女性にとって長かった髪をちょっと思い切って切る・・・となるといきなりショートヘアにするには勇気がいりますよね。
そんな気持ちになったときに、大体の女性がオーダーされるヘアスタイルが、”ボブ”スタイルです。
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”ボブ”と一言で言っても種類はさまざまあり、定番のおかっぱだけではないのが、今のトレンドボブスタイルです。
ボブヘアも時代と共に進化しています。何となく幼くなってしまう?おかっぱって田舎臭くない?などはもう考えが古いです!
もし、ボブにしてみたいな、と思うようであれば思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょう?その人なりの似合う素敵なボブスタイルを発見することができるはずです。
ボブのヘアスタイルはおかっぱだけじゃない!
定番のボブと言ったら、おかっぱスタイルという印象が多かったのですが、最近は時代と共にボブという概念が進化していて、とてもオシャレになってきています。
昔の女性の顔立ちと今の若い女性の顔立ちの違いもあるかもしれませんが、ヘアスタイルがとても幅広くまた、個性豊かになってきています。
そんな女性に人気なのが、”ボブ”スタイルです。名前は”ボブ”だけれどカットの仕方や仕上げなど、また長さも色々幅広く表現されるのが、今の”ボブ”です。
肩に付く長さのボブ、顎ラインのボブ、口角の位置のボブ、ほっぺの高さのボブ、丸みのあるマッシュボブ、などです。
その長さから、更に横の長さを長めにする前下がりボブ、後ろの長さを長めにする後ろ下がりボブもヘアスタイルの変化を楽しめます。
今では、髪が長めで肩より下の長さのボブを”ロブ”と呼んでいます。新しいネーミングで少しずつ定番になっているようです。
また、前髪のあるボブスタイルと、ワンレングスの前髪のないボブスタイルでも、印象の違うボブです。
シンプルでオーソドックスなボブスタイルは、襟足と顎、又は肩あたりで髪を切って揃えているスタイルがオーソドックスなボブです。全体に毛先が重く揃っているのが特徴です。
そのシンプルからカットの仕方をアレンジしていくことで、バリエーションに富んだボブスタイルを作りだすことができるのです。
例えば、少し毛先に動きがあって丸みのある可愛らしい印象のボブにしたい場合は、毛先を軽くして耳のあたりに丸みがくるようにしてみると、軽やかな感じで印象が変わります。
また、ボブスタイルは顔の欠点をカバーしてくれたり小顔効果のあるカットでもあるので、顔立ちを計算してボブスタイルにしてみると顔の印象が変わったりもします。
ボブベースにレイヤー(段)を入れると表面に動きが出て重さのあるボブとは違う印象になります。ちょっと無造作に仕上げたいときに、レイヤーが入っていると便利です。
そして、ボブにカットをしたあとは、とても手入れが楽で時間もかけずに仕上がりができて便利なヘアスタイルですが、やはり時間が経ってくると毛先がまとまらなくなってしまったり、なんとなくいつもと同じでつまらないヘアスタイルに思えてきてしまうのも、ボブだと思います。
そんな飽きてきてちょっと変化が欲しいな、という時にコテを使ったアレンジなどができると良いですね。
パーマやカラーでヘアの印象を変えることもできますが、身近なコテを使ってアレンジをするのも楽しいと思います。
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コテを使ったアレンジ方法
コテを使いこなすと、いつものヘアスタイルが華やかになったり、キュートになったりと変化をつけるのにとても便利なアイテムです。
髪の長さもショートヘアからロングまで、コテの太さを変えれば様々なカールやウエーブで表現できます。
ただ、初めて使う人はなかなか怖くてどう扱って良いやら・・・とコテを持っていても引出しの中、という人もいらっしゃるようです。
せっかく持っているならぜひ、再度出してみて使ってみましょう。
最近のコテは、髪に負担がかからないように、コテ自体にコーティングされていて熱がダイレクトにまんべんなく届くような機能になっていたり、温度調節ができるようになっていたり、また、重量も軽く持ち運びが便利にもなっています。
では、コテでどこまでアレンジできるのでしょう?
太さも19mmから38mmと幅広くあります。髪の長さで選ぶと良いですし、また、仕上げたいカールの大きさに合せても良いです。
コテでアレンジしやすい長さは、ボブの長さより長いほうがやり易いかもしれませんが、コテを使いこなすとどんな長さでもアレンジができます。
一番難しく感じるのは、襟足の短いボブではないかと思います。襟足の後ろを内巻きにしようとしても首にコテが当たって火傷をしそうになるので、なかなかコテを入れられないということがあります。
そんな時は、まず、襟足にコテが入りやすいように、頭の上から髪の毛をブロッキングすると良いです。そして、できたらコテを挟んだらそのまま手首を5度ほど傾けてすぐに抜きます。当てすぎたり引っ張ってしまうと髪が切れてしまいますし、下にコテを動かしてしまうと首筋にコテが当たってしまうので注意しましょう。
そして少しずつ襟足から上の髪へとコテを巻いていきます。普通に内巻きにする要領であれば、根元に近いところからコテを挟んで、軽くスルーして毛先に一回転するような感じでコテを回して抜きます。
始めは上手く内側に入らないかもしれませんが、毎日なんとなく繰り返ししていると、コツが分かってきてできるようになります!
また、髪は必ず乾いた状態でコテを使います。髪に水分が残っているとキューティクルが壊れて髪の成分である水分やタンパク質が不足してしまい、ダメージが大きくなってしまいます。保護するための洗い流さないトリートメントかもしくは、熱から髪を守るヘアオイルをつけてからコテを使用すると、艶も出て保護もできます。
コテを使いこなしたら、横で巻くと内巻き、外へ巻くと外ハネ、縦に巻くとウエーブに、ジグザグとコテを動かして波ウエーブに、など様々なバリエーションが生まれます。
また、仕上げに世代も関係なく、大人な女性でもキュートな仕上がりにコテを使ってセットができたり、いつも同じボブでストレートな髪に、少しオイリーな感じに毛先をハネさせてクールなイメージにしてみたりと、スタイリング剤を上手く使って仕上げてもとても効果的です。
髪また、40代からは髪にボリュームが無くなって寂しくなってしまうことがあります。いざ、お出かけという時に少しでも華やかに若々しく仕上げたいときも、コテを使って頭頂部のトップの部分に根元からボリュームを出すことで、パーマのような仕上がりでふんわりと柔らかいカールで仕上げられます。
また、ボブやミディアムからロングヘアにコテで巻いて仕上げに軽くアレンジをするのも楽しいですよね。
コテで巻いた形を崩してハーフアップにしたり、片サイドにアシンメトリーにピンで留めてみたり、一番便利なアレンジが、中途半端な長さでどうにもならなくてまとめにくいボブから少し伸びてきた長さの髪。この場合襟足から少しずつコテで巻いていき全体に、カールかウエーブが付いたら襟足をゴムで結んで頭頂部を所々髪の毛束をつまんでルーズにしたスタイル。きっちり感もあって毛束をルーズにすることで柔らかさも出ておしゃれ感が出ます。失敗はルーズにし過ぎて毛先がパラパラと落ちてしまわないことです。
少しずつコテを自分のものにできるようになると、少し時間と心にゆとりがあればアレンジをして楽しむことができるようになりますね。
焦っていたり時間が無い時は、コテは高温の熱を持った危険な道具なので、うっかりおでこや首筋などに火傷を負ってしまいやすくなります。気を付けて使用しましょう。
髪が傷まないようにホームケアをしっかりしましょう!
コテをほぼ毎日使うようになると、髪への負担は通常よりも大きくなります。そのため、髪へのお手入れはとても重要なこととなります。
お家でのセルフケアをするだけでも髪への負担が軽減しますので、ぜひ、いつも髪を傷めてしまっているなと、思ったらお手入れをしっかりしてほしいですね。
自宅でのケアは、まず、シャンプーは夜行いましょう。コテを使って仕上げている場合、スタイリング剤を付けている場合が多いです。すると、一日外出している間に髪にホコリや皮脂が溜まりやすくなります。その溜まったホコリや皮脂はその日のうちに取り除くことがとても大切になってきます。
髪は夜活性化され、健康な髪を作るのです。そのため睡眠時間には頭皮の汚れ、髪の汚れは取り除いておくことがとても大切です。
特に髪が細くなって来たり、切れ毛や枝毛が増えてきた、と悩んでいる人には特に睡眠時間の髪への休息は大切です。
そして、シャンプーを正しく行いましょう。
コテで仕上げた髪をまず優しくブラッシングでほぐしていきます。全体に髪が落ち着いたら、シャワーで予洗いをします。この予洗いはなるべく時間をかけてじっくりとお湯で髪の汚れを流します。お湯だけで実際は頭皮や髪についた汚れは80%取れているのです。
そしてシャンプーをします。シャンプーは髪質に合ったものを使いましょう。
手のひらにシャンプーを出し泡立ててから洗います。頭皮を重点にして洗うことがコツです。指の腹を使って爪を立てないように優しく頭皮をマッサージをしながらシャンプーをします。泡立ちが悪いとキューティクルに摩擦が起きてしまうのでまんべんなく泡立てるようにしましょう。一度泡が立たなかったら、軽くお湯で流してから再度シャンプーを付けると泡立ちが良くなります。
頭皮をシャンプーで洗ったら、シャンプー剤が残らないようにしっかりお湯で洗い流します。お湯の温度は髪に良い適温が実は、38℃くらいなのです。あまり熱い温度では頭皮に悪影響を及ぼしてしまいます。
シャンプーをよく洗い流したら、コンディショナーではなく、トリートメントをおすすめします。
トリートメントはキューティクルへの修復作用があります。コンディショナーはキューティクルの表面に膜を張るだけなので補修効果がありません。
一旦シャンプーを洗い流した後一度水気を切ってからトリートメントを付けましょう。水分が多いと吸収が弱いためです。
そしてトリートメントはダメージの修復なので地肌には付けません。傷んでいる部分に集中的に付けましょう。
そして時間があれば蒸しタオルでターバンをして髪にトリートメントパックで効果を高めても良いでしょう。
トリートんメントもしっかり洗い流します。目安はぬるっとした感触がなくなったら大丈夫です。
髪を洗ったら自然乾燥はやめましょう!!自然乾燥は髪のダメージを作る原因にもなるのです。
髪が濡れている間は、キューティクルが開いている状態です。その開いたキューティクルが閉じ込められない間に外気に触れた状態にしていると、そのままキューティクルが開いたまま閉じなくなり、髪の栄養分であるタンパク質や水分などが蒸発してしまうのです。
髪を洗った後はすぐにタオルドライをして水気を切ってからドライヤーで乾かしましょう。
どんな髪の長さでも必ずドライヤーで乾かすことをおススメします。髪の長い場合はドライヤーで乾かしたあと冷風を仕上げに当てるとキューティクルが閉まってツヤが出やすくなります。
仕上げに毛先が乾燥しているようでしたら、洗い流さないトリートメントで保護しておきましょう。できれば吸収性のあるものを夜使って、コテを使う前はヘアオイルがお薦めです。
髪を思い切ってイメージチェンジしてボブやショートにしても、しばらくすると髪は傷みやすくなってきます。日ごろからお手入れをしておくことで、伸びてきた髪も健康で綺麗な状態を保ってくれます。
コテを使いこなしてアレンジできるようになったら、髪のお手入れをしっかりとしていつも素敵な髪でいられるようにしておきましょう!!
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