髪の洗い方でコンディショナーは必要?

シャンプーをする目的は、頭皮を清潔で健康な状態へと導くために行うものです。そのために、毎日洗っても良いし2日に1回のシャンプーでも良いです。

ただし、洗浄力の高いシャンプーで洗ってしまうと頭皮に刺激が強くなり、髪にも良くないので注意が必要です。

では、コンディショナーはシャンプーの後必ず必要でしょうか?

答えは、必要ではあるけれど、トリートメントほどの効果はありませんので、必ずとまでは言えません。

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コンディショナーは髪にどのような効果があるの?

attractive asian woman washing her hair

コンディショナーというものは、髪にどのような効果があるのか?というと髪の表面をカバーし、きしみを防いで手触りを良くする目的となっています。その表面をカバーすることによって、髪から水分が蒸発するのを抑える効果があるのです。

そして、少ない力ですが、コンディショナーは、髪の毛に栄養分を届ける目的で作られていますが、髪の毛に残していけない作りにもなっているので、しっかりすすがなくてはいけません。

髪のダメージが強い髪ほど油が抜けていくため、コンディショナーには抜けた脂分を補う為油成分が多く含まれていることがあり、その油成分が残りすぎると油というのは、腐りやすいので臭いが出てしまったり汚れが付きやすくなり不衛生になりやすくなるので、しっかり流していくことがとても大切になるのです。

コンディショナーは、ぬめりがある油分が多く、このぬめりが頭の毛穴をつまらせる原因にもなり、その結果フケなどのトラブルの原因になりやすいです。そのため、ぬめりが無くなるまでしっかり洗い流し頭皮に悪影響を与えないように気を付けましょう。

コンディショナーに界面活性剤の入っているものは頭皮には良くないので、できるだけ使用を控え、もし使用するときは、頭皮にはコンディショナーを付けないようにすれば防げます。

では、なぜコンディショナーが存在しているのでしょう?

これは、リンスの進化版という感じのようです。

コンディショナーとリンスはほぼ同じ役割を果たします。髪の表面に保護膜を作って保護しきしみやパサつきを抑える効果があるのです。

昔、石鹸シャンプーがアルカリ性のため、髪がきしむという問題が多くありました。

それで、酸性のコンディショナー又は、リンスが出て使われるようになって髪のきしみが解消されたのです。

また、シャンプーがノンシリコンである場合とシリコン入りの場合、ノンシリコンシャンプーはシリコンコーティングされていないため、きしむような感触を持つことがあります。

このきしみを無くすために髪の指通りをスムーズにするためのものがコンディショナーもしくはリンスをしてきしむのを抑える効果として使用されるのです。

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コンディショナーを使うと頭皮のかゆみの原因になる?

コンディショナーに配合されているシリコン系のコーティング剤は、頭皮の毛穴を防いでしまうためかゆみを起こすこともあるようです。

これは、洗い流すときにしっかり流しきれなかった原因とコンディショナーを頭皮にも付けてしまったことがかゆみを起こす原因とも思われます。

コンディショナーの成分で、シリコンが入っている場合、シリコンは化学物質や放射性物質なども付着されてそれが炎症やかゆみの原因の可能性があります。

それを考えたら極力シリコン系のヘアケア商品は避けたほうが良いでしょう。

頭皮のかゆみは、コンディショナーに限らず毛穴に汚れがつまってしまい、炎症を起こしてしまうことでかゆみの原因になるので、しっかり頭皮を清潔に洗い流すことが大切になります。

コンディショナーの場合ぬめりが多い分、残留物が頭皮や身体に付着しやすく流し切れていないと刺激となってしまい炎症の原因を作ってしまうのです。

よく、背中ににきびが出来てるということを聞きますが、大概の場合シャンプーやコンディショナーが洗い流し切れず肌に付着し、残されたところに余分な油分が付きぶつぶつとできてしまうのです。

その背中をまたゴシゴシ擦りすぎても、必要な油分を肌から取ってしまいかさついてしまって逆効果になるので、シャンプーやコンディショナーを流すときにはしっかりと流すことが大切です。

コンディショナーとトリートメントの違い

コンディショナーは、髪を表面から保護するコーティングのような役割をします。

まとまりある髪へ仕上げる効果があり、シャンプー後のキューティクルを保護し髪の広がりを抑え、手触りの良い髪へ仕上げることができます。

ただし、キューティクルの保護をしているだけなので、ダメージが強い場合、その保護膜は保護しきれず、髪をしなやかにまとめることは難しいのです。

リンスも同じく、髪の表面のキューティクルを保護し静電気を起こしにくくする役目としてあります。そのため、髪のダメージが強い場合には向かないので、使用しても効果は現れません。

コンディショナーは、リンスよりキューティクルの中へ入って保護をするので、手触りとしての感触は良いです。

コンディショナーで、ノンシリコンコンディショナーというのがあります。これは、髪にやさしく髪を補修しサラサラした傷みにくい質感に仕上がります。デメリットはないですが、自然派製品として安心して使える反面、値段が全体的に高い製品も見られますので、コストパフォーマンスとしては少々かかるかもしれません。

中にはシリコンが入っていない製品であったとしても合成界面活性剤など配合されている場合もあるので製品の中身をよく確認する必要があります。

先ほどの背中のにきびの悩みの場合、ノンシリコンは皮脂が毛穴につまらないのでにきび予防にはなる製品です。

トリートメントは、コンディショナーより更にキューティクルの奥へと入っていきます。その分髪のダメージを修復しようとする働きがあるので、髪が傷んでしまった場合は、トリートメントをおすすめします。

トリートメントは失われた栄養を髪に浸透させ補給する働きがあり、また、洗い流すタイプと洗い流さないタイプがあります。

コンディショナーを流すときには時間を置かずすぐ流すことが大切です。が、トリートメントは髪への浸透性をする働きがあるので少しでも時間を置いた方が効果が上がります。

では、ダメージ毛に良いシャンプー、コンディショナーは?

・弱酸性→パーマはアルカリ性なので中和してくれ髪と地肌に優しい

・アミノ酸系界面活性剤→髪の素材と同質なので傷めない

・ノンシリコン系→シリコンがパーマをかかりにくくして取れやすく、シリコンが髪の修復を邪魔する

・シリコン以外の自然な髪にしっとり成分が入っている→ノンシリコンはきしみやすいので自然な潤い成分が必要

オーガニック製品でシャンプー、コンディショナーが最近は多く出てきています。髪に良いものではあるけれど、中には、ヘアカラーをするときやパーマをするときに、時には色が綺麗に入りにくかったり、パーマがかかりにくかったりという現象が時々ありますので、選ぶときに注意しましょう。

そして、よく一般の方が、シャンプーをしてコンディショナーしてそれからトリートメントをして・・・ということを聞くことがあります。

髪の状態がとても良い場合は、シャンプー後は、コンディショナーまたはリンスで終わって良いと思います。

髪の状態は少し乾燥が気になるし広がる、という場合からはできたらトリートメントを仕上げにすることをおすすめします。

ダメージが気になり始めたら、コンディショナーでは追いつかなくなり、トリートメントのように髪の奥へ修復できる栄養成分のあるものをした方が髪も健やかで綺麗な状態を保つことができます。

順番も、シャンプーをした後もしコンディショナーをしたいというならば髪の洗い方としては・・・

シャンプー→トリートメント→コンディショナー という順番でしましょう。

理由は、シャンプーをして髪を綺麗に整えたあと、トリートメントで髪の中の方へ修復して最後にコンディショナーで保護をするという順序となります。

ただし、3つもする必要性はあまりないので、ある程度髪が傷んでいる場合は、シャンプーとトリートメントで良いと思います。

あまり髪が傷んでいなければ、シャンプー、トリートメントは、1週間に1回か2回でも良いと思います。

髪の状態に応じて使うと良いでしょう。

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