髪の栄養にはヘアクリームで補える?

髪の乾燥やダメージは髪が長い人ほど悩みがありますね。髪が乾燥すると広がってしまい毛先がまとまらなくなってしまいます。

広がった髪を抑えるために使う時は、アウトバスの洗い流さないトリートメントやスプレータイプのトリートメントなどを使うと思います。

ただ、購入したはいいけどなんだか思うように髪が落ち着かない・・・という人も多いのではないでしょうか。

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種類が多く実際に購入するとき、どれが自分の髪の状態に合っているのか分からないですよね。

髪の毛は保護することや補修することなどで傷めないように、また傷んだ髪をひどくしないようにすることも大切なことです。日ごろの髪の毛をケアすることで綺麗な髪を作っていきましょう。

髪の毛がパサつく原因とは?

髪の毛がパサついている状態というのは乾燥が主な原因です。乾燥させてしまう原因は日常に起きている様々なことが原因となります。

大切な髪の栄養が壊れてしまっている状態ともいえます。

その原因とはどんなことなのでしょう。以下簡単に原因を出してみました。

①ヘアカラーやパーマによるダメージ。

ヘアカラーやパーマは髪の毛の細胞を壊してしまい、回数を重ねすぎるとキューティクルが剥がれてしまいます。

②シャンプーのやりすぎ。(ブラッシングのやりすぎ)間違ったシャンプーの仕方。

髪を洗うのではなく頭皮を洗うことを意識してシャンプーをすることが大切なのですが、シャンプーをするときに爪を立てて洗ってしまったり、洗浄力の強いシャンプーで洗ってしまうことで必要以上の皮脂や水分を取ってしまいます。

③紫外線

髪の毛は紫外線を直接受けやすく、そのため頭皮が乾燥しキューティクルが開いてしまいはがれやすくなってしまいます。

④間違った髪の乾かし方

髪を洗った後の濡れた髪は、キューティクルが開いた状態になっています。そのため痛めやすいのでシャンプーの後に自然乾燥してしまうとキューティクルが開いてしまった状態で乾いてしまいます。

⑤栄養不足による髪への影響

髪の毛は体内の血液が頭皮へと送られてきて生えてきます。食事など栄養が偏ってしまうと血液がうまく頭皮まで送られず髪が健康的に生えてこなくなってしまいます。

⑥女性ホルモンの低下

女性は特に更年期障害の年齢に、また若い人もストレスの影響で女性ホルモンが低下してしまいます。その原因で体のバランスが崩れて全身の血行が悪くなってしまい髪の毛が徐々に細くなってしまうのです。

⑦睡眠不足

睡眠は体のバランスを整えるためにとても大切ですし、夜10時~夜中の2時の間に髪を作るゴールデンタイムと言われか活性ホルモンが筋肉や髪を生成する大切な時間帯です。その時間帯に眠ることがないとどんどん髪も寝不足になってしまい弱ってしまいます。

このように、日常的に髪への影響がたくさんあります。髪を痛めないようにケアは大切になってきます。

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特に今はヘアカラーをしている人が多いですよね。白髪染め、オシャレ染め、ブリーチして青や赤などに色を入れてたり。

今のヘアカラー人口は、80%以上だと言われています。1980年代まではパーマが90%ほどでしっかりした強めのパーマが多く今では、パーマ剤も髪にとてもやさしくなり素材が良くなりました。そのため以前よりは繰り返しパーマをかけてもダメージは少なくなっていますが、パーマ人口は今は少なくなっています。オシャレにするにはパーマも有りなのですが・・・

ヘアカラーは昔は黒色かこげ茶かブリーチくらいで色のバリエーションはとても少なかったです。そしてジアミンという染料が髪に悪影響を与えてしまい髪がバリバリになったりパサついたりすることが今よりも大きなダメージとして仕上がっていました。今では、研究が進歩してヘアカラーをファッションとして捉えてもらえるように、髪に優しくヘアカラーをするたびにツヤが出るようになっています。ただし何度も繰り返しているとダメージにはなってしまいます。

ダメージが嫌な人は、酸性から―としてヘアマニキュアやヘナのように草木染のようなオーガニック系のカラー剤も多く出てきました。

酸性カラーやヘナは、キューティクルの表面にくっついてる状態になるため、アルカリのヘアカラー剤より色の種類は豊富ではなく、髪の色を変えることも難しいです。

パーマもヘアカラーも以前よりもとても成分や仕上がり感が良くなっていて、傷み具合も以前ほどひどく無いですが美容師側のが取り扱い方が悪いと髪のダメージはひどくなってしますし、パーマやヘアカラー後の自宅でのお手入れができていないとダメージ毛になり結果髪はパサついてしまうのでしっかりケアをしていきましょう。

パーマやヘアカラーをした後は、髪に定着させるために24時間は空けてシャンプーをするようにしましょう。そして必ずトリートメントで補修することが大切です。パーマやヘアカラーの後は乾燥しやすいので必ずケアしましょう。

シャンプーをするときも正しいシャンプーの仕方で常に綺麗な髪を維持できるようにしていきます。

シャンプー剤もパーマやヘアカラーをした後のシャンプーは頭皮や髪に優しいシャンプーを選ぶことで髪の毛に潤いを与えることが大切です。

頭皮や髪に優しいシャンプーはアミノ酸系がおすすめです。シャンプーの素材が優しいので泡立ちが弱い場合があるのでしっかり髪に水分を含ませて泡立てることで髪へのダメージを抑えることができます。

パサついた髪の毛に合ったスタイリング剤は?

ヘアカラー人口が増えるとともに、髪の毛のパサつきが気になる人も多くなりました。そのためドラッグストアには、パサつきを抑える、髪に広がりをなくす・・・などといったスタイリング剤が数多く陳列されています。

朝起きた時に、手短に髪のパサつきを収めるにはスタイリング剤が手軽で良いですよね。

でも数が多すぎて何を基準に選んだらよいのか迷ってしまうことありませんか?私もスタイリング剤のコーナーの棚を見て、どれか使ってみたいなと思って迷ってしまいます。

そんな時私が手に取るタイプは、オイル系と乳液のようなクリームタイプを選びます。私の髪質が太く乾燥度が高くヘアアイロンを使う頻度も高いので、熱から守ってくれるスタイリング剤を選びます。

スタイリング剤は、オイルタイプ、クリームタイプ、スプレータイプ、ワックスタイプなど使用用途によって使い分け、髪質にもあったっものを選ぶようにします。

ヘアオイルの効果

髪専用のオイルは、熱から守ってくれるものが多いです。そのためドライヤーで乾かす前に使用したり、ヘアアイロンのセット前に使うことができます。

ヘアオイルの中には熱と反応して補修してくれる成分が入っているのもあるので、熱に弱い髪の毛を保護してくれて傷まないようにしてくれます。また夏の紫外線からも守ってくれます。

そしてパサついて乾燥した毛先が広がってしまうのをヘアオイルが髪の表面をコーティングしてくれるのでツヤが出て櫛通りを良くしてくれます。

クリームタイプの効果

クリームタイプのスタイリング剤は、髪の保湿や補修の目的があります。ダメージが強く広がった髪にヘアクリームをなじませて落ち着かせます。

ヘアクリームは、乳液状のミルクタイプ、少し硬めのクリームタイプがあり、髪が細い方には軽さのある乳液状のミルクタイプが良いでしょう。

スプレータイプの効果

スプレーには、セットをキープするタイプ、ツヤを出すタイプ、ワックスタイプ、ミストタイプ、などがあります。

髪が静電気で広がってしまう時は、ツヤ出しスプレーが良いでしょう。ミストタイプは寝ぐせ直し用であれば朝起きた時に広がってしまったときに落ち着かせるのに効果があります。

セットした時に崩れないように整えるときは、ヘアスプレーのハードタイプ、またワックスタイプも後れ毛を落ち着かせる時に便利です。

髪が細くてボリュームのない髪質には、根元にスタイリングをつけすぎないように注意が必要です。

中にはボリュームを出すためのクリームワックスなど根元からしっかりスタイリングできるものもありますが、手のひらで良く伸ばして使うと良いでしょう。

髪が太く多毛な髪質は、表面だけにスタイリング剤をつけるのではなく、内側からしっかりつけると全体に落ち着きます。ヘアオイルやクリームタイプで保湿と補修効果のあるスタイリング剤が便利です。

ヘアアイロンを良く使用する人には、熱から守るヘアオイルかクリーム剤でしっかり髪は乾かすことが大切です。

パーマヘアは特にウエーブを綺麗に出したいスタイルなので、ヘアクリームで補修しながらヘアオイルでツヤを出すことでスタイルキープができます。

スタイリング剤だけで広がった髪は落ち着きません!

乾燥して広がった髪は、髪の毛の内部の水分やたんぱく質が減ってしまってキューティクルが剥がれてしまった状態になってしまってます。

髪の内部を補修して傷んだ髪に保湿して補ってあげなければ髪は落ち着きません。そのためには頭皮からケアをしてあげることとトリートメントで髪を補修してあげることが大切です。

そしてシャンプー剤もダメージが気になり始めたら髪に優しいシャンプー剤に変えてみるのも効果的です。

そしてシャンプーの仕方も正しくシャンプーすることで仕上がった髪もしなやかに落ち着くことができます。

正しいシャンプーとは・・・

・絡まった髪をほぐすためにブラッシングをします。ブラシは静電気が起きないブラシを使います。

・予洗いをします。お湯の温度は38℃くらいに。高温は頭皮に刺激が強すぎて頭皮を痛めてしまいます。そしてじっくりと時間をかけて予洗いをします。この時髪の汚れは80%ほど取れます。

・予洗い後にシャンプー剤を手のひらで軽く泡を立たせ、頭全体に泡立てます。この時爪を立てないよう指の腹を使って頭皮をマッサージするように全体に洗っていきます。シャンプーは髪の毛ではなく頭皮を洗うことが重要です。

・シャンプーが終わったら良く洗い流します。シャンプー剤が頭皮に残っているとフケや炎症の原因になってしまいます。

・洗い流した濡れた髪を一旦タオルなどで水気を取ります。

・水気を取った髪にトリートメントを傷んだ部分につけます。髪に水気があるとトリートメントの効果が薄れてしまうので、水気を取ります。

・トリートメントを良く流します。残っていると髪に臭いが出てしまったり髪がべとついてしまうので、良く流しましょう。

・タオルドライをします。髪の毛を擦らないように注意します。

・ドライやーで乾かします。髪が乾燥しているようでしたらヘアオイル又はヘアクリームをつけてからドライヤーで乾かすと乾燥を防げます。乾かすときは毛先からでなく頭皮に近い内側かわ乾きにくい場所から乾かしていきましょう。

髪を洗ったとは必ず髪を乾かすことが大切です。濡れたままや半渇きで寝てしまうと、濡れた髪の表面のキューティクルは開いたままの状態なので、そのままでは枝毛や切れ毛の原因になってしまい更にダメージになってしまうからです。

また、就寝時間の夜10時~夜中の2時という時間はゴールデンタイムという髪を生成する大切な時間帯なのです。この時間帯に髪は作られているので、寝不足が続くと髪がパサついたり傷んだりしやすくなってしまいます。睡眠もしっかり取るようににましょう。

髪の毛への栄養はスタイリング剤では補えません。あくまでもツヤを出すためであったり補修する目的であったりなので、髪の毛への栄養は頭皮の環境を整えながら、体の健康のための生活習慣や食生活が良いと血行が良くなりその血液が頭皮へ送りこまれることで髪に栄養が与えられているのです。

綺麗でサラサラな憧れの髪にするためには、良い生活習慣で偏食のない食生活でストレスをためず髪の毛のケアをすることが大切です。

髪の毛は自分の体の状態を素早く反応します。疲れてストレスが溜まってしまう毎日を送っていると知らず知らずに髪はパサつき始め、ひどくなると抜け毛も多くなってしまいます。大切な栄養である血液がストレスによって血行が悪くなってしまうことで、うまく頭皮まで血液が送り込めなくなってしまうのです。

毎日のケアは、髪の毛の表面だけでなく体の血行を良くすることにも気を付けてみましょう。

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