髪のくせ毛の悩む方にとって、本当にストレスになってしまう!なんて思っている方は多いのではないでしょうか?
くせ毛は、先天性のくせ毛と後天性のくせ毛があります。
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先天性のくせ毛は、遺伝性で両親やお祖父さん、お祖母さんなど身内の髪がくせ毛の場合、確率は80%以上くせ毛になるようです。
ただ、私の30年サロンに立って見ていると、確かに先天性の方はくせ毛になっていくお子さんは多かったのですが、そこであきらめてしまうか、親御さんがお子さんに髪への良いことをしてあげているかで、成長した時のくせ毛の強さは無くなっていっているように思いました。
完全にくせ毛は治りませんが、手入れがしやすい髪質のくせ毛としての髪となっていくことはできていたので、やはり髪への手入れをどれだけしていくかで、くせ毛の出方が決まるのでは?と思います。
後天的なくせ毛は、大人になる成長過程において、毛穴のつまりやホルモンバランスの変化、血行不良による栄養不足と外的要因が強いようです。
くせ毛を諦めずまずは頭皮への手入れを見直してみよう
先天性のくせ毛は、ほぼ遺伝性なのですが、後天性と同じく頭皮へのお手入れをしっかりすることで、くせ毛の強さがゆるくなる可能性がありますので、ぜひ、頭皮のお手入れをしてみてください。
くせ毛の方は特に汗など発汗した時にそのまま防止をかぶったり、結んだりしてしまうとくせ毛を助長してしまうので汗をかいたらそのままにしないで、極力汗をしっかり拭きとること、髪を結んだまま汗をかいて蒸してしまうとその状態のままもくせ毛を助長してしまうので、がっちり結ばないよう跡を付けないように気を付けたほうが良いです。
そんな汗をかいた日の髪の洗い方やケアとしてお手入れするときの意識に注意してほしいと思います。
では、そのお手入れとは?
・毛穴のつまりをしないこと
この毛穴のつまりは、抜け毛や薄毛の原因にもなっています。そしてくせ毛にも大きな影響を与えています。
毛穴のつまりとは、シャンプーやリンス、トリートメントなどの添加物が毛穴に入り込んでしまい流されずに残ってしまうことです。その残ったものが垢や老廃物、体内の不純物がうまく排出されず毛穴に残ってしまうと、髪が生えてくる過程で曲がったり、ねじれたりした形で髪の毛が生えてきてしまうのです。
そうならないよう、頭皮のケアをしっかりすることが大切です。
頭皮のケアは、正しい髪の洗い方としてただ何気なくシャンプーをするのではなく、意識として頭皮に血行をよくするためのマッサージをして頭皮を柔らかくしていくように洗います。
洗うときには、まず予洗いをシャンプーをする時間よりも長く丁寧に洗い流します。この予洗いで80%ほどの汚れは取れます。予洗いでしっかり頭皮を暖めてマッサージ効果を高める役目となります。
予洗いをした後、充分汚れも取れお湯が髪にしっかり含まれているのでシャンプー剤を過剰に使うことなく適量で洗うことができます。適量で洗えれば短時間で洗えその分、シャンプーの分泌物が毛穴に残ることを防ぐこともできます。
頭皮は健康的にすることでくせ毛を生成しないような毛根の働きをします。
その為、髪を洗う時間というのは絶好のくせ毛を治療するタイムにもなるのです。
もちろんシャンプー剤がどんなものでも良いというわけではありません。アミノ酸系の優しいシャンプー剤もしくは、頭皮専用のシャンプー剤を使用したほうが高い効果が望めます。
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ケアだけではない健康な頭皮を作ろう
頭皮をケアするためには正しい髪の洗い方が大切ということはお分かり頂いたかと思います。
逆にだめな洗い方をいくつか挙げてみます。
・髪を濡らしてすぐシャンプーをする
・頭皮を気にしないで適当なシャンプーをする
・爪を立てて洗う
・毛穴の皮脂を意識しないでシャンプーをする
・すすぎは泡がなくなればいいと思っている
・潤い成分が必要、と思ってすすぎを甘くする
・かゆいけどそのまま洗って終わる
・トリートメントはしっかりすすがない
と、以上のような内容で1つでも当てはまっているとくせ毛を治すシャンプーの仕方ではなくなってしまうのでしっかり意識をして洗ってほしいです。
くせ毛の髪と直毛の髪の表面の違いは、くせ毛の場合キューティクルが凸凹して剥がれてしまっている状態の髪が多くそのために艶も出にくい髪となります
直毛の髪はキューティクルがしっかり閉じられ凸凹していないので表面が艶っぽく見えるのです。
パーマをかけた後艶っぽく見えているのは、キューティクルをパーマ剤で加工し凸凹な表面を平らにした状態になってカールやストレートになるのです。なので、パーマやストレートパーマが効いている間は艶が出ています。
ただし、物理的に平らにしているので時間が経つにつれて表面のキューティクルが剥がれてきてパサつくようになってくるのです。
くせ毛の場合は元々がキューティクルが凸凹しているので、その凸凹を少しでも平らにしていくように髪を作る細胞に近い頭皮をケアすることでくせ毛が少しづつ生えてくる髪が変わってくるようになるのです。
くせ毛は生活習慣にも影響がある?
くせ毛を少しでも良くなるように頭皮ケアをしても、身体が健康でなかったり生活習慣が良くないとくせ毛は良くならないです。
髪の毛は血液から栄養が運ばれて毛母という髪の毛を育てる場所があります。その場所まで栄養が良くなければ髪の毛はゆがんでしまったり細くなってしまったりと変形してしまうのです。
そうならないように、女性の場合は特にホルモンバランスを整えることがとても大切です。
私の経験で幼少時のお客様が中学の思春期頃になるまでの髪の毛の状態が変わってきていたことがあります。
幼少期はサラサラの柔らかい髪でまっすぐでしたが、思春期になるとともに髪がしっかりしてきてくせ毛になってきたというお客様がいました。
その理由はホルモンの成長期に起きるバランスが崩れていたのかもしれません。思春期ではホルモンが活性化され食べ物も油っこいものが好きだったりすると食事が油っこいものになるので、頭皮も皮脂の分泌量が高くなり毛穴がつまりやすくなってくせ毛となりやすい環境になってしまったのかもしれません。
成長期から更に年齢と共に頭皮の血行不良による髪に必要な栄養が不足してしまうこともくせ毛の原因にもなっています。
栄養が行き届かないことによって健康な髪を作ることができなくてくせ毛になってしまうということもあります。
では血行不良の栄養不足の対処法はどうしたらよいのでしょう?
まず、くせ毛のケアとして後天的な原因を取り除くことです。
栄養不足の原因は、普段の食生活で油っこいものを好んで食べていることによります。油というのは頭皮の毛穴を詰まらせてしまう原因にもなるので控えるようにしましょう
また、栄養不足といえばダイエットも言えます。カロリー制限で正しくストレスのないダイエットであれば気にならないですが、度を越えた食事制限をしてしまうと体に必要な栄養素も摂取できず体に悪影響を与えてしまうので、そのような急激な、またストレスのあるダイエットをしたことでくせ毛になってしまうことがあるので注意しましょう。
くせ毛は、頭皮のケアをしっかりして、頭皮を柔らかくしマッサージをしていきながら毛穴を綺麗に健康な髪を生えさせるための土台を作ることです。
そして身体も健康であることです。髪の毛は血液でできているので血液となる栄養素が良くなければ良い髪も生えてきません。
以上のようなことを踏まえ、健康な身体を作り、正しい髪の洗い方をしてくせ毛に悩まなくて良いような頭皮ケアをしていきましょう。
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