肩に気づいたらフケが落ちてた・・・頭皮がかゆいと思ったら白い粉のようなフケが・・・ということないですか?
そのような状態になった頭皮は、健康な頭皮ではなく何かしらの原因でトラブルがあると考えられます。
そのトラブルの原因がシャンプーにあるかもしれません。
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昔、シャンプーが今ほど良くなかったのか、「ふけ取り」というメニューが美容室に存在しており、「ふけ取り」だけに来店されるお客様がいたほどです。気持よいほどにフケが取れお客様も頭が軽くなったと、喜んでいた記憶があります。
今はそこまでの状態になっている方はほぼいなくなったようですが、フケという存在はまだまだあります。
洗い方やお湯の温度、シャンプーの仕方などでフケを抑えることができます。
そのポイントをお伝えできればと思います。
シャンプーのし過ぎは禁物
頭皮がかゆいから、といってシャンプーを何度もしてませんか?
何度もシャンプーをしてもフケが取れるわけではないのです。正しいシャンプーの仕方が大切です。
フケはシャンプーの回数を増やせば減るというものではないのです。逆にそのシャンプーが原因でフケを出してしまっている可能性が大きいのです。
フケはゴシゴシ洗ってもだめなのです。頭皮には保護されるための皮脂があるのでその皮脂が無くなるほどシャンプーをしてしまっている可能性があるのです。
特に爪を立ててシャンプーで洗ってしまうと頭皮を傷付けてそこに菌が入ってしまうのです。
その為、傷でのダメージや保護の役目の皮脂が無くなって乾燥し、ちょっとの刺激でも炎症を起こしやすくなってしまうのです。
季節の中でも冬は特に乾燥しやすくなるので、洗う回数や洗い方に注意してほしいと思います。
シャンプーをすればフケが取れるというわけではないのです。あくまでもシャンプーは泡で頭皮の汚れや毛穴の余分な皮脂を浮き出すためのもので、その働きに合わないシャンプーは、いくら洗ってもフケが無くなるわけではないのです。
乾燥した頭皮、もしくは細菌が増殖した、この2つがフケの主な原因になっていると思われます。
乾燥した頭皮には保湿効果の高いシャンプーを、頭皮の皮脂が多いからと洗浄力の強いものはかえって良くないので、保湿しながら頭皮の皮脂をうまく浮かせるようなシャンプーの仕方を意識することが大切です。
但し、べとついた頭皮にこびりつくようなフケはシャンプーでは取れない可能性があり、薬が必要な場合がありますので、そのような状態の時は皮膚科に診ていただいたほうがよいと思います。
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フケは不潔!と勘違いしてませんか?
生活習慣が悪いとか洗ってないからとかだけでフケになるわけではありません。
フケが発生する原因は、頭皮の環境を健康な状態になっているかどうか?です。
健康な状態ということは、頭皮の環境が十分保湿もされ、血行が良く頭皮が白い状態のことです。
健康じゃない場合は、頭皮の色がピンクがかっていたり、ポツポツニキビのようなものがあったり、やけにジトジトした頭皮だったり、カサカサ皮膚が波うっているような状態になっていることです。
まず、頭皮を健康な状態を維持するために、洗い方に気を付けてフケが出ない環境を作ってあげることが大切です。
そして、頭皮の環境を良くするベースとなるのが、良いシャンプーを使って洗うことです。
そしてシャンプーが自分の肌に合っているかどうか?を知ること。
髪の毛を洗って頭皮を洗っているのかどうか?
中にはアルコールの摂取が多いとか脂肪分や糖分の多いものを摂りすぎていないか?も考えられます。
洗えば環境が良くなるのではなく、頭皮の健康状態に合わせたシャンプーを使用し、正しい洗い方をすればフケの出ない綺麗な頭皮を維持できるようになります。
頭皮の環境には、常在菌という菌が存在しています。健康な頭皮の場合には、この常在菌はいたずらに悪いことはしませんが、傷がついたりすると雑菌が繁殖し炎症を起こしてしまうことでかゆみの原因にもなるのです。
雑菌はジメジメが大好物です。洗濯をして乾き足りない選択ものが臭くなると同じで、頭皮は通気性が悪いのでシャンプーをして洗いっぱなしの状態で生乾きになったままでいると、雑菌が大繁殖してかゆみを起こしてしまうのです。
洗ったあとはしっかり乾かしましょう。
洗い方でもフケを出さないようにできます
頭皮の環境を健康的に作ることが大切だということは、分かっていただけたと思います。
その健康的な環境を作るのが正しい洗い方となります。
シャンプーでに勘違い
①シャンプーで髪を洗う⇒頭皮を洗う
②ゴシゴシ爪を立てて洗う⇒指の腹でやさしく揉むように洗う
③すすぎよりシャンプーが大事⇒シャンプーよりすすぎが大事
というように一つでも当てはまるとフケを出してしまう原因になってしまいます。
特に③のすすぎよりシャンプーをしっかりしなきゃと、思ってしまう方が多いのではないかと思います。
シャンプーの働きはあくまでも泡で頭皮の汚れを取る役目なので泡を立てて指の腹で揉みこむように洗います。
この後すすぎが甘いとフケになる原因であるシャンプー剤の残りが頭皮に付いてしまいフケとなって存在してしまうのです。
市販のシャンプーは特に残りやすいと思います。その原因の一つは、強力な成分で汚れを落としその汚れを落としながら髪にコーティングをしてサラサラな髪に仕上げるという仕組みです。そのため、すすぎが甘いと泡は流れ落ちたけれどもコーティングされたシャンプーが洗い流されず頭皮に残ったり髪に余分なシャンプーが付着してしまうことで、フケの原因になるのです。
市販製品は洗浄力は強いけどコーティングされた成分が頭皮に残ることが頭皮のダメージになるのでしっかりすすぎをしてからトリートメントをした方が良いです。
美容室専用シャンプーはアミノ酸成分で頭皮にやさしく必要な分だけ泡で汚れを浮き出し頭皮の環境を整えるための成分も入っています。
但し、どんなシャンプーでも洗い流しが甘いとフケになりやすいので、流すときはしっかり頭皮にお湯を当て、温度も適度な約38度~40度でキープして洗い流す必要があります。
顔のお肌のターンオーバーというのを聞いたことがあるかと思いますが、頭皮もターンオーバーがあります。
お肌と同じ約40日で生まれ変わり新陳代謝した皮膚は自然に落ちていくのです。
そのターンオーバーのリズムが崩れるような頭皮への影響があると、頭皮のトラブルやフケの原因になるので、頭皮の環境を整えて適度な保湿ケアをしてあげると良いですね。
どうしてもフケが気になる方には、フケ対策専用シャンプーを使用することで、フケの原因菌を減らし保湿することで頭皮を健康な状態に改善してくれます。
シャンプーをするときに洗い方に注意してフケの出ない健康的な頭皮を作っていきましょう!
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