雨の日や汗をかいた後、湿気の多い所で髪が広がってまとまらないこのくせ毛。悩みますよね。
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くせ毛の髪は持って生まれたものと、成長と共に変化が起きくせ毛になってしまった髪とがあります。日本人の髪は直毛の人が多いようにい思われますが、純粋に直毛の人は多くなく、多少なりとも癖のある髪をもっている人が多いのです。
そのため雨季になると美容室でストレートパーマが多くなる理由だと思います。くせの強い人は縮毛矯正をする方も増えます。
そんな悩みのタネであるくせ毛をどのようにお手入れをしていくとよいのでしょう。
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くせ毛さんの雨期を乗り切る方法は?
雨の多い季節がくせ毛には大敵ですね。
この時期にくせ毛が広がってしまったり、うねりが強くなったりするのは雨の日は湿気が多く水分が天気の良い晴れの時より多く、その水分が髪に入ることでカールしてしまうのです。髪の毛に水分が含まれると髪が約1.5倍ほどに広がってしまうのです。そのために雨期になると湿気が髪に水分を吸収させてしまってくせ毛である髪がうねってしまうのです。
くせ毛の髪質は、直毛の髪質よりも水分と油分が少ないため湿気に弱くなってしまいます。
そのために、髪にしっかり保湿をすることがとても大切になります。髪を乾燥させないことが雨期を乗り切る方法です。
くせ毛の人で一番多いのが、前髪、おでこの周りなどがちりちりして嫌だという声です。おでこや前髪はくせが出やすくまた、ストレートパーマも効き目が弱いです。また、前髪や生え際は髪が細く弱いので何度もストレートパーマをかけてしまうと切れてしまう可能性が高いので注意しましょう。
普段気になるくせ毛は前髪から丁寧にスタイリングすることをおすすめします。面倒だと思いますが、湿気のある時期は髪がデリケートな状態になっているので習慣化すれば気にならなくなるでしょう。
シャンプーをした後に髪はしっかり乾かします。が、乾かしすぎも乾燥させてしまうので丁寧に乾かしていきます。
まず、くせが出やすい前髪から湿った状態から髪の根元を意識して手を大きく動かしながら乾かします。そのあと全体を8割ほどまんべんなく風をあてて乾かしていきます。髪が長かったら髪の根元から毛先に向けて手ぐしで通していきながら風を当てて乾かします。この時まんべんなく風をあてることが大切です。同じところをいつまでも風を当ててしまうと乾燥してしまうので注意しましょう。
最後に髪にツヤを出すため、広がりを抑えるために冷風をあてると良いです。
ドライヤーの熱で乾かしている間は、髪のキューティクルが開いたままになっているので、最後に冷風を当てることでキューティクルが閉じて固まり髪にツヤが出ます。キューティクルが閉じることで水分補給ができるので広がりにくくなり仕上がりをしやすくなるのです。
くせ毛に良いお手入れ方法
くせ毛は雨期だけでなく、日ごろからくせ毛に合ったお手入れが大切です。
一時のストレートパーマでくせ毛を抑えることも良いのですが、パーマ剤が強く髪の毛を引っ張った状態を固定しているのでダメージは大きいです。表面のキューティクルもパーマ剤で溶けてしまい保護する部分が無くなってしまいます。
そのため頻繁にしないほうが良いでしょう。
今ではくせ毛専用のシャンプーやトリートメント、洗い流さないトリートメントなどが出ています。シャンプーやトリートメント剤の中にはくせ毛に必要なたんぱく質や保湿効果などで補修できうねりを抑えることができるので、シャンプーやトリートメントを選ぶことで改善されるでしょう。
一般(ドラッグストアなどの)のシャンプーは何がいいの?と、よくお客様から聞かれます。が、くせ毛などで悩みのある方は極力美容室で販売されている髪質に合ったシャンプーを購入してほしいと思います。
一般のシャンプーも昔よりはとても良くなってきていますが、やはり成分や用途が幅広く種類も多いので絞ることが難しいですが、美容室のものはお客様に合った商品として厳選されており仕上がりも使用していくと髪質が変わっていくこともあるのでおすすめです。
また、くせ毛を少しずつ改善するのにシャンプー剤の選び方のほか、洗い方にもポイントがあります。
シャンプーをするときにしっかり頭皮を洗います。頭皮を清潔に血行を良くしておくことで毛穴から生えて来る髪を改善することを目的に洗います。その改善する方法の一つに、ヘッドスパが良いでしょう。
ヘッドスパは頭皮のマッサージをするのですが、頭皮をマッサージすることで毛根が活性され、新しく生えて来る髪に刺激を与え乾燥しやすかったくせ毛に少しずつ変化をもたらせ、髪にバランスの良い水分や油分を供給できるようになります。その結果、パサつきやすいくせ毛が改善してくるようになります。
ただ、個人差、くせ毛の状態によってはなかなか変化が現れない場合があります。私の経験からくせ毛で広がって悩んでいるお客様にヘッドスパをおすすめして、継続して体験していただいた結果、それまでストレートパーマをしなければ落ち着かなかったのに、落ち着いてブローがしやすくなった方が増えました。
頭皮をケアして髪を艶やかにしっとりするのは、シャンプーやトリートメントを選ぶこととヘッドスパによって毛根をしっかりケアしてあげることが大切かと思います。
くせ毛の人にベストなヘアスタイルは?
くせ毛の人は、だいたいワンパターンなヘアスタイルになってしまうことが多いでしょう。
ショートヘアだとワンパターンになってしまいますが、くせ毛を生かしたヘアスタイルとしてベリーショートもおしゃれだと思いますし、少し伸びてきたらわざと毛先をハネさせたり、ヘアカラーで動きのある雰囲気を出したりと、くせ毛を上手く活用したスタイルが良いでしょう。
ショートヘアの場合カットのラインが丸みを出して、日本人の頭の形が絶壁な人が多いのでそこに丸みを出すと可愛らしいヘアスタイルになります。
また、伸びてまとまりが悪くなってきたら、あえてスタイリング剤を上手く使用して揉みこむように動きを出し、所々をエアリー感を出すために表面に軽さを出すことも良いでしょう。
くせ毛を無理して伸ばしたり、ただカットしただけではヘアスタイルとしては、きっと素敵な仕上がりにはならないと思います。
美容師さんに自分のくせを知ってもらい、欠点を上手くカバーしてくれるようなスタイリングができるようにカットをしてもらったり、くせを生かした仕上げ方を教えてもらうことでくせ毛が素敵なヘアスタイルに仕上がっていくはずです。
髪を長くしている場合、どのようなくせが出ているのか?長い髪のままでどのようにくせを生かせるのか?を判断してスタイルを決めていきます。
ショートヘアもロングヘアもスタイリングをするときに、ワックスやムースをたっぷりつけてしまうようですが、かえって乾燥させてしまうので、くせ毛の場合は保湿効果の高いオイルやクリーム系のトリートメントでキューティクルをカバーしその後スタイリングを付けます。
くせ毛の人は、ヘアスタイルを作るときにくせ毛を上手く利用し、ショートヘアならキュートに動きをつけたスタイリング、ロングヘアなら保湿をしっかりしてからスタイリング剤をつけ、広がるようならアクセサリーでアレンジヘアをすると良いでしょう。今ならルーズなまとめ髪が流行っているので、例えばもみあげ、耳の後ろ、襟足の部分を少し髪を残し、あとはまとめてポニーテールやお団子ヘアにアレンジしてみるのもよいでしょう。
くせ毛はケアによって、今よりもひどくなることはありません。できるだけ髪に負担をかけずに、シャンプーをした後に生乾きで寝ないよう摩擦を起こさないように気を付けることが大切です。
くせ毛に悩まず上手に付き合っていきながら素敵なヘアを楽しめたらよいですね!!
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