髪に潤いを維持するためには必ず頭皮が健康でなければいけません。
そのためには髪の洗い方に気を付けることが大切です。髪を洗う時汚れをしっかり落としつつ頭皮の皮脂は落としすぎないように洗うことが一番気をつけることです。
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頭皮の皮脂は、多すぎると髪がベトついたり臭いが出たりする原因となります。かといって、頭皮の脂を取りすぎると保護膜として頭皮の水分の蒸発を防ぐ重要な役割をしており、頭皮の皮脂が少なすぎると乾燥してしまうこともあり頭皮のトラブルを起こしやすくなります。
髪を健康に維持していくためにも洗い方に注意をして頭皮の皮脂を取りすぎないようにシャンプーをしていきましょう。
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皮脂を摂りすぎない、シャンプーの基本的な工程をお伝えしましょう
シャンプーは髪に合ったものよりも頭皮に合ったものを選べるとベストです。
そして正しい髪の洗い方プロセスも気を付けましょう。
洗い方の工程を当たり前のようにしていることが意外と間違っている場合もありますので確認していただければと思います。
1、洗う前にブラッシングをしましょう。ショートヘアもロングヘアも同じです。
ブラシは静電気が起きないものでロングヘアの方は毛先の絡まりを優しく取りながらゆっくりブラシを入れて徐々に上に向かっていきます。上とは頭皮に当たった時点です。頭皮に当たったらおでこを中心に頭頂部へ左右にそれぞれ頭頂部にと扇形にブラシを入れていきます。そして左右耳の後ろから頭頂部に向けてやはり扇形に頭全体にブラシを入れていきます。そうすることによってまんべんなく頭全体にブラッシングされます。
このブラッシングで、予洗いやシャンプーをするときに、ホコリや汚れを洗い流しやすく、またシャンプーの量も適量で洗えることができます。
キューティクルもこの時点で絡まった髪をほどいているので、キューティクルが剥がれにくくまた、水分や栄養が抜けてしまうことを防いでくれます。
髪が短くても予洗いやシャンプー前に洗いやすくなり、泡立ちも良くなるので余分なシャンプーの量を取らずに済み頭皮にシャンプーが洗い残しにならず綺麗に洗えるので、ブラッシングはした方が最適です
2、シャンプー前にしっかり予洗いをしましょう
濡らしてすぐシャンプー剤を髪につけても上手く泡だたず汚れも浮き出てきません。綺麗に髪を洗うにはまず予洗いをすることがとても大切になってきます。予洗いをすることで髪に付着したホコリや頭皮の汚れは約70%~80%落とせます。これだけでも充分頭皮も髪を綺麗になりますが、地肌にしっかりついてしまった汚れや髪への保湿はこれだけでは足りないのでシャンプーをする必要性があるのです。この予洗いでしっかり除去できていれば、シャンプーを少量取るだけで泡立ちもしっかりします。経済的にも良いですよね。
お湯の温度は・・・? 髪に良いと言われるお湯の温度は約38度くらいと言われています。熱いお湯だと皮膚もそうですがふやけやすいですよね。そして髪が膨潤して必要以上に油分が出てしまって乾燥させてしまう可能性もあります。冷たすぎても頭皮がピーンと張ってしまって毛穴がうまく広がらず毛穴にある汚れが取れにくくなってしまいます。そのためお湯の温度を約38度くらいにしてシャンプー時に頭皮にも髪にも良い適温をお薦めします。
3、泡立ての仕方
直接頭皮にシャンプーを乗せたりしてませんか?直接シャンプーを乗せてしまうと上手く泡を立たせることができません。必ず手のひらに10円玉くらいのシャンプー液にお湯を少し混ぜその手の平の中で混ぜます。シャンプーの泡が柔らかくなり頭皮全体に馴染ませます。予洗いをしているのでそれほど汚れていなければその分量で十分泡立ち洗えるはずです。
手のひらに10円玉くらいというのはだいたいワンプッシュくらいでしょうか。髪が多かったりロングへアの場合は500円玉くらい2プッシュくらいが適量でしょう。たくさんシャンプー剤を使ったから綺麗に洗えるわけではありません。量が多すぎることで流しきれなくてフケの原因になることもありますので注意しましょう。
4、洗う時のポイント
指の腹(第一関節)を使い爪は立てないようにやさしく頭皮をこすらないようにマッサージをするように洗っていきましょう。毛穴につまっている汚れや脂を浮かせるためです。揉み込みながら頭全体に動かしていきます。
頭皮がかゆい時など爪を立てて洗いたくなると思います、爪で傷をつけてしまって頭皮のトラブルの原因になるので注意しましょう。頭皮がかゆい時は、ただ汚れてかゆいのか、白髪が出始めてかゆいのか、炎症をおこしてかゆいのか?と、いろいろタイプがあるので、自分で分からないときは美容師さんに相談してみてもよいと思います。
髪の洗い方が間違っていると髪の毛自体がダメージにつながる場合があります。また頭皮のトラブルにもなりやすいので正しくシャンプーをしてほしいと思います。
5、シャンプー後のすすぎ方
シャンプーの流し忘れが最も多いのが生え際、襟足、耳の後ろ、後頭部です。頭頂部からお湯をかけるためお湯が行き届かない部分に泡がそこに溜まってしまい洗い残しとなってしまうようです。
なので最初は上からまんべんなくお湯を流して耳の後ろ、襟足にもしっかりお湯を流します。思春期の場合特におでこの生え際の流し足りないことでニキビの原因になったりしますので十分にすすいでください。
すすぎはたっぷり時間をかけてヌルヌル感がなくなるまで念入りに流してほしいです。
今のシャンプー剤の中には、泡がトリートメント的な保湿効果のあるものもあります。この場合は泡を髪の毛全体を包んであげて約2分ほど置くとしっとり感が出やすくなる、というシャンプー剤もありますのでそのような場合は説明書の通りしていただければと思います。
6、仕上げは、トリートメントで保湿をしっかりと
できたらリンスやコンディショナーではなく、トリートメントを髪には使いましょう。ショートヘアはリンスでも良いですが、ヘアカラーしていたらトリートメントをおすすめします。
髪を綺麗にキープするためには?
やはり、シャンプー選びとトリートメント選びは大切ですね。
シャンプーは髪質に合わせたものが色々出ています。髪は日々手入れをしていくことで、ある程度の改善はできます。
硬い髪の場合はアミノ酸系が髪に潤いを与える効果が高いそうです。柔らかくしなやかな髪にするためには成分も気にして購入することをおすすめします。
洗い方が正しく、シャンプーを正しく選ぶことで頭皮に溜まった皮脂を泡で浮き上がらせることでずいぶん髪は変わってきます。
面倒な予洗いをしっかりすることとシャンプーの仕方、シャンプー剤の選び方が正しければきっと髪は潤いを持てるようになり洗うことが楽しくなってくると思います。
シャンプー剤は汚れや皮脂を落とすとともに今では補修効果の高いシャンプーもあるのでダメージの強い髪には洗浄力の強いのは避けたほうがよいです。
そして仕上げのトリートメントを自宅でする場合、毎回使うトリートメントと補修した髪を保護するためのトリートメントパックを1週間に1回することもおすすめです。これは、美容室でするトリートメントにホームケア用がありますのでそれを使用すると効果も高く、ほとんどが美容室でトリートメントをすればおまけで付いてきますので、お得だと思います。
また、頭皮が疲れていたらシャンプーをするときに血行を良くするマッサージを同時にすると良いですし、美容室でヘッドスパをすると頭皮の疲れや目の疲れが和らぎ髪もイキイキするので試してみてください。
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