椿油で髪の乾燥は抑えられる?

髪の毛に栄養が不足してくると髪が乾燥しパサついてきますね。このパサつきで朝のセットに時間を取られてしまうので何とかしたい!と思うことありませんか?

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パサついた髪は髪の表面を覆っているキューティクルが開いてしまい大切な栄養素のたんぱく質、水分や油分が不足してしまっている状態です。

そんな髪にならないように日ごろからケアが大切ですし、パサついても広がらないように乾かす前や後に洗い流さないトリートメントやオイルなどで保護することが大切です。

髪が乾燥しないようにするためのケアの方法と仕上げるときに髪を保護したり保湿して綺麗な髪を目指してみましょう!

健康的な髪の毛ってどんな状態の髪?

ツヤツヤサラサラな健康的なの毛に憧れますよね。

でも健康的な髪の毛ってどんな状態をいうのでしょう?

まず髪の毛の構造ですが、健康な髪の毛とは髪の表面にあるキューティクル、次にケラチンと呼ばれるたんぱく質でできたコルテックス、中心の芯にとなるメデュラと3層の構造となっていてそれぞれがバランスの良い状態をいいます。

この健康な髪の毛は頭皮の毛穴の下にある毛根部分で作られています。毛根部分に身体の中から送られてくる栄養を受け取って髪の毛が作られています。

髪の毛にツヤがあるってどのような状態なの?・・・それはキューティクルが綺麗にうろこ状に整っていて、髪の毛の内部に十分な水分が保たれていることです。

髪の毛がサラサラってどのような状態のこと?・・・それは髪を触ってみてサラサラと指通りが良い状態をいいます。

髪の毛がハリがあってしっかりしてるって?・・・健康な髪はコシや太さを触った時に感じます。髪の内部の栄養分が十分満たされている状態です。

頭皮の状態は整っているかどうかが大切ってことだけど?・・・頭皮に炎症やかゆみがなく、頭皮に汚れや皮脂が溜まっていない状態で頭皮の血行が良い状態で、髪が健やかに育っている状態であることです。

健康な髪の毛を作るには、日ごろの髪の毛のケアも大切ですが、身体を整えることも大切です。

身体を整えるってどんなことをいうの?

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食事のバランスを整えること・・・髪の毛を作るための栄養(たんぱく質やミネラル、ビタミンなど)を摂ること

生活習慣を整えること・・・暴飲暴食をしない、適度な運動、良質な睡眠などホルモンバランスを崩さないことです。

ストレスを貯めないこと・・・ストレスを貯めてしまうと身体の血管を委縮させてしまい血行不良によって髪の毛に栄養が行き届かなくなってしまいます。

シャンプーを髪に合ったものを使うこと・・・シャンプー剤の洗浄力が強いと頭皮を乾燥させてしまう可能性があります。またシャンプーの成分が頭皮に合わなくてかゆみや赤みを引き起こす原因になってしまいます。

髪の毛への負担をかけないこと・・・パーマやヘアカラーの回数を減らすこと、ヘアアイロンを使う時間や頻度を抑えること、紫外線を直接当たらないようにします。髪は熱や摩擦に弱いのでダメージを受けやすくなってしまいます。

頭皮マッサージで血行を良くすること・・・血行を良くすることで髪に必要な栄養が行き届き髪の毛の成長にも良い影響を与えてくれます。

健康な髪の毛というのはツヤがあってサラサラと指通りが良くてパサついていない状態です。髪の表面にあるキューティクルは、髪の毛の内部にある水分やたんぱく質を保持し外部からの刺激を守る役目があります。そのキューティクルが剥がれてしまうと内部にある水分やたんぱく質が外へ流出してしまい髪の毛の大切な成分がなくなってしまいます。このキューティクルが剥がれて痛んでいる状態として乾燥毛となりパサついてしまうのです。

髪の毛が痛んでいる状態は、このキューティクルが剥がれて髪の内部の栄養が少なくなってしまった状態になってしまっています。

一度傷んでしまった髪の毛を修復することは難しく、痛む前にしっかりと髪の毛と頭皮をケアすることがとても重要になってきます。

髪の毛がパサつかせないためのケアの方法

髪の毛がパサついているということは、頭皮も乾燥してしまっています。頭皮の環境を良くする必要があるのです。

髪が乾燥してるのに頭皮がなぜ関係するの?と疑問に思う人がいらっしゃるかもしれませんが、実は頭皮が乾燥してしまうと髪や頭皮にトラブルを起こしやすい原因を作ってしまうのです。

頭皮の乾燥してしまう原因は、年齢を重ねていくことで肌質が変化すること、頭皮や髪に合わないシャンプーを使い続けてしまうこと、紫外線によるダメージなどが原因となります。

年齢と共にお肌に潤いが不足していくことと同じように頭皮にも同じ現象が起きてしまいます。そのため頭皮にも潤いを与えてあげることが大切です。

毎日のシャンプーは頭皮を洗うことになります。そのシャンプー剤が洗浄力が強いと頭皮を守ってくれている皮脂を必要以上に洗い落としてしまい、お肌と同じく皮脂が減ってしまうと乾燥しやすい頭皮になってしまうのです。シャンプーを頭皮に優しいシャンプーを選ぶようにしましょう。

シャンプーをするときは泡をしっかり立てて爪を立てないように指の腹を使って軽くマッサージをするように洗います。シャンプーは頭皮の汚れを取る、という意識で洗うようにしましょう。

シャンプー後髪を乾かす時は必ずドライヤーで乾かします。毛先の乾燥が気になるときは乾かす前に洗い流さないトリートメントをつけてから熱から守るよう乾かしていきます。濡れたままでは髪の毛が痛んでしまいます。

紫外線は頭皮に直接あたってしまうことで頭皮にダメージを与えてしまっています。もちろん髪の毛も直接紫外線を浴びてしまい日焼けした状態になってしまうので、UVスプレー、日傘や帽子などで紫外線から守るようにしましょう。

頭皮を乾燥させてしまう原因から防ぐには、頭皮を保湿して潤いを与えることです。

―頭皮の保湿ケアをするときのアイテムは??―

・頭皮用美容液、ローション

頭皮用の美容液で頭皮用の化粧水のように頭皮と髪に良い成分が配合されていてマッサージをしながらなじませます。顔用のローションは頭皮に刺激が強い場合がありますので注意が必要です。

・女性用育毛剤

育毛剤も保湿効果があります。血行促進や抗炎症など薬用成分が含まれています。髪の毛が細くなったり抜け毛が気になるときに使用することが多くなると思いますが、乾燥した頭皮に刺激が強すぎたりしますので注意が必要です。

男性用育毛剤は、ホルモンのバランスを崩す可能性があるので女性用を使用しましょう。

・頭皮用オイル

頭皮に使えるオイル。ホホバオイル、馬油、アルガンオイル、椿油、など顔やボディに保湿剤として使用されるので頭皮にも適度な油分で保湿効果が期待できます。使いすぎるとべたついて毛穴に悪影響を及ぼすこともあるので手のひらに1~2滴落として伸ばしてから頭皮をマッサージするようにします。

オイルによって乾燥した髪にツヤを出してくれますし、吸収力の良いオイルは保湿にもなりパサついた髪を落ち着かせることもできます。

各オイルの髪の毛に対する特徴

・ホホバオイル・・・多年草の種から取れる植物性天然オイルです。ホホバオイルに含まれているビタミン類によって頭皮のケアにも効果があると言われています。頭皮の乾燥を抑えたり抜け毛予防にもなります。使用する場合添加物のないホホバオイルを使用してください。

・馬油・・・馬のたてがみや尾の付け根、お腹の脂肪などから摂れる油脂のことを言います。馬油は昔から殺菌効果のある油として使われていることが多かったようです。そのため頭皮のフケ、かゆみ、乾燥を抑えてくれる効果があります。

・アルガンオイル・・・アルガンツリーの実の種から採取されます。髪や肌に潤いを与えて乾燥を防ぎます。

椿油・・・椿の種から採取された古くから使われている油です。椿油にはオレイン酸が80%~90%と非常に高く含まれています。人間の皮脂も約40%がオレイン酸です。肌の成分に似ているので低刺激で肌になじみやすいという特徴があります。オレイン酸は空気に触れても酸化しにくいという特徴があり不乾性油といって液状を保つことができ保湿効果が高いと言われています。

ただオイルをつけすぎるとべたついて重くなってしまうので、使用するときは注意が必要です。大体1滴~2滴で十分でしょう。

髪の毛の保湿に効果的なオイルはそれぞれ特徴があるので、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

オイルによって頭皮の保湿をして頭皮を乾燥させないようにすることで髪の毛のパサつきも軽減されます。髪の毛に潤いを与えるためのケアも大切です。

頭皮の環境は髪の毛の健康状態にも影響を与えることがあります。頭皮のケアをしてツヤサラな髪を作っていくようにしましょう!

髪の毛のケアはいつからしたら良いの?

幼少の頃は、誰もが髪の毛は綺麗で傷んでいることなく、細い髪でも太い髪でもサラサラツヤのある髪だったと思います。

今では赤ちゃんで持美容室でカットしていますし、そのまま成長しつつ美容室へ通っているお子様もいらっしゃいます。

そんなお客様の成長過程を見ていて、髪の毛はいつからパサついて傷み始めるのか?と思いながらサロンワークをしていた時があります。

個人差はありますが、スイミングスクールに行き始めると塩素で傷み始めていたり、外でスポーツをしていたりすると少しずつ髪は傷み始めていました。そのうち小学生は小さいうちは髪の毛を伸ばしていたのが、朝の支度の時間を短縮するために髪の毛を切るお子さんがいて、傷むほどの悪影響を与えていることがなく綺麗なまま学生生活を終えていました。

その中でも髪を伸ばすことを続けていて洗浄力の強いシャンプーを使っているお子様はある時期から毛先が乾燥し始めていたこともありました。が、個人差があったので髪質や洗い方も影響があったかもしれません。

パサついてまとまりにくくなった時はこちらからアドバイスをして、静電気を起こさないようにとシャンプー剤をアミノ酸系の優しいシャンプーに変えてもらうようにお伝えしたりしました。

そして髪を洗った後は、洗い流さないシャンプーか、もしくはコスパに良い椿油やホホバオイルなどで少量のオイルでツヤをだしてみては?ととおすすめしてみました。

椿油は私個人子供の頃髪が多毛で少しくせがあり、あまり髪質は良くありませんでしたが髪を洗った後必ず椿油を髪につけてドライヤーで乾かして、いました。そのお陰か30歳くらいまでとても強く綺麗な髪質を維持できてパーマをかけてもすぐ取れてしまうくらい強く髪を染めても痛みはあまり目立たなくツヤのある髪でした。

当時は鹿児島出身の母の影響で椿油は身近にあったオイルだったので髪の手入れは知らず知らず出来ていたのかもしれません。そのため私の場合は髪が痛み始めて手入れが大変になってきたのは40代前半からだったように思います。

もちろん美容師を10代後半からしていたのでシャンプーはプロ専用の美容室で使っているものでアウトバスもプロ専用のものを使う機会があったので効果があったのかもしれませんが。

だいたいのお子さんはターニングポイントの年齢が、ホルモンのバランスによる影響がある年齢に髪質や髪への影響が敏感になっているように思いました。普通にシャンプーしてコンディショナーで終わらせているとそのくらいの年齢化と思います。

そこで、大人になって髪を染めること、パーマをかけることになってくると頭皮と髪への負担が大きくなってそのまま普通に過去のままのお手入れでは髪の毛のダメージを防ぐことは難しくなってきます。

お子さんでもプールや外でのスポーツ、汗をかく季節などのときは頭皮に刺激を与えてしまい髪にも悪影響なので髪を洗う時はシャンプーを選んで使用したり、シャンプーだけで終わらせないでコンディショナーではなくトリートメントを使用して補修してあげると良いでしょう。

パーマやヘアカラーをした時も必ず刺激の少ないシャンプーとトリートメントをしましょう。

また、髪の毛が乾燥し痛んでパサつく悩みの他に髪質が変わってくるときが来ます。女性の場合女性ホルモンの影響が大きく関わっていると思います。

また、妊娠、出産、年齢、生活習慣、気候などでも髪質は変わってくるようです。

パサついて傷んだなという思いから、髪が前よりも細くなった、ハリ・コシが無くなったように感じる、切れ毛が増えてきたように思うなど。

この変化に気づくのが早くて30代後半から感じるようです。

歳を重ねると身体のあらゆる機能が低下していきます。それと同時に髪も作る力が弱ってしまいなってしまう30代後半くらいから加齢による髪の毛に栄養を運ぶ力も弱ってしまうのです。

女性はホルモンのバランスが乱れやすくその影響で、髪が抜けやすくなったり髪が栄養不足で細くなってしまったり、くせ毛のようにうねり始めてしまうという現象が起きるのです。

この現象が起き始めたら頭皮のケアから始めていくと効果的です。特に美容室でヘッドスパをしてもらったりヘッドスパサロンでマッサージを定期的にしてもらうことで更に高い効果が期待できます。

私自身髪が長いのでヘッドスパをしたあとの髪の質感が変わったように実感することがあります。頭皮にたくさんのツボがあるので体の不調を整えてくれることも期待できますし、人の手で頭皮をマッサージしてもらうことでストレス解消になりその日の夜は深い睡眠がとれてぐっすり眠れたりします。

髪質に変化を感じ始めたら、髪の毛を健康的にするために行う予防(食事や生活習慣など)、対策(ヘアケア)を意識していくことで年齢問わず綺麗な髪でいられるでしょう。

乾燥した髪におすすめのシャンプーは?

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