前髪も意識した髪の洗い方

毎朝髪をセットしているときに、前髪が割れてしまう、ペタンコになってしまう、変な癖ができてしまう、薄くなってきたような・・・などを悩んでしまうありませんか?

髪を洗う時に、正しく髪を洗っているでしょうか? また、しっかり頭皮ケアをしているでしょうか? やはりベースがしっかり頭皮を清潔にしながら、洗い方も気を付けて日々シャンプーをすることが大切です。

最近は女性だけでなく男性も前髪を朝出かける前にしっかりセットしてお出かけすることが多くなりましたね。顔の周りにある髪は、その人の表情や印象付けする額縁だと思っています。

その額縁となる髪が、常に清潔にそして、仕上げも自分の思い通りになるような仕上げができると、その額縁の中にある顔の表情が豊かになると思います。

特に前髪を作っているスタイルは、毎朝気になるパーツだと思います。そこで正しい髪の洗い方でスタイリングがしやすい状態にしていくにはどうしたらよいか?をお伝えしたいと思います。

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前髪がべとつくのはなぜ?

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前髪がなぜか、脂っぽくてべたついてしまう・・・という方がいるようです。その原因は皮脂が大量に出てしまっている現象です。

皮脂は頭皮から出ることは正常なことなのですが、大量に出てしまうことが問題なのです。

その原因になってしまうことは、食事で油ものをたくさん摂取しているとか、ストレスを溜めているなど。また、髪を洗った後のシャンプーやトリートメントがしっかり洗い流せれていなかったりした時などが考えられます。

他にも思春期の時や、妊娠時期などのホルモンのバランスが悪くなってしまうときにも、前髪がべとついたりしてしまうことがあります。

皮脂は、汗と共にバランスよく出ればべとつかないのですが、それぞれの原因があると皮脂の方が活発に動き、汗よりもたくさんの皮脂でべとつくのです。

外的要因として、髪を洗ったあとの洗い残しで、特にトリートメントが綺麗に流し切れていない場合にべとつくことがあります。これは、トリートメントの成分が、油分が入っているものがあるため、流しきれていないトリートメントが髪にくっついてしまい、べとつく原因となっている場合もあるのです。

意外とおでこ周りを洗い流すのが甘かったりする人が多いように思います。特にうつぶせのように、顔を下に向けて洗い流すときに、おでこに溜まってしまったトリートメントを綺麗に流し切れていないで終わってしまうことがあります。できたら、流すときは、顔を上にむけて洗い流しましょう。

また、生活習慣も見直してみましょう。

シャンプーのやり方だけでなく、食生活、睡眠時間など髪に良い状態であるかどうかです。

人間の体は、髪も同じく就寝中の夜10時~夜中の2時に修復時間とされています。髪を健康に生えるための時間を大切にすることも効果の一つです。

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前髪がすっきり仕上る髪の洗い方

洗い流すことが大切だとういうことは、分かって頂けたと思います。

一旦前髪がべとついてしまったりすると、なかなかすぐには、そのべとつきが収まりません。そのためには、正しい髪の洗い方をしっかりして、皮脂を綺麗に落とすようにしていきましょう。

皮脂がたくさん出ている状態の髪はとても頑固にへばりついているのです。なかなか簡単に落ちません。

なので、シャンプーは2度洗いしてほしいです。

一度目のシャンプーは、予洗いをしっかり十分にお湯で流します。予洗いをしたあと、シャンプーで泡をたてていきますが、この一度目のシャンプーはあまり泡立たないと思います。無理に泡のない状態で洗わないほうが良いです。髪と髪が絡まり合い痛めてしまう可能性があるからです。

とくにおでこ辺りをしっかり洗って流します。次にもう一度シャンプーで泡を立てていきます。この時泡がとても軽くホイップ状のように軽くなると思います。指を頭皮に当ててマッサージをするようにしっかりシャンプーします。

顔周り、耳の周り、襟足が指を通すことを忘れやすいので、その部分はしっかり洗います。おでこの辺りが泡立ちがわるいようでしたら、再度そこを軽く流しもう一度シャンプーで洗ってみましょう。

皮脂が固まってしまっているとなかなか泡立たないので、部分的にいつもより多めにシャンプーをします。

そして、頭皮全体を洗い終わったらあとは、しっかり洗い流していきます。この洗い流すときは、顔を上向きにしてできるだけ上から下へとお湯を流していきます。

シャンプーをする時間より長めにしっかりと流していきます。

仕上げに、髪が長い場合は毛先だけにトリートメントをつけて、前髪は何も付けないでおきましょう。

髪を洗った後しっかりドライヤーで乾かすことも大切です。汗をかきやすい人は、温風と冷風を交互に使い、最後に冷風を当てればすっきりすると思います。その冷風が髪を引き締めるのでふんわりさせる効果もあります。

髪を洗った後の仕上げ方

正しい髪の洗い方をしたら、あとは仕上げ方です。

前髪をふんわりさせるようなブロー仕上げができるといいですね。夜前髪を丁寧に乾かして就寝します。

そして朝起きたとき、まとまりが悪いなと思う日には、再度朝少し濡らしてドライヤーをあてます。

前髪をドライヤーで乾かす時に、指を下から根元の方に入れて小刻みに左右ゆらしながらドライヤーをあてます。

根元が割れないように注意するためです。下から指を入れたら、次に上から抑えるように上から下へとドライヤーの風をあてます。

ブラシがあればブラシで抑えることも良いでしょう。そこで斜めに前髪をしたい場合は、跡が付かない羽根のついたピンを前髪に留めると形をつけやすくなると思います。

もしくは、カーラーなどで形をつけることも良いでしょう。

前髪がべとつく悩みだけではなく、ボリュームがないという悩みもあると思います。特に薄毛の印象ががらりと変わると思います。

髪が生えるまでには、通常で1センチ~1.5センチほど伸びるのに1か月ほどかかります。この期間にボリュームを出すために、育毛効果のある美容液をシャンプーの後乾かしてから地肌につけてマッサージをします。

すぐに効果は出ませんが、じっくり髪が細くボリュームの出にくいところに、育毛剤をつけてマッサージをすることで、3か月から半年に効果が出ている場合もあります。(個人によって違います)

前髪が薄くなってきになる私のお客様に育毛剤とマッサージをしっかりしていただき、その効果は後退しておらず短い髪も生えてきているので、人によっては効果はあると考えられます。

前髪がどうしてもべたついて気になる人には、髪を乾かした夜または朝に、ベビーパウダーをおでこにさらりとつけてあげると、さらっとします。

ベビーパウダーがおでこに浮き出る皮脂を髪にくっつけないようにする効果があるので、とても便利です。

男性も女性もベビーパウダーは抵抗ないと思います。刷毛でおでこをさらっと一筆するだけで大丈夫です。

夏は特に女性の場合はお化粧直しの時にできますし、男性も汗をかいてから一度顔を洗ってそのあとタオルで水気をふき取ってからベビーパウダーを薄くつけるだけでべとつかずさらさらしたおでこでいられると思います。

前髪のべとつきで、おでこにニキビができて炎症を起こしてしまうので、できるだけお手入れをしっかりして、髪を洗う時、乾かすとき、仕上げなどには十分注意しておきましょう。

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