朝の忙しい時間。そんな朝はできるだけ無駄な時間をかけないでヘアスタイルは決まって、メイクもばっちりで出かけたいものですね。
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そんな朝の髪を簡単にまたスッキリ気分でスタイリングするのに良いお手入れ方法があるとよいですよね。そのお手入れはどのようにしたら髪を上手くまとめられまた、スタイリングができるのでしょう。
髪はその日の気分を左右する一部です。日ごろのお手入れを面倒に思わずすることで、朝もスッキリ気分でお出かけできることでしょう。
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朝のシャンプーは良いこと?
朝シャンが流行り始めたのは、1987年の化粧品メーカーのコマーシャルから始まりました。
この頃から、朝早く起きてシャンプーをしてから通勤や通学をする「朝シャン」が流行ったのです。そして同時にシャンプーとリンスとが一度で済むリンスインシャンプーが出始めたころです。
その朝シャンはもう死語となってきましたが、今でも朝シャンプーしてお出かけする人もいるでしょう。
ただ、その朝シャンは美容師としては賛成できません。その理由は、朝は毛穴が開いた状態のままなので朝シャンプーをすると毛穴にダメージを与えてしまうのです。ダメージを与えることで抜け毛や薄毛の原因になりやすいのです。
髪が健康な状態を保つには、お肌のシンデレラタイムと同じで夜10時~夜中の2時なのです。その時間帯は成長ホルモンが最も分泌される時間で髪が生成される時間でもあるのです。
そして、朝シャンをする場合、夜シャンプーをする時間より少ない時間で行うことが多いのではと思います。その少ない時間でシャンプーをするのですすぎ残しが多くなりがちになってしまい、そこに皮脂や汗が溜まりやすくなって菌やダニの繁殖につながってしまったり頭皮の臭いやかゆみの原因にもなるのです。
更に、そのまま出かけるという意識があるので、髪をしっかり乾かさないで濡れたまま出かけてしまい、それが原因で髪の毛が不安定になり水分が抜けやすくなってしまいパサついてしまったり頭皮に雑菌が繁殖しやすく悪臭を出してしまう原因になってしまうのです。その結果フケが出てしまいかゆみを引き起こす原因となるのです。
朝シャンプーをすれば寝癖も直せて髪が濡れていてもそのまま通勤、通学へとお出かけすれば自然に乾くから楽だと思うでしょうが、頭皮と髪には良いとは言えません。
できれば夜しっかり時間をかけてシャンプーをして就寝前までには髪を乾かしてから寝るようにしてほしいものです。
朝の髪の手入れ方法
朝は忙しいけ大切な仕事内容だったり、デート前だったりといざという時にスムーズにスタイリングできると良いですよね。
本来朝に髪のお手入れがしやすい状態にするのは夜の髪へのお手入れがベースとなるのです。が、まずは朝まとまるようなお手入れをどのようにするかお伝えしましょう。
朝寝癖を直す時
髪が乾燥していてパサついているので寝癖を抑えましょう。寝癖を抑えるのは一般に販売されている寝癖直しスプレーでも良いですが、中にはかえってペタンコにベタベタしてしまうものがありますので髪質に合ったものを選んで使うようにしましょう。
もしくは美容室で販売されているのは、洗い流さないトリートメントの霧吹きスプレータイプのものか、UV効果のあるスプレーで髪をしっとりさせるようにします。そしてドライヤーの熱でしっかり乾かし、形を作っていくことが大切です。その時、大体間違った方法でしてしまうのが、毛先が跳ねるから毛先だけ乾かすことです。これではいつまでも髪は直りません。必ず根元からしっかり形を整えてブローをしていくのが正解です。
根元からしっかり乾かすにはドライヤーを上手く使うことが大切です。指の腹で大きくジグザグに髪を振りながら大胆に乾かしていくと良いです。
寝癖にはそれぞれの悩みがあると思います。癖のうねりや、毛先のハネ、パサつきの広がり、かけたパーマを戻すなど朝はこれらのクセを治すのが大変なのですよね。
毛先のハネ・・・髪の根元から中間、毛先にスプレーでしっかり湿らせます。そして根元から乾かしていきます。
パサついて広がった髪・・・軽く全体に湿らせそのあと洗い流さないクリームもしくはミルクタイプのトリートメントで髪の内側にまんべんなく馴染ませて、更に髪の表面にもなじませます。パサついているときは髪に保湿効果の高いトリートメントが大切です。
パーマをした髪を戻す・・・パーマをした髪も乾燥しているので始めに髪全体を湿らせ泡状のもので髪全体にたっぷりと揉み込みながらウエーブを出していきます。
このように、朝起きたときの手入れ方法で無駄な時間をかけずスタイリングができると思います。
髪がまとまらないからと水をかけても上手く仕上がらないので、髪の状態に応じてスタイリング剤を使って直していくと良いでしょう。
朝にまとまる髪は夜で決まる?
朝の髪の状態は前日の夜どのように髪をお手入れしたか?で決まってきます。
夜シャンプーをしっかりしてトリートメントもした後というのは、髪のキューティクルが開いている状態です。もし、この開いた状態のまま濡れた髪でねてしまうと、髪の表面が摩擦を起こしその表面にあるキューティクルが開いているのでそのまま裂けてしまい、枝毛や切れ毛の原因となって、パサつきやすくまた、キューティクルから内部に入った栄養が放出してしまいそれが原因で保湿されずパサついて乾燥した髪になってしまうのです。
そのため夜シャンプー&トリートメントをし髪をケアしたあとは丁寧に髪の水分を取りドライヤーで根元からしっかり乾かすことが大切です。
そのシャンプーの仕方も地肌をしっかり洗い、トリートメントで髪に栄養と保湿を与えることで綺麗な髪を作れます。
また頭皮をマッサージすることで血流が良くなり健康な毛根になり髪がイキイキとしてきます。
夜は髪を健康にする大切な時間です。夜10時から夜中の2時の間が髪が生成されるゴールデンタイム。肌もホルモンの分泌が活発になる時間なので大切な時間です。
不摂生な生活をしたり食生活が乱れてしまうと、髪が一気に悪くなります。その理由は寝不足で身体が疲れ睡眠不足でゴールデンタイムに良い髪への働きができなくなって、食生活は唯一血液から髪へ栄養を行き届かなければいかないのに栄養が足りず髪にも栄養が不足することで、抜け毛や細毛になってしまったりと悪影響を与えてしまうのです。
そのため、朝の髪の状態は夜の状態ですべてが決まります。
夜髪はしっかりドライヤーで乾かしキューティクルを閉じることで髪の内部を保湿された状態になるので朝起きたときはパサつかず綺麗な状態でいられます。乾燥している場合もありますが、髪質にもよりますので保湿効果の高いものをシャンプーした後吸収性の良いトリートメントを使って、寝る前には摩擦を防ぐためにほんのり洗い流さないオイルをつけておくと良いでしょう。ただし、オイルを付けすぎてしまうと髪がぺたっとなってしまったり、ホコリや頭皮の皮脂がついてかえってべとついてしまうので注意が必要です。
髪を頭皮から手入れをすることで髪が健康的になり毛穴が緩んでしまった状態から締まった状態になることで髪にハリ、コシが出て若々しい髪を作ることができます。
朝の髪をスムーズにお手入れできるようになるには、夜の髪の手入れをしっかりすることで楽になります。ぜひ夜にひと手間かけて髪をお手入れしてスタイリングしやすい美しい髪になってほしいものです。
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