私の髪の毛って、太いのか細いのか?と分からない方が意外と多いようなのです。いつも自分の髪の毛を触っていると自分の髪の毛は太いのか細いのかどちらなんだろう?って思うようです。
その髪の毛の太さは、自分で分かりにくかったら、美容師さんに聞いてみると良いですし友人と比べてみると分かるかもしれません。
ただ、それを知ったからそのままでは意味がないので自分の髪が太いのか細いのか?を知ったうえでお手入れを正しくしたほうが良いですね。
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髪の毛の太さによって、髪の傷み具合が違っていたり、ケアをする使うシャンプーやトリートメント、スタイリング剤なども違ってきます。また、髪質が硬い、柔らかいも人それぞれ違います。
なぜ髪の毛は人それぞれ個人差があるのでしょう?髪質や髪の毛の太さはずっと変わらないのでしょうか?
髪の毛は太い髪だから傷みにくいとか、細い髪だから抜けるのが多いというのは言い切れず、髪の毛の元となるものが元気であれば、太い髪の毛も細い髪の毛も健康的になる方法があるので、その方法を知っていただいてどのような髪の毛でも綺麗な髪になっていほしいと思います。
髪の毛の太さ細さの見分け方は?
髪の毛の細い人のほうが、悩みが多いように思います。例えば、細いから抜けたらハゲてしまうんじゃないか?薄毛で弱々しい髪の毛になってしまうんじゃないか?と、深刻に考えてしまうようです。
では、まだ悩みはそれほどないけど自分の髪の毛が細いかどうか見分け方ってどうしたら良いのでしょう?
太い髪の毛と細い髪の毛の違いは・・・?
太い髪の毛・・頭皮の根元からしっかり生えていて毛穴から出てる毛の少ない本数でもボリュームがあるように見えます。硬い髪の毛のひとにも同じく言えます。
細い髪の毛・・頭皮の根元は弾力無く弱々しい生え方をしています。細すぎて抜けやすくなっている場合もあります。毛穴から毛の本数が多くあってもボリュームが無い印象を与えます。柔らかい髪の毛のひとにも同じく言えます。
髪の毛が硬い髪、柔らかい髪でも規則正しく生活し食事も健康的な食事をしていれば細い髪の毛にはなりにくいのです。
細い髪の毛と太い髪の毛の見分け方の一つとして、自分の髪の毛を抜き片手で横に持ってみると太い髪の毛は、ピンと張った横になったままですが、細い髪の毛は力がないのでヘナっと垂れてしまいます。
髪の毛を数字で太さを表すとしたら、日本人の髪の毛の太さは、約0.05mm~0.15mmです。
普通の髪の毛の太さが、約0.08mmと言われています。ちなみに欧米人は約0.05mmと言われています。その太さから見ると太い髪の毛は約0.1mm以上あると太い髪の毛となるでしょう。
日本人の髪の毛の太さが平均約0.08mmで直毛が多いといわれていますが、遺伝や性別、年齢や生活環境、ライフスタイルによって髪質が異なって変化もします。
ですので、髪の毛の太さや形状は個人差が大きく直毛や波状毛、縮毛などにも分かれます。
では、髪の毛の太さは何で決まるのでしょう?
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髪の毛の太さ、強さは髪の毛の構成された3層(キューティクル、コルテックス、メデュラ)のうちのコルテックスによって決まります。
キューティクルは髪の表面、メデュラは真ん中の芯、メデュラは表面と芯の間にある髪の毛の全体の85%~90%を占めています。このコルテックスの量が多いと髪の毛は太く硬く、強くなります。
またコルテックスの中には、メラニン色素が含まれているのでこの量によって髪の色が決まるのです。
髪の毛はなぜ人によって違うの?
髪の毛は人種によっても違いますし、日本人同士でも個人差があって同じ髪の毛という人は見たことがありませんよね。
髪の毛というのはどの髪の毛も構造としては3層になってる髪の毛が主です。
髪の毛の構造・・・
キューティクル・・・髪の表面を覆っている部分です。内部のたんぱく質や水分を保護する役目があります。髪に光沢を与えています。
コルテックス・・・髪の毛の85%~90%の大部分を占めてます。たんぱく質の線維が集まっている髪の毛の太さを決めています。
メデュラ・・・髪の毛の中心部にあります。空気を含み空洞になっています。産毛や細い毛には存在していない場合もあります。
髪の毛は、欧米人と東洋人でも違いがありますよね。欧米人は髪の毛が細く断面が楕円形でウエーブが出やすい髪質だと言われており、東洋アジア人は円形で直毛が多いと言われているそうです。
色も黒い髪の東洋アジア人はコルテックスの中に含まれているメラニン色素が多く黒い色になり、欧米人にはメラニン色素がないので色が黒色でないということです。
また、髪の毛は同じ人であっても加齢とともに髪の毛が細くなったり、直毛だったのにくせ毛やうねった髪の毛になってしまいます。
直毛からくせ毛やうねりが出てしまうのは、毛穴が緩んで形状が変化してしまった結果です。この毛穴が緩んでしまったのをしっかりケアをするじょとで元の綺麗な毛穴になってくれればくせ毛やうねりが和らぐ可能性はあります。
髪の毛の本数も個人差があり、少ない人だと約5万本で多い人だと15万本と約3倍ほどの差があるようです。
平均的に一日の抜ける本数は、約100本くらいです。それ以上に一日の抜け毛が多く髪の毛が細くなったりハリやコシがなくなったり、頭皮の乾燥やフケ、かゆみも気になってきたら自然脱毛ではないので、髪の毛が細くなり薄毛になる可能性があるので悪化する前に対策を取ることをおすすめします。
そして、髪の毛の伸びる伸びないで悩んでいる人も良く聞きます。
ある人は早く伸びる気がする・・・ある人はなかなな伸ばしたくても伸びてくれないなど人によって髪の毛の伸び方の感じ方が違うようです。
髪の毛は基本的に伸びる速さは人によって極端に違うことはほぼないのです。
髪の毛は1日0.3mm~0.4mmで一か月に約1㎝ほど伸びます。
では、なぜ伸びる速さが人によって違うように感じるのでしょう?それは体や頭皮の健康状態が関係してきます。
髪の毛が伸びるのが遅く感じるときは、健康状態が悪く髪の毛が十分に成長できない環境になってしまったからでしょう。ですので髪の毛を正常に健康的な髪の毛を伸ばすのには、体調を良くするための生活習慣とヘアケアが大切になってきます。
髪の毛と体の状態との関係はとても密接です。綺麗に健康的に伸ばすには健康な体であることが大切なのです。
細くても健康的な髪の毛の作り方
太い髪の毛の人よりも、細い髪の毛の人のほうが、抜けやすく薄毛になってしまうんじゃないかと心配する人が多いと思います。
細い髪の毛は比較的柔らかい髪質の人が多く毛量がたくさんあってもボリュームが無くみえるので不安になってしまうのでしょう。
基本的に、太く硬い髪の毛でも細く柔らかい髪の毛でも規則正しい生活習慣や食事など健康を維持できていれば細くて柔らかい髪でも抜けにくく、細くなって弱った髪の毛になることはありません。
その規則正しい生活と食事で、どのように気を付けておけば良いのか?ということです。
規則正しい生活習慣とは・・・
:偏った食事をしない
忙しさでついコンビニやジャンクフードなど手軽に食べられる食事に頼ってしまいがちですよね。しかしその食材の中は塩辛い味だったり、脂っこい食べ物だったりします。これは高血圧や動脈硬化などを引き起こしやすく、また老化を速めて脱毛を促進してしまう可能性があるので注意が必要なのです。
食事によって髪の毛の成分になっているたんぱく質やミネラル、ビタミン、亜鉛などバランス良く摂取することが大切です。
:ストレスを貯めない
ストレスは血管を収縮させてしまい血流の量を減らしてしまいます。その結果血行が悪くなり栄養が運ばれにくくなってしまうのです。そのため髪の毛に大切な栄養となる毛細血管が機能しなくなり成長のための活性化がされなくなってしまうのです。
ストレスを貯めないよう軽く運動をしたり趣味の時間などリラックスする時間を持つと良いでしょう。
:睡眠をしっかり取ること
睡眠は髪の毛が成長する大切な時間です。特に夜10時~夜中の2時の間は活性ホルモンが活発になり昼間に受けたダメージを修復するための時間でもあるのです。そのため睡眠不足になってしまうと髪の毛へ栄養が送られにくくなって薄毛の原因になってしまうかもしれないのです。
:お酒を飲みすぎないこと
お酒は多少の量であれば血行が良くなって良いのですが、飲みすぎると肝臓が弱ってしまいます。肝臓は髪の毛を作る栄養成分のたんぱく質を作るための大切な臓器なのです。肝臓が弱ると髪の毛も弱ってしまうということになってしまうのです。
:シャンプーの仕方
もし朝シャンプーをしているようでしたら、夜シャンプーするほうへと変えてみてください。朝シャンプーは髪の毛をセットするには良いのですが、どうしても時間に追われるので頭皮の皮脂がしっかり洗われていない場合が多いと思います。また、夜髪の毛を生成する大切な時間帯がある中、汚れたまま寝てしまうとせっかくの髪の毛に栄養を与えられる時間なのに頭皮の皮脂や汚れで髪の毛に栄養が行かなくなってしまいます。髪が細くなって抜け毛が気になりだしたら特に髪の毛は夜洗うようにしましょう。
:ヘアカラーに気を付けること
ヘアカラーは髪の組織を薬剤によって人工的に変化させるので髪の毛には良いと言えません。地肌にも強い刺激を与えてしまうので注意が必要です。地肌が染みたりかゆかったりしたらヘアカラーは一旦止めましょう。
:いつも同じ髪型にしないこと
同じ髪型にしていると分け目もいつも同じになります。そこが頭皮に負担がかかってしまい抜け毛を引き起こす原因になってしまいます。
時には髪型を変えてみるのも良いでしょう。
:マリンスポーツやウインタースポーツで気を付けること
スポーツをしているとどうしても紫外線に当たってしまいます。この紫外線は肌を日焼けさせるだけでなく頭皮や髪の毛にも日焼けしてしまうのです。日焼けをしてしまうと髪や頭皮が乾燥してしまいキューティクルが剥がれやすくなり、剥がれたキューティクルから髪の毛の内部のたんぱく質が壊れてしまい、そのうち髪の毛が抜けやすくなってしまうので、スポーツの時だけでなく外出時には紫外線から守るようにしましょう。
健康な髪の毛を育てるのに生活習慣を整えることもとても大切ですが、頭皮のケアも大切です。
まず正しいシャンプーをすることから頭皮のケアは始まります。シャンプーを選ぶのも大切です。
シャンプーは頭皮や髪の毛に優しいアミノ酸系、酸性シャンプーを選びましょう。やさしいシャンプーなので泡立ちが悪い場合がありますが、髪の毛に水分が十分含まれていれば泡は立ってきます。
仕上げのリンスをトリートメントにします。リンスはキューティクルの表面をコーティングして指通りを良くするためのものです。トリートメントはキューティクルを補修してくれます。髪が細くてもパサつきが気になったらトリートメントをおすすめします。
正しいシャンプーの仕方・・・・
・ブラッシングで軽く汚れを取ります。頭皮を傷つけないようブラシは猪毛や木製や静電気の出ないブラシを使いましょう。
・シャンプーをする前に予洗いをします。予洗いは約38℃のお湯でじっくり時間をかけて十分に濡らします。この予洗いで髪の毛の約80%ほどの汚れを落とすことができます。
・シャンプーを手のひらで泡立てて頭皮全体に泡を乗せて泡立てていきます。頭皮を洗うよう指の腹でマッサージをするように洗っていきます。爪を立ててしまうと頭皮を傷つけてしまう可能性があるので注意しましょう。
・シャンプーはしっかり洗い流します。シャンプーが頭皮に残っていると頭皮の炎症やフケかゆみの原因になってしまうので注意しましょう。
・一旦髪の毛の水分を取ります。
・水気を取った髪に頭皮は避けてトリートメントを付けます。水分が残りすぎているとトリートメントが髪の毛に吸収されにくいので水分は少し取っておきます。
・トリートメントもヌルヌルが取れるまでしっかり洗い流します。
・タオルで水分をふき取ります。髪の毛を擦り合わさないように注意します。
・ドライヤーで必ず乾かします。乾燥しやすい場所を避けながら後頭部から乾かしていきいます。
ドライヤーで乾かさず自然乾燥やタオルで拭いて終わらせてしまう人がいますが、この行為こそ髪の毛を痛めたり抜け毛の原因になってしまい髪の毛を細く弱らせてしまう原因です。
髪の毛は濡れている状態はキューティクルは開いた状態です。乾かすことでキューティクルが閉まり外部からの刺激を保護するのです。
キューティクルが開いたままの状態で寝てしまうと、枕などで摩擦が起こり髪の毛が絡まりあってキューティクルが剥がれ髪の毛に枝毛や切れ毛が出来てしまう原因になってしまうのです。
もし自然乾燥や半渇きの状態で寝てしまうようでしたら即ドライヤーで乾かすようにしましょう。
また、頭皮のケアとしてヘッドスパが良いですね。
自宅で髪を洗う時にシャンプーをしながら頭皮をマッサージすることもできますし、洗う前に乾いた髪の状態で美容液や育毛剤を使って頭皮をマッサージするのも効果的です。
サロンでヘッドスパをすると、リラクゼーション効果とともに頭皮の環境を整えてくれ髪の毛に合ったシャンプーを選んでくれるので髪の毛もサラサラに仕上がります。
サロンで定期的にヘッドスパをすることで、頭皮の環境を整えるだけでなくリラックスできることで頭皮だけでなく体の血行が良くなり血液が活発に働くことで細かった髪の毛が少しずつしっかりした髪の毛になる効果が高いのです。
髪質は人それぞれ違いますし、太い髪の人はパサついた髪に悩み、細い髪の人は抜け毛に悩み・・・と悩みもそれぞれ違います。
しかし日々の生活習慣を見直してみたり、髪の毛や頭皮のケアをすることで改善することができますので髪の毛を健康的にしていきましょう。
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