和装姿に憧れるけど丸顔の私に合う髪型は?

いつも洋服で出かけてるけど、たまには和装姿になって全く雰囲気の違った自分で街を歩いたり、食事にいったりしてみたい!という憧れはありませか?

普段通りでは気分も上がらない時には外見から、自分を変えてみるのもいいな・・・思いますよね。

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和装姿となると着物を着るのになんとなく抵抗があったり、ちょっと面倒だななんてなかなか手が届かないので勢いも必要かもしれませんね。

また、和装というとドレスやオシャレワンピースなどの時のような髪型では合わないので、どうしたらよいか?という悩みも出てきちゃいます。

まずは、着物を着る機会を作って色々チャレンジしてみるのもよいのでは?と思いますよ。

初めての成人式で振袖を着るときの髪型は?

大人になって初めて着物を着る機会があるのが大体の人が成人式に出席するときの振袖ではないでしょうか?

20歳になる前から呉服屋さんに行ったりカタログを見たり振袖がたくさんあってワクワクしますね。

または、中にはおばあちゃんやお母さんが着た振袖を代々大切に何世代かに渡って着る方もいらっしゃいます。

成人式は20歳になった本人が主役なので、華やかに着こなし華やかに髪型も作ります。

30年位前は、20歳の成人式の髪型は日本髪を結う人がほとんどで、髪飾りも生の花を好きな花を当日に持ち込んで飾ることが定番でした。

最近では、造花の髪飾りやつまみ細工のかんざしが多く使われています。大振りで可愛いデザインなので着物に負けないくらいの存在感になる髪飾りです。

髪型は、今は日本髪を結う人はほとんどいませんが、最近は振袖を脱いで次の懇親会などへ行くためのドレスに着替えるときにもおかしくないようにと、リクエストされる人が多くなりました。

そのため、髪型は和装でありながら洋装にも似合うようにセットするようにしています。その髪型はそれぞれ個性豊かに仕上げられていますが、基本は振袖は着物の中で一番華やかであり、袖も長く全体に洋服よりもボリューム感があります。そのボリューム感のある振袖にバランスよく髪型も仕上げていくのがポイントです。

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よくリクエストがある定番な髪型なのが、襟足をスッキリ上げてトップにボリュームが出るようにし、毛先をフワフワと遊ばせたスタイルが多く、編み込みや三つ編みを入れたまとめ髪。

また、着物の襟につかないようにしながら、アシンメトリーに片方に髪を下げたスタイル。小さくまとまらないように仕上げます。そこに大きめの髪飾りをつけて着物とのバランスを取ります。

着物を着る場合は、襟が汚れないように襟足はスッキリさせた髪型にし、襟を抜く首筋もスッキリさせたほうが着物を美しく見せます。

振袖の色や柄によっても、髪型を決めることができると思います。

例えば、黒地の着物で柄が古典柄や辻が花などの振袖は、印象としては可愛いよりもシックな格調も高く見えるので髪型はふんわり可愛い髪型よりはスッキリシャープさがあり品の良い髪型が合うと思います。

黒の振袖は花嫁衣裳にも引き振袖の中で黒引き振袖が人気があるようで、意味合いも黒色は「あなたのところに嫁いだからには他の色には染まりません」という意味を持っているそうです。とても純粋な意味ですね。

ですので、黒地の振袖は品の良い髪型というのは、シンプルに面を綺麗に出したアップスタイルが良いと思います。髪飾りもつまみかんざしか本物のかんざしなど存在感のあるものが良いでしょう。

他のピンクや赤、オレンジ、青なども人気のある色の振袖が多いです。

ピンクはまさしく可愛い印象でふんわりした髪型で良いでしょう。赤地の着物は可愛いものから古典的なクラシカルなものまで幅広くあります。

赤地の振袖の髪型は、可愛いスタイルでも少しインパクトがある現代風な要素を入れてもよいかもしれません。例えば編み込みを花びらのようにふんわり編み込んでまとめてみる、また古典柄であれば大正ロマン的なウエーブヘアを作ってみたりと、ちょっと変わったオリジナルな髪型がインパクトもあって赤の振袖に負けない髪型になると思います。

髪飾りは、アレンジした変わり種の髪型でしたら和装用の髪飾りも良いですが、コサージュなどを髪飾りに変えてアレンジして面白くて他の人と差をつけられるのではないでしょうか?

自分に似合うと思う振袖は鏡の前でチェックをすると良いです。振袖の生地の色や柄の大小、描かれた柄の種類などによって印象がそれぞれ違ってきます。

着物を着ると洋服と違って襟が首元に来るため顔を華やかに見せてくれるものを選ぶことで全体にも華やかに映ります。

せっかく主役になる日なので満足のいく振袖を選んで、髪型も目一杯おしゃれにセットしてもらいましょう!

私の顔は丸顔だけど和装に合った髪型にできる?

洋服の時も何を着るときもお出かけやパーティの時に髪型をどうするか悩みますよね。

特にコンプレックスがあるとそこを隠したくなってしまいます。特に和装用の髪型は髪をアップにしなきゃいけない・・・と思うと顔が丸々出てしまうんじゃないかと心配になっちゃいますね。

着物だからと髪を全部上げなければいけないという決まりはありません。コンプレックスが気にならないような仕上がりをすれば和装姿もきっと素敵です。

顔型にそれぞれおすすめな髪型があります。丸顔がコンプレックスという人もいればベース型、面長など人間にはそれぞれ顔型はあります。理想的な卵型の人はそれほど多くないですよね。

自分で髪をセットするときも美容師さんにセットをしてもらう時もコンプレックスを上手くカバーして仕上げてみましょう。

ー顔型別おすすめヘアスタイルー

:丸顔

丸顔は日本人の中で一番多い顔型と言われています。髪をトップにボリュームを出すようにします。前髪があれば斜めにアシンメトリーに流してこめかみの横の毛束を引き出してゆるいカールを出して華やかさを出してあげます。髪飾りはトップにつけましょう。また大きめの髪飾りで顔の丸さから目線を外すこともできます。

:面長

顔が縦のラインが強調されすぎないよう、サイドにふんわり横にボリュームを出します。前髪はおでこを出さないでおろしたほうが良いですね。高さはあまり出さないサイドに髪をまとめて横にボリュームを出す髪型も良いですね。髪飾りもサイドに飾り付けて横に強調されるとバランスよく見えます。

:ベース型

少しトップにもボリューム出しますが、エラから上のあたりにふわっとふくらみのあるシルエットでセットします。コンプレックスから視線を外してもらえる狙いです。前髪はおろしておでこや顎の張っているのを隠すようにします。髪飾りは大きめの髪飾りを顔の横につけて視線をそこに行くようにします。

:逆三角形

おでこが広く張っているので、トップにボリュームを出すスタイルが良いでしょう。顎がシャープなので顎の周りにボリュームを出すスタイルも良いですね。例えばボブスタイルにしてみるとか。髪飾りはトップにセットした場合は上のほうに飾ります。

顔にそれぞれはコンプレックスはあります。着物を着るときは髪をアップに上げますが、顔を全て出すわけでなくその人の顔型に似合ったスタイルはできます。そして最近では洋装に近い髪型でもおかしくないカジュアルな着物もあり遊び心満載な着物があるのでオシャレ着としても気軽に着ていけるようになったのも嬉しいです。

そのくらいのカジュアルさのある着物であれば美容室へ通うことなく自分で簡単に髪をまとめてオリジナリティーあるスタイルに仕上がるのではないでしょうか。

和装は日本人特有で正式な場所で正装として着物を着ていく場合があります。そんな時は着物の種類を間違えないよう場所によっては失礼にあたってしまうことがあります。

正式な場所へ行くときは品のある訪問着、若い方は振袖、を着用し髪型も品の良い髪型にすることが基本です。場所によって臨機応変に着物と髪型を選びましょう。

着物は季節と場所で楽しみましょう

洋装と同じで、和装にも季節によって着るものは変わってきます。特に季節には敏感です。季節とその時期は少しずれますが、1月から12月までの着物の種類をお伝えしましょう。

カジュアルな場所は1月~4月(寒い時期からほんのり暖かさが来る頃)着物は袷(あわせ)小物は基本的に何でもOK

フォーマルな場所は1月~5月着物は袷(あわせ)小物は袷用の帯、ちりめん、綸子、絞りなど

フォーマルは冠婚葬祭やお茶席など正式な場所に着ていく着物です。

カジュアルな場所、4月の暑い日、5月は単衣(ひとえ)6月は単衣、透けない夏着物(絽、麻、紗)

フォーマルでは6月に単衣(ひとえ)です。

カジュアルな場所、7月~8月夏物(絽、麻)小物は夏用のものです。浴衣

フォーマルな場所、7月~8月夏物(絽)帯も夏用、小物も着物と同じく絽のものを。

カジュアルな場所、9月上旬~中旬透けない夏物、9月中旬~単衣

フォーマルな場所、9月単衣、夏帯、小物も夏物

カジュアルな場所、10月上旬単衣、10月中旬~袷

フォーマルな場所、10月~12月袷

と月ごとに着物が変わります。また、着ていく着物も場所やセレモニーによって着物を選びます。

訪問着・・・お宮参り、七五三、入学卒業式(控えめな着物)、謝恩会、お見合い、結婚式参列、正式なお茶席

小紋・・・お宮参り、七五三(一つ紋江戸子小紋)、卒業式の袴用、お見合い(江戸小紋)、お茶お稽古

色無地・・・お宮参り(一つ紋有り)、七五三(一つ紋有り)、入学卒業式、お見合い

付け下げ・・お宮参り、入学卒業式、お見合い、正式なお茶席

色留袖・・七五三、結婚式列席(親族や上司の妻、親しい間柄)、正式なお茶会

黒留袖・・結婚式(母、仲人、親族)

というような場面、セレモニーによって着物が違ってきます。また、色無地、江戸小紋は一つ紋がついていると紋のない色無地、江戸小紋より格が上になります。

また、正式な訪問で着物を着て行く場合は、振袖(独身)、訪問着、色無地、江戸小紋(一つ紋)、付け下げであれば失礼のない装いです。

レストランウエディングでお呼ばれされた場合は、訪問着、色無地、付け下げ、小紋、江戸小紋(一つ紋)となります。

入学式、卒業式、結婚式など自分が主役でない場合は、華美過ぎないよう品よく着こなすと素敵です。

私自身海外で着物を着なければいけない場面になったとき、一緒に出席した日本人女性皆が着物でパーティ会場に入ると、外国人の華やかドレスに負けないくらいの存在感があります。また、帯を飾り帯で結んでいるととても感動されます。もちろん、男性の袴姿も凛々しく素敵です。

和装姿は、日本人独特なファッションでどんなに着飾ったドレスよりも素敵だと思います。機会があれば着物で楽しんでみるのも良いですよね。

初めは着付けもままならず、髪も自分でセットが難しかったりしますが。回数をこなすと自然に自分で着付けも簡単なセットもできるようになります。

ぜひチャレンジして素敵な着物姿でお出かけしてみてはいかがですか?

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