汗をかいてさっぱりしたいときや夏の暑い日などで、髪を冷水で洗いたくなってしまいますよね。特に男性は時々冷水シャワーで頭から全身一気に洗っちゃうっていうことを聞いたことがあります。
サウナに入った後水風呂に入ることがあると思います。これは、皮膚の血管が急激に収縮し、自律神経が強化されることで刺激を与え、新陳代謝が良くなるということを言われています。
冷水シャワーは髪を洗う時にもそのような効果があるのでしょうか?
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冷水を使った効果とは?
髪を洗う時に冷水で洗うという人は、それほど多くはないかもしれませんが、暑い夏の日やプールの後などに、冷水シャワーで洗うことがあるかと思います。
冷水シャワーの効果は、美容や健康、精神的な部分で大きな効果をもたらすと言われています。
一つは、血液の循環を良くする効果があります。冷水シャワーが体に当たることで血液の循環が良くなり、動脈が血液を良くしていくことで身体にメリットを与えられる効果
二つ目は、美肌効果があります。温水シャワーを常にすることで、皮膚が乾燥してしまい艶が無くなってしまいます。その反面冷水シャワーは、肌の水分を保持できます。洗顔のときなどは、ぬるま湯で洗顔したあと冷水を浴びると肌が引き締まって潤いが出ます。
三つ目は、刺激を与えるため、目が覚める効果があります。朝なかなか目覚めにくい時に冷水シャワーが目覚めの効果が高いです。特に疲れがある身体を軽くさせてくれる効果もあります。
四つ目は、免疫力の向上効果があります。研究者による結果として、温かいシャワーよりも冷水シャワーのほうが免疫力を強化する白血球の生成が高くなるという研究結果が発表されているそうです。冷水シャワーによる、酸化力に対する抵抗力を高める効果も高いそうです。
五つ目は、髪にも健康的である!ということです。冷水シャワーは、血流が良くなるので、頭皮が柔らかくなったり髪に栄養が行きやすくなります。引き締まる効果があるので艶のある元気な髪の毛づくりに効果的ともいえます。
六つ目は、ダイエット効果があります。冷水シャワーは、定期的に当てていくことで体の脂肪を刺激させて、脂肪を排除する効果が高いそうです。但し個人によって効果は違ってくるようですが。
七つ目は、筋肉の回復に効果的です。ジョギングやトレーニングなどハードな運動をした後に冷水シャワーで身体を冷やすことで筋肉の回復時間を短縮させる効果があるそうです。冷たい水は心拍数を減速させたり、血液の循環を増大することで早く回復できる力となるようです。
八つ目は、気分転換に効果的です。冷水シャワーで、脳のドーパミン伝達を刺激し気分が良くなる効果をだしてくれるようです。この効果で定期的に冷水シャワーをすることで抗うつ薬よりも効果的だとも言われています。のでうつ病の治療の一つとして取り上げていることもあるそうです。
冷水は基本的に長時間使用するのではなく、短時間での効果をもたらすことが特徴です。
ただし、注意点もあり、心臓が弱い、良くない人、2~3分くらいの使用で10分以上はやめましょう。
冷水シャワーでの効果は意外にも多くの効果があります。では髪を洗う時も冷水シャワーで髪を洗えば良くなるかも?という考えが浮かぶと思いますが、正しく髪を洗わないと効果は期待できないです。
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髪を冷水で洗う効果とは?
では、髪を洗う時に冷水を上手く使って健康的な髪へと導くにはどうしたらよいでしょう?
意外にも冷水を浴びることで実は、薄毛対策にもなるのです。先ほどの効果の中で、血行促進効果があるということが分かりました。その効果が髪にも良いということなのです。
血行が良くなると髪の毛にきちんと栄養が行き届きやすくなります。この栄養行くことで抜け毛が減ることにもなるのです。
冷水の温度は冷えすぎないことが条件です。冷たすぎても刺激が強いだけであまり効果はでません。普通のお水の温度で良いのです。冷水が抜け毛に良いから・・・と、無理に冷水シャワーをすることも良くありません。ストレスとなるからです。あくまでも冷水シャワーで気分がスッキリ!するくらいに抑えておきましょう。いきなり冷水シャワーができなかったら始めのうちは、ぬるま湯でスタートしてみても良いかと思います。
髪は血液でできていますので、血行を良くして血の流れを良くすれば髪の毛は健康になっていきます。その一つのこうかとして冷水シャワーで地肌に当てることで、効果が高くなるのです。この時、長く冷水シャワーを当てすぎないことです。
但し、髪をすべて冷水で洗うということはしないでください。
頭皮の汚れはお湯で取ることはできますが、冷水では汚れが取れないからです。いつも通りお湯でしっかり予洗いをして、汚れやほこりなどを十分にお湯で流します。シャンプーもしっかり泡をたててて指の腹でマッサージをするようにまんべんなく頭皮全体を洗います。洗い終わったらシャンプーを残さないようにしっかり流します。このときもまだお湯でしっかりと洗い流します。
洗い流した後は、ダメージのある髪の場合はトリートメントをつけてしっかり流します。最後に流し終わった後に、ここで冷水シャワーにして頭皮にあてて軽く流します。
この時まだ冷水に慣れていない場合は、急激な冷たさで心臓にストレスがかかり、心筋梗塞など危険な状態になりかねないので、気を付けて冷水シャワーの温度を調節しましょう。
この最後に冷水シャワーを浴びたことによって、頭皮が収縮して引き締まり毛穴が緩んでいたのが締まるので健康な髪へと導くことができるのです。そのため薄毛、抜け毛の効果には良いと言われています。
正しいすすぎで髪を健やかに
正しい髪の洗い方として考えると、熱いお湯でシャンプーすると髪は痛みますし、冷水で洗ってしまうと汚れが落ちる前に頭皮の毛穴が閉じてしまい皮脂が溜まってしまう原因にもなってしまいます。
シャンプーというのは、お湯の力で頭皮の毛穴を開き過剰な皮脂や汚れを浮かして取ります。シャンプーのときに冷水で洗ってしまうと汚れを落とせずに頭皮の環境を悪くしてしまいます。
頭皮が健康じゃないと髪にダメージを与え抜け毛、薄毛の原因になってしまいます。
そのため、すすぎの温度がとても大切になってきます。普通にシャンプーをするときの温度は、38度くらいのお湯の温度で、シャンプーからトリートメント(リンス)まで行います。
最後の一歩手前のすすぎまでは、この通常のお湯の温度で行います。しっかりとシャンプーやトリートメントを流すことは、後のトラブルの元にならないように注意することです。
最後にすすぎを冷水で行います。(いきなり冷たいのが苦手という人にはぬるま湯で)
すすぎの温度はだいたい18度くらいでしょうか。この冷水の温度ですすぐことで、頭皮や髪のキューティクルの引き締め効果があります。
頭皮に冷水が当たったことで、すすぎが終わったころには、頭皮の血行が良くなってぽかぽかしてくると思います。
頭皮の血行促進がされたことによって、髪の毛1本1本まで栄養成分が行き届き、艶やハリ、コシのあるきれいな髪になれるでしょう。
ストレスを感じるすすぎ方ではなく、あくまでもシャンプー、トリートメントをした工程の延長戦での冷水シャワーで気持ち良くスッキリした感じで行うことが大切です。
夏は特に冷水シャワーがしやすい季節なのでぜひ試していただければと思います。
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