薄毛が気になったら女性らしい髪型のショートヘアがおすすめ!

女性の髪の毛に最近は白髪だけでなく、細い髪の毛や透けてしまうほどの薄毛に悩む方が多くなっているようです。

その原因はいったい何なのでしょう?

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美容師である私は、過去2万人以上のお客様と関わり頭皮や髪の毛に対して様々な因果関係を見てきています。

もちろん医師ではないので言い切れないのですが、身体のケアと頭皮や髪の毛のケアをしっかりすることによって好転的に変化してくれると思っています。

女性にとって健康でハリやツヤのある髪の毛はとても大切なものです。ぜひ、薄毛予防の方法、薄毛にとって良くないことを知ることで改善していきましょう!

女性の薄毛の原因とは?

【こんにちは。美容歴35年2万人以上のお客様に接してきた美髪アドバイザー・美容コンサルタントの森久美子(@morikumikonoie)です】

今現在の日本人の女性で薄毛の悩みを持っている女性は、10人に1人ほどと言われています。

私が20歳前後の美容歴が3年ほどの間、たくさんのお客様のシャンプーをしてきました。そのころは朝1番にシャンプー&ブローで来店されるお客様が今より随分いらっしゃいました。

そのためか、薄毛のミセス、もちろん若い10代20代もですが今ほど見かけることは無かったという思い出があります。

その昔は10代、20代の若い方は、髪の毛を染めることも今ほど流行っていなくてパーマが主流でしたが、ソバージュ(ウエーブヘア)が流行っていたため頻繁にはパーマをかけることはありませんでしたし、ミセスはパーマやヘアカラーを、しかも今より薬剤が強く手荒れも多い時代でしたが、髪の毛が痛みやすかったからか、カットをマメにしていて今と同様トリートメントなどでケアをしっかりしていました。

そんな中、薄毛で悩んでいたその頃のお客様は、原因のほとんどが髪の毛を逆毛を立ててセットしているお客様、自宅で毛染めをしているお客様でした。

(ホームカラー剤は、私個人としてはおススメしませんが、応急処置としてなら大丈夫かなと思ってます)

今の薄毛に悩むお客さまは、20代で髪の毛が細く頭皮を見ると毛根の密度が健康な髪の毛の人より密ではないことです。

頭皮が健康的ではない若い女性が増えていると思います。

また、女性の場合ホルモンのバランスが崩れてホルモン分泌の変化が起こりヘアサイクルの成長期が短くなって抜けやすくなってしまうことが原因で薄毛になりやすくなってしまうことは、今も昔もこのような原因で起こっています。

今と昔でちょっと違ってきたかな?と思う一つの原因が、産後の育児によるストレスで抜け毛が多くなって薄毛になってしまう女性が現代女性には多いように思います。やはり、昔は近所や両親(お爺さん、お婆さん)の存在が身近にあり赤ちゃんを一緒に育てていく、という環境があったことでストレスも少なくママの髪の毛にまで影響は少なかったのではないかと思います。

そのような過去のことを思い出してみると、今より産後の女性のストレスは少なく産後の抜け毛はあっても今ほど気になる方がいなかったと思います。

また、食事も今のようにコンビニは少なく、料理は手作りがほぼメインで味付けもその素材そのものを味わうことが多かったと思いますが、今はコンビニが多くなり、冷凍食品、ファミリーレストランなどなど、とても手軽に食事が頂けるようになったので、加工食品や味付けの濃い食事をすることが多くなってきて、そのための栄養が偏り、偏食になりやすい食生活へと変わってきています。

その食生活によって髪の毛も変化を起こしているのでは?と思うようになりました。

そこで”薄毛”に対する意識が出てきて、なぜ世代が同じなのに昔と今の髪の毛の状態が違うのだろう?と疑問に思うようになりました。

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その結果が、ストレス、成長ホルモンのバランスの乱れ、偏食の食生活、睡眠不足、などによる生活環境の変化がとても大きいと思いました。

髪の毛は身体からの栄養がスムーズに頭皮へと運び込まれ、その栄養が充分であれば健康な髪の毛として生えてきて、髪の毛が生え変わる周期も正常になりますが、少しでも身体の異変、負担などがあると健康な栄養は頭皮まで行き届かなくなって髪の毛の生え変わる周期が乱れ、健康的な髪の毛に成長できず抜け毛が増えてしまい、薄毛の原因になってしまうのです。

男性は遺伝だから仕方がない・・・と諦めている方も多くいらっしゃると思いますが、遺伝の場合は母方の祖父、曾祖父からの遺伝はあるようですが、しっかり体調管理、髪の毛が抜けにくくなるためのヘアケアをすれば薄毛にはなりにくくなるとも言われていますので、諦めず健康管理と薄毛予防をしておくと希望が持てるようです。

薄毛の原因は様々ありますが、根本的に食生活を見直して血液がドロドロであればサラサラな健康的な血液を作って体調が悪くならないよう血行を良くすることです。この状態を維持できれば薄毛が進行することもなく健康な髪の毛へと変化する可能性も期待できますので、ぜひ健康的な食生活や生活習慣を身に着けて頭皮のマッサージなどによるヘアケアにも意識して改善してみると良いと思います。

薄毛予防の食生活と生活習慣

今の現代における薄毛の悩みは、とても多くなっています。

そんな中で薄毛予防としてどのようにすれば良いか?をお伝えできればと思います。

薄毛になってしまうまで髪の毛は太くてハリやコシのある健康的な髪の毛だったと思います。なのに、ある年齢から気づいたら髪の毛が抜けやすくなり細くなってきて薄毛になってきたということがあります。

これは、女性の場合は、ダイエットによるもの、ヘアカラーやパーマなのによるもの、新生活や職場、学校などによるストレス、産後の抜け毛、更年期によるもの、老化など多岐にわたって原因はあります。

ヘアカラーやパーマでの薄毛、抜け毛の原因は頭皮のダメージによることが多いです。

ヘアカラーやパーマをして頭皮がしみた、痒みが出たという症状が出た場合は速やかに中止しなければいけませんし、一旦痒みや炎症を起こした場合しばらく行わないことが大切です。

もし白髪が気になって染めたいということならば、頭皮に直接染めないヘアマニキュアか、天然の薬草、ヘナなどで一度パッチテストをして大丈夫であれば染めても大丈夫かと思います。但し自分では染めないようにしてプロに頭皮の状態をチェックしてもらうことをおすすめします。

そして頭皮のダメージでは紫外線も要注意です。頭皮(頭)は顔より何倍ものダメージを受けてしまいます。日差しに当たる場合は必ず帽子や日傘を使用しましょう。

頭皮が敏感になっている可能性がある場合、シャンプーを選ぶのもいつもと同じで良いかどうか?です。もし、市販の洗浄力の強いシャンプーを使用しているようでしたら、美容室専売品か一般でも販売されている中でアミノ酸系の頭皮と髪の毛に優しいシャンプーを使いましょう。

若い女性だけでなく女性ならばダイエットの経験があるかと思います。その時に過度なダイエットをしてしまったことにより髪の毛に影響を与えてしまうことがあります。

過度なダイエットによって身体の栄養素が不足することで、髪の毛に栄養が行き届かなくなってしまい結果的に髪の毛が細く元気が無くなってしまいます。

ダイエットにしても栄養を摂りつつ綺麗で美しい状態でダイエットをしていくことが大切です。また食事の摂り方も髪の毛への影響は大きいです。

美しく健康的な髪の毛を保つために欠かせない栄養素があります。

主に、「たんぱく質」「ビタミン」「亜鉛」「鉄分」「ミネラル」です。

特に髪の毛を作っているのはケラチンというたんぱく質で18種類のアミノ酸でできています。

日々の食事が、外食が多く好きなものを繰り返し食べてしまったり、コンビニで済ませたり、ジャンクフードをよく食べるなど食生活が乱れていると、以上のような髪の毛に必要な栄養をバランスよく食事をしていないことになります。

大切な栄養が不足しては元気な髪の毛を作ることが出来なくなってしまい、抜け毛が多くなったり薄毛の原因にもなってしまいます。

必要な栄養素を食材で見るとしたら・・・

たんぱく質・・・大豆、鶏肉、まぐろ、乳製品、などです。

亜鉛・・・納豆、ナッツ類、いわし、豚肉、牛肉、などです。

ビタミン・・・アボカド、オリーブオイル、ゴマ、柑橘系果物、緑黄色野菜、などです。

鉄分・・・レバー、ピーマン、牛肉、干しエビ、ほうれん草、などです。

ミネラル・・・海藻類、ひじき、海苔、などです。

と、気を付けて意識をしながら食材を選べばそれほど大変ではないのでは?と思います。もちろん毎日しっかり摂れないと思います。

コンビニ弁当であれば一品サラダを追加してみたり、お味噌汁をプラスしてみても良いでしょう。また、サプリメントも捕食として摂ることも大丈夫です。

ストレスも髪の毛への影響が大きく、ストレスを抱えてしまうと身体の血流が悪くなってしまいます。そのため血行の悪い身体からは頭皮への血流が不足してそのまま栄養不足となって抜け毛が増え薄毛の原因になってしまいます。

ストレスを抱えていることが髪の毛への負担であれば、ストレスを軽減するために軽い運動をしたり良質な睡眠を取ることが大切です。

軽い運動によって血行が悪くなった身体をほぐしてくれます。また、良質な睡眠を取るということは、日ごろ睡眠不足で睡眠時間が短かったりぐっすり眠れていないと血行が悪く髪の毛への成長を妨げてしまうのです。

睡眠の間に、特に夜10時~夜中の2時の間は髪の毛への成長を促すための成長ホルモンが活発になって健康な髪の毛を生成する大切な時間なので、疲れているな、と思ったら暖かい飲み物を飲んだり、寝る前に38℃~40℃のぬるま湯のお風呂に浸かって血行促進させて体内を温めてから眠るのをおすすめします。

生活習慣でお酒を飲むのも暴飲やアルコール摂取が多いのは、髪の毛にとってとても負担をかけてしまうので程々にお酒を飲むようにしましょう。また、タバコも煙から良くありません。抜け毛や薄毛が気になるようでしたらタバコは控えるようにしましょう。

髪の毛が細くなっても素敵な髪型はある?

抜け毛が気になるほど増えてきたり、薄毛が気になったりし始めたら気になるのが髪型だと思います。

もちろん髪型の前に、頭皮のケアと髪の毛のケアをしっかりすることが前提です。

薄毛、細くなった髪を長いまま(ロングヘア)では、毛先まで栄養を与える力はなくなってしまっているので、せめてあごラインの辺りの長さが良いでしょう。

また、ボリュームが欲しい場合は、ショートグラデーションがトップにボリュームを出しやすいヘアスタイルなのでおすすめです。

そしていつもの分け目を変えてみることです。

あまりパーマはかけたくないかもしれませんが、ボリュームの欲しい部分のみ2~3本のポイントパーマなら髪の毛を全体に痛めることなく自然なボリュームを出すことが出来ます。(今は薬剤がとても良くなっています)

頭皮や抜け毛が気になり始めた時は頭皮に炎症を起こしているか、生活習慣や食生活が乱れているか?自分自身気づくことも大切です。

また、いつものクセで髪の毛が弱ってきているのに髪の毛をゴムで一束にまとめて引っ張ったりしてしまうと、抜け毛を更に増やしてしまい頭皮を引っ張ることによって頭皮が弱り毛穴が緩み髪の毛が抜けやすくなってしまいます。

このような症状が起き始めたら赤信号です。身体の内面からケアをしていきながら頭皮、髪の毛のケアをしていきましょう。

頭皮ケアは、自宅でセルフケアをすることができますし、美容室や頭皮マッサージサロンで頭皮ケアをすることから始めてみましょう!!

自宅でできるケアは、まず、シャンプー剤を頭皮と髪の毛に優しいアミノ酸系のシャンプー剤を使って頭皮から優しくシャンプーしてきます。泡をしっかり泡立てることで髪の毛の摩擦を最小限に抑えられます。

シャンプーをする前に、育毛剤や頭皮専用美容液で頭皮が濡れていない状態で、指の腹を使ってマッサージをしていきます。頭皮の血行を良くしていきます。

最近では様々な育毛剤、頭皮美容液が販売されていますが女性は女性専用を使うようにしましょう。

髪の毛が薄毛になってくると、髪の毛の根元のハリが弱くボリュームが出にくくなります。そのため髪型が長いロングヘアでは更に毛根に負担をかけてしまうので、できればショートヘアにして毛先に重さがいかないような髪型にするほうが頭皮にも髪の毛にも良いです。

髪の毛が長いと毛先にどんどん重力がかかりいくら頭皮マッサージをしても毛根が弱ってしまいますので、一度軽さのあるショートヘアにしてみると良いのです。

女性の髪の毛が様々な要因で抜け毛や薄毛になってしまうのですが、特に気を付けたいのが髪の毛を引っ張ることで頭皮に負荷がかかってしまい、脱毛が増えてきて薄毛の原因になってしまいます。

髪の毛を引っ張る髪型というと例えば、ポニーテール、お団子、エクステンションなどです。ポニーテールやお団子のスタイリングをするときに、おでこの顔の周りを引っ張るため髪の毛が細くなり前髪が薄くなりやすくなってしまうのです。

また、いつも同じ髪型をし続けて分け目を同じく同じ所を分けているとやはり、負荷が持続することで脱毛が起こり薄毛の原因になってしまいます。

お客様の中ではいつまでも同じ髪型をこだわっている方がいらっしゃり、やはり同じ分け目が続いていたため分け目の部分が細くボリュームが無くなって、そこだけを気にされ分け目を変えないで何とかしてほしいと相談されることがありますが、薄くなってしまったところを変化させないで今の状態のままでは、悩みが解決されにくいので、できるだけ分け目を少しでも変えて頂きボリュームが出るような髪型を提案させていただきます。

意外とお客様は7割~8割ほど髪型を変えたくないという方のように思います。年齢と共に髪質は変化して生活の変化もしている中でも自分が変化することには勇気が出ないようです。

髪の毛が細く弱ってきたと感じたら、一度髪の毛の重さを取って地肌に負担がかかりにくい長さをしてみると良いでしょう。

髪の毛が長いだけでも十分な負担になります。頭皮や髪の毛のケアもしやすくなって薄毛への改善にもなります。

健康な髪の毛は、身体の健康状態が良く頭皮の環境も良くなければいけません。

髪が細く薄毛になってもしっかりお手入れをして、負担のかからない髪型をしながらケアをすれば酷く進行することはなくなっていきます!

薄毛が気になり始めたら食事や睡眠などから見直してみて髪型もチェックをしていつも分け目が同じじゃないか?などちょっとしたことから改善してみましょう!

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