髪に潤いを与えるためにはケアだけで良いと思っていませんか?

髪の毛にハリ・コシ・ツヤが無くなっていくのは、30代を過ぎたころから感じる人が多いようです。

お肌も同じように年齢と共にハリと潤いが少なくなってくること同様、髪の毛も同じように衰えていくのを感じてしまうのを放っておくことができないですよね。

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年齢と共にハリ・コシ・ツヤのある髪になる為の普段の食事や生活習慣や髪の毛をどのようにケアしているかがポイントなります。

髪に有効的なお手入れをしていくことで少しでもハリ・コシ・ツヤ、潤いのある髪にしていける方法をお伝えしたいと思います。

髪質は分かるけどクセ毛はなぜできるの?

【こんにちは。美容歴35年2万人以上のお客様に接してきた美髪アドバイザー・美容コンサルタントの森久美子(@morikumikonoie)です】
女性のの悩みで年齢に関係なく一番多い悩みがクセ毛のようです。

色々なリサーチの記事を読んでみてもどの年代にもクセ毛で悩んでいるという回答が出ています。

次に枝毛、切れ毛、抜け毛。年齢が上がると白髪や薄毛やボリュームがないなど若い年齢は髪のパサつきやボリュームがいらないなどと悩みが分かれてきます。

クセ毛には2種類に分類されます。くせ毛の髪はツヤや潤いが出なくてパサつくことが多いため悩みが多いのかと思います。

その中でも改善できるクセ毛があるので少しでも悩みが解消できるようしっかりと頭皮と髪のケアをすることが大切になってきます。

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髪のクセ毛は①遺伝性のものと②後天性の年齢を重ねていく毎にクセが出てくるタイプとあります。

①遺伝性のものは両親がクセ毛であれば、その子供もクセ毛になる確率はとても高くなります。

②後天性のクセ毛の場合は成長する段階で生活習慣やホルモンのバランスが崩れてしまったり、毛穴に老廃物が詰まって頭皮の環境が悪くなって毛穴から出てくる髪がクセ毛となって生えて来るという原因によるものが多いです。

クセ毛には種類があります

・波状毛・・日本人に多いクセ毛です。顔の周りの生え際のうねりや雨の日や湿気の多い時にうねるのがこのクセ毛です。このクセ毛の人は先天性の人が多いようです。

・捻転毛・・髪が強く捻じれて縄のような状態のクセ毛。捻じれているので擦ったり絡まったりしたら切れやすくパサつきやすいのが特徴です。

・連球毛・・髪の表面がボコボコして触るとザラザラした感じで髪の太さが均一ではないクセ毛です。日本人にはとても      少なく外国人(特にアフリカ系)に多いクセ毛です。

・縮毛・・このクセ毛は名前通り髪が縮れている状態を言います。日本人に多い波状毛のクセ毛に捻じれた状態となって     いるのが特徴で毛根から捻じれていることが多いようです。

先天性のクセ毛は、遺伝的な要素が大きいのですが、クセ毛は毛根のゆがみの原因でもあるので頭皮の毛穴を綺麗に整えることでクセ毛が落ち着いてまとまりやすくなる可能性があります。

そのために、頭皮のケアをすることをおすすめします。

また、後天性のクセ毛というのは、成長過程での生活習慣が乱れてしまったりストレスやホルモンの崩れで起こるので、髪の毛に悩み始めたら生活習慣を見直し、ストレスも感じ始めたら気分転換をしてみたりすると良いです。

生活習慣の乱れというのは、寝不足や偏った食事による頭皮の環境が悪くなってしまったり、加齢によるホルモンのバランスが乱れることで毛穴に皮脂が詰まりやすくなってしまうという健康でなければいけない頭皮が保てなくなってしまうとクセ毛になってしまう原因となるのです。

毛穴がゆがんでいると生えて来る髪もゆがんで生えて来るためにクセ毛として伸びてきてしまいます。そのゆがんだ毛穴を丸く整えてあげることで生えてくる髪の毛も素直に真っ直ぐ生えてこようとしてくれます。

先天性くせ毛のの場合は、美容師ならば熱処理(ヘアアイロンなど)でツヤを物理的に出すことができますが、自分で日常でのケアは、水分量を多めに含まれたスタイリング剤と脂分のあるスタイリング剤を上手く使うことでパサつきを抑えることができます。もちろんシャンプー剤もしっかり選ぶことです。

後天性のクセ毛であれば改善できる可能性があるので、髪にとって良くない習慣を改善してクセ毛を軽減していきましょう。

健康な髪を作るためのケア方法は?

今髪の毛にダメージがあって悩みがあるとしたら髪質改善をして髪が良くなってくれれば・・・。

ツヤのある髪。サラサラな髪。潤いのある髪。まとまりある髪。のような美しい髪でいたいというのは皆さんが憧れる髪です。

あるサロンでは、1回10万円や100万円などというトリートメントがあるとメディアで紹介されていました。

お金が充分余裕があればしてみたいです・・・が、日ごろのケアで髪を改善できたほうがコスパには良いですよね。

髪の毛は相手への第一印象を与える大切な部分です。人は意外と髪の毛をチェックしています。美しい潤いのある髪をした人には誰が見ても高感度があがりますよね。

そんな高感度の上がる髪をつくるには、髪の毛を健康にするためには身体を健康にすることと、髪の毛への正しいお手入れをすることが大切です。

髪の毛が健康に生えて来るために頭皮の毛穴を綺麗にしましょう。毛穴の周りに皮脂や汚れが溜まってしまうと毛穴が歪んでしまったり詰まってしまって元気な髪が生えてこなくなってしまいます。

頭皮の環境を整えるためには、頭皮や髪に刺激の少ないシャンプーで正しく洗うことで毛穴が綺麗になって髪の毛も弱り始めた髪の毛が少しずつ改善され健康な髪へと変わっていきます。

シャンプーをする時に頭皮のマッサージも同時に行うことで血行が良くなり弱りかけた血流がきちんと毛根に行き渡るようになるので頭皮のマッサージも行うと良いでしょう。

髪の毛にはシャンプーの後はトリートメントで保湿をしてあげて仕上げるときには必ずドライヤーで髪を乾かします。

髪を乾かす時にトリートメントで保湿された髪を、更にキューティクルに保護してあげるための洗い流さないトリートメントを付けてから、ドライヤーで乾かすと熱から髪を守ってくれて最後にドライヤーの熱を冷風に切り替えてあげるとキューティクルが締まってツヤが出やすくなります。

日頃の髪を洗う時に”正しいシャンプー”をすることで髪の毛の仕上がりが違ってくると思います。

ー正しいシャンプーの仕方ー

・髪を豚毛や猪毛など静電気を起こさないブラシでブラッシングをします。(髪の絡まりとある程度の汚れを取ります)

予洗いを約38℃ほどのぬるめの温度で髪を十分に洗い流します。

約38℃にする理由は、頭皮や髪の毛に刺激を与えないためです。熱いお湯は頭皮を傷め、髪の毛もキューティクルが剥がれやすくなってしまいます。

・シャンプー剤を手のひらに乗せ軽く泡立てます。シャンプー剤は髪の毛の成分に近い頭皮にも優しいアミノ酸系のシャンプーをおすすめします。

手のひらに軽く泡立てたシャンプーを指の腹を使って頭皮をマッサージをするように頭全体をこめかみから頭頂部へと下から上へマッサージしていきます。爪を立ててガシガシしないことです。また地肌を洗わず髪の毛を絡ませながら髪だけを洗うのは間違っています。

予洗いを十分にすることで髪の毛に付着していたゴミやホコリは約80%ほど取れています。シャンプーは基本頭皮を洗うことを目的とします。泡で髪の残りの汚れを落としていきます。

・シャンプーを洗い流したらトリートメントをしましょう。トリートメントは髪の毛への保湿、補修するためにします。

コンディショナーやリンスでは保湿や補修ができないので、髪のためにもし目安として乾燥していたらトリートメントに切り替えることをおすすめします。

・トリートメントを流したらタオルで髪の水分を取ります。吸収性の良いタオルで髪を摩擦しないように髪を絡ませずふき取ります。

タオルドライしたら必ずドライヤーで乾かします。ドライヤーで乾かす前に洗い流さないトリートメントを毛先につけておくとドライヤーの熱から守ってくれてダメージを抑えられます。

寝る前に洗った髪は必ず乾かしてから寝ましょう。髪が濡れているとキューティクルが開いた状態なのでそのままにしているとキューティクル同志が摩擦を起こし剥がれやすくなって髪を傷めてしまう原因になってしまいます。また起きたときに寝癖がひどくなってもう一度髪を濡らして髪を整えなければいけなくなってしまうので、髪にも負担がかかってしまいます。

健康な髪をつくるために、ベースとなる頭皮の環境を良くして髪に負担をかけず正しいシャンプーの仕方で綺麗な髪を仕上げていくことから始めていきましょう。

髪に大切な栄養食材とは?

女性の場合年齢や出産などでホルモンのバランスが崩れてしまう時があります。

特に女性ホルモンが減ってしまうと髪の毛にも影響が出てきてしまいます。

その女性ホルモンを増やすために、食事や生活習慣でバランスを摂るようにしていきましょう。食事や生活習慣と共に大切なのが髪の毛を健康にするためのヘアケアも同時にしていくと更に効果がアップします。

髪の毛の主成分にもなるタンパク質やビタミン、ミネラル、亜鉛など女性ホルモンを増やすための食べ物も、タンパク質、大豆類、ビタミンB6、Eを特に意識して摂取するようにして髪の毛へ栄養を送るようにします。

女性ホルモンを増やすのに効果的な食材例》

・タンパク質・・・肉、魚

・大豆類・・・豆腐、納豆(大豆イソフラボンが女性ホルモンと同じ働き)黒ゴマ(白髪予防になります)

・ビタミンB6・・・にんにく、バナナ、まぐろ(赤みの魚)など

・ビタミンE・・・ナッツ類、うなぎ、カボチャなど

偏った食事でなくバランスの良い食事を意識して摂取することで女性ホルモンが減らないようにしましょう。

また、女性ならではの身体の変化も影響があります。産後の髪の抜け毛もホルモンのバランスが崩れたことによってできますが、抜けた髪は数年でまた元に戻ることがありますが、その経過までにストレスや偏った食事などで戻りにくくなってしまうのでバランスよい生活を心がけましょう。

食事の他に女性ホルモンを増加してくれるものとして、十分な睡眠、過度なダイエットをしない、身体を冷やさない、軽い運動をする、などです。

充分な睡眠とは、睡眠時間(特にホルモン分泌が活性する時間夜10時~夜中の2時)に新しい髪を生成する大切な時間帯です。良質な眠りによって抜け毛や薄毛予防になります。

ダイエットも無理のない範囲でしたら体と心のバランスが取れて髪にも血行が良くなるので効果的ですが、過度なダイエットは、身体に負荷がかかってしまうので髪にも良くないのでほどほどを意識してダイエットしましょう。

身体を冷やしてしまうと血液の流れが悪くなってしまい女性ホルモンのエストロゲンの分泌が悪くなってしまい血管が細く血行が悪くなってしまうので体は温めるようにしましょう。

何でもない食事や日ごろの生活習慣によって髪の毛への影響は出てくることがあります。そんな時に少しずつ軽い運動でストレスを発散させて、身体の血行を良くし健康な血液を頭皮まで送り届けることで髪の毛も健康になってくれる効果が期待できるのです。

そして美容室や自宅で行う頭皮のマッサージも良い効果を出してくれます。ヘッドスパメニューが美容室や専門店も多くあります。

頭皮には様々なツボがあるので、髪への効果効能があるツボによって髪の改善がみられることがあります。

頭皮への効果として薄毛、抜け毛、肩こり、頭痛などの改善、予防をしてくれる可能性があるのです。

頭皮には、ツボを押さえることで自律神経を調節してくれる働きがあり疲労回復やリラックス効果が期待できます。

マッサージによって髪に元気な血液が送り込まれることで健康的な潤いある髪へと効果が期待できます。

頭皮のバランスを整えながら、心と身体のバランスを整えることで髪の毛が蘇りお肌も同時にツヤ肌になり若返ったように感じるはずです。

肌が荒れて髪が酷い状態では、5歳以上は老けて見られてしまいます。

日々の生活習慣や食生活などに気を付けて肌も髪もツヤ、潤いのある状態でいつまでも若々しい自分でいられるために意識しながら素敵な女性を目指していきましょう!

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