冬になると髪の毛が長いと乾燥するとセーターを着た時、マフラーを巻いた時、静電気でぐしゃぐしゃになってしまい、せっかく朝まとめたのにガッカリ・・・ということありますよね。
このグシャグシャになった髪の毛が、セーターを着てもマフラーをしても、サラリと収まってくれるとどんなに嬉しいでしょう。
スポンサードリンク
冬だけでなく夏の汗やエアコンの中でも乾燥してパサついてしまいます。
乾燥した空間にいるときは髪の毛のケアはとても大切になってきます。
乾燥は肌の潤いや水分が不足して乾燥肌になってしまいますよね。それと同じく乾燥した環境にいると頭皮も同じような状態になっています。
乾燥した頭皮を放っておくと髪の毛がパサついてまとまりにくくなってしまう原因の一つです。頭皮にも潤いがないと髪の毛にツヤを出すことでができずダメージヘアになってしまいます。お肌に潤いが必要なのと同じく健康的でツヤサラな髪には頭皮にも潤いが必要となってきます。
髪のパサつきを起こさないために頭皮を乾燥させないような対策をして美しい髪へと作っていきましょう!!
髪の毛がパサついてしまう原因とは?
女性の場合第一印象が「髪」で左右されます。特に髪型だけではなく、髪の質感、艶感です。美しいと思わせる女性は年齢を問わず「髪」がケアされて触ってみたい髪、と思わせる女性のような気がします。
パサついた髪をしているとせっかくの素敵な洋服に身を包んで、メイクもバッチリさせていても見た目の年齢を左右させてしまいます。
それだけ髪の毛は印象を変えるので髪を美しくするためのケアはとても大切です。
ただ、パサついた髪を作ってしまう原因は乾燥だけではなく、以外にも普段の生活の中でパサついた髪を作ってしまう原因があるのです。
髪の毛がパサつく原因とは・・・乾燥、生活習慣の乱れ、太陽の紫外線、パーマやヘアカラーの薬剤、シャンプー剤が合わない、ドライヤーやヘアアイロンの高熱、ブラッシングなど物理的な摩擦などです。
髪の毛が若い時から年齢を重ねていくうちにうねりが出てパサついてきたという加齢による原因でパサつくこともあります。
自分の髪がどのような原因でパサついてきたのか?思い当たる原因は?
スポンサードリンク
・乾燥からなるパサつきの原因は、主に夏や冬のエアコンの風が直接髪の毛に当たってしまう。
・シャンプー剤が合わない原因とは、泡が立たないで洗ってしまうと髪の毛同士の摩擦によってキューティクルが剥がれてしまったり、強い洗浄剤によって髪の毛の栄養分まで洗い流してしまう。
・ドライヤーやヘアアイロンの高熱による原因とは、洗った後髪を乾かすことは大切です。が、ドライヤーやヘアアイロンの熱が髪の毛に負担がかかってしまうほど長時間熱を受けてしまい髪の内部を損傷させてしまう。
・太陽の紫外線の原因とは、紫外線を頭皮や髪にダイレクトに受けてしまい日焼けをしてしまうことで髪にダメージを受けてしまう。
・パーマやヘアカラーによる原因とは、刺激の強い薬剤によって髪の内部を破壊してしまい回数を重ねすぎるとキューティクルが剥がれてしまう。
・ブラッシングなどの摩擦による原因とは、絡まった髪の毛をほどくためにブラッシングをするのですが、静電気を起こしてしまうような素材(ナイロンなど)によってダメージを作ってしまう。
・生活習慣の乱れによる原因とは、髪の毛の成長は体内から栄養を送り込まれて毛根に栄養を受け取ることで髪の毛は育っていきます。が食生活や生活習慣が乱れてしまうと身体の血行が悪くなり、頭皮にも血液が行き届かなくなり髪が栄養不足になってしまう。
・加齢にともなうパサつきの原因とは、年齢と共に肌と同じく頭皮の内部の潤いが減ってしまいます。頭皮が弱ってしまいそれと同時に髪の毛も弱ってしまいます。
といった、様々な原因によって髪の毛がパサついてしまいます。
髪の毛がパサつく原因が分かったら艶のある美しい髪へと改善できるといいですよね。パサついてどうしようもないとあきらめる前に一度髪の毛の改善のためのヘアケアを試みてみてはどうでしょうか?
パサつかない髪への改善方法
髪の毛がパサついてしまう原因は個人によって様々な原因があることが分かっても改善対策をしていけば髪の毛は少しずつ改善へと向かいツヤのある美髪へと導いてくれるはずです。
髪の毛は、3層によって作られています。皆さんが良く聞くキューティクルというのは髪の毛の表面にうろこ状になって外部から保護する役目があります。次に髪の毛の約90%占めているコルテックス。これは髪の毛の太さ、硬さ、色味など髪質を形成する役割を持っています。髪の毛の芯になる中心部にメデュラがあります。このメデュラは細い髪の人には存在しないこともあるそうですが、髪の毛の太さた弾力、強度に関係しているとも言われています。
髪の毛がパサついて乾燥している状態というのは、キューティクルが剥がれてコルテックスに入っている水分やたんぱく質などの成分が流出してしまい栄養が減ってしまったことによってパサついてしまうのです。
髪の毛の栄養は体内より毛細血管から運ばれてくるアミノ酸などが毛穴の中にある毛根部分の毛母細胞という細胞に送られます。
そのため体が健康であれば髪の毛も健康なのですが、年齢を重ねていくと食生活、生活習慣、様々な外的環境の刺激によって髪の毛は健康でいられなくなってしまいます。
それではどのようにパサついた髪の毛を改善していけるのでしょう?
まずは頭皮を乾燥させないことです。特に地肌が乾燥してしまうと髪の毛にも影響を与えてしまいますので地肌=頭皮に潤いを与えることが大切です。
エアコンの風、紫外線による日焼け、洗浄力の強いシャンプーによる頭皮の乾燥からなるパサつきを無くすのは、まず日ごろのシャンプー剤を頭皮や髪に優しいシャンプーを選ぶこと。例えばアミノ酸系のシャンプーです。低刺激で洗浄力が穏やかな使用感です。
シャンプー後は必ず補修効果のあるトリートメントで保湿しておきます。
髪の毛を洗った後は、必ずドライヤーで乾かします。自然乾燥や中途半端な乾かし方をしてしまうと髪は乾いていないとキューティクルが剥がれやすい状態になっているので、枝毛や切れ毛の原因になってしまうので注意しましょう。
冬の季節は特に乾燥しやすい状態です。髪を洗った後タオルドライをした後すぐにドライヤーで乾かすようにしましょう。
また、地肌に美容液やローションによって頭皮に潤いを与えることも効果的です。できればただ美容液やローションを塗布するだけでなく軽く頭皮をマッサージをすると血行が良くなって弱ってきた髪の毛が少しずつ健康毛へと効果が期待できます。
紫外線による日焼けは、外出時に帽子や日傘で直接紫外線を浴びないようにするとか、髪の毛(肌にも使用できる)UV効果のあるヘアスプレーも最近では出ているのでUVスプレーで紫外線から守ることも大切です。
髪が乾燥していると思ったら洗い流さないトリートメントで潤いを与えてあげます。髪質に合った洗い流さないトリートメントを選ぶようにして、特に熱を与えるときはヘアオイルが効果的だったり乾かす前に毛先の傷んだ部分にミルキータイプなど吸収性の高い洗い流さないトリートメントをつけておくことも乾燥から守る対策の一つです。
エアコンの風に当たりすぎると夏も冬も髪にとっては大敵です。必要以上に髪の水分を取ってしまいます。
エアコンから守るには、可能であれば風向きを変えてもらい、携帯用のトリートメントミストをデスクのところに常備して乾燥が気になり始めたら髪に吹きかけるという対策も効果的です。お肌にミストを吹きかける要領で髪にも吹きかけることで潤いを保つことができます。
髪の毛がパサついて広がってしまう前に、シャンプーが自分の髪に合っているか?乾燥から守る対策を取っているか?など日ごろからお肌と同じように頭皮や髪に潤い、保湿を意識してお手入れしていけばパサつきも酷くなる前には改善されるでしょう。
身体のダメージは髪の毛のダメージと比例する?
髪の毛は体内の毛細血管から栄養を送られて髪の毛が形成されてきます。その栄養が行き届かなくなったらどうでしょう?
髪の毛は見る見るパサつき始めたり、力のない細い髪の毛になってしまったりしてしまいます。
身体が健康であって血行が良ければ髪の毛はしっかりと艶のあるサラサラした髪を作ることができるはずです。そのために偏らない食生活や正しい生活習慣を送っているか?たくさんのストレスは抱えていないか?という髪の毛に関係なさそうなことが実はとても大切なことなのです。
食事が偏って暴飲暴食になってしまうと身体の中の血液はドロドロでしょう。ドロドロな血液がスムーズに頭皮のほうへと送られることは難しいです。食事は髪の毛の形成するための大切な栄養素を作ってもらわなければいけないのです。
食事から髪に良い栄養を摂るためには、たんぱく質、亜鉛、ビタミンなどです。
たんぱく質は、髪の毛の成分を作る要の必須アミノ酸が欠かせません。食材でいうと
牛、豚、鶏、馬などの肉、魚、卵、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品、大豆などです。
亜鉛は、たんぱく質をアミノ酸に分解して髪のケラチンたんぱく質を作る役目があります。亜鉛は、ストレスを感じると消費されてしまい、またアルコールを大量に飲むと亜鉛が不足してしまい、ケラチンたんぱく質が不足して髪がパサついてしまう原因となるので亜鉛は大切な食材の一つです。亜鉛を含む食材でいうと
レバー、牡蠣、タラバガニ、煮干し、プロセスチーズ、松の実、ゴマ、カシューナッツ、抹茶、切り干し大根などです。
松の実やゴマは女性にとってホルモンバランスを整える役目も持ち、黒ゴマは漢方の考えからアンチエイジング効果や髪の毛の薄毛、ツヤ効果があると言われています。
ビタミンAは、皮膚を健康に保つ働きがあると言われています。食材でいうと
レバー、うなぎ、あなご、にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、海苔、銀鱈、あゆ、卵黄などです。
ビタミンB2は、髪、爪、皮膚に大切な成分です。新陳代謝を促しますが不足してしまうと肌荒れ、髪のパサつき、また皮脂が過剰になると頭皮がべとついてしまいます。食材でいうと
レバー、うなぎ、さば、たらこ、卵黄、納豆、とうがらし、モロヘイヤ、抹茶などです。
ビタミンB6は、たんぱく質をアミノ酸に分解する役割を持っています。不足すると皮膚や髪の毛の健康が維持できなくなってしまいます。ホルモンのバランスを整えてくれて、女性ホルモンのエストロゲンの分泌を促進してくれます。食材でいうと
レバー、まぐろ、カツオ、いわし、さつまいも、干しシイタケ、大豆、さんま、するめなどです。
ビタミンCは、抗酸化作用があり肌や頭皮にハリを持たせてくれる働きがあります。ストレスがあるとビタミンCが不足しがちです。食材でいうと
ロースハム、ピーマン、めんたいこ、レモン、ケール、ゴーヤ、モロヘイヤ、ブロッコリー、カリフラワー、さつまいも、ジャガイモ、柿、いちご、キウイなどです。
摂取してもすぐ排出されるので、毎食摂っても良い食材です。フルーツなど摂取しやすい食材でバランスを取ると良いですね。
ビタミンEは、抗酸化作用が高く、老化を防ぐ効果があります。不足すると髪の毛の成長が弱くなってしまいます。食材でいうと
いくら、あゆ、たらこ、明太子、うなぎ、かぼちゃ、モロヘイヤ、赤ピーマン、紫蘇、アーモンド、松の実、落花生、煎茶、抹茶などです。落花生は漢方では血を養う力、貧血に良いと言われています。
健康な髪を作る元は、健康な身体であることが大切でもあります。正しく食事をするだけでなく、睡眠もとても大切です。
睡眠の時間帯、特に夜10時~夜中2時の間は身体を休めて成長させることが人間によって最も効率的な時間帯と言われていてその間に、髪の毛も成長ホルモンが活発になることで髪の成分であるたんぱく質などの栄養素の働きを促進する重要な時間帯なのです。
寝不足で身体が重く疲れた状態では体内の血行が悪くなっています。この状態が長く続くと体力もなくなり髪の毛への栄養も行き届かなくてパサついた髪の毛になってしまいます。
健康な身体を作って髪の毛も艶やかなサラサラヘアでいられるように日ごろから食事、生活習慣が乱れたなと思ったらすぐ修正していきましょう。
こちらの記事もおすすめです。
スポンサードリンク