あのニベアで髪のパサつきはなくなる??

少し前にニベアで髪のパサつきを抑えるのに便利!という噂が流れ、実際に使ってみた方もいらっしゃるようです。

なぜニベアが良いのか?調べてみました。

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ニベアに入っている成分がお肌だけじゃなく髪にも良いのでは?ということのようです。ニベアに入っている成分は、水、ミネラルオイル、ワセリン、ホホバオイルなどなど・・・確かに髪にも良さそうな成分です。また、高級化粧品クリーム18,000円もする”ドゥ・ラ・メール”とほぼ同じ成分なのだそうです。それを知るとニベアはコストパフォーマンスが良く量を気にせず使えますよね。

でもそもそもなぜ、ニベアは”ヘアケアにも良いです”ということを宣伝しないのでしょう?気になりますよね。

パサついた髪にニベアをつけるのはアリ??

ニベアは、成分が水、ミネラルオイル、ワセリン、スクワラン、ホホバオイルと油分がとても多い成分のようです。

そのため乾燥した肌には保湿効果がありしっとりとした肌に仕上がります。これをパサついた髪に付けたら油分が多く保湿効果として有効なのでは?と考えた人が多いようです。

確かに髪のパサつきは、乾燥した状態が原因なのでしっとりとさせれば髪は収まるということで、油分が含まれたニベアを付けることで髪は収まるでしょう。

また、髪を洗った後ニベアで髪の毛をヘアパックして仕上げるというのもあるようです。

実際に私も使ってみました。確かにしっとりしました。成分であるワセリンやスクワラン、ホホバオイルが効果的に効いているように感じました。これなら続けても良いかも・・・とも思いました。が、やはり使ってみて仕上がりは良いのですが使用感では不安を感じました。

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その不安はオイルが含まれているので良く洗い流さないと髪にニベアが残りやすい、またシクロメチコンというシリコンが入っています。このシリコンが含まれているので髪に皮膜を作ってくれて櫛通りは良くなりますが、傷んだ髪を補修する効果は無いこと、何度もニベアを付けていくと膜を張る為毛穴を詰まらせてしまう可能性もあります。

もしニベアを使ってみようというのであれば、頭皮には着かないように気を付け、毛先のみ付けましょう。そしてニベアを付けた日は、必ずしっかりシャンプーで洗い流してください。もし、ニベアの成分の油分が髪についたまま残ってしまうとパーマがかかりにくくなってしまったり、ヘアカラーをするときにカラーの色が染まりにくくなってしまいます。

もともとニベアは使用目的としてハンドクリームとなっています。そのハンドクリームとして使うものを髪に使うことで使い方を間違ってしまうと、髪は油分で油っぽくなってしまったり、髪質によってはべたついた髪になってしまうでしょう。

使用してみてもし感触は良かったとしても使用し続けていく中でお手入れがされていない場合髪がパサついてしまう恐れもあるので十分注意が必要だと思います。

パサついた髪にコスパの良い商品は?

かといって美容室で購入したくてもなかなか高価で手が届かない・・・という人も多いと思います。

美容師なのでぜひサロン専売の髪に合った商品を使っていただきたいのですが、継続するのが難しかったりすることもあるかと思います。

ドラッグストア、コンビニ、スーパーなど手軽に購入できるのに、種類がたくさんありすぎてどれが自分の髪に合っているのか、良くわからないですよね。

ただし、髪の素材をつくるベースとなるシャンプーとトリートメントは、髪に合ったアミノ酸系の優しいシャンプーと補修効果の高いトリートメントを使ってほしいです。市販されているシャンプーとトリートメントはサロン専売品よりも効果が低く傷んだ髪が気になる人には不向きです。

アウトバスとして洗い流さないトリートメントでしたら、コスパの高い商品を使っても良いかと思います。

様々なタイプがあるので、髪の太さや長さや量などで使用する商品が変わってきます。

髪が太い場合、バサバサした乾燥が気になると思います。そんな時はしっとりタイプで保湿効果の高いクリーム状やオイル系のもので良いでしょう。

髪が細い場合は、サラサラしたオイル系の洗い流さないトリートメント、もしくはスプレータイプのトリートメントなど軽さのある商品を選ぶと良いでしょう。

クセ毛の場合は乾燥しやすい髪なので、重いタイプのオイル系やジェル系やクリーム系の保湿効果があってスタイリングができるくらいのホールド力があるものが落ち着いてくれるでしょう。

髪がパサついてしまう原因は、乾燥だけでなくパーマやヘアカラーで傷んでしまった場合や、紫外線や汗、また生活習慣や加齢によるものなどと様々な原因が考えられるため、いつも使っているヘアケア商品がある日から合わなくなったということもあり得ます。また、髪の傷み具合でケアする方法も変わってきます。

アウトバスはあくまでも髪を補修することはできても治すことはできません。

髪に何もつけないでそのままで綺麗な髪の状態であればそのままで大丈夫でしょうが、毛先が広がってきたりきしんで指通りが悪くなってきたようでしたら、髪を洗った後に何かしら髪に保護剤を付けた方がダメージを抑えることができます。そのためにもコスパの良い一般に販売されている商品や美容室の商品どちらを使っても髪のためにパサつきを抑えるために使ってほしいものです。

ツヤサラ美髪の条件とは?

髪が健康的である条件は、”水分” ”油分” ”タンパク質”の3つがバランスよく保たれていることです。

水分量が低下してしまうと抜け毛や切れ毛の原因となってしまいます。そして油分=皮脂、これは頭皮から出る皮脂のことですが。これは頭皮の状態が正常であれば皮脂は多すぎず、少なすぎずバランスが大切です。

頭皮の皮脂が多すぎると毛穴に皮脂が詰まってしまい血行不良を起こしか、伊野家の成長サイクルが悪くなってしまうのです。

そしてタンパク質です。これは髪の毛はタンパク質からできているのです。タンパク質が髪に十分足りていないと髪の毛に栄養が行き渡らず抜け毛、枝毛の原因になってしまいます。

では、まず”水分”ですが、これは日ごろのシャンプー選びから大切になってきます。シャンプーの洗浄力が強いとキューティクルに損傷を起こしやすくなってしまい、その傷ついたキューティクルから髪の毛の水分を奪ってしまうのです。洗浄力が強いと洗い上がりがスッキリすると思いますが、髪のパサつきを作ってしまう原因にもなってしまうので、なるべく髪に優しいアミノ酸系のシャンプーで髪を洗うと良いです。

次に頭皮の皮脂です。シャンプーによって皮脂を洗うのですが、皮脂が多いと感じたり、髪がベトついたりするのが気になるという人には、頭皮マッサージが効果的です。

頭皮の血行を良くしながら毛穴の状態を正常にしていきます。頭皮マッサージは美容液を使っても良いし育毛剤やエッセンスを使ってマッサージをしても大丈夫です。この時は頭皮が濡れていない状態が良いです。皮脂が多くて気になる人はシャンプーのときに指の腹を使ってマッサージをしながら洗うと効果的です。

そして、意外と知られていないのが食生活のバランスです。

タンパク質は外から入れられないので、食事からタンパク質を摂取することになります。ただタンパク質を摂るのではなく、気を付けたいのが動物性タンパク質と植物性タンパク質があります。

卵や肉、魚などが動物性タンパク質ですが、摂取しすぎると内臓に負担がかかってしまうので、植物性タンパク質の豆類などもバランスよく摂ることが大切です。

体調は髪にダイレクトに反応します。ストレスをたくさん抱えてしまうと髪が細くなってきてパサついてしまいます。また、アルコールの摂り過ぎは、肝臓にダメージを与えてしまい血行も悪くなります。血行が悪くなってしまうと髪にまで栄養が行き届かなくなって髪が細くなったり枝毛や切れ毛、抜け毛にもなってしまうので、お酒の飲み過ぎにも注意しましょう。

頭皮の状態が健康的であれば髪の毛も健康な状態でいられます。ニベアなど油分が多く頭皮に残りやすいスタイリング剤などのアウトバス商品もしっかり洗い流すことが重要です。

髪のパサつきは髪の状態が良くないのですが、しっかりと髪に合ったシャンプーと正しい髪の洗い方、そして乾かす時に保湿効果のある洗い流さないトリートメントを付けて補修することが大切です。

結果ニベアは、お肌に使うものです。できたら髪には髪専用のものを使っていただくことをおすすめします。

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