振袖を着るときロングヘアの丸顔の私に合う髪型はどうしたら良い?

着物を着る機会があまりないと、私にどんなヘアスタイルが合うのかしら?と、悩んでしまったり、こんなセットに仕上げたいけど大丈夫かしら?など、洋服と違って着物の髪型は随分変わるのでちょっと迷ってしまいますよね。

特に顔の形で仕上げたときに、コンプレックスな部分が出てしまわないか?髪を結いあげるというだけで、顔が全部でてしまって恥ずかしいとか、色々考えてしまう人が多いようです。

特に華々しい成人式では、一番素敵な自分でいたいので、振袖を着て髪型もバッチリ決めたいですよね!

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丸顔さんにどのようなヘアスタイルが合っているのか?メイクを和装の時にはどうしたら良いか?をお伝えしたいと思います。

可愛らしさとシャープさで振袖を着こなして普段の自分と違った華やかに仕上ると嬉しいですよね!

振袖の時の髪型は、華やかに仕上げるので顔の形をカバーしながら結い上げることができるので、充分満足できる仕上がりになると思います。

丸顔の私に合う振袖用髪型って?

顔が丸いから、できるだけ髪で隠してほしいと小顔効果になると思って顔の周りに髪の毛を下ろしたヘアスタイルをしてほしいという要望をよく聞きます。

特に髪を長くロングヘアにしていると顔を隠す部分が多いから髪をアップスタイルにするときに顔が全部出てしまうのではないか?と心配してしまう方が多いようですが、そこは振袖とのバランスを見ながら小顔効果のあるアップスタイルをすることで解消されるので安心できると思います。

顔が丸くてもスッキリ見せるアップスタイルがありますし、髪飾りが大振りになるので飾りでカバーできたりと、色々アップスタイルはあります。

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丸顔の方の特徴は、顔の幅が横と縦の幅がほぼ同じくらいで、ほっぺやあごのラインが丸みをおびてぽっちゃり見えるのが特徴です。

ふんわりした可愛らしい印象で若々しい優しい雰囲気です。そんな丸顔で気になる部分が強調しないようなヘアスタイルを作ることで、丸みのある印象を他のところに視点がいくように仕上げていきます。

また、普段と違ったシャープなラインになるように仕上げるのもポイントの一つです。全体のバランスが横のイメージを縦のイメージにするという感じです。

丸顔の方におすすめアップスタイルは、前髪がポイントとなります。

前髪をアシンメトリーもしくは、どちらかに8:2くらいの割合いで分け目をつけて、顔の形をひし形のように見せ、前髪で目線を外します。ロングヘアであれば後ろの髪が充分長さがあるので、トップの髪は高さを出して日本髪風に仕上げ、飾りを左右にどちらか片方に大振りな飾りを付け、もう片方には小ぶりの飾りを付けてメリハリのある飾りで奥行きをだしてヘア全体を華やかにしてあげると良いでしょう。

丸顔で更に可愛い印象を与えるならば、前髪をパッツンにしてこめかみ辺りに少し髪を残して、後ろの髪はロングヘアであれば編み込みを入れたり、毛先に遊びを入れたりとボリュームを出しながら洋装にも合うセットも似合うでしょう。

髪の長さが結い上げるまでに足りないショートヘアやボブヘアの長さも、前髪をアシンメトリーもしくは前髪を下した前髪にして、髪飾りで大小用意をしておきヘアスタイルは、ボブであれば毛先を内側にカールをつけ片方だけに耳の後ろ辺りに大きな飾りを付けることで、目線が飾りに行きますので、丸顔が気にならず小顔効果にもなります。

普段のまとめ髪の時にしているアレンジスタイルで顔の両サイドに少し髪を下して影として小顔効果にすることももちろんおすすめします。

ヘアスタイルは仕上げたときに付けた使用する飾りの大きさとのバランスを見て仕上げていくと全体がまとまります。

丸顔の顔の方に、振袖用ヘアスタイルは、日本髪風、ボブ風、カールのあるガーリー風などで、顔が気になるからと顔を隠すスタイルよりも、フェイスラインを出すことで可愛らしさと個性が上手く出てくれるはずです。

丸顔でも縦になるラインを意識してトップに高さを出し、奥行きのあるヘアスタイルで欠点をカバーすることができます。

気を付けたいのが、今とても流行っているルーズな編み込みでふんわり過ぎるセットを好む人が多いのですが丸顔の人にはあまりおすすめしたくないヘアスタイルです。理由は全体的にぼやけたシルエットになるため、全体が横に大きく見えてしまうのでできたら丸顔の人にはルーズにするにもどこかにすっきりシャープさの出る部分は残した方が良いかと思います。

また、振袖などの着物は首筋がV字になるので、顔を出しても洋服よりスッキリ見える効果もあります。

振袖に合う髪型は色々なアレンジをしますが、思い切って髪飾りを付けて華やかに仕上げるので顔型はあまり気にならなくなりますし、仕上げによっては小顔効果になりますので髪型を楽しんでほしいですね!!

髪質や髪の量で振袖に合った髪型

成人式に振袖を着ると、その後も結婚式にお呼ばれで着たり、パーティでも着て行こう、などせっかくある振袖をフルに活用したくなりますよね。

振袖は自分で着付けをするのはなかなか難しいですし、髪もアップするのもそれなりになっていないとバランスがおかしくなってしまいます。

そこで髪質や髪の量には個人差があり、してみたい髪型があっても髪質や髪の量などでできる髪型、できない髪型、または振袖姿の髪型には相応しくない髪型などがあります。

:髪質が柔らかい人

髪質の柔らかい人の場合、美容師側からするとアレンジがしやすい髪質になります。ホットカーラーやアイロンのカールが形づけやすくアップスタイルもまとめやすいです。

髪の色も地毛が明るいことが多いので、ルーズな柔らかな優しい雰囲気の仕上がりができます。もちろんきっちりしたアップスタイルも大丈夫です。

:髪質が硬い人

髪が硬い人の場合毛先にハリが出ることが多く、昔の人はこの髪質が多かったので日本古来の日本髪が美しく仕上がる髪質でもあります。また、面を綺麗に出すシンプルで大振りなまとめ髪に適していて、シンプルな髪型なので髪飾りを大き目でまとめると華やかになります。

:髪の量が少ない人

髪の量が少なくボリュームを出すのが難しいですね。特に編み込みやねじったりするスタイルでは地肌が見えてしまいます。そんな髪の少ない人は、トップには逆毛ができる範囲でボリュームを出し両サイドはタイトにすっきりとまとめてしまったほうが良いでしょう。毛先に遊ばせる髪があるなら毛先に遊びを入れて髪飾りで着物とのバランスを取って華やかに仕上げることができます。

:髪の量が多い人

意外にも髪の量が多くてまとめにくいという声を聞きます。が、着物においては髪の量があったほうがアレンジが効くのでプラス効果です。ボリューム感も出ますし、編み込みやループ編み、など髪の毛で飾りになるアレンジができてバリエーションも豊かになります。

:ショートヘアの人

ショートヘアでも振袖に合ったヘアスタイルにすることは可能です。

ベースつくりで必ず髪はボリュームを出すために巻いておきます。両サイドもしくは、片方の髪はタイトにまとめて髪飾りを付けやすいようにします。この飾りで和装感をだし、全体にボリュームを出すことで着物と違和感なく仕上がります。

ショートヘアやボブの人は襟足に髪の長さがないので、その不足分をヘアウィッグかヘアピースを使うことでロングヘアでセットした風に見せることができます。

:セミロングヘアの人

伸ばしかけで中途半端な髪の長さの人は、普段は自分でなかなかアレンジをするのが難しいかもしれませんが、美容師がすれば充分アップスタイルはできます。

髪の色も印象が違ってきます。髪の色が明るいと全体がふんわりとした軽く優しい感じの印象を与えますが、明るさが透明感があると丸顔の人には膨張して見えてしまうかもしれません。黒髪に近く暗めの髪の色は、影となる色でシャープな印象を与えるので小顔効果となり丸顔で髪がロングヘアでなくショートヘアもしくはボブの長さの人は、暗めの髪の色でセットする方が小顔効果が出ます。

もし髪の長さ、髪の色味をどうしたら良いか?など中途半端で仕上げられるか心配な方は美容師さんと相談しながらアップスタイルを決めていきと良いでしょう。

髪の量や質感で仕上がるアップスタイルは条件が違ってはいますが、振袖を着る時の髪型は美容師、プロが仕上げますので安心して相談しながら希望の髪型に仕上げられますので、振袖を着る前に美容室へしてみたい希望のアップスタイルの写真や切り抜きを持ち込むと良いでしょう。

丸顔の人に合った振袖用メイク法

和装になると、普段使いのメイクと異なってきます。

着物のメイクとなるとマット感があったほうが良いですしアイメイクも着物に合ったメイクになてきます。

丸顔の人の場合、横に膨張しやすいのでベースメイクで小顔効果になるようにしていきます。

ベースメイクするときに顔の周りには、シェーディング(影を作る)で暗めのファンデーション、中心に向かってハイライトと立体感を出すようにします。

シェーディングを入れる部分は、こめかみの上のおでこ辺りと耳の前から口角の辺りまでのところに入れると良いでしょう。

ハイライトは、鼻筋と目の下、顎にほんのり入れると効果的です。小顔になる効果を意識して入れてみましょう。

ファンデーションは、着物の場合普段の色より少し明るめにすることで、着物の柄に負けない華やかな仕上げになります。

丸顔の場合ファンデーションをベタ塗りしてしまうと顔が膨張しやすくなります。小顔効果として立体感のあるベースメイクをするようにしたらまとまり良く肌も美しく見えます。

丸顔の場合どうしても童顔に見えてしまうので、少し大人っぽく見えるように意識してメイクしていきます。

眉は、丸みを作らないように長めに真っ直ぐなラインになるように描きましょう。眉尻は少し角度をつけます。

頬の辺りは、チークでシャープな印象を出すために、丸く描かず頬骨の上辺りから耳の方向へ向けて斜めに入れます。

チークを丸く入れてしまうと丸顔が強調されやすいので、着物の場合はシャープに入れると大人っぽく印象付けられます。また、チークの色は、ピンク系よりも少しオレンジ系、ベージュ系で落ち着いた色がおすすめです。

アイメイクは、アイホール(まぶた)には目じりを強調させるようにはっきりした色を乗せます。茶系、ベージュ系で目頭の方には目じりよりも薄い色で馴染ませていきます。

目をしっかり目立たせるために、アイラインを引きます。このアイラインも丸く描くのではなく、目じり上目に長めに引いてキリリとさせます。ワンポイントで着物の柄の中にある一色を目じりの目の際に入れても綺麗に仕上ります。

丸顔に目の周りを強く囲ってしまうと目をコンパクトに見せてしまう可能性があるので、囲むのは避けておきましょう。

口紅は、リップライナーでしっかり輪郭を取ってシャープな唇にすることをおすすめします。口角を少し上目にキュッとさせると唇がシャープな印象になります。

和装の髪型を仕上げたときに、ふんわり可愛く仕上げたとしてもチークを丸くしてしまうとせっかく髪型で小顔効果に仕上げても、メイクで丸顔を強調してしまう可能性があるので、髪型は可愛らしくメイクは少し大人な感じに仕上げることで小顔効果が髪と相乗効果として良くなります。

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