普段生活していると紫外線や汗、ほこり、またヘアカラーやパーマなど髪の毛には多大なダメージになってしまう要素が年齢を増すごとに与えてしまっています。
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そのため美容室に行ってカットをしたりトリートメントをしたりと髪へのダメージを抑えるようにケアをすると思います。
そんなケアをするのは美容室だけでは物足りないし、頻繁に行くことも容易ではないです。そこで自宅でできるケアも知っていた方が髪を美しく健康的な状態を作っていくことをおすすめしたいと思います。
髪はその人を若くも老いも変えてしまう魔法のようなパーツです。そのパーツである髪を年齢を重ねても若く美しくいられるよう自宅でもケアをしていきましょう。
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自宅でできる髪のお風呂でセルフケア
美容室から帰ってきたら髪はツヤツヤサラサラで気持ち良いですよね。そのツヤツヤサラサラ髪をできるだけ長く維持したいものです。そのためには家でのセルフケアをすることが大切です。
もしヘアカラーをしたらカラーの定着が落ち着くまで24時間は髪を洗わないようにし、髪を洗う時は保湿効果があり色落ちしにくいシャンプーで髪を洗うと良いでしょう。
またパーマもウエーブを維持できるようヘアカラーと同じようにすぐに洗わないでおきます。そしてシャンプーもアミノ酸系の優しいシャンプーで洗います。
美容室でトリートメントをした後もせっかく髪に栄養を与えキューティクルを補修された状態であればその日は洗わないでおくことが大切です。
それぞれ美容室で髪を手入れした後は、自分でその髪の状態をなるべく長く維持していきたいものです。そのために大切なのがシャンプーです。
シャンプーの仕方を間違ってしまうと髪は良い状態を維持できないのです。ぜひ正しいシャンプーを意識して家でのシャンプーをしてほしいですね。
正しいシャンプーの仕方
・洗う前に髪を豚毛や猪毛、木製などのブラシでブラッシングをします。
これは髪に付着したほこりやもつれをほぐし、シャンプーをするときに髪の毛に無駄な負担をかけずにまた皮脂をブラシで浮きだたせることで泡立ちが良くなりシャンプーがしやすくなります。
・お湯でしっかり予洗いをします。
地肌にお湯がたっぷりと含ませて髪に全体しっかりとお湯を行き届かせることで、この予洗いで80%は汚れが取れます。お湯のベストな温度は38℃くらいです。
・手のひらでシャンプーを泡立てます。
シャンプーはアミノ酸系のシャンプーを使用します。液体を直接地肌に付けてしまうと刺激が強いので手のひらで泡を立てて指の腹を使って地肌をマッサージするように泡立たせます。
シャンプーは髪を洗うのではなくて地肌を綺麗に洗うのが目的です。頭皮が健康であれば髪はイキイキとします。
泡はしっかり泡立たないと髪を傷めてしまうので気を付けましょう。
・シャンプーで地肌を洗った後はしっかり洗い流します。
シャンプー剤が地肌に残っていると頭皮の炎症やフケの原因になるので地肌にお湯を通してしっかり洗い流しましょう。
・洗い流した後髪の水分を取ります
・トリートメントをします。
トリートメントは地肌には付けません。髪の中間から毛先にしっかりつけていきますが、表面だけに付けないでまんべんなくつけます。この時髪を少しずつ毛束を取り手のひらに乗せたトリートメントを揉みこむように付けます。中間から毛先に何度も揉みこむとザラザラした感触からツルンとした感触に変わります。その感触を意識して髪全体に馴染ませていくとしっかり髪の内部に吸収されて修繕の力がアップします。
・トリートメントを洗い流します。
トリートメントはヌルヌルした感触がなくなるまで流し切りましょう。
・吸収性の高いタオルで水分を取ります。
タオルで髪の水分を拭き取るときは摩擦をしないように気を付けてふき取りましょう。
お風呂でのセルフケアを正しくすることで美容室でせっかく綺麗な髪になったのを持続するポイントとなります。お湯の温度や髪の洗い方、タオルでのふき取り方など些細な違いで髪に負担をかけている場合があります。負担をかければかけるほど髪は傷んでしまうので気を付けて行いましょう。
自宅での正しいヘアケアの仕方
家で髪を洗った後、そのまま自然乾燥をしてませんか?
自然乾燥は「自然」なので髪に良いと思っている方が多いと思います。が、実は生乾きから髪から菌が発生しやすい状態になってしまうのです。毛先は傷んでいるとすぐ乾きますが頭皮は乾くまでに時間がかかります。その間に髪の水分が徐々に奪われていき乾きすぎて髪がパサついてしまうのです。
さらに生乾きの髪は頭皮の部分が冷えてしまい血行が悪くなります。雑菌が繁殖しやすくなり、また臭いやフケ、かゆみの原因にもなってしまうのです。
生乾きで夜寝てしまうと髪は寝癖が付きやすくなりあくる朝のお手入れがかえって大変になってしまいます。その大変さよりも最悪なのがまだ髪が濡れているのでキューティクルが開いている状態なので枕と髪が擦れることで髪へのダメージを受けやすくなってしまいます。
以上のようなことを考えると、髪を洗った後は必ずドライヤーで髪を乾かさなければ綺麗な髪を育てることができません。
家でシャンプーをした後タオルで水分を取ってからドライヤーで地肌から乾かしていきます。乾きにくい襟足や後ろからドライヤーで乾かします。毛先は最後です。途中面倒ですが、温風で乾かした後冷風で乾かすと髪の表面が締まってツヤが出やすくなります。
髪が乾燥していたりダメージがある場合は洗い流さないトリートメントをつけてから熱を保護してドライヤーで乾かすと良いでしょう。
髪を洗う時、洗わない時にぜひしてほしいケアが、頭皮を意識したブラッシングです。髪が乾いている状態で豚毛や猪毛もしくは木製など頭皮と髪に優しいブラシでブラッシングをすることで、頭皮に刺激を与え血行を良くします。頭皮の血行を良くするということは、健康な髪を育てることにもつながります。頭皮が硬く感じていたらぜひ、頭皮のマッサージをおすすめします。
頭皮のマッサージも自宅でできます。美容室ではヘッドスパですが、家でマッサージをするのに良いのがブラッシングです。または、地肌用美容液やオイル、育毛剤を付けて指の腹でマッサージをすることも良いでしょう。
頭皮に乾燥しないよう保湿は大切です。ただ皮脂が多いと頭皮に雑菌が付着しやすくなってしまうので適度な皮脂を維持することが大切なので、頭皮をマッサージすることで血行が良くなって乾燥を防ぎ、必要な皮脂をキープすることができます。ただし、頭皮が正常な状態の時となります。頭皮が赤くなっていたり、茶色くなっていると刺激がかえって炎症などを起こしやすくなるかもしれませんので、そのような時はプロに判断してもらうと良いでしょう。
あきらめない日々のヘアケア
美容室で働いていると最近のお客様は、お若くても頭皮に悩みを持っているお客様が多いように思います。
食生活や精神的なストレスなど色々な原因が考えられますが時代なのでしょうか?そのような状況で反応が出るのが「髪」なのです。
髪は血液から成り立っています。血液は体中に流れています。難しいことを言うと・・・
髪の毛の中に作り出す”毛包”と呼ばれる組織があり、その最下部に玉ねぎのようなふくらみがありそこを”毛乳頭”と呼ばれる部分があります。その”毛乳頭”は毛細血管から栄養分を”毛母細胞”へ送る働きをして髪の成長を促したり止めたりする指示を出す役目をしています。
その働きがあるから髪は成長していくのです。髪はケラチンと呼ばれるアミノ酸結合でできたタンパク質でできています。そのタンパク質を作るのには日々の食生活やストレスのない日常を生活することが大切なのです。
髪はヘアサイクルという周期があります。髪が生えて着たらその後抜け落ちまた生えるという周期です。
成長期→退行期→休止期 と髪が伸びていく時期から退行期という成長が止まる期間これは10日間~14日間ほどの間です。そのご寿命となった髪が抜け、成長期に向けてまた作る準備となります。この期間はだいたい3か月ほどの周期となります。
髪がこのように周期があり、生え変わる時が来るのでその生えて来る髪を元気になるように身体から作っていくことで、髪は健康な状態で生え変わるようになるのです。
若くても年齢が高くても髪をしっかりケアするために、良い食生活や良い睡眠、ストレスを溜めないよう趣味などで気分転換など日ごろの環境を変えることで髪はずいぶん変わってきます。
若い人は、生活のリズムが悪く食生活も崩れていることが多いのでそこを改善してみたり、老化が気になるという年齢の人には、頭皮をしっかりマッサージケアをしたり食事にも気を付け、良い睡眠を取ると良いでしょう。
家でできる簡単なお手入れだけで、美容室の仕上がりに近く髪がイキイキしてくれると気分も上がるでしょう。髪のツヤサラを手に入れられるよう明日からひと手間入れたお手入れしてみてはいかがでしょう?
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