気を付けよう!乾燥した髪は静電気でダメージ毛を作ってしまう。

朝起きたら髪の毛が!!すごい広がって爆発してる!!っていうことありませんか?

洋服を脱ぐとき、着替えをする時に髪が広がってすごい静電気になって髪の毛を戻すのが大変だったりしませんか?

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秋から冬にかけて特に乾燥した季節に髪の毛に静電気を起こしやすいのですが、夏場でも静電気を起こしやすい髪の毛になってしまっているん場合があるのです。

なぜ、髪の毛は静電気を起こしやすくなってしまうのでしょう?特に小さなお子さんのママさんが静電気がすごくて髪の毛を梳かせないと困っていらっしゃるママさんもいらっしゃいました。

静電気は髪の毛にとって大敵です。乾燥した時期でも静電気を起こさないような髪の毛にするようにお手入れをしていきましょう!

髪の毛の静電気はなぜ起きるの?

髪の毛の静電気はなぜ起きるのでしょう?

空気が乾燥することで髪も身体もその乾燥によって静電気が起きてしまいます。

髪の毛は洗ってドライヤーで乾かした後すぐでも静電気が起きてしまうことないですか?せっかく綺麗に乾かしたのにちょっと乾かしただけで毛先が広がってしまうなんてこと特に子供によくあるようです。

シャンプー前にブラッシングして髪の毛とヘアブラシがこすれあうことで、乾燥した髪の毛に静電気が起きてしまうのです。

身体でも、冬にドアノブに触った瞬間”バチッと”くるときありますよね。

この場合身体全体に分散していた静電気が、ドアノブに触れる手(指)に集中して起きてしまうという体験ありますよね。

これは、身体だけでなくどのような物体でもプラスとマイナスの電気を持っていて、両方のバランスが取れなくなった時マイナスが不足して必要になってくるときに「帯電」されここに蓄えられている電気が「静電気」という状態と言われているようです。

ドアノブに”バチッ”したときに帯電している状態のときマイナスの電気が移動させるために起こる現象ということなのです。

静電気は狭い場所に集まりやすいという性質があるようで、洋服を着たり、脱いだりするときの摩擦で静電気が乾燥した髪の毛に溜まって起きることで髪の毛が広がってパサパサな髪になってしまうのです。

でもどうしてそんな静電気ができてしまうんでしょうね。髪の毛が乾燥していることは分かりますが乾燥でなぜ静電気が起きるのでしょう?

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この髪の毛が静電気で広がってしまうのは「空気の乾燥」「髪の毛の乾燥」「身体の水分不足」という3つが主な原因なのです。

・空気の乾燥による静電気

冬の寒い季節は外の空気が乾燥しているうえに、部屋でエアコンなど暖房器具を付けていることで室内も乾燥してしまいます。

空気の湿度が程よくある場合は、静電気は空気中にある水蒸気に流れて自然と放電するのですが、空気が乾燥しているとそのまま静電気になる電気が逃げず、帯電してしまい髪の毛や体に影響を受けてしまうのです。

空気中の静電気は、気温25℃以下で湿度が20%以下に起きやすくなると言われているそうです。

冬は空気が乾きやすいので特に厚着をして様々な素材を重ね着することが多いと思います。そこで衣類を重ねることでこすれあって静電気が起きるという現象になるようです。

洋服は着るときの素材の組み合わせで静電気が起きやすいことも分かっています。プラスの電気を帯びやすい素材、マイナスの電気を帯びやすい素材があり、それぞれプラス、マイナス強い素材もの同士が擦れ合うことで静電気を起こしてしまいます。

マイナスの素材は、アセテートが一番強く、ポリエステル、アクリル、塩化ビニールとなります。

プラスの素材は、麻が一番強く、木綿、皮、シルク、レーヨン、ナイロン、ウールとなります。

静電気を起こしやすい組み合わせは、ポリエステルのカットソーにウールのセーター

静電気を起こしにくくする組み合わせは、木綿のシャツの上にウールのセーター

という組み合わせになります。素材的には木綿(コットン)は、帯電しにくい素材なので静電気を起こさないようにするなら木綿素材を取り入れると良いでしょう。

・髪の毛の乾燥による静電気

髪の毛には、たんぱく質の他ミネラルなど水分を含まれた状態が健康毛とされます。その髪の毛の中に必要とされる水分が減ってしまいパサパサになった髪はダメージを受けたため静電気の影響も受けやすくなってしまうのです。

パサパサな髪を作ってしまう原因に紫外線を直接受けてしまったり誤ったヘアケアをしてしまうことも静電気の原因を作ってしまうのです。

そのダメージ毛は静電気が帯電しやすい状態になっているため、プラスチック製などのブラシでブラッシングすると摩擦が起き静電気の原因になってしまいます。

室内を湿度50%から60%に保つと、髪もそのくらいの湿度であれば静電気は起きにくいと考えられます。

・体内の水分不足による静電気

髪の毛だけでなく、体の中の水分も不足していると肌が乾燥し、体内の乾燥で静電気が溜まりやすい人がいらっしゃいます。そのような体質は帯電体質と言われているそうです。肌の水分量が少ない人は、放電しにくく静電気を発生しやすいと考えられているそうです。

体内の乾燥が続いてしまうと頭皮も乾燥している可能性が高く、生えてくる髪も水分不足の状態で生えてくる可能性があり成長しても枝毛や切れ毛になりやすい状態になってしまうでしょう。

静電気が起きやすい髪質ってあるの?

静電気が起きやすい髪質が太いから細いからという理由で静電気になりやすいということではないのです。

先ほど静電気が起きてしまう原因をお伝えしたように、体や髪の毛が乾燥していたり、髪の毛が痛んでいたり、髪をシャンプーのみで仕上げにトリートメント(コンディショナー)をしていない髪の毛が、静電気を起こしやすいと言えます。

そんな中で他の髪質の人よりも静電気を”ためやすい”という髪質があって、それはくせ毛の人です。

くせ毛というのは、髪の毛のキューティクルが均一になっていないため簡単にはがれやすい性質があり、そのためにキューティクルの保湿効果を得ることができないために常に乾燥しやすい状態のため、くせ毛のうねりにより隙間ができることで摩擦をしてしまうと”静電気をためやすい”となってしまわけです。

また、冬場に着る洋服によって静電気を起こしやすくしてしまう洋服の素材もあります。

それは、寒くなって着ることのあるニット素材や毛糸素材です。この素材の洋服は摩擦が起きやすいので静電気を起こしやすい素材なので髪の毛に静電気が伝ってしまう原因なのです。

また、髪を梳かす時のブラシにも静電気を起こしてしまう原因があり、プラスチック製のものは静電気を起こしやすく、猪毛や木製、美容室専用の静電気を起こしにくいブラッシング用ブラシなどを使うように対策をとると良いでしょう。

髪がストレートヘアの人も柔らかい髪の人、硬い髪の人でもダメージがあり乾燥していたらお互いが静電気を作ってしまいます。そのため乾燥している中で髪の毛が痛んでいるままでいるとどんどんキューティクルが剥がれやすくなり、毛先の収まりも悪くなるばかりです。

ここまで静電気のことを読んでいると静電気が及ぼす影響というのは、髪の毛にとってどのくらい悪い物なのか?枝毛ができやすく髪の毛が痛むことは分かったけど、それ以上に何か悪影響あるのかな?と思いますよね。

それは、静電気というのは髪の毛に悪影響があるということ以外にも、実は頭皮にも悪影響を及ぼしてしまうのです。

静電気というのは空気中の小さな汚れやウイルス、雑菌などを集めやすくなってしまうので髪にももちろん頭皮にもほこりやゴミなどを付けてしまうのです。

そのまま頭皮にダメージを与えるホコリ、ゴミ、ウィルスがついてしまうと頭皮のトラブルを起こしやすくなってしまうのです。

頭皮が乾燥してしまうことで、頭皮のバリア機能が低下してしまい、特に女性は40歳を過ぎると皮脂量が低下していきます。そのため乾燥がいっそう進みやすくなってしまうので注意が必要です。頭皮に潤いが無くなると潤いのある髪も作れなくなるということです。

頭皮のトラブルは不潔になった頭皮が炎症を起こしたり乾燥フケになってしまうなどのトラブルが重なってしまうと抜け毛や薄毛の原因にもなって健康な髪が育たなくなってしまいます。

静電気から髪と頭皮を守るには?

静電気から守るもの・・・ズバリ「保湿」です。

乾燥した空気から髪の毛や体にプラスの電気とマイナスの電気のバランスが悪くなりプラスが多くなってしまったことで乾燥し静電気がp凝りやすくなってしまったので、少なくなったマイナスをマイナスイオン=湿度を加えてあげることが大切です。

潤いのある健康な髪を作る土台の頭皮をまずしっかり潤いを与えることからしてみましょう。

特に皮脂量が低下していく年齢40代からは、しっかりと頭皮ケアをすることをお勧めします。

頭皮の保湿ケアで育毛の環境を整えていきましょう。

頭皮の乾燥対策は、日常の心がけが大切です。日常の生活はどうでしょうか?乾燥だけでなく生活の中から考えられることで、ストレス、喫煙、過度なアルコール摂取などです。この日常生活が健康的であるかどうかも、頭皮のトラブルに影響があるのです。

まず、頭皮の乾燥状態のチェックをしてみましょう。

黒い髪もしくは布やタオルを用意します。そこに向かって頭皮を軽くさすってみます。さすった時に白く細かいカサついたフケが落ちてきたら、これは空気の乾燥による「乾性フケ」です。季節によって冬の乾燥した季節は肌も乾燥するので頭皮の乾性フケが出やすくなる場合があります。

この乾燥したフケはそのまま放置してしまうと、調べてみると「粃糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)」というフケと皮脂が毛穴の出口を塞いでしまって脱毛してしまう可能性が高くなってしまうそうです。

このようなフケやかゆみが治まらず気になるようでしたらすぐに、皮膚科に受信したほうが良いでしょう。

乾燥しやすい肌の人には特に予防は早めにしたほうが良いです。そのためには保湿することです。

ー静電気から守るための保湿対策ー

・シャンプーの回数やシャンプー剤に気を付けること

冬は汗をかくこともなく、頭皮は乾燥しやすい環境になっています。そのため皮脂は夏場よりも少なくなってしまうのでシャンプーをし過ぎると皮脂を余分に取ってしまう可能性があります。また、冬は汚れることも少ないので気にならなければ毎日洗わなくて2~3日に1回でも良いくらいです。

そしてシャンプーの温度ですが、冬はお湯の温度を高く設定してしまうと思いますが、頭皮に高い温度のお湯は頭皮の皮脂を必要以上に摂取ってしまうので、シャンプーの時は約38℃くらいの温度設定で髪を洗うようにしましょう。

保湿も大切なのでトリートメントでしっかり保湿しましょう。ドライヤーで乾かす時にアウトバスの洗い流さないトリートメントを付けておくと良いですね。

お肌が乾燥肌の場合は特に冬場のお湯の温度は注意しましょう。

・ブラッシングやドライヤーによる乾燥や抜け毛を守る方法

シャンプー前に髪の毛をブラシである程度のほこりやゴミを取り除きます。その時のブラシによる静電気を起こさないように猪毛や木製などでブラッシングをしましょう。ブラッシングは汚れを取り除くだけでなく、髪の毛の絡まりを取る目的があります。いきなり頭頂部からブラシを入れるのでなく毛先から優しくブラシを入れていきます。

冬に使用するドライヤーは、短時間で終わらせるためにシャンプーをした後タオルドライでしっかりと水分を取ってからドライヤーを使って極力乾燥させないようにします。

ある記事に、乾燥機を使用する洗濯物を乾燥するときに使用する柔軟剤のシートが、の静電気が起きてしまう時の応急処置に使えるということが書いてありました。静電気で広がった髪を柔軟剤シートで包むようにして擦ると静電気を除去してくれるそうです。

確かに乾燥器の中は静電気を起こしやすい環境ですね。柔軟剤の静電防止となる素材が入っているのでしょう。一度試してみると良いかもしれません。

日常に静電気が起きやすい季節には、空気が乾燥をしないよう肌にも保湿をするように保護して湿度や肌の潤いをしっかりとして、もちろん髪の毛にも乾燥させないように気を付けてケアをしながら静電気から守るようにしていきましょう。

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