アイロンの熱に対して切れ毛になってしまった髪への対処法

ヘアアイロンは髪をツヤツヤにカールやストレートヘアにするときに使用するアイテムとして良く使われています。

このヘアアイロンを使用を続けると髪への熱をあてるため、髪への負担が大きくダメージを与えてしまいます。

その結果何もしないでそのままの髪でいると、パサついてまとまらない髪へとなってしまいます。そのパサつきの原因が切れ毛や枝毛ができてしまい、髪の内部まで炭化して水分油分が不足してしまう状態となってしまうのです。

できればヘアアイロンを使わず綺麗な髪でいたいですが、綺麗なストレートヘアやカールヘアにしたい場合はヘアアイロンが必須になってきますね。

ヘアアイロンでダメージ毛になってしまった髪にいくつかの対処法で少しずつ解決していきましょう。

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ヘアアイロンで髪を傷めないこと

Woman straightening hair with straightener on right hand and comb on left hand.

髪を洗ってある程度乾いた状態でヘアアイロンを使用しなければいけないのですが、髪が濡れている状態でヘアアイロンを髪に当てると”ジューッ”という音と共に湯気っぽいのを出してしまうことありませんか?

この”ジューッ”という音は髪の内部へのダメージとなり高熱でボロボロな髪を作ってしまう原因となってしまうので絶対にしないでください!

髪が濡れている状態というのは、髪の表面のキューティクルが開いたままの状態になってとてもデリケートな状態なので、そこに高熱がいきなり当たってしまうとそのキューティクルが固まって開いたままで髪の内部の水分や油分が閉じ込めることができず、切れ毛や枝毛の原因を作ってしまうのです。

髪は乾かした状態でできれば熱から保護する洗い流さないトリートメントオイルを付けてからヘアアイロンをすると良いです。

次に、ヘアアイロンでセットするときにいつまでもヘアアイロンを使っていませんか?

長時間使用するのも髪に大きな負担をかけダメージへと繋がります。ヘアアイロンの温度はだいたい平均180度前後になっています。その180度という高熱をいつまでも髪にあてているとどうなってしまうでしょう?

何度も当て続けると髪の毛に含まれているタンパク質が変性し水分を失い硬い髪質になってしまいます。

タンパク質は髪に大切な栄養素となります。そのタンパク質が栄養不足となってしまうと髪自体が成長できなくなってしまい、切れ毛の原因にもなってしまうのです。熱を与えると特にタンパク質を壊してしまうので気を付けなければならないのです。

ヘアアイロンを使用するときは、いつまでも時間をかけずリズムよくカールをつけていくことで髪への負担をかけないようにしましょう。ストレートアイロンの場合も同じです。

そして、ヘアアイロンで挟むとき力を入れ過ぎていませんか?

ストレートパーマのアイロンを当てるときにも美容師は注意をしますが、アイロンで髪を挟むときは力を入れ過ぎず表面を綺麗に伸ばすようにアイロンを進めていきま。この技術は簡単なようで難しく力を入れ過ぎると髪が切れやすくなってしまうし、力が足りなさすぎると綺麗なストレートに仕上らなかったりします。

美容師でさえアイロンの使い方には気を付けて使用します。ですのでセットするときにはヘアアイロンの使い方には慎重にしたいものです。

アイロンを力いっぱい挟んでしまうと髪から栄養がどんどん抜けてしまいカスカスの空洞になってしまった髪になり弱った髪となってしまうのです。

このときに一番枝毛切れ毛になりやすい原因にもなってしまうので注意しましょう。

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ヘアアイロンで傷んでしまう原因とは?

ヘアアイロンを使うと傷んでしまうのは知っていると思います。では、なぜ傷んでしまうのでしょう?

もちろん、高温高熱だから、です。肌に直接当たっていないからついついヘアアイロンを長時間髪に当ててしまうことが多いと思います。

まず、その時間に問題があります。

ヘアアイロンは180度前後の熱を持っています。その180度前後の熱に髪の毛はどのくらい耐えられるのでしょう?それは、10秒が限界です。傷んだ髪には10秒も長いくらいです。

熱くなっているヘアアイロンを10秒以上ついついしてしまうと思いますが、できるだけ素早く丁寧に。そしてヘアアイロンでセットするときには必ずコームで毛先まで梳かして髪の表面のキューティクルを整えてからスルーしながらヘアアイロンを当てていくことも大切です。

キューティクルがバラバラな状態で熱を与えてしまうと痛みが大きくなってしまいます。

高温高熱のヘアアイロンがなぜ髪に良くないのか?それは、ヘアアイロンを高温で使い続けると髪が硬くなりタンパク質が変性されてしまうのです。

髪はタンパク質でできています。このたんぱく質に高温高熱を与えることで固まってしまいます。この固まった状態はもとに戻らなくなってしまうのです。そして固まってしまうのでもろくなってしまい、切れ毛や枝毛となってぽろぽろと髪がパサついてしまうのです。

温度が高いからカールやストレートにしやすいというわけではないので、高温に注意しながらアイロンを使いましょう。

高温からある程度守ってくれるのは、洗い流さないトリートメントオイルが効果的です。

保護することで髪への負担がその分軽くなりダメージを抑えることができます。

切れ毛枝毛になってしまった髪への対策は?

一度切れ毛や枝毛になってしまった髪には、再度修復できるか?と言ったらできないのです。

その部分はカットをしなければ髪は修復できません。それも数ミリ数センチでなく、5センチほど切らないと髪は健康にならないのです。

カットすれば枝毛や切れ毛がなくなるけど、切りたくない・・・という人にはしっかりシャンプーやトリートメント、仕上げの洗い流さないトリートメントなどを髪のダメージに合せて髪を洗うことをまずおすすめします。

ヘアアイロンをした髪は、一度洗うとそのヘアアイロンでセットした形はなくなります。そして髪へ負担をかけてます。そんな弱った髪にシャンプー剤が強くてキューティクルに刺激が強いと更に髪が傷んでしまうことになるので、できるだけ髪に優しいシャンプーを使うようにしましょう。

洗い方もガシガシ洗わないように、地肌をマッサージするように洗います。この時頭皮の血行を良くして髪への栄養を送り込むのです。洗う時に髪と髪が摩擦を起こしてしまうとキューティクルが広がっているのに更に裂けて広がってしまって髪が細く傷んでしまいます。洗い方にも注意しましょう。

トリートメントも髪への栄養をしっかり入れ込まなければいけません。髪への負担で特にヘアアイロンは乾燥させてしまうので、保湿効果が高いトリートメントを使うようにしましょう。

そして髪を洗った後タオルで水分を取るときには髪が絡まらないよう摩擦を起こさないように丁寧に乾かします。

乾かすときにはドライヤーの使い方も注意です。ドライヤーも高温高熱が出るものです。いつまでも熱風を髪に当てすぎると乾燥してしまってダメージにつながってしまうので、ドライヤーで乾かすときには、熱の与え方に注意してオーバードライにならないように使いましょう。

枝毛切れ毛は、熱によって負荷がかかってできてしまうことと、毛根からの栄養が不足し髪の成分の水分や油分が安定しなくなってできてしまうことなど原因は様々です。

髪の状態が不安定である状態のうちは、なるべくパーマやヘアカラーをしないほうが良いでしょう。

もし、どうしても白髪が気になって染めたい、という場合はヘアマニキュアか香草やヘナなどアルカリ性のものでない薬剤を使うと良いです。

アルカリ性でジアミンという成分が入っていると髪への反応で切れ毛になりやすくなる傾向があるので、髪が弱ってきたときにもなるべく、アルカリ性のカラー剤を使わないようにすると良いでしょう。

あまりにも髪が弱ってしまい、髪を切っても髪の回復がないようでしたら、一度頭皮のマッサージで血行を良くすることで改善が見られます。

そして食生活を正しく髪への栄養が行き届くようバランスの良い生活をしていくことで髪へ栄養を与えていくように意識することが大切です。

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