髪がまとまらないのは、原因は枝毛ができてしまっているか、切れ毛ができてしまっている状態になってしまっていることが多いですよね。
髪のダメージが大きく深刻な状態になっていると枝毛ができて切れ毛にもなり、見つけたときはショックですよね。
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よく仕事や学校など休憩中にトイレで鏡を見たときになぜか、家にいるときより見つけてしまいやすいですよね。鏡が大きかったりライトの加減で髪が良く見えてしまうんですよね。
そんなダメージな髪は健康な髪と比べて髪の内部はどうなっているのでしょう?なぜ枝毛や切れ毛になってしまうのでしょう?
気になる枝毛、切れ毛の原因と予防方法や対処方法を知ってダメージのない髪を作っていきましょう。
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どうして枝毛や切れ毛になってしまうのでしょう?
枝毛は、髪の表面(キューティクル)がダメージを受けて剥がれてしまうことで、内部にあるはずの水分が失われてしまい髪の繊維が裂けてしまった状態を言います。
髪を何の手入れもしないで伸ばしっぱなしでいると毛先まで栄養が行き届かず毛が細くなってしまいます。その栄養不足の状態でダメージを受けてしまうと髪が裂けやすくなって枝毛となってしまうのです。
特に枝毛の原因は栄養不足によることと、外的要因で摩擦や静電気や紫外線、濡れたままの放置など、そして体内からの原因としては過度なダイエットなど栄養不足や生活習慣で寝不足などによって、髪の内部がもろくなってしまうことが原因と言われます。
精神面でも原因の一つが、ストレスもあります。ストレスは緊張感から血管が収縮し血行不良をもたらしてしまいます。血行不良の状態では、十分な栄養が行き届かないために髪にまで育たなくなってしまうのです。
日常の生活から大きなストレスを抱えると髪にも変化が起きシャンプーのときに髪が抜けたように手のひらに髪がまとわりつく時がありますが、これは抜け毛もありますが、髪が弱って切れてしまった髪も一緒に絡まってしまった可能性があります。ストレスも髪に大きな影響を与えてしまいます。
髪が弱ってしまう理由として、ヘアカラーやパーマの繰り返しして負担をかけてしまってケアをしないでいると枝毛や切れ毛にもなりやすいです。
ヘアカラーをしたばかりは最近の薬剤は艶が出て髪にダメージを与えないよう工夫がされています(美容室専用カラー剤です)ので、染めたばかりのときは見た目は綺麗で艶も出て仕上がりは良いのですが、やはり薬剤です。髪の内部に色素を入れ内部を壊してしまっています。そのため染めてから時間が経つと髪に変化が起き染めた色素が抜けると同時に髪の内部の水分や油分までも抜けてしまってダメージ毛へとなってしまうのです。
パーマも同じくまっすぐだった髪を薬剤で一度髪の内部の鎖状になったものを切断して再度鎖状にするという負担をかけているため、パーマの力が無くなるとともに髪もダメージへと傾いてしまうのです。
ダメージを受けた髪の毛が枝毛や切れ毛になってしまったのをもう一度もとに戻すということはできないので、日々の毛先へのケアと健康的な食生活や美容室でのヘアケア、カットをしてもらいながらお手入れをしっかりすることが大切です。
切れ毛や枝毛に対する対処方法
切れ毛や枝毛を一気に無くす方法は、枝毛切れ毛になってしまった部分から4~5センチ以上カットをすれば無くなります。
切れ毛や枝毛のところは、その部分だけではなくその上の部分も弱っている可能性が高いので4~5センチカットすることが有効な方法なのです。
この時、レザーで削るようにカットはしないほうが良いです。その理由は、髪の毛を真横にハサミでカットしたほうが毛の断面が小さく傷みも小さくなるからです。毛の断面が大きくなるほどそこから痛みやすく枝毛や切れ毛になりやすくなってしまうのです。
私たちプロからすると、髪を切るときの道具も髪をダメージから守るためには切れ味の良いものを使わないといけないと思っています。プロの使うハサミは定期的にお手入れとして磨ぎをしています。歯をしっかり切れ味良く維持するためです。
切れ味が悪いハサミで髪を切ると髪の毛の断面がデコボコになってしまい余計に傷みやすくなるのです。ですので、ぜひ切れ毛や枝毛がきになるようでしたら、切れ味の良いハサミかもしくは美容師さんにカットしてもらいたいですね。
また、枝毛を見つけてプチプチ自分で抜いたりしてしまうことを良く聞きます。が、これはかえって髪を傷めて毛根まで傷つけてしまうのでできたら、自分で抜いたりするのはやめてほしいと思います。
毛根が傷つくと新しい髪が生えてくるのにとても時間がかかり、毛根が傷つくことで弱った毛穴から髪が生えてくるので髪の毛も細くなりやすくなってしまいます。細くなった髪が生えてきても栄養が行き届かず伸びきらないで途中で髪が切れてしまうこともあります。
毛根を傷つけるようなことは避けましょう。
傷んだ髪を診断していると、切れ毛や枝毛のできやすい人は、無意識に間違ったお手入れをしている場合が多いようです。
パーマをかけているのにブラシでブラッシングをしてパーマのウエーブ、カールを無視してガンガンブラシで伸ばしてしまう行為です。パーマヘアの場合はブラシを使わないほうが良いです。毛先まで髪が絡まらないようにするには、荒歯コームで優しく毛先まで梳かすと良いでしょう。
また、逆に髪が絡まっていたり毛先がパサついている状態で髪を整えないでいきなり髪を洗ってしまう場合も切れ毛や枝毛の原因になってしまいます。その理由は毛先がパサついて絡まったままお湯を流してしまうと、お湯の温度で髪が膨潤してキューティクルが開きその状態で髪を摩擦させてしまって髪のキューティクルが裂けてしまうからです。
髪を洗う前は必ず毛先まで絡まりをほどき、整えてから洗うようにしましょう。
髪を乾かす時も枝毛切れ毛が気になり始めたら、洗い流さないトリートメントやオイルなどで熱から髪を守ることも大切です。一度できてしまった切れ毛や枝毛は元に戻らないですが、それ以上ひどくならないようにすることとしての対処です。洗い流さないトリートメントやオイルは応急手当くらいと考えておくと良いでしょう。
切れ毛や枝毛をこれ以上増やさない予防法
切れ毛や枝毛ができてしまったけどこれ以上増やしたくない!と思いますよね。
そんなときの対処法をいくつか紹介します。
・髪の毛に摩擦や静電気を起こさないようにすること。
枝毛や切れ毛を引き起こす原因で、静電気や摩擦があります。静電気は髪が乾燥して髪に水分や油分が一気に減ってしまう状態になりダメージになりやすいです。特に冬場など室内の乾燥した場所にいるこが多い場合は、髪の表面に洗い流さないトリートメントをつけておくと良いでしょう。
髪に摩擦を起こすときは、髪を洗ったあとのタオルで髪を拭き取るときにゴシゴシしてしまう時が要注意です。摩擦によって髪の本来うろこ状になっているキューティクルがめくれたり、ひどいと剥がれてしまったりしてそのキューティクルの隙間から髪の水分が失われてしまうと言われています。そのため摩擦は髪に大きな負担をかけてしまうのでタオルドライをするときは優しく髪を包み込むようにふき取るようにしましょう。
だからといって濡れたまま自然乾燥というのは良くないのです。必ずドライヤーで乾かすことが大切です。濡れたままではキューティクルが開いたままの状態で乾いてしまうので、髪を乾かしてキューティクルを閉じて中の水分を流出させないようにすることが大切です。
ドライヤーで乾かすのも注意が必要で、熱を与えすぎてもダメージを髪に与えてしまうので短時間でドライヤーで乾かすことがポイントです。髪は熱にも弱いのでタオルである程度水気を取ってからドライヤーで乾かすことが一番です。
・そして大切なのが髪を洗う時のシャンプーです。
シャンプーは髪に優しいアミノ酸シャンプーを使うと良いでしょう。石鹸系や石油系、高級アルコール系シャンプーなどは洗浄力が強く髪に必要な水分や油分を余分に洗い流してしまうので、髪が弱ってしまいます。
アミノ酸シャンプーで頭皮をマッサージするようにシャンプーをして血行を良くすることで、髪がイキイキして切れ毛や枝毛になりにくい髪でいられます。
アミノ酸シャンプーは髪に優しいのでキューティクルへの刺激が少なく髪の表面がなめらかになりやすいので、指通りが良くなります。
正しいシャンプーをして乾かす時に丁寧に乾かして髪に負担をかけないようにお手入れをしていけば、切れ毛や枝毛になりにくい髪になります。
髪へは日々のお手入れを正しくすることで少しでもダメージを少なくして綺麗な髪を作っていくようにしましょう。
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