うつ病?薬に頼らないならエゾウコギが効くの?

春になると様々な変化のある季節になると思います。例えば、学生であれば、新学期、入学、卒業など。社会人であれば新しく社会人としての出発や職場の移動、転勤などがありますよね。

また、人生でも様々な転機があります。結婚や出産や身内との永遠の別れなど。

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そんな転機のある時に、自分には心の変化が起こっていることに気づかないで日々過ごしてしまい、そのうち自分の殻に閉じこもって外との接触もできなくなってしまう・・・という状態になってしまう。このような状況になってしまったら「うつ」になってしまっているのでは?と思ってしまいます。

また、最近では職場内のハラスメントによることで、「うつ」になってしまった原因で大きな問題にもなっていることは皆さんもご存じだと思います。

「うつ」になることは本人も自覚がなかったり、周りの人も気づかないことが多いと思いますが、そうなった時、そうなる前にどのように対処したらよいのか考えてしまいます。

「うつ」は、お肌や髪にも、体調にも変化が起きてくるようです。

体調を整えて、できるだけ「うつ」になりにくい心と身体になりたいですよね。そんな身体づくりの方法を探ってみました。

休んでも疲れが取れない時の対処法ってあるの?

睡眠をしっかり取ったのに目覚めが良くなく、身体もスッキリしない時ってありませんか?

スッキリしないのはまだ身体に疲れが残ってしまっている、深い良質な睡眠が取れなかったなどが考えられるでしょう。

また、もっと酷い状態になる、身体、精神両面から激しい疲労感を生じると慢性疲労症候群という原因不明の病気になってしまう方もいるようです。

疲労が回復しない原因に、体調や精神状態、日常の生活習慣の変化が大きく関わっていて、長引くと病気を引き起こしてしまう可能性もあるのです。

身体に疲労感がある場合、心も疲れている、ということが考えられているので、心と体は一体で相互の関係性が深く、疲労は一つの原因だけでないと考えられているようです。

では、皆さん疲れの対処法ってどのようにしているのでしょう?

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お客様との会話でよく聞くのは、温泉(お風呂)に入ってのんびりと寛ぐ、体を動かして汗を出す、じっくりと睡眠を取る、マッサージに行く、塗り薬や湿布で対応するなど、中には、お買い物しながらお友達とお茶をしておしゃべりしてストレス解消すると一気に疲れが取れるわ!なんていう方もいらっしゃいました。

おしゃべりも、相手によります!相手が自分よりもエネルギーの高い人を選ぶことがコツです。やはりエネルギーは高い方から低い方へ流れていくものです。自分が疲れて落ち込んでいるときに、心が軽くなったり明るくさせてくれる人が好ましいです。

疲れもそれぞれ個々に違いますが、自分を分かっている方は上手に身体と向き合って疲れを癒すことができていると思います。エネルギーが高い人といて気分が高まらない人とは一緒にいないほうがいいですから、自分に必要な時にいてもらうくらいが丁度よいのだと思います。

そんな中、自分に向き合ってもなかなか疲れが取れず、その疲れがどんどん深く精神的な疲れも重なって身体と心のバランスを崩してしまう・・・という方もいます。

このような状態が酷くなってくると、「うつ」になってしまう可能性が高くなってしまいます。

心も身体も健康的な状態を作ることがとても大切だと思います。

今の社会でストレスも多く生活自体が疲れてしまいやすいと言われています。そんな時手軽に気分転換できることを少しづつしてみるのはどうでしょうか?

例えば、呼吸法です。

椅子に座って、背筋を伸ばして深く腰掛けないようにします。

足は楽に膝を合わせて下した状態で、手は太ももに軽く乗せます。

眼を閉じましょう。この時、目を閉じた時に座っている感触で、足、お尻、手、太ももに意識します。

鼻から息を吸います。ゆっくりと4秒ほど。そして口からゆっくり8秒ほど吐き出します。

これを3回繰り返してみましょう。

この後、軽く肩を回してみたり、ゆっくり立ち上がって両手を天に向かってゆっくり伸ばしてみると良いでしょう。

これなら、仕事中でもお休み時間の時でも気軽にできると思います。疲れを溜め込まないために軽いストレッチです。

仕事中は特に脳が疲れてしまうことが多いので、脳を休めてあげるためにも良いですし、また、朝陽を浴びてみる、静かなところで瞑想をすることも、脳の疲れを沈めてくれます。

また、お風呂のお湯にも疲れを取ってくれるのが、水素浴にすることです。普通のお湯よりも発汗作用が大きく、疲労の原因となる活性酸素をじわじわと除去してくれるのです。女性には特に嬉しいお肌もスベスベになってくれたり、体が覚めにくいので冷え性にも効果的なのです。

食事もバランスよく体に栄養を与えることが大切ですが、なかなか思うように食事をすることができなければ、例えば、野菜具沢山のお味噌汁を作ってゆっくり食べるのも効果的ですし、食べたいものを食べない・・・という我慢はしないで、甘い物が欲しい時は甘いものを食べても良いですし、肉が食べたい!と思えばお肉を食べても良いのです。但し、毎日これを繰り返していては良くないので、疲れて今、自分が食べたい、と思う時に食すというのが食べるタイミングですので、食べ過ぎには注意しましょう。

疲れを溜めていかないように、バランスよく身体と心を軽くしてあげることと、脳の疲れも身体に栄養を与えてしまうので、脳を軽くしてあげることが大切です。

1億総ストレス時代って言われているけど・・・・?!

私自身仕事と私生活の激変によって、自分が気が付かないうちにストレスを溜めていたのか?それが原因なのか何が原因なのか分からないのですが、「高安動脈炎」という難病になり、今現在も治療中です。

あまり聞いたことのない病名なのですが、簡単に言うと、太い動脈に慢性炎症を起こしたことによる原因だそうです。この炎症によって血管の狭窄や閉塞を起こし、私の場合は、目まいが毎日のように起こり、頭痛、脱力感、だるさ、息切れなど、でしたが、更年期障害が来たのだろうと、辛くてもすぐ治ってくれると信じ病院に行かず、仕事に集中している毎日でした。が、とうとう仕事中に立っていられない目まいと嘔吐があり、救急病院で検査結果が「高安動脈炎」という結果だったのです。

ストレスから来ているのかもしれませんが、原因は不明なので担当医は投薬治療で再発を抑えるという治療になっています。

この病気のおかげで、4か月の入院で時間をたっぷり私に与えてくれたので、病気をきっかけに免疫力や自然治癒、東洋医学などに興味を持ち調べ始めることになりました。

美容室経営をして社員の病気、お客様の病気、などたくさんの悩みや経験談を伺うことが多かったり、また、友人の癌治療や大動脈解離、など経験をしたことを聞いたり。

薬は治すものではなく抑える効果として処方されることが多く、病気になってしまう前に予防することがとても大切だと思いました。

ストレスは誰もが感じていることだと思います。

そのストレスが大きくなってしまうと、「うつ」や「パニック障害」など心の病へとなってしまいます。

ストレスからくる「うつ」は、職場だとリストラ、単身赴任、昇進(仕事に対する不安が大きい)などです。

生活面では、死別、離別、出産、子供の独立などです。それぞれ大きく環境の変化によって起きるものです。

ストレスに関連する、パニック障害、適応障害、依存症、心身症、身体表現性障害なども精神、身体疾患など様々な障害が起きてしまうそうです。

お薬は、ストレスのホルモンを緩和させるための、ドーパミンやセロトニンが減らないようにする薬となります。

漢方薬だと体質や症状によって様々な生薬を組み合わせて調合して改善をしていくものです。

うつやパニック障害では、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)を出されることが多いようです。

また、免疫力を高めるのも効果的であり、うつ病やパニック障害にも効果が期待できるサプリメント「エゾウコギ」も有名です。

日本の北海道の寒い一部の部分にのみ生息している高麗人参と同じウコギ科に属する植物です。昔はアイヌの人たちが神聖な植物として珍重されてきたそうです。

ちなみに中国では、「刺五加」と言われ健康と維持するために利用されています。

他にも、リコリス、セント・ジョンズ・ワート、ジンジャー、パースレイン、ローズマリー、などのハーブにも効果が期待できると言われています。

それぞれ、副作用が出るものもありますので、注意書きをよく読んでから服用するようにします。

うつ病には、食生活にも密接な関係があると、国立精神、神経医療研究センターの功刀(くぬぎ)先生によると、うつ病の人は、腸内環境が乱れている人が多いと言います。

ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉金の数がうつ病の人は少ないそうです。食生活も大切なのですね。

食べ物に注意することで、現代病の一つの糖尿病。その糖尿病のある人はうつ病になりやすい傾向があるそうです。

適切な治療や栄養を摂取するには、魚が良いとされています。

魚には、n-3系脂肪酸やビタミンDが含まれており心筋梗塞や狭心症など心血管疾患を予防する効果があり、インスリンン受性やインスリン分泌を改善する効果があると考えられているということです。

女性の場合、ホルモンのバランスが崩れやすくなると気分が落ち込み、身体もだるくなったり、頭痛が起きたりと様々な症状が起きます。

私自身、閉経に近づくにつれて月経痛が酷くなって、薬は飲まないよう我慢で過ごしてきましたが、看護師の友人がプラセンタの注射が良いかもと、勧められてプラセンタを打つことにしました。そしたら月経痛が緩和され、とても楽になったので、それ以来プラセンタ注射を続けています。

毎月苦しまされていたのが、軽くなり気持ちも楽になったのでこれだけでもストレスは解消されました。

うつ病など精神疾患になってくると、肌の色、肌の弾力が無くなって健康的に見えなくなってしまいます。

本人が薬によって抑えられて楽になっているのであれば、その薬での治療で良いでしょうし、薬でなく少しでも自分の力(自然治癒力)、サプリメントや漢方など副作用が少ない物で治療、予防したい場合は、ご自分に合ったものを専門の方と相談しながら活用することもありだと思います。

体調の異変に髪の毛が教えてくれる?

美容室には様々なお客様が来店されます。私自身34年の美容歴の中で、長くリピートしていただいたお客様の髪の毛を触らせていただくとそのお客様の体調が分かることを多々経験しました。

髪の毛は体調や精神の変化に敏感に反応する部分です。髪の毛は体内の血管、血流から送られてくる栄養からできています。そのため、髪の毛は身体との関係はとても深いのです。

一番分かりやすいのは、30代後半から子育て真っ最中からお子様のお受験、成人式を終えていく間に、そのお客様は60代くらいになっているわけです。

その間にそのお客様の髪の毛は、子育て中は白髪もほぼ無く髪の毛は出産後の抜け毛は無くなり、ヘアカラーやパーマをしてオシャレを楽しんでいる期間を過ぎ、そのうち白髪を染め始め少し髪の毛が細くなり始めてきました。60代になると白髪染めとヘッドスパで頭皮ケアを主にするようになってきたのですが、この当たり前のような自然な流れで年齢を重ねているお客様は特に問題なく年齢に応じた対応をしてきました。

が、中には同じように30代後半の子育て真っ最中のお客様が途中から、家族の問題なのか?何が問題があったのか?しばらくすると髪の毛が一気に細くなり、お客様本人も細くなった髪の毛を気にしていましたが、この頃のお客様のお顔の色があまり良くなく来店される度に、元気がなくなり髪の毛もパサつき目立ち始めヘアカラーも肌が敏感になっていたため、できない状態になったのです。

しばらくするとそのお客様は「薬を飲んでいます。」と「うつ病になったようなんです」というお話をされたのです。その会話からそのお客様への対応を気を付けていましたが、薬の効果が出ているのか?いないのか?最後は会話がネガティブなお話で終わりそのままそのお客様は来店されなくなってしまいました。

このお客様は特別長年美容師をしていて重度のうつ病になっていく過程を知るお客様になりました。

精神的な心の病になると、髪の毛はツヤが無くなりハリも無くなっていきました。それと同時に可愛らしい童顔のお顔も肌にツヤが無くなりくすんだ肌色になり、薬を飲み始めた時は自然なのですが、髪の毛は薬を飲んでもハリもツヤも出なかった記憶があります。

他にもうつ病ではないのですが、独身のキャリアウーマンの女性が職場内の移動で、先輩との折り合いが合わないことで、ストレスになり髪の毛が弱ってしまったお客様もいらっしゃいました。

そのようなお客様は、シャンプーやトリートメントを高価なものに変えても良くなることはなく、もちろん髪の毛へのダメージを抑えるには髪の毛に合ったものを使用するほうが良いのですが、精神的ダメージの場合はリラックスしてストレスフリーになる状態が大切のように思いました。

多少の効果は、静かな音楽の中ヘッドスパをしてゆっくり呼吸をしながら、他人の手で頭皮のマッサージをすることは、意外と効果的ではないか?と個人的な考えです。

重度なうつ病のお客様が来店されている頃はまだ、ヘッドスパというメニューが無かったのが残念でしたが、その後美容室を改装した時に個室のヘッドスパを作って、お客様にリラックスしていただくスペースを提供し喜んでいただきました。

また、食べ物でも髪の毛には影響を与えています。

抜け毛が多くなってきたな?と思うようでしたら、食べ物に原因があるかもしれませんよ!

日々、脂っぽいもの、味の濃いもの、あとは、美食でステーキやフォアグラ、キャビアなどが大好きでよく食べる、という方。このような食材はカロリーが高いものばかりです。

この高カロリーで脂肪分を摂りすぎてしまうと、頭皮の皮脂の分泌が異常に多くなってしまい脂漏性脱毛の原因となって抜け毛が多くなってしまうことがあるのです。

また、過度なアルコール飲酒も、体内でアルコールが分解されて、その影響で血液中の栄養や酵素を押しのけてしまい、そのために頭皮や髪の毛に栄養が行き届かなくなってしまい、髪の毛が抜けやすくなってしまうのです。

食事の他に、ダイエットも髪の毛に悪影響を与えてしまうことがあります。特に過度なダイエットは、急激な栄養不足が起こり髪の毛に栄養が行き届かなくなってしまうことが原因と言われています。

髪の毛を綺麗に維持するのは健康な身体づくりと同じだと思います。

年齢を重ねながら若々しくいられるのは、栄養バランスの良い食事と心の健康と身体の健康によるものだと思います。この健康バランスが美しい髪の毛を維持できるものだとも思います。

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