縮毛矯正でひどい切れ毛をケアするには?

くせ毛の強い人が憧れるのはサラサラのストレートヘアですよね。

そのストレートヘアになりたくて縮毛矯正をしたことがあるのではないでしょうか?また、繰り返し縮毛矯正をしていたりしますよね。

縮毛矯正をした髪は仕上がりはサラサラとまっすぐ伸びて満足いく仕上がりになって気分も上がりますよね!(中には失敗も経験ある人がいるかもしれませんが・・・)

その縮毛矯正をした髪をいうのは、過度な負担をかけてまっすぐにしているので、何度も繰り返したり、熱を加えたストレートアイロンをすることで、髪へのダメージが相当です。

そんなダメージを少しでも抑えられるようにケアをすることがとても大切です。

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縮毛矯正はどれだけ髪に負担をかけているの?

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短い髪には縮毛矯正をするのは難しく、ヘアアイロンで髪をプレスできる長さからが縮毛矯正をするのには適しています。

縮毛矯正は、初めて美容室で使われ始めたころから考えるととても進化しています。メーカーも試行錯誤しながら発売してただろうなぁ~と思います。

今では、昔と比べて随分髪への負担は少なくなってきたと思います。が、技術力がとても必要となるので経験が豊富な美容師さんでも診断を誤ると髪が切れてしまうことがあるくらいです。ですので、技術の中ではとても慎重かつ知識が必要なメニューの一つでもあるのです。

その縮毛矯正とは、くせ毛を伸ばすという物理的なことを行うので、普通のパーマよりは負担は大きくなります。

くせ毛は、多くの場合表面が凸凹していてその凸凹を薬剤を使って髪に浸透させキューティクルの中へと入れていき、くせが強い人ほど高熱のアイロンを使用して固定させていきます。そして固定したところに別の薬剤で髪の表面をコーティングして形を作って仕上げるのが縮毛矯正です。中にはアイロンを使わない場合もあります。髪質やかかり具合で判断していきます。

この凸凹の髪の中の「シスチン結合」という鎖がありその鎖を一旦切断してまっすぐになった状態で再度結合させて熱を加えて固定するので、髪の毛には相当な負担がかかっていることが分かると思います。

薬剤と高熱のアイロンをすることで髪を形成するのですが、その部分はお手入れさえしっかりしておけば、切れ毛になりにくくひどく傷むことはありません。

技術力と薬剤の判断に間違いがなければ、仕上がりはツヤツヤでサラサラの髪に仕上がって、くせ毛だった髪が綺麗になるので縮毛矯正でストレートにすることはとても気分がよくなるメニューだと思います。

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縮毛矯正のメリットとデメリットはどうなのでしょう?

真っ直ぐなストレートヘアにしてくれる縮毛矯正のメリットって何でしょう。

・一度縮毛矯正をするとそのくせ毛の部分は半永久的にストレートになってる

・ツヤが出るので若々しく見える

・髪の毛がツヤツヤでサラサラになる

・仕上げをするときのスタイリングに時間がかからなくなって楽になる

・一度縮毛矯正をしたらストレートになっているので、部分的に気になるところだけの縮毛矯正もできる

・髪が柔らかく感じるので手触りがサラサラっと感じる

などです。くせ毛で悩んでいつもスタイリングに時間をかけてしまう人には良いと思います。

では、デメリットは何でしょう?

・髪の毛が傷む

・生えてくる髪がストレートで生えてはこない

・ボリュームがなくなりぺたんこになりやすい

・髪のデザイン性を作るのは難しい(まっすぐな状態を作るので)

・美容室での時間がかかる(3時間~5時間くらい)

・値段が高い

・生えてくる髪がくせ毛なので、伸びてくると不自然に見えてしまうことがある

・髪が短いと施術できない場合がある

・ダメージが強すぎる髪には縮毛矯正をかけられない

・切れ毛、抜け毛、薄毛の原因になることもある

などです。また、美容師の技術力がまちまちなので、下手な美容師に当たってしまうと髪が断毛(切れ毛)となってしまったり、毛先が「ビビり」といってチリついてしまって毛先が綺麗にまとまらなくなってしまう場合もあります。

そして縮毛矯正を行うに当たって髪を引っ張ることが多いので頭皮への負担も大きいかと思います。

頭皮の負担が大きいといくことは、髪が細く傷んでしまっていると地肌に近い所から髪が切れてしまったり、妊婦さんのようにホルモンバランスが悪い場合も髪が抜けやすくなったり切れやすくなってしまうので、注意が必要です。

メリット、デメリットをよく知ったうえで縮毛矯正を行うことで、失敗も少なくなります。

縮毛矯正をしあ後のヘアケアの方法

縮毛矯正をした髪は、タンパク質など栄養成分が出てしまい栄養不足となっているためパサついた状態になりやすくなっています。その為美容室ではタンパク質の栄養成分の補給としてトリートメントを行います。

美容室でタンパク質などの栄養補給のトリートメントを行うことで縮毛矯正をした後は髪の痛みを最小限に抑えておけます。ただし、その後の髪は痛みやすくなっているので自宅でのヘアケアは必ずしなければいけません。

縮毛矯正をした後は、髪の毛を結ばない、耳にかけない、帽子を被らない、です。その形がついてしまってストレートになった髪に跡がついてしまいます。

自宅でシャンプーをするのは24時間~48時間おいてからします。自宅で髪を洗ったら濡れたままにしないことです。しっかり乾かして頭皮や髪への臭いや炎症を起こさないようにすることと、濡れた状態で寝てしまうとその形が変な癖となってついてしまうので、必ず髪は乾かします。

乾かすときにヘアアイロンでまっすぐしたい場合があると思いますが、むやみにアイロンをしてしまうと切れ毛になってしまう原因になる可能性があるので、できればアイロンの扱い方を美容師さんに聞いておくことをおすすめします。

美容師さんに聞くこととは、アイロンの温度やプレスの仕方などです。意外と間違ったやり方をしている場合があるので確認のために聞いておきましょう。

少しパサつきが気になるようになってきたら、一度美容室でトリートメントをしっかりしてもらうと良いです。やはり自宅でトリートメントをしていても美容師がしっかり髪の中までしっかり浸透させることで髪を補修して再度サラサラになり、少しその時に毛先を切っておくのも効果的です。

また、頭皮も弱ってしまうと次への縮毛矯正をするのには髪への影響も悪くなってしまうので、頭皮のマッサージなどをして頭皮を強化しておくことも大切です。

普段外出するときは、洗い流さないトリートメントやUVスプレーなどで髪の表面を保護しておくことも忘れずに!です。縮毛矯正をしている髪はキューティクルが壊れている状態なのでパサつきやすい環境となっている髪なので、表面の保護をすることでパサつきを抑えることができます。

縮毛矯正をするのには避けたほうが良い場合があります。それは、ひどく傷んだ髪である場合です。ひどく傷んだ髪はとてもデリケートになっているため、何かしらの負荷がかかると髪が抜けたり切れたりしやすいためです。どうしてもしたい場合はまずは、髪を健康な状態にしてから行いましょう。

また頭皮にアレルギーを持っている場合は縮毛矯正のパーマ剤が合わない可能性があります。地肌には薬剤をつけないのが基本ですが、髪全体に縮毛矯正の薬剤を塗布するのでどうしても頭皮についてしまうことがあるので、心配な場合はパッチテストをしてから臨むと良いでしょう。

縮毛矯正をするときには、しっかり時間を取って美容室にお出かけくださいね。丁寧に慎重にすることで髪への負担も少なくなります。今では専門店もありますので、初めて縮毛矯正をする人には専門店で行うのも安心で良いのではないでしょうか。髪は一人ひとり特徴があり髪質の判断を間違えるとやり直しが効かないのが縮毛矯正です。

経験豊富な美容師さんにかかって綺麗なストレートヘアを作ってもらえると良いですね!

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