和装スタイルの髪型に合せるにはかんざしが良い?

結婚式にお呼ばれされた時に振袖を着てみたい、振袖の年齢ではないけど着物を着て列席してみたいと、着物でお出かけする機会がないからこそ、そんな時に着てみたいものですよね。

着物に馴染みがないと敬遠しがちですが、一度お出かけで着物を着てみるといつもの自分よりも気分が違ってその和装姿にも新鮮な感じを覚えるでしょう。

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洋服と違って着物は特別感がありますが、自分で着付けができるようになるととても身近なものになるようです。

日舞や茶道を習っている方はほぼ自分で着付けをしていらっしゃいます。練習ではその都度美容室で着付けをしてもらうには時間もお金もかかってしまいますからね。

お稽古をしていなくても、女子会のランチ会や観劇などでさらりと着物でお出かけなんておしゃれですよね!

和装を楽しんでみましょう!

着物初心者では、着物を自分で着付けして髪をセットして・・・なんてちょっと無理かも?と思ってしまいやすいです。

一番身近な着物からチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

夏祭り、花火大会に浴衣を着てお出かけしてみるのです。初心者にはちょうど良い着物ではないでしょうか?今では動画などで自分で着物を着る手順を見ることができます。その中で浴衣は自分で着付けしてみるチャンスです。

浴衣は、肌着の上にそのまま浴衣を着るので堅苦しくなく、帯結びも蝶々結びができれば大丈夫です。結び目がしっかりと結んで落ちてこなければ心配ないです。

最近の浴衣は自宅で洗濯ができる素材が出ていますので汚れても気にせず着ることができます。

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髪型もシンプルにまとめて夏らしい髪飾りを使うと季節感も出て素敵です。ガラスでできたかんざしやバレッタなど洋服の時に使う髪飾りでも大丈夫です。

また夏以外ではカジュアルな着物の小紋を着てお出かけしてみるとよいと思います。小紋は正装な場所では来ませんが、観劇やランチ、お正月の初詣でも良いですね!

着ていきたいけど自分で着られない場合は、レンタル着物で着付け、セットまでしてもらえるお店もありますし、気に入った着物が手元にあれば、美容室に行って着付けとセットをしてもらって着物に慣れることも大切です。

始めは時間とお金がかかってしまうかもしれませんが、着付けができるようになればいつでも気軽に着ることができて次に髪も自分でセットができるようになれば、ちょっとしたお出かけなら着物で出かけられるようになっちゃいます!

着物を着ると初めは帯で締めつけられるので苦しく感じます。着物を着るのに数本の紐で締め付けられますのでその感覚に慣れておくのが良いでしょう。

着付けをしてもらいながら、着付けをしていく順番を覚えていくと自分で着付けをしていくのに迷わずできるようになっていくと思います。

髪型もカジュアルな着物であればカジュアルなアップスタイルに仕上げても大丈夫です。

カジュアルな髪型としてネープシニヨン、襟足にまとめるスタイルです。髪が襟足で結べる長さがあればできる髪型です。毛先が少し足りない場合はヘアピースを使ってボリュームを出すこともできます。またヘアピースを付けることで毛先の処理を綺麗にまとめることができます。

そこに髪飾りをつけて少し華やかにしてみるのも良いでしょう。

着物は季節によって着るものが変わってきます。生地も柄もその季節に合わせた着物になります。

また、着ていく場所やシーンによっても着物は違ってきます。正装な場面に着ていく着物、冠婚葬祭用の着物、未婚女性、既婚女性の着物などです。

普段はカジュアルな着物で着こなしと着物に慣れることから始めるので、季節の着物を意識しておけば大丈夫です。

着物には、袷(あわせ)下地のある着物は冬の季節、単衣(ひとえ)下地のない着物は季節の変わり目の季節、絽(ろ)紗(しゃ)夏に着る着物、浴衣も夏に着る着物となります。

風情ある着物は生地や柄でたくさんの遊び心があります。着物に合せて帯も季節ごとと着物の格で選びます。一枚の着物で帯の選び方によって全体の印象がガラリと変わります。

着物をファッションの一部として着こなせればおしゃれの幅が広がりますね。

和装姿に合う髪型にするには?

和装姿といえば着物です。着物を着たら髪はそのままではバランスが悪いですよね。

美容室でセットしてもらうのもいいですが、できれば簡単なセットができると嬉しいですよね。

髪の長さで和装セットをするポイントは、多少なりともボリュームを出すことです。特に短い髪の場合はトップにボリュームを出してふんわりさせます。ただし、襟足と横の髪はすっきりとさせることです。

短い髪だからと言ってブラシを入れてそのままでは寂しい感じになってしまうので、着物はボリュームがあるので髪にもふんわりボリュームを出しても違和感がありません。

若い方ならカチューシャや大振りな髪飾りで和装っぽくないですがおしゃれに仕上げても大丈夫です。

ボブヘアや少ししか襟足で結べない髪の長さは、衿に付かないようにまとめるとしたら両サイドは編み込みやねじったり、三つ編みにしたりと後ろへ持っていき、ヘアピースがあれば襟足のギリギリまとめたところを隠すようにヘアピースをつけて地毛になじむようにします。

もちろん、ヘアピースがなければボブの場合は、そのまま綺麗にボブラインを生かしておくのも大丈夫です。

ミディアムの場合は後ろが見えないのでやりにくいとは思いますが、両サイドをすっきりさせて襟足はねじるようにまとめてピンで留めて、留めたところにパールピンなどで小さな飾りでごまかすこともできます。

まとめにくい髪の長さは髪飾りを使って毛先を隠すようにまとめても良いと思います。

ある程度の長さがある場合は、両サイドから髪を後ろのセンターでゴムで結びクルリンパをして更に、その次の髪を後ろでまとめてクルリンパをして襟足を内側に入れてピンで留めます。これは普段のセットでもされていますね。

そのスタイルにかんざしやパールピンなどで飾れば和装っぽくなります。

着物を小紋などカジュアルな和装スタイルであれば、和装セットの意識はそれほどしなくても普段のセットでもまとまっていれば大丈夫です。

三つ編みや編み込み、ねじったツイスト編みなどでアレンジをしてすっきりまとめてあれば、着物にもピッタリな和装セットになります。

セレモニーで入園式や入学式などの時は、フォーマルな正装として格の高い訪問着を着ていきます。

入園式や入学式は主役はお子様なので、ママはわき役となるので訪問着の柄などは抑えめで華のある上品なものを選びましょう。

訪問着では、自分で髪をセットしないでできれば、プロにセットしてもらいましょう。

訪問着の髪型は品のある仕上げをしてもらいましょう。襟足は夜会ですっきりあげてもらい、両サイドも華美にしないですっきりとまとめあげます。トップは少し高さを出した方が良いでしょう。

ワンポイントで玉かんざしやバチの形をした髪飾りで品良く見せます。髪飾りはなくてもかまいませんが、お祝いの席なので髪飾りをつけて多少の華やかさがあってもいいと思います。

振袖を着て結婚式に列席する場合も着付けは美容室になるのであれば、髪もプロにお願いしましょう。

ただ成人式に着た時のような髪のセットでは大げさになってしまい、花嫁さんを主役にするには失礼になってしまうので、成人式よりも抑えた髪型にしましょう。

場所を考えて失礼のない範囲で可愛らしくもしくは上品にセットしてもらうと招待した方は喜ばれると思います。

髪型が決まったら髪飾りも大きすぎず派手になりすぎないようにしましょう。また生花は花嫁さんがつけるので避けましょう。

着物の髪型で雑誌などで気に入った髪型があればそれを美容師さんに見せて同じか似たような仕上げにしてもらえれば間違いはないでしょう。

着物に合う髪飾り

昔は着物に髪飾りは、”かんざし”を使われていました。もちろん今も使うこともあります。

その昔江戸時代の中・後期に日本髪を結うことが多くなり、その頃から様々な”かんざし”が流行となり今に発展していると言われています。

”かんざし”の起源としての名前として髪飾りになったのは、平安時代に神事や饗宴の際に男女が自然植物の花や枝葉を髪に飾った習慣から「花挿し」から「かんざし」という説があるようです。

その頃のかんざしは、素材が鼈甲や象牙、金や銀などとても高価な素材で作られており、そのかんざしの形も様々で花かんざし、平打かんざし、玉かんざし、びらびらかんざしなどファッションの一部として華やかな飾り物として使われていました。

私たちが知るところでは、テレビや映画、または京都などで、花魁(おいらん)、舞妓、芸子さんがたくさんのかんざしを結った髪に挿しているのを見ますよね。

時代と共に変化され、高価な素材だけでなく手軽に手に入れられる安価なものでも素敵で可愛らしいものも多く気軽に楽しめるようになりました。また、つまみ細工が、最近では好まれ布で梅の花の形など花型に作られ着物に合った髪飾りを選ぶ方も多いです。

最近では着物をアンティーク着物を着て洋装っぽい雰囲気を取り入れながらオリジナリティーな和装スタイルを楽しんでいる方を見かけたりします。

オリジナリティー満載な和装姿なので、髪型も和風に仕上げずにカジュアルな髪型にして髪飾りもカチューシャやブローチを髪飾りの代わりに使ってみたり、帽子を被って個性的にしていたり・・・

カジュアルであれば、普段着感覚でお買い物に出かけたり、パーティでも女子会などでも気軽に着ていけると思います。

このようなカジュアルな着こなしの着物に合う髪型は、大人の女性は着ることがないと思いますので、可愛いキュートな髪型が合うでしょう。

ホットカーラーもしくはコテで髪にカールを付けたら、カールを生かしてアシンメトリーに片方に髪を下して大き目の花飾りやリボンなどを付けても良いですし、クラシカルに後ろの襟足の方に巻き込んでワンロールスタイルにしてみても大人可愛い感じになります。

髪が長ければハーフアップに小さ目の帽子を髪飾り代わりにしてみたり・・・

これは、あくまでもカジュアルな着物に髪型と髪飾りになるので、正式な着物を着ている場合は、場所や立場などで崩しすぎないようにします。

お茶会やお呼ばれといったカジュアルだけれどお相手によっては品よくする場合、着物もそれなりの着物を選んでいきます。髪型もシンプルに夜会でアップスタイルにしたり、ネープシニヨンにしたり華美になりすぎないようにします。

このような時の髪飾りは、ワンポイントのかんざしかバチ型かんざしが品よくまとまってよいと思います。

バチ型かんざしを柄模様が見える側を外に向けるように、前から見たらかんざしがちらりと見えるように髪に挿します。

バチ型かんざしを髪に挿しこむ時にしっかり挿さないと落としやすいので注意が必要です。

30代後半から平打ちかんざしやバチ型かんざしを使うことが多くなります。20代から30代はつまみかんざしが可愛らしく品よくなるので使われることが多いです。

かんざしを自分のお気に入りを探してみるのも楽しいのではないでしょうか?意識してみると色々な種類のかんざしが販売はれていますので、1本2本と欲しくなるものがたくさん出てくるかもしれませんね。

洋装でも最近では一本差しのかんざしが出ていますね。髪をひとつにまとめるときに一本差しかんざしでくるっとひねってまとめられて便利だったりします。

着物は始めは堅苦しさを感じますが、若いうちから着物に慣れていると年齢を重ねるうちに着付けがピシッとした着付けにはならず体に馴染んだとても一見着くずれ?と見えますが楽そうに見える着付けをするようになります。

着物で日々過ごすご年配の方に伺ったら帯も作り帯や簡単にお太鼓結びをするので楽なのだそうです。楽に着物が着られるって憧れますよね。

着物に慣れていないと和服姿で街に出かけると気分がいつもと違って背筋が伸びた感じになり引き締まった感じにもなりますね。お友達や家族と着物でお食事も楽しい時間をつくりつつ体に着物が馴染むようになると気軽なものとして身近に感じるようになるかもしれません。

着物が好きな人にはぜひ、時間をつくって着物の生活を増やしてみてはいかがでしょうか?心が豊かになりそうですよね。

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