初めてコテを使う時に一番心配なのが、どのようにコテを持ってどうコテを扱ったら綺麗に巻けるのか?
鏡の前になると手が逆に映ってしまってどっちに向けたらいいのか?と迷ってしまってコテが逆方向に向いてしまっていたりと、悪戦苦闘してしまう人が多いと思います。
スポンサードリンク
コテを使えると毎朝のスタイリングの幅が広がり、イメージチェンジするのも簡単にできてとても便利です。が、なかなか使いこなせないという人もいらっしゃるので、まずはコテで自分の思うようにできるまで練習が必要ではありますが、
コテを使う時のコツやテクニックを覚えておくと悪戦苦闘していたのが解消されるのでまずは、コテの扱いがスムーズになるようにしていきましょう!
コテを使って内巻きにしてみよう!
コテを使う時にまず、悩むのが髪の毛をコテでどのように挟んだら内巻きになるのか?方向が分からないという場合があります。
そのため、まず簡単な内巻きで練習をしてみましょう。少しずつコツを覚えておけばスムーズにできるようになると思います。
鏡を見ながら横の髪を上下に分けて、下の髪を綺麗に整えておきます。幅は、コテの長さより少し狭く取ります。
床と並行にコテを取り、根元からコテを挟んで下へ滑らせていきます。表面が綺麗に整います。
毛先にコテが来たら手首を顔側に回転させながらゆっくりコテを抜きます。できたら上の髪も同じように髪を綺麗に梳かしてコテを床に平行に持ち根元から挟んで滑らすように毛先へ移動して、手首を顔側に回転させながらゆっくりと抜きます。
まずは、自分のやり易い方から左右どちらからでも大丈夫です。この左右均等に内側にカールがつくようになったら上手く仕上げられたということになります。
後ろの髪も左右3段くらいに分けてから、下の髪から同じようにコテを滑らせてカールを作ります。が、後ろの髪を地肌からコテを入れることはできないので、コテが届く範囲で大丈夫です。
そして、一番上のトップの毛束を、左右に分けないで放射線状に髪が下りるように三等分くらいに分けてコテを頭側にカールがつく側で外側には挟むパネルが来るように持てば、そのまま挟んで毛先まで滑らせて毛先に来たときに手首を回転させながら抜けば自然な内巻きに仕上がります。
まずは、コテが髪を挟んで滑らしたときに変な跡がつかないようにすることと、挟んでカールを付けるときに手首が自然に回転できてるか?の練習をしておくと良いです。
スポンサードリンク
根元にコテを挟んだ時に強く引っ張らないこと、地肌に近づけないことに注意します。
始めは熱があると怖いと思うので、熱を入れないでOFFの状態で挟んで滑らす練習してからシュミレーションしておくのも髪も傷めずに本番でイメージ通りできると思います。
本番に向けて、コテで内巻きに仕上げていく時できれば熱から保護してくれるスタイリング剤を髪全体につけておきましょう。
スプレータイプのカール専用のものかヘアオイルなど熱から守ってくれるスタイリング剤を使います。
濡れるタイプのスプレー剤の場合、一度髪を乾かしてからコテで巻きます。髪は必ず乾いた状態でコテを使います。
毛先が内巻きにできるようになったら、コテの方向がどちらに向けてよいかが分かってくると思います。
コテの方向が分かれば失敗もなく使いこなせるようになるでしょう。
コテでカールを作ってみよう!
コテで内巻きにできるようになったら、次はコテを縦に持ってフォワード(顔に向けた方向)リバース(外に向けて)といったカールを作ってみましょう。
コテがどちらに向けばカールが付くかは、内巻きの時に分かってきたかと思います。
フォワードにする場合は、カールになる側が顔側に挟むクリップが外側に向いていることがまず失敗しない方向付けです。
ブロッキングは、内巻きの時と同じく上下に髪を分け、更に前後2つほど髪を分けておきます。
分けたパネルごとにクシで綺麗に髪を整えて、中間部分にコテを入れて挟みます。この時クリップは外側に!
コテで髪を挟んだら内側に一回転させ、回転させながらまた毛先に向けながら内側に回転していきます。クリップに力が入り過ぎてるとスムーズにコテが滑らないので、クリップを緩めながらすっと引き抜いていきます。
回転していると思わず力が入って同じところにいつまでも髪を挟んだままになってしまうので、クリップを緩めるのを練習してからコテに熱を加えて実践したほうが良いでしょう。イメージトレーニングしてから行えば髪へのダメージはないですからね!
リバースの場合もフォワードと同じで、カールとクリップの挟むのが逆になるので、また手を回転させるときに感覚がおかしくなってしまうので、練習してからコテに熱を加えましょう。
リバースの場合は、クリップが顔側に来てカールが外側になった状態で髪を挟みます。外向きに1回転させながら毛先までコテを滑らせて巻いていきます。
鏡を見ていると持ち手が同じでも回転するのが逆になるので、不安だったら何度もシュミレーションで練習しておくと良いでしょう。
もしコテで実際にカールを付けてセットしているときに髪の毛が折れて角が付いてしまった、毛先が折れてしまったという場合は、濡らせば直ります。折れたままにしないでその部分を濡らしてから再度乾かしてからもう一度コテでやり直しましょう。
せっかちな人や面倒くさがりの人は、一気に仕上げたい!!という気持ちになりやすいでしょうが、髪の為にもまた失敗しないためにも必ず、髪をブロッキング(やり易いように分けて)をしてから巻いていきましょう。
綺麗に仕上げるためには、必ず下準備は大切です。カールを作る為のベース作りは髪への負担をかけずダメージを抑えられまた、仕上げを綺麗に導いてくれ、時間も短縮できます。
コテで巻く前に、まず髪を全体に乾いた状態にします。巻いたカールをキープさせるためと、熱から髪を保護するためにスタイリング剤を巻きたい部分に塗布していきます。もし濡れた状態になっていたらスタイリング剤をつけたあとにドライヤーで乾かしてからコテを使います。
前髪もせっかくなのでコテでカールを付けてみましょう。
前髪の場合は、おでこにコテが当たると一瞬にして火傷になってしまいます!私も何度か経験してます。
前髪の場合、ナチュラルにふわりと下した仕上げと毛先を斜めに流す仕上げとあります。
ナチュラルに下に下げた前髪の場合は前髪を上下に分けて内側から始めます。顔を少し下に向けてコームで前髪を整えてコテを床と並行に持ってカールを下にクリップを上にして根元から挟みます。コテで髪を挟んだらそのまま滑らせて毛先を半回転から1回転(カールの好みで)させてからコテを抜きます。
毛先を斜めにする前髪の場合、上下に前髪を分けて、下から始めます。コームで髪を梳かす時に流したい方向の逆へ梳かしコテを挟みます。毛先を半回転か1回転(毛先のカールの好みで)させてコテを抜きます。上下同じように行います。
仕上げにコームで流したい方向へと髪を整えていきます。
前髪の時にどうしてもおでこにコテが当たりそうで怖いなと思ったら、バンダナのようなヘアバンドをおでこに巻いておいてからコテを使うと安心かと思います。
コテでスムーズにカールができるようになったら、後は色々なアレンジヘアができるようになってスタイリングするのが楽しくなってきますよね!
コテでヘアアレンジにチャレンジしてみよう!!
コテでアレンジヘアをするのに、髪が長くないとできないということはありません。
ショートヘアでもボブでもミディアムでもコテを使いこなせば、色々なスタイリングができます。
ショートヘアの場合、パーマもかかっていないと平凡なスタイルですが、コテを使ってカールを出してワックスなどを使って仕上げをして動きを出すとフェミニンな印象になります。
ボブもナチュラルなストレートボブから耳下あたりからワンカールさせて動きをつけるとシャープな印象からふんわり柔らかな印象に変わります。
またボブヘアをコテで外ハネにしてみたり、無造作にカールを付けることで遊びのあるボブに変身します。
ミディアムヘアも、コテでフォワード、リバースなどミックスにカールを作ってスタイリングを付けながら無造作な毛先の動きをつけ手ぐしでほぐして外国人風な仕上げにもなります。
ロングヘアはミックスカールにしてみたり、髪の毛をネジってコテで巻き込んでウエーブっぽい仕上げにしたり、カールを作った髪を無造作にルーズなまとめ髪にしてみたりと、オシャレ上級者っぽくなったりと遊びのある仕上げとして幅が広がります。
アレンジとしてコテを使って巻き方を変えていくことで、様々なスタイリングができるようになります。
ーコテを使う上での注意点ー
:髪を傷めないためにコテの温度に注意する:120℃~140℃までに
(髪は熱にとても弱く髪の毛の主成分は主にタンパク質でできています。タンパク質は熱によって破壊されやすく髪の毛がその破壊によって硬くなり水分も無くなってしまい修復不可能な髪の毛になってしまうのです)
:髪は乾いた状態でコテを使います
(髪が濡れているとカールは付きにくく、また熱によって水分が飛び髪の毛の必要な水分まで蒸発させてしまい髪を傷める元になってしまいます)
:コテを使う前に熱から守るためにスタイリング剤を使いましょう
(髪の毛に何も付けていなくてもカールは付きますが、熱から髪の毛を保護するために前処理をすることでダメージが防げます)
:コテを清潔にしましょう
(コテを使うたびにスタイリング剤の跡が付きます。そのままの状態で何度もコテを使うとスタイリング剤が付着しているところと付着していないところで熱の伝わり方が均一にならなくなってしまうので清潔にしておきましょう)
:髪は必ず綺麗に表面を整えてからコテを挟むようにしましょう
(髪が綺麗に整っていないとコテからの熱が均一に通らなくきれいなカールが出ません)
:コテを挟んで髪を引っ張り過ぎないように注意しましょう
(髪を無理に圧力かけてしまうと髪の毛が痛む原因になり毛根も弱くなり抜け毛の原因にもなってしまうので注意が必要です)
:コテで巻いた髪はアフターケアでケアしましょう
(熱を与えた髪は大きな負担となってダメージを与えてしまっています。乾燥しやすい髪になるので必ず保湿してあげてできれば、コテを使わない日を設けて髪の毛に負担のかからない休息日を作ってあげると髪も傷みにくくなります)
コテを使う初心者さんの場合は、失敗してしまうことが多いかもしれませんが、失敗してそのままにしないで一度その部分を濡らして乾かして面倒でもやり直しをした方が髪のために良いです。
また、髪の毛を洗う時も乾燥しやすい髪質になってしまっているので髪を洗う時のシャンプー剤も保湿効果のある洗浄力の強いものを避けて選びましょう。シャンプー後は必ずトリートメントを使って栄養補給してあげることも大切です。
リンスやコンディショナーでは髪への補修はできないのでもし使うとしたら、トリートメントをして流した後にリンスまたはコンディショナーをつけましょう。
コテを使っていると髪への負担は大きくなるので、使った後の髪の毛へのケアはとても大切です。コテを使ってすてきなスタイルをつくるための綺麗な髪でいるためにヘアケアは常に心がけておきましょう。
こちらの記事もおすすめです。
スポンサードリンク