髪はいつも艶やかでいたいですね。
艶やかでいるにはシャンプーの仕方やトリートメントをしっかりすることは当たり前ですが、濡れた髪をどのように乾かすか?によっても仕上がりが違ってきます。
面倒だから、痛むから、という理由で自然乾燥で済ませてる・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、頭皮や髪に良いのはドライヤーをするほうが良いのです。
理由は、頭皮に水分が髪や頭皮に付着してそれが雑菌となって繁殖しフケや匂いの原因になるのです。
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洗った後できれいだから、ということではないのです。洋服を洗濯をしてしっかり乾いていなくて何となくしけった状態になっていると匂いが生臭くなることと同じような状態になるのです。
頭皮は特に環境が悪くなると雑菌が繁殖しやすくなるので、生乾きには気を付けたほうがよいのです。
乾かし方を気にしてみましょう
では、頭皮の環境を良くしてあげるための乾かす方法はどのようにしたら良いか?というのをお伝えします。
髪は濡れたまま、寝てしまうと寝癖がすごく付いてしまって朝起きたときに直すのに一苦労。で、結局朝シャンプーして初めからやり直し、となってしまいますね。
できたら夜シャンプーして、髪の成長する時間はしっかりお休みをしてあげて朝はシャンプーをしなくても良いくらいの直しの状態になれば頭皮も髪も負担が減って髪も艶やかキープできるようになるでしょう。
その為には正しい髪の洗い方や髪の乾かし方を正しくしましょう。
乾かし方ひとつで、パーマをかけた後のウエーブ感や髪のボリューム感、扱いやすさが違ってきます。
いつまでもタオルを巻いたままで半乾きの状態から乾かしてしまうと、髪への負担が大きくなります。半乾き状態のキューティクルが毛先の方が開ききってしまい、乾燥し始めてしまう場所から先に乾いてしまうので、その状態からドライヤーを当ててしまうとオーバードライということになり、髪がパサつく原因となってしまうから乾かすときは早めに乾かし始めましょう。
髪を乾かす前にやっておくこと
では、髪に良い乾かすやり方を順を追って説明していきましょう。
髪の洗い方だけでなく乾かし方でヘアスタイルがうまく決まるかどうか?となるのです。
・シャンプー&トリートメントをした後、髪の水気をしっかり絞ります
髪が長い人ほどしっかり水気が出なくなるまで絞ります。水分が多すぎるとドライヤーの時間が多くなってしまうので、できるだけ水気を絞ることがポイントです。
・しっかりタオルドライをします。
まずタオルで頭皮からしっかりタオルの上から指の腹でマッサージをするように水気を拭きます。ゴシゴシしないように髪と髪が摩擦しないようにします。
髪の長い人の場合は、その後タオルを髪全体包み込むように挟んで押さえるようにして水気を取ります。
私の場合この時髪が長いので、タオルを包んだら両手で空気を含むようにポンポンと叩いて水気を取ることもあります。空気の圧で髪を傷つかないように乾かすようにしてます。
・タオルドライをしたら荒いコームで髪をとかします。
密歯は、髪が引っかかり痛めやすいので荒歯が良いでしょう。荒歯で梳かすときにポイントで、仕上げに近い形で櫛で梳かすと良いです。この作業がドライヤーで乾かすときに同時にスタイリングもしやすくなるからです。
パーマがかかっていたり細くて絡まりやすい髪の場合は、アウトバス(洗い流さないトリートメントなど)を付けながら梳かすと髪が傷まずにスムーズに髪が整います。
ドライヤーで乾かすときには
ドライヤーの熱は髪を傷めることもありますが、上手に使えば髪がとても艶やかに綺麗な髪に仕上がる道具でもあります。
丁寧にドライヤーを使って髪を健やかに保たせましょう。
ドライヤーの熱から髪を守るアウトバス(洗い流さないトリートメント)は、ブラシやコームの通りを良くし、摩擦から守る、パサつきを抑えるという効果があります。
このアウトバスは付けすぎると髪が重くなりやすくなるので、髪にまんべんなくつけることが重要です。
アウトバスは、手のひらに取ってそのまま付けちゃってませんか?
これだと、手のひらの中心しかアウトバスが付いていないので、手のひらにアウトバスを乗せたら一度手のひらを指の間くらいまでに広げ両手にアウトバスが広がってから髪に塗布していきます。
このように両手にまんべんなくついたアウトバスは、全体にムラなくつけることができるのです。
髪が広がりやすい方は、髪全体(頭皮外して)、髪がペタンコになりやすい方は、毛先のほうに付けます。
そこで、ドライヤーを使っていくポイントです。
ドライヤーは、頭皮、髪の毛から10センチ~15センチ話して風を当てましょう。
順番としては、頭皮を先に乾かしていきます。一番水気が多く残っているし雑菌は繁殖するのを抑えます。
次に、キューティクルを意識して。キューティクルは根元から毛先に向かっているので、根元から毛先に向けて風を当て乾かしていきます。
この時、同じ場所ばかりに風を当てないで、ドライヤーの風を散らすように振りながら当てると熱が一点集中せず乾いていきます。
毛先は、ダメージがあって先に乾いてしまうので、最後に乾かします。
最終的にパリパリに乾かさないで、8~9割程度に終わらせます。
髪がとても長い人は、できたら頭を前にかがみ、襟足から乾かすと良いでしょう。また、ボリュームの欲しい方も同じような要領で襟足の方から頭をかがませてドライヤーを当てましょう。そうするとボリュームが出やすくなります。
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なりたいスタイルを作る
ヘアスタイルは、それぞれ仕上げに上手くいかなくて悩んでしまうことがありますよね。
髪がうねってしまったり、ぺちゃんこになったり。それぞれ悩みますね。
なりたい髪型に合ったか乾し方を覚えて、理想的なヘアスタイルを作れるよう上手くドライヤーを使ってみましょう。
・ぺちゃんこな髪をふんわりさせたい。
つむじやトップにボリュームが欲しい場合、ドライヤーを当てるとき片方の手をボリュームの欲しい部分の髪を根元から持ち上げそこに空気を入れるように風を送ります。そして、温風、冷風を交互に当てて形を作ります。根元に空気を入れるので髪がその形を覚えてくれるのです。温風と冷風でキューティクルを絞める状態になるので根元がふわっとなります。
・ボリュームが出てしまうから抑えたい
朝起きたら広がって爆発!!なんていう方が多いと思います。
ドライヤーで乾かすときに、ある程度乾いてきたときに、意識をして根元近くから毛先に向けて指をコームのように入れてドライヤーを当てながら根元から毛先へと風を当てていきます。根元を下していくように形を付けてドライヤーの風を当てれば下へ向いているので広がりにくくすることができます。
そして、最後にブラシ化手のひらを根元近くをおさえながら、温風と冷風を当てて、ボリュームダウンさせてみると朝の広がりは落ち着いていると思います。
・パーマヘアの場合
ウエーブを綺麗に出したい。という方には、根元を最初に乾かし7割から8割程度乾いてきたら風を弱くして、伸ばさないように髪をクルクル巻くようにカールを出しながら乾かしていくと良いでしょう。お出かけ前であれば、スタイリング剤を7割から8割乾いた時点でムースやオイル、スタイリング剤を付けて仕上げに弱風でドライヤーを当ててウエーブを固定することができます。
・ミディアムヘアでシャギー
このヘアスタイルは、シャギーはだいたい顔の周りに内に向かっているので、毛流が後ろから前へとドライヤーをあてれば良いで。この時指で手櫛のように、シャギー部分を形つけながら仕上げれば落ち着きます。
ロングのシャギーの場合は、乾かすときから後ろから前へと風を当てていくと同じように仕上げれば上手くシャギーラインが綺麗に出るでしょう。
・前髪
前髪がパックリ割れてしまう、という方は、夜にドライヤーでしっかり形を付けてブローをしておくと良いでしょう。寝る前に形を付けておけば、朝のお直しが楽になるはずです。
前髪を斜めにしたり、下したりと一番気になる部分で仕上げに時間がかかるときがあるのではないでしょうか?
斜めにするときは跡がつかないピンやコットンでカールをつけると形が付けやすいです。
下したいときは、根元をしっかり乾かし癖がある場合はそこがカバーできるよう抑えながらロールブラシでブローをすることをお薦めします。
分かりにくいことがあれば、美容師さんに聞くと良いでしょう。
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