いつもまとまらない髪で悩んでしまう人に、普段使っているトリートメントを見直してみてはどうでしょうか?
髪には、栄養補給するトリートメントと補修した髪を閉じ込めておくトリートメントをダブルで使用することで髪に潤いが出てまとまるようになってきます。
この種類の違いは、栄養補給するトリートメントはシャンプー後にするトリートメントです。濡れた状態でキューティクルが開いているところにトリートメントが吸収されていきます。その結果髪に潤いが出やすくなるのです。
栄養補給したあと補修して閉じ込めるのが、洗い流さないトリートメントがこの働きをします。
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髪には潤いが必要で、その潤いを逃がさないようにすることがとても大切です。
美容室では、栄養補給する効果の高いもので髪にしっかり入れ込む技術があります。なかなか自宅で自分の手でするのには限界があったりしますので、時間に余裕があるときは美容室でのトリートメントで髪を整えてほしいと思います。
髪がパサついてゴワゴワしてうねってしまう原因の一つに、水分不足があります。
水分不足のため髪のキューティクルが開ききってしまって髪自体の表面が壊れてしまうのです。
その水分不足を無くすために保湿効果の高い、濡れたときに吸収させるトリートメントが必要になってくるのです。
濡れた髪の状態でまず髪への補修をしていきます。
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水分不足な髪に保湿をしっかりしましょう
どんなにドライヤーでおさえても毛先はハネたり広がったりすることが多いのではないでしょうか?
毛先は特に伸びてきた分ダメージが強くなっていきます。そのダメージをしっかり正しくケアしてあげると収まりやすくなります。
ただ、あまりにも毛先が細くなってしまっている場合は、どんなケアをしても修繕できないので、その部分はカットしてあげたほうが良いでしょう。
毛先が細くなってしまうまでに、シャンプーの後にしっかりとトリートメントをしてあげることです。
トリートメントは髪質に合ったものをおススメします。髪はとてもナイーブで即効性はありませんがしっかりケアをしていくと髪も良くなっていきます。
そのために髪へしっかり保湿をし乾燥を防ぐことです。
トリートメントは濡れた髪にしっかり吸収させてキューティクルの奥に入れ込みます。見た目は分からないですが、濡れた髪の状態でキューティクルが開いてる中に必要な分だけ入り込みます。
時間があったら濡れたタオルで3分~5分置くのも効果的です。
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パーマやカラーで傷んだ時のケアをしましょう
今パーマの種類が数種類あります。たとえばエアーウエーブという髪を真空管のように形を付ける方法のもの、デジタルパーマという髪に熱処理をして形をつけるもの、アイロンで熱を加えて形を付けるもの、通常の薬剤で形を付けるものなど。
それぞれ髪への負担が変わりますし、また髪質にも対応が違ってきます。
髪に加工して形を作ることで髪に必要なたんぱく質が破壊されてしまうので、髪がパサついてまとまらない状態を作ってしまうのです。
熱処理をしたパーマは、髪に対応できるのは3回くらいまで。それ以上熱を加えたパーマは髪が空洞になってしまい補修もできない状態になるのでトリートメントも効きにくくなります。
このパーマをした時はすぐに保湿効果の高いトリートメントをするようにしましょう。
カラーをした場合、現在のカラー剤にはマクロなものですが塗布をした時にカラー剤の中にもトリートメント効果の高いものが一緒になっています。そのため、昔のカラー剤よりもカラーをするたびに艶や潤いも出るようになってきています。
ただ、カラーも髪への負担はあります。カラーは退色と共に髪も乾燥しやすくなっていきます。
しっかり保湿して、できたらカラーをしてから次のカラーをするまでの期間はあまり長くならないようにしたいものです。
美容師だからかもしれませんが・・・美容室でカラーをしている方にはできればホームカラーはしてほしくないのが本音です。なぜなら、美容室でしているカラー剤とホームカラー剤が髪の中で化学反応が起きてしまって髪へのダメージも大きくなってしまうからです。
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トリートメントの正しい使用方法で髪をまとまりやすくしましょう
トリートメントは数多くあって、自分がどれがあっているのか?と悩みますよね。
実際100%合うものってなかなか難しいのです。髪は生もので季節や年齢、環境や体調などで変化していきます。
その為、その時良いと思っていたのに、いつのまにか感触が違ってきて合わないな、と感じるときがあると思います。
そう感じたときは素直に、トリートメントを変えてみると良いです。
また、トリートメントはシャンプーのあと髪に付けて流すだけでは補修力が弱いので、お風呂の時間にゆとりがあったらぜひ以下のやり方を試してみてください。
1、髪の長い人。上下に髪を分けます。手のひらにトリートメントを乗せます。
2、分けた下の髪の特に襟足の部分は根元からしっかりトリートメントを付けます。この襟足の髪は意外に切れやす
く絡まりやす場所です。なのでトリートメントをしっかり付けるのがポイントです。
3、次に毛先にたっぷりトリートメントを付けて揉みこみます。揉みこむときは髪がザラついているようならツルツル
と感じるまで揉み込むと良いです。
4、上の髪を下して特に表面は日焼けや外気の汚れが一番ついているので、トリートメントは根元を外して中間から
毛先までまんべんなく揉み込みます。
5、上の髪は左右に分けてそれぞれ、3パネル~4パネルごと束で取りそのパネルごとにトリートメントをしっかリ揉み
込んでいきます。揉み込んだときザラつきのある場所が感じるところをしっかり揉み込みましょう。
6、時間に余裕があるときは、蒸しタオルで髪を包んで5分ほど置くと良いでしょう。
このような感じですが、慣れてくると揉み込んだときにキューティクルがツルンとした手触りが分かってきて、何度もしたくなるかもしれませんよ!
キューティクルにトリートメントを入れ込んだら、その後ドライヤーで乾かすときに、洗い流さないトリートメントを付けて閉じ込めておきましょう。
濡れているときに洗い流さないトリートメントを付け、乾いた後に同じ洗い流さないトリートメントかもしくはヘアオイルを付けてみても効果はあります。
常に髪に潤いとしなやかさが欲しいですよね。シャンプー毎のトリートメントは面倒に思わないでぜひ、しっかりケアをして髪のダメージを少なくするよう労わっていきましょう。
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