノンシリコンシャンプー・・・・髪をコーティングする保護膜をなくし人工的なシリコン成分が入っていないもの

・アミノ酸系シャンプー・・・・頭皮環境の改善でき必要な皮脂を残しながら泡立ちが柔らかく髪に優しい

・オイル系シャンプー・・・・馬油、椿油、アルガンオイル、バオバブオイルなどが配合されて洗浄力は弱めで泡立ちに くい性質 べとつき易い

・オーガニックシャンプー・・天然由来成分で有機物を使ったもの(100%というものは少ない)オーガニックと言われ る成分表示⇒「コカミドプロピルベタイン」が多く含まれていればよりオーガニックと言える商品です

・ボタニカルシャンプー・・・植物由来の成分を含んだもの(オーガニックシャンプーとほぼ同等に言われてる)

・無添加シャンプー・・・刺激の少ないもの (せっけんシャンプーなど)ただし添加物が0というわけではない

以上のような種類があります。

それぞれ特徴があり、頭皮や髪質にどのように対応してくれるシャンプーなのかを見極めて選ぶと良いですね。

髪がツヤサラに仕上げるためのシャンプー方法

髪に艶や潤いがないのは、水分や油分が足りない状態です。髪が乾燥していると特にまとまり悪く艶も潤いもなくなってしまいます。

乾燥した髪に再度潤いのある髪へと復活はなかなかできません。髪が乾燥しないために日ごろから保湿をして髪に刺激を与えないようにすることが大切です。

自宅でシャンプーするときは、地肌を意識してシャンプーをしましょう。頭皮の環境が良くなければ髪は健康な髪として生えてこなくなるからです。

そしてシャンプーをしながら頭皮を刺激することで血行が良くなり髪にハリやコシを出す効果にもなります。

髪が乾燥し始めてきて毛先がパサついてきたな・・・という標準的な髪質の場合アミノ酸系シャンプーを使いましょう。

頭皮や髪に優しいシャンプーで髪の毛への刺激も少ないので洗い上がりが柔らかく仕上がります。

ーシャンプー手順ー

・洗う前に1日の汚れをブラッシングをして落とします。スタイリング剤が付いている場合も取り除きシャンプーの泡立ちをしやすいようにします。

・予洗いをします。この予洗いは約38℃ほどのぬるま湯でしっかりと十分に予洗いをしておきます。いきなり熱いお湯で流し始めると頭皮に刺激を与えてしまい毛穴にも良くないので注意です。十分時間をかけて予洗いをすることで、髪の汚れは約80%は取り除かれます。

・予洗いをしたら髪に十分水分が含まれています。手のひらにシャンプーを乗せ軽く泡立ててから頭全体にに泡立てていきます。泡立てる時は、髪の毛の間に空気を含ませながら優しく指の腹で頭皮をマッサージしながら揉み込んでいくと優しい泡が立ってきます。泡が足りない場合は一度さらっとお湯で流し、もう一度泡を立てることをおすすめします。泡が足りないままシャンプーをしてしまうと髪の毛が摩擦を起こしてしまい枝毛や切れ毛の原因になってしまいます。

・泡立てたシャンプーを指の腹でもみあげ辺りから頂点へと下から上へマッサージをするようにシャンプーしていきます。指の腹を使うことで適度な力で頭皮の血行が良くなり爪を立てないことで頭皮に傷がつかないようにします。

・シャンプーをしたらお湯でしっかり洗い流します。シャンプー剤が残ってしまうと頭皮に悪影響を起こしフケやかゆみ、更には炎症を起こしてしまうので洗い残しのないよう注意して流しましょう。

・シャンプーのあとは、乾燥し始めた髪にはリンスやコンディショナーではなくトリートメントでしっかり髪を保湿してあげます。リンスやコンディショナーには保湿効果がありません。指通りをよくするための働きしかないからです。

トリートメントを付ける前に一旦軽く髪の水分を取ります。水分が多いとキューティクルが開ききってしまってせっかくのトリートメントが内部に浸透しないので水気を取ってからにしましょう。

時間が合ったら蒸しタオルかシャワーキャップで蒸して保湿すると効果も高くなります。

・トリートメントをしっかり流します。ヌメリが取れるまで流しましょう。トリートメントが残っていても髪に良くありませんし、裸の状態で背中にトリートメントが残っているとニキビのようなものが出来てしまう可能性もあるのでしっかり流します。

・吸収性の良いタオルで髪の水分を取ります。この時髪と髪を擦り合さないようにしましょう。擦ってしまうと濡れた髪の表面はキューティクルが開いている状態なので、そこを摩擦させてしまうと枝毛や切れ毛の原因になってしまうので注意しましょう。空気をタオルで含ませて叩くように水分を取ると良いです。

・タオルドライをしたらドライヤーで乾かします。髪は洗ったら必ずドライヤーで乾かしましょう。自然乾燥や半乾きでは髪を傷めてしまいます。ドライヤーの熱でしっかりキューティクルを閉じ仕上げに冷風で閉じたキューティクルをしっかり固定させてあげるとツヤが出ます。

ドライヤーはいつまでも当て続けないことも髪を傷めないコツです。始めに地肌に近い乾きにくい後頭部からドライヤーを当てていき最後に毛先の方へと傷みやすい場所は後に回してドライヤーで乾かしていきます。

ドライヤーで髪を傷めてしまうかもという心配な方は、洗い流さないトリートメントをタオルドライをした後に付けておくとドライヤーの熱から守ってくれます。保湿効果にもなります。

一通りこのように正しく洗うことで最小限の負担で洗うことで髪はダメージが大きくなることもなくツヤ、潤いを保てられる効果も高くなります。

日常の当たり前のシャンプーで洗い方次第で洗い上がりの髪が違ってきますのでもし、間違ったシャンプーをしていたらぜひ正しいシャンプーをしてみてください。

頭皮を健康にして髪には潤いを与える方法

が綺麗でいるためには頭皮の状態が良くなければ健康な髪は生えてきません。

髪は身体の中の血液から作られています。その血液の流れがスムーズに頭皮に来ていれば髪は正常に生えてくれますが、血液の流れが悪い状態では髪が弱ってしまいハリもコシもなく細々とした弱い髪になってしまいます。

髪は血液から成り、成分は主にタンパク質でできており水分や油分、亜鉛などそれぞれがバランスよく配合され髪に潤いが出るのです。

その髪を生成するためには、頭皮の血行を良くするためと身体、心も健康でいなければ綺麗な髪が生まれません。

健康な身体でいるかどうかは生活習慣が乱れていないか?食生活は偏っていないか?ストレス続きの毎日ではないか?などのいずれもバランスよく生活できているかどうかです。

生活習慣では、睡眠は髪を生成するためのとても大切な時間です。実は髪は寝ている時間に育つのです。

夜10時から夜中の2時から成長ホルモンが分泌され、これは髪の毛だけでなく血液や骨の生成から皮膚の修復や筋肉のダメージ修復にも関わっているのです。この睡眠時間というのは身体を作るうえで大切な時間と言えるのです。

食生活は忙しさでなかなかまともな食事ができないという人が多いかもしれませんね。

ついコンビニでファストフードで間に合わせてしまうとか・・・。時には良いですがそれでは栄養が偏ってしまいますよね。しかし髪の毛は血液でできていますから健康な髪を育てるには食事もとても大切になってきます。

髪が細くなって抜け毛が心配になってしまう前に食事をしっかり摂っておくことも意識していきましょう。

食べ物では、卵、青魚、クルミ、アーモンド、大豆、海藻、牡蠣、ビターチョコ、ヨーグルト、緑黄色野菜の特にトマトやニンジン、ブルーベリー、リンゴ などです。

お酒も飲み過ぎてしまわなければ、ある程度の血行が良くなるのでストレス発散としても効果的です。適量のお酒がおすすめです。

女性の場合は過度なダイエットは良くありません。程よく無理のない程度でダイエットは行いましょう。

頭皮の環境を整えるのは、頭皮マッサージが効果的です。

毛穴に詰まった油分やゴミなどを取り除き、マッサージによって血行を良くしていきます。そのためにヘッドスパがお薦めです。

自宅でもできますし、ストレス発散と同時になら美容室やヘッドスパサロンなどでやってもらうのも良いでしょう。

自宅でヘッドスパを行う場合は、頭皮や髪が濡れていないシャンプー前にマッサージを行います。

この時できれば、頭皮専用の美容液かエッセンスなどを使って行うと効果的です。また、髪が細くなってきた、薄くなってきたという場合は育毛剤を頭皮につけてからマッサージをすると良いでしょう。

マッサージをすることで毛穴の汚れを浮き出して毛穴の環境を綺麗にします。毛穴が歪んだり小さくなってしまうと髪がうねってしまったり、細いか弱い髪の毛しか生えてこなくなってしまいます。

また血行が悪くなると毛穴が閉じてしまいそこから髪の毛が生えてこなくなってしまうこともあります。

頭皮は常に綺麗で清潔に整えておくことがとても大切なのです。

綺麗な髪を維持することは、年齢を重ねていくと難しくなってきますが日ごろのお手入れと、日常の生活が乱れていなければ髪は常に健康的でいられるでしょう。

髪の毛はその人の健康のバロメーターにもなるくらい変化します。お客様の中には長年させていただいている方など髪を触ってストレスや睡眠不足など健康状態が分かる場合があるくらいです。

いつまでも健やかで潤いある髪でいたいですね。

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