髪の毛が綺麗な人は食事だけの栄養を摂っているだけではなかった?!

街を歩いていて綺麗な髪をしている人を見かけるとそれだけで、素敵だなと思いませんか?

髪の状態で年齢が10歳は若く見えることがありますし、初対面でも好印象を与えることもできます。

女性だけでなく男性も最近では髪の毛を意識して清潔感あるスタイリングを心掛けている男性も多くなったように思います。

おしゃれをするためには髪の毛は健康的であるほうがスタイリングするときに決まりやすいですよね。

健康的でツヤサラな髪にするには、まず体を整えなければいけないという理由があります。

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健康な髪をつくるためには体を整えるのは食事や生活習慣です。忙しい毎日の中不規則な生活では髪も傷みやすくなってしまいます。他にも様々な要因があるのです。

また年齢を重ねていくと髪が細くなったり抜けるのが増えたような気がしてくると更に心配になってしまいそうですよね。そのまま意識せず生活していると髪が年齢とともに老化して弱くなってしまうので、早めに髪のためにいつもの日常を見直していくことをぜひおすすめします。

健康な髪を作るための食事は?

【こんにちは。美容歴35年2万人以上のお客様に接してきた美髪アドバイザー・美容コンサルタントの森久美子(@morikumikonoie)です】
質問です!髪は何でできていると思いますか?

成分としてはほぼたんぱく質で出来ています。髪を作るためのたんぱく質は体の血液から作られているのです。

髪はたんぱく質の他に、ビタミン、ミネラル、亜鉛という成分で出来ています。これらの成分を作るのには健康な血液が必要になってきます。

体が健康であれば血液も若々しくサラサラした綺麗な血液が流れてきます。そんな綺麗で健康的な血液を作るためには日常生活の中で、食事がとても重要なポイントとなります。

毎日の食事をただ何となく食べているのであれば、一度見直してみると良いかもしれませんね。

では、どのように食事をしていけばいいのでしょう?

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まず、日々の食事はどのようなものを食べてますか? 簡単なコンビニやファストフードなどの食品をよく食べていませんか?

身体へのバランスが悪くなってしまう原因には食事のとり方が大切となります。

バランスよく食べるには、髪の毛の成分となるたんぱく質、ビタミン、ミネラル、亜鉛と言われてもピンとこないと思います。

では、それぞれの食材をお伝えしていきましょう。

★髪の毛に必要なたんぱく質となる食材とは?★

たんぱく質には、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質があります。動物性たんぱく質にはコレステロールが多く含まれているのもありますので摂りすぎに注意が必要です。

★動物性たんぱく質

肉、魚、卵、乳製品(チーズなど)・・・吸収力が良くアミノ酸が多く含まれています。主に筋肉を作る働きがあります。ただ、多く摂取してしまうと血流が悪くなってしまいます。

★植物性たんぱく質

豆腐、豆類(納豆、ピーナツなど)・・・コレステロールを下げて血液の流れを良くしてくれる働きがあります。

たんぱく質の吸収を高めて髪を育ててくれる成分が、ビタミン、ミネラルB群、C、E、亜鉛となります。

★亜鉛

亜鉛はたんぱく質とアミノ酸という髪の毛になくてはならない働きをします。また、亜鉛は髪の毛だけでなく体にとっても大切な栄養素です。

亜鉛の働きは、新陳代謝を良くしてくれる、骨を育ててくれる、デトックス効果がある、傷などの修復を速めてくれる効果がある。という大切な成分です。

亜鉛を多く含まれているのが、牡蠣です。あまり多く食べ過ぎないように注意してくださいね。目安は一日2個くらいで十分なのです。食べ過ぎると貧血や下痢など起こしてしまうそうです。

また、少ない量ではありますが、大豆や納豆などの豆類や牛肉やレバー、卵、ゴマやチーズ、アーモンドも身近に摂取できる食材もあります。

★ミネラル

良く言われているのが、海藻類です。わかめやひじき、昆布などですね。

海藻類は血液の血行促進を良くする効果があります。ミネラルの中に含まれているもので、カルシウムやヨウ素、亜鉛が入っており、ヨードが特に血流を良くしてくれて甲状腺ホルモンの元を作っており甲状腺ホルモンは新陳代謝を促進してくれたり成長ホルモンを促進してくれます。

★ビタミン

ビタミンは頭皮の乾燥を防いだり皮脂の過剰分泌を防いだり血行を良くしたりする働きで髪の成長を助けてくれます。

果物、うなぎ、ゴマ、ヨーグルト、緑黄色野菜などです。

簡単に書きましたが、食材のほぼ食べているものが当てはまるのではないかと思います。その中でやはり新鮮なものを摂取したり、偏った摂り方をしないことが大切です。

健康な髪を作るための食事はバランスよくが大切です。また、食事を摂る時間も大切です。

髪のために良い生活習慣とは?

健康な髪をつくるために食事の栄養がいかに大切かがお分かりになっていただけましたか?

食事以外にも髪の毛へ影響があるのが、睡眠や髪の洗い方、適度な運動、ストレスなども直接影響を受けます。

生活習慣で気を付けることとは?

★食習慣で健康的に・・・

たんぱく質を摂らなきゃと、お肉をたくさん食べてしまうと逆効果で、高脂肪で高コレステロールなので血液の中の脂肪が多くなってしまい皮脂の分泌が過剰になってしまうので注意が必要です。

またつい甘いものやお菓子に手が伸びてしまい時間があれば食べてしまうとなると、糖分が血液の中に増えてしまって血液がドロドロになってしまいます。ドロドロの血液では血流が悪くなり頭皮へ栄養が送れにくくなってしまうので食べ過ぎは注意しましょう。

★良質な睡眠を・・・

実は髪を健康的にするのには、睡眠はとても大切なことです。

睡眠は自律神経を正常にして、疲れた体を修復する時間でもあるのです。特に睡眠時間は夜10時から夜中の2時がゴールデンタイムと言われています。

その時間帯は、成長ホルモンの分泌出し副交感神経を活性化してその間に細胞から老廃物を出して栄養が入ってくる働きをするという大切な時間帯なのです。

★適度な運動をしましょう・・・

体が硬いと血行も悪くなりやすいです。規則正しい運動をすることで、血行促進となり、ストレス解消、睡眠不足の解消にもなります。

過度なアルコール摂取、たばこも控えましょう・・・

タバコの中に含まれるニコチンは、血管を委縮させてしまうので体の中の血流が悪くなってしまいます。そのために頭皮の付近でも血行が悪くなり髪の毛を作る元になる毛母細胞に栄養が行き届かなくなってしまいます。髪の毛が抜けやすくなったり気になるようなことがあれば、タバコを吸うのを見直したほうが良いでしょう。

アルコールは、多少の量量であれ血行促進にもなりますので、良いのですがアルコールの摂りすぎは肝機能の低下や皮脂の増加、糖分の増加などまた、抜け毛を増やす原因にもなってしまうので注意しましょう。

★★髪の洗い方・・・(一番身近な方法で大切です)

シャンプーはいつしていますか?一時期”朝シャン”が流行り、今でも朝シャンプーをしている人も多くないと思います。

髪は朝シャンプーをするよりも、夜シャンプーをしたほうが綺麗な髪を作ることに対して効果的です。

髪は毎晩寝ている間(午後10時~午前2時)に成長しています。寝る前に髪を洗って一日の汚れた頭皮や髪の皮脂を洗い落としておけば、髪と頭皮が清潔な状態であれば健康な髪を作るのには環境が良い状態でいられます。

シャンプー剤も頭皮の状態や髪の傷み具合などの状態に合わせて選ぶようにしましょう。

日々忙しく生活をしていると、ついつい疎かになってしまい、知らず知らずに髪へ悪影響を与えていることが多いかもしれません。

年を重ねると少しずつ髪に対しての悩みが増えていきます。気づいた時にはひどい状態になっていたなんてならないように、日々の食生活や生活習慣を整えていくことをぜひおすすめします。

髪の毛の良い状態をいつも整えておくには?

食生活や生活習慣が髪にダイレクトに影響を与えてしまうというのは、なかなかパーフェクトにできないこともありますよね。

そんな中、髪を健康的にするためのすぐにできることがあります。それは正しい髪の毛の洗い方です。

頭皮の状態、毛穴の環境を良くすることと血行を良くして髪に栄養が行き届きやすくするために大切なことです。

正しい髪の洗い方を行うことで、髪の毛に艶やしなやかさが出てくることがあります。あまりにも髪の毛が痛んでいる場合は、髪を洗うだけでは難しくもしかしたら痛んだ場所をカットしなければいけない場合もあります。

そこまで痛んでいない髪の毛であれば、髪を洗う方法で髪の毛の仕上がりが違ってきます。

シャンプー剤を選ぶのも大切です。健康毛であれば何でもお気に入りのシャンプーを選んでも大丈夫ですが、少しでも乾燥やダメージが気になるようでしたら、髪にやさしいアミノ酸系のシャンプーを選んでいただくことをおすすめします。

―正しい髪の洗い方ー

①髪を洗う前にブラッシングをします。ブラシは静電気を起こさないものを使いましょう。

ブラッシングの効果は、一日の髪の汚れを落とし頭皮のマッサージ効果もあります。

②お湯で予洗いをします。予洗いのお湯の温度は38℃でぬるま湯で洗い流します。じっくりと時間をかけるのが効果的で    す。この予洗いで約80%の汚れが取れますので簡単に済まさないようにしましょう。

③シャンプーを手のひらに乗せ軽く泡立てます。泡立てたシャンプーを頭全体に乗せ指を立たせて指の腹でこめかみから頭頂部へとマッサージをするようにシャンプーをしていきます。シャンプーは頭皮の汚れを落とすことが目的です。

泡立てて優しくシャンプーをしますが、泡が少なかったら一度軽く洗い流してもう一度しっかり泡立ててシャンプーをしましょう。泡が少ないと髪の毛が摩擦を起こしてキューティクルを痛めてしまうので気をつけましょう。

頭皮の汚れを取るのと同時にマッサージ効果で頭皮の血行を良する効果もあります。

④シャンプーが終わったら泡がなくなるまでしっかり洗い流します。シャンプー剤が残っていると頭皮の炎症やフケの原因となってしまうので気をつけましょう。

⑤シャンプーを洗い流したら、一旦髪の水分を取ります。水分を取ることでトリートメントの吸収を良くします。

トリートメントを付けます。。トリートメントは地肌にはつけません。痛んでいる部分に集中的につけ中間部分にもつけます。もし時間のゆとりがあれば、トリートメントを蒸しタオルで包んで髪に浸透性よくしてあげるのもいいですね。

⑥トリートメントを流します。ぬるっとした感触がなくなるまでしっかり流しましょう。

⑦流したら吸収性のあるタオルでタオルドライをします。この時髪の毛を擦らないように空気を入れて優しく拭き取ります。

⑧タオルドライをしたら必ずドライヤーで乾かしましょう。髪が短くてもドライヤーを使います。髪が濡れたままもしくは半渇きの状態でそのままにしてしまうと、髪にとって一番ダメージが大きくなってしまいます。髪の毛はキューティクルが開いた状態になっているので、そのままの状態で寝てしまうとまくらなどで髪の毛同士が絡まりあい摩擦でキューティクルを痛めてしまい、枝毛や切れ毛の原因となってしまいます。

髪の長い人の場合、ドライヤーで乾かすときは襟足から後頭部の乾きにくい場所から乾かしていきます。上から下へと風を当てていきます。髪の毛に痛みや乾燥が気になる人は、ヘアオイルや洗い流さないトリートメントをつけてからドライヤーをすると髪を熱から守ってくれます。

仕上げに冷風を当てることでキューティクルが絞まって艶が出てサラサラになってくれる効果もあります。

何となくいつもしているシャンプーですが、シャンプー剤は髪質に合ったものを使って、シャンプーの仕方を少し気を付けるだけで髪の毛の状態が整ってくれますので、ぜひやってみてください。

健康な髪を作っていくには一番は、日々の食事を気を付けて生活習慣にも意識してストレスのない常に血行が良く健康な体になっていることが大切です。暴飲暴食、寝不足が気になるようでしたら気を付けてくださいね!!

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