切れ毛の原因をカットで解消しましょう

切れ毛ができてしまうのは、髪の毛が途中で切れてしまうことを言います。健康な髪の毛というのは、表面がキューティクルがウロコ状になっていてそのウロコ状になっているのが綺麗に整っている状態です。その髪の毛にダメージを受けてしまうとキューティクルがせっかく整ったウロコ状のものが広がってしまたり剥がれてしまい、内部の繊維質、タンパク質などの成分が流出してしまい、髪の毛が非常に弱くなってしまうのです。

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その弱くなった髪の毛は、ちょっと引っ張ると簡単に切れてしまうのです。それが「切れ毛」です。

切れ毛になると髪が真とならなくなって、艶もなくなりボサボサになって見た目がとても悪い印象になってしまいます。

その切れ毛になってしまった対処法をしっかりしておかないと、髪は細くなっていき伸びなくなり、とても弱い髪へとなってしまうので、綺麗な髪にしておくよう対処しておきましょう。

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切れ毛を見つけたら自分で処理しても良いの?

枝毛や切れ毛を見つけるとショックですよね?

何気なく髪を触ってパサついた髪の指通りが悪かったりすると、気になって鏡を見てみると枝毛や切れ毛が見つかってついつい、自分で抜いたり、はさみでちまちま切ったりしてませんか?

枝毛や切れ毛を見て、このくらいなら毛先を切ったり、抜いたりしても大丈夫だと思いがちだと思います。

この行為は、実は枝毛も切れ毛も正しく切れていない場合があるのです。気になる部分だけを切っても傷んだ髪は、その部分から5センチあたりは痛みが激しい状態なのです。

切れ毛や枝毛の毛先だけを切っても正しく切れていないと、その近くからまたもろくなって、キューティクルが裂けてしまって枝毛になったり、切れやすい状態になって更に切れ毛ができてしまうのです。

自分でカットしようとすると、大切な髪なので切るのがもったいないと思ってしまい、自分で処理すると切り足らずに、ダメージを残したままになってしまい、再度毛先が傷んで枝毛、切れ毛ができてしまうことがあるのです。

髪の毛が傷んで枝毛や切れ毛を見つけた場合、過剰に気になってしまい常に髪を触ってしまいかえってそれが髪を傷めてしまう可能性があります。一本見つけたら更にまた一本と、エンドレスに続いてしまうことでだんだん傷んでいない髪までカットしてしまったり結果、不揃いなまとまらない髪になってしまうので注意したほうがよいですね。

思い切り傷んだところをカットできたら良いのですが、自分ですると上手く傷んだところだけをカットするということは難しいので、できればプロの美容師さんに処理をしてほしいと思います。

私たち美容師は、枝毛や切れ毛を切るときはできるだけ多めに切りたいと思うものです。

お客様が思うよりダメージは深く、美容師からしたらしっかり治したいので毛先から5センチから10センチくらいは切って健康な髪に再生したいと思います。

切れ毛、枝毛の原因とは?

切れ毛や枝毛ができてしまった状態とはどのような状態かを知って、髪質にも枝毛や切れ毛になりやすかったりなりにくかったりがあるので、自分の髪はどのようなタイプなのかを知っておくのも切れ毛や枝毛にならないようにする対処ができると思います。

では、枝毛切れ毛ができてしまう原因を探ってみましょう。

・髪の毛が引っかかりやすい

髪の毛がひっかかりやすい人は、枝毛や切れ毛になりやすいです。特に髪の毛が細い人はひっかかりやすいので注意が必要です。シャンプーをした後は毛先にしっかりトリートメントをして、仕上げに乾かす時や乾いているときにも、洗い流さないトリートメントをつけておくと良いでしょう。

・髪の毛を濡らしたまま乾かさないで寝てしまう

髪の毛が濡れている状態は髪が膨潤していてキューティクルが開いてデリケートな状態になっています。その状態で頭が髪に乗っかり髪をこすってしまってそのために、切れ毛枝毛ができやすくなってしまうので、必ず乾かしておくことが大切です。

・ヘアアイロンを使っている

ストレートアイロンやカールアイロンは高温で毛先にダメージを与えてしまいます。熱で髪に水分が減ってしまいその水分量が少なくなった毛先は裂けやすく切れ毛や枝毛になりやすくなります。

ヘアアイロンを毎日使っている女性は、枝毛や切れ毛に注意してください。ヘアアイロンを使う時は熱から守る洗い流さないトリートメントをしっかり付けて対策しましょう。

・逆毛をたてる

髪にボリュームを出す時やセットアップをするときの髪型をするときは、傷んだ髪に逆毛をしすぎないほうが良いでしょう。逆毛は、キューティクルを剥がしてしまう行為で一気にダメージを作ってしまうのです。キューティクルが剥がれた状態を作るので、艶がなくなってパサついてしまいます。逆毛はあまりしすぎないようにしましょう。

・ヘアカラーやパーマのしすぎ

ヘアカラーやパーマは薬品で髪に無理な形に形成し、アルカリ性なので髪に負担がかかって髪の毛が膨潤して切れやすくなってしまいます。髪の組織を壊すので修復するためにアフターケアでトリートメントをしっかりしましょう。

・髪を削ぐスタイル

美容室で髪を削ぐ技術をしてもらうときがあると思います。この技術は枝毛や切れ毛の原因になりやすいです。カットした断面が斜めになるので枝毛になりやすいのです。傷めないカットは、ブランとカットと言ってハサミできれいに毛先をカットする技術です。

レザーやチョップカットなどで斜めに髪をカットするよりもハサミできれいにカットをすることで、痛みがなくまとまりやすいです。

・はさみを選ぶのも大切

これは、プロである美容師側に言えることですが、切れ味の悪いハサミでカットすると毛先の断面がガタガタになって枝毛になりやすいです。切れ味の悪いハサミで切っているとたまに引っかかったりするので、カットしてるときに気になるようでしたら美容師さんに伝えたほうが良いでしょう。伝えにくいと思いますが、自分の髪を守るため遠慮なく伝えたほうが良いです。

・静電気が起きるブラシ

髪を乾かす時に細かい目のブラシを使わないで、荒歯コームで毛先からやさしく梳かします。また乾かしたときやシャンプー前にブラシをするときは、ナイロン製のブラシではなく猪毛や豚毛のもので髪に摩擦を起こさなく静電気が生きないものを選ぶようにしましょう。

・洗浄力の強いシャンプーを使っている

シャンプーは髪に一番影響を与えます。その時に高級アルコール系シャンプーや石鹸シャンプーは比較的洗浄力が強いので髪が弱っているときは使わないほうが良いでしょう。髪の毛はタンパク質でできているので、同じタンパク質で洗うアミノ酸シャンプーで洗うと枝毛や切れ毛を防ぐことができます。

そしてシャンプーのやり方で洗っている最中に髪をこすってしまっていると枝毛や切れ毛になりやすくなってしまうので、地肌を洗うようにします。正しい髪の洗い方をすることが大切です。

そのほか、生活習慣や食事、加齢など様々な原因があります。髪が弱ってしまうと枝毛切れ毛になりやすいので、ひどくならないようにするには、対処法を知ることと傷んだところをカットしてしまうことが大切です。

美容師おすすめの切れ毛対策改善方法

枝毛切れ毛を失くす一番の解決方法は、カットです。

伸ばしているから毛先少しカットしても改善はされません。髪を伸ばしたいなら普段からケアをして傷まないようにすることが大切です。その上で傷んでしまったら毛先だけではなくその周辺(5センチは切ります)をカットして、カットの技術もブラントカットで綺麗な断面で切れるカットをすると良いです。

髪が細い場合は特にブラントカットをして重さを残しながら毛先が綺麗に収まるように仕上げると傷みにくく、スタイリングもしやすくなると思います。

髪が太めでしっかりした髪のダメージもできるだけハサミで切ると良いのです。削って重さを減らしたいと思うと思いますが、髪の断面がななめになるので、毛先が広がりやすくなってキューティクルが剥がれ枝毛や切れ毛になりやすいので、髪が太くても傷んだ時はブラントカットで綺麗にカットしたほうがまとまり良く綺麗な髪に見えます。

枝毛切れ毛の部分をカットしたら、そのままにしないで必ずとトリートメントで髪に栄養とキューティクルの保護をしておくと良いです。

乾燥してパサついている場合は、ヘッドスパなどで頭皮から血行を良くして栄養が髪に行き届くようにしておくと更に髪が綺麗にしっとりします。

髪が細くて弱ってしまった方にもヘッドスパはおすすめです。ヘッドスパの時に育毛剤をつけておくと毛根に栄養が行き次に生えてくる髪がしっかりしたものへと発毛促進して効果が高くなります。ただし1回だけでは効果はありません。

髪に切れ毛や枝毛ができてしまって髪がまとまらなくなったら美容室へ行ってカットをすることが一番の改善方法ではあります。

髪を美しくしたいなら傷んだままにしないでカットできれいにしていきましょう。

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