いつも同じ髪型は、マンネリ化してつまらなくなるものです。そんな時コテを使って色々なアレンジをして楽しむことができるので、ぜひ、コテを使いこなしてマンネリ化したいつもの髪に変化をつけてみては?
特に髪を伸ばしかけているときは、まとまりにくくてどうしようもなく結果ゴムで結んで一つに縛って、とてっとり早くスッキリさせちゃう!という何となく遊び心ない仕上がりになってしまうことが多いのではないでしょうか?
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そこでコテを使ってカールやウエーブを出して華やかさやアレンジをしていつもと違ったヘアスタイルへと変化させてみると毎日の髪をセットする楽しみが増えるのではないでしょうか?
コテを使ってみたくてもどれを購入したら良いのか?自分に合うコテってどんなの?と迷っているという方には、何を基準に選んでよいのか?をお伝えしたいと思います。
初めてコテを使うのにどれを選べば良い?
コテと言っても家電量販店に行ってみると、種類があって太さもあってどれを選んだら良いのか分からない時がありますよね。
まず、コテには太さの種類があります。髪の長さによって太さを選ぶのですが、中には長さだけでなくカールの強さや仕上がりの好みで髪の長さだけで選ばない場合もあります。
また、高温になるものなので、温度の調節ができるか?コテのプレートの素材は髪に優しいものか?も気になるところです。選ぶときのポイントにもなります。
そこで、コテの種類を紹介しましょう。
基本的にコテの太さは、19mm、26mm、32mm、38mmの4種類が多く出ています。
細いコテはカールがしっかり付きますし、太いコテはカールは弱く柔らかくふんわり仕上がります。
参考までにコテの太さに適したサイズを紹介してみます。髪の長さや仕上がるアレンジなどで多少は変わります。
:19mmのコテに適した髪
ショートの人におすすめです。ちょっとクセ付けに動きを付けたいときに。きっちりコテで巻かないほうがナチュラルな仕上がりになります。パーマでは出せない空気感(エアリー感)を出せます。
:26mmのコテに適した髪
ショートから肩くらいの長さミディアムヘアにおすすめです。19mmより太くなった分カールが大きくなります。そのためふんわりとしたボリュームを出すことができ、長さにゆとりができると、毛先だけにコテで巻いたり、縦にコテで巻いたり、横に巻いたりと変化をつけやすくなります。中途半端なボブスタイルの時に活躍できるサイズです。
:32mmのコテに適した髪
肩に付くくらいのミディアムからロングヘアの人におすすめです。この32mmのサイズがミディアムからロングまで幅広く使えるので、多く出ているサイズです。トップの根元から髪をしっかり巻き込んで全体を華やかにふんわりセットしたり、毛先だけ巻いてナチュラルな内巻きにしたり、縦、横にコテを使うことでウエーブヘアになったりと、変化に富んだ仕上がりができます。
:38mmのコテに適した髪
このサイズはロングヘアで大き目のゆるいカールを出したい方におすすめです。髪の毛は長くなると毛先に重さが行きます。そのため大きなカールは間延びすることがあるので、カールをしっかり付けたい人は一つ太さを下げてコテを使うと良いでしょう。
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また、髪の毛が太くてしっかりした髪質の人の場合、カールが付きにくいことがあります。太さは良いけどすぐ取れてしまうという場合は、太さを下げたほうがしっかりカールが付く場合があります。また、髪が細い人の場合は、髪に熱が通りやすいためカールが付きやすいので、傷めないよう巻く時の毛束を厚めにすると良いです。
それぞれ髪の長さでコテの種類の選び方をお伝えしましたが、アレンジしたいヘアにするためにはそのコテの太さが最適とは言えなかったりします。
コテに慣れて来たら2種類の太さを持っているとアレンジの幅も大きくなり、髪を短くしても楽しくアレンジできると思います。
コテを使う時の注意点
コテは熱を持っているためどうしても髪には負担がかかってしまいます。そのためコテを使う時の注意も大切です。
まず、コテを使うことで髪はどのようになっているのか?です。
鏡を見ながらだと手が逆に映っているため、どちらにコテを動かしてよいやら・・・とまず悩んでしまいます。ので、いきなり熱を入れてからではなく、鏡の前でシュミレーションをしてみてから自分で確認できるようになるとスムーズにできます。もし、それでもなかなか難しいという場合は、美容室でプロの美容師さんにやり方を教えてもらうということもできます。美容師さんに教えてほしいと、伝えれば快く教えてくれます。
コテを使うと髪に大きな負担がかかるので、失敗を少しでもなくすことから始めましょう。
慣れてくれば、素早くコテを使ってセットして大きなダメージはないのですが、それでも毎日のように使っていれば熱を髪に直接当ててしまっているので、少しずつダメージはついてしまいます。
コテによって髪に高温が当たっていることで、熱変性を起こしてしまうのです。
髪の毛は約80%タンパク質でできています。熱変性とは髪の毛にあるタンパク質は熱に弱く熱を与えることで髪の毛が硬くなってしまうのです。硬くなってしまった髪は元に戻すことが出来なくなってしまうということなのです。
何度も高温を髪に与えてしまうことで、熱変性を起こしてしまい枝毛や切れ毛の原因になってしまうのです。
それでも髪を傷めにくい環境でコテを使ってアレンジできれば怖くないですよね。
コテを使っても大きなダメージを作らないためにも、まず、コテを髪の毛に当てる時間です。だいたい5秒以内には終わらせましょう。
=コテを使う前の注意点=
髪の毛は必ず乾いた状態にしておきます。濡れた髪は髪の毛が傷んでしまう一番の原因です。ただし、乾燥させすぎも良くないので、80%~90%の乾いた状態がベストです。
コテをする前に髪を保護するためのスタイリング剤もつけておきましょう。この時に使うスタイリング剤はコテ用の熱から守ってくれるものか、ヘアオイルを付けましょう。そして髪は一度全体に整えておきます。キューティクルを整えてあげるという感覚です。
絡まった髪にコテを当ててしまうと均一に熱が通らず部分的に傷んでしまって髪にダメージを負ってしまいます。
髪を無理のない量で1パネルごと丁寧に分けます。同じ部分に何度もコテが当たらないようにするためです。
1パネルごと5秒以内に終わらせましょう。短時間で効率的に使用することで髪への負担も軽減されます。
強い摩擦や髪を引っ張るということは絶対に避けましょう。断毛の危険がありプツプツと髪が切れてしまいます。
コテを使うことで髪の毛は水分が無くなっていってしまいます。乾燥→広がる→乾燥→ダメージ→乾燥という繰り返しになってしまいます。
温度設定は、150℃から170℃で巻くのは問題ありませんが、それ以上の温度設定はご自分でする場合は避けたほうが良いでしょう。また、低すぎてもカールが付かなくていつまでも髪にコテを巻いてしまうので、基本的な温度設定をしておくと良いです。
そして、時には髪を休ませてあげることも大切です。どんなに気を付けていてもやはり負荷はかかっているので、髪が綺麗な状態でなければカールやウエーブも綺麗に仕上らないです。
髪の毛へのケアもしながらコテで素敵なヘアを仕上げてあげられるのがベストですね。
傷んだ髪へのヘアケア方法
コテを使っているとどうしてもダメージヘアになってしまいます。
使わなければよいのですが、せっかくコテで色々なアレンジで楽しめるのに使わないのはもったいないですし・・・
そんな髪への負担をかけてしまったときは、しっかりと髪を労わってあげることです。
自宅でケアして美容室でも大きな補修手当としてケアすることも大切です。
髪の毛が傷んでしまった状態というのは、乾燥してキューティクルが開いてしまい髪の毛の中が空洞化してしまうという残念な状態になってしまいます。
そうなる前にしっかりと髪の毛をお手入れしてあげて少しでも痛みを軽減できるようにしてあげます。
コテを使うと髪が乾燥しやすくなります。乾燥を防ぐために保湿をしっかりすることです。コテを使う前には必ず保護できるスタイリング剤を使いましょう。
そして、髪を洗う時正しいシャンプーをすることです。正しいシャンプーとは、髪を傷めないシャンプーです。
シャンプー剤は頭皮や髪に優しいアミノ酸系のシャンプーを使います。
=正しいシャンプー方法=
・洗う前にブラッシングをして絡まった髪をほぐします。
・38℃のぬるま湯で予洗いをしっかりと時間をかけて行います。この予洗いが髪に負担をかけずに仕上げるコツです。
お湯がしっかりと全体に行き届かせて万遍なく濡らします。しっかりお湯が全体に通っていないとシャンプーの泡立ちが良くなく髪の摩擦の原因になってしまいます。また、この予洗いで一日の汚れや皮脂は80%は取れています。
・シャンプーを手のひらに泡立て、指の腹を立てて頭皮をマッサージするように洗います。頭の血行を良くしていきましょう。
・シャンプーを良く洗い流します。
・髪に含まれた水気を一度取ります。
・トリートメントをします。髪に水分が多く残っているとトリートメントの効果が薄れるので一度水気を取ってからトリートメントを付けましょう。時間があればホットタオルで蒸しても効果的です。
・ヌメリが取れるまでトリートメントを流します。
・吸収性のあるタオルで髪の毛の水分を取ります。
・ドライヤーで必ず乾かします。自然乾燥は髪のダメージを作ってしまうので必ずドライヤーで乾かしましょう。
髪の長い人は、ドライヤーを襟足や後頭部の内側から乾かしていきます。最後に毛先を乾かします。毛先に負担をかけないようにすれば広がったりしないので、まずは頭皮に近いところから乾かしていくことです。
最後に冷風を当てるとキューティクルが締まってツヤが出やすくサラサラな仕上がりになります。
美容室では、サロンでしかできないトリートメントをしてもらいましょう。補修効果から保湿効果、そしてキューティクルを整えてもらいます。
また、トリートメントだけではなかなか弱ってきた髪を元気にできない場合があるので、そんな時はヘッドスパを同時にしてもらうととても効果的です。
髪を健康に保つのは血行を良くして頭皮の毛穴周りの環境が良いことがとても大切です。
ヘッドスパは頭皮をマッサージすることで血行を良くし、頭皮用美容液やエッセンスまたは育毛剤などで頭皮の保湿や育毛効果を高めていくことができます。
また、身体にストレスなどが溜まっていると髪もストレスによって弱ってきてしまいます。そのストレスを解放するのもヘッドスパで解消され身体が軽く、髪もふんわり力が入った感じになります。
コテを使っていると髪を引っ張ってしまうことがあり頭皮を知らず知らず刺激を与えてしまってます。その刺激で緊張感を与えてしまった頭皮をほぐしてあげるのもとても大切です。
髪が傷んでいるとせっかくのセットもイマイチ上手く仕上がりません。髪は相手への第一印象を良くも悪くも与えるパーツでもあります。
コテはヘアアレンジにとても便利なアイテムですが髪にダメージを与えてしまうのもコテです。髪へしっかりケアをして健康な髪を作りつつアレンジヘアをしていけると髪も喜んでくれると思います!
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