髪の毛に悩んでいる人はとても多く、髪の量に対しても傷み具合にしても、似合う似合わないなど悩みは尽きないです。
その中で今回は髪の毛が広がっておろせない！と悩んだ人向けにどのような解決策があるか？をお伝えしたいと思います。
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髪の毛が広がる一つの原因には、髪の毛の量が多い、くせ毛である、乾燥したパサついた髪、などです。
せっかく女性として生まれてきた以上、髪を自由に楽しくアレンジできたり、たまにはおろしてサラサラヘアになりたいですよね。
広がる髪は、個人差で原因が違ってきますので、１００％これが解決策！と言えないのですができるだけ今の悩みの状態から解放してもらえると嬉しいです。
髪の毛を結ぶ頻度でダメージが増えていく！
髪の毛が広がるのを気にしていつも髪を結んでしまう人が多いのですが、この結ぶことで更に髪に負担をかけてしまいダメージを引き起こし、髪をおろしにくくしてしまっているのです。
その理由は、髪の毛を縛ることでキューティクルを圧迫し、圧迫によってキューティクルが折れてクセがついてしまいます。クセがついてしまうとそこに、”うねり”ができて必要のないクセができてしまって髪の毛をおろしても真っ直ぐになりにくくなってします。
さらに、毎日結ぶことで髪の生え際と頭皮にストレスがかかって髪質自体がどんどん弱ってしまうのです。
髪質が弱くなると頭皮に十分な栄養が行き届かなくなり枝毛や切れ毛の原因にもなってしまうのです。
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また、同じところに何度もポニーテールや団子ヘアをしてしまうと、圧迫性脱毛症という抜け毛が酷くなってしまいます。
バレエダンサーさんはだいたいの方のお顔周りに産毛が無くなってつるんとしたおでこになっているのを見受けます。いつも練習や発表会では必ずまとめて団子ヘアにしなければいけないですから。そんなバレエダンサーさんは何もない時はだいたいおろしていることが多いようです。いつも髪を引っ張ることで頭皮のストレスを感じるようです。
髪が広がるからおろせないという方は、まず頭皮を環境良くしてあげるためにも髪をおろせるようにケアをすることやヘアスタイルを変えてみることをおすすめします。
髪の毛は年齢と共に変化していき、お手入れの仕方で髪質も変わってきます。また、シャンプーなどの髪の毛にまつわる商品を髪質に合ったものでケアをしていくことで、髪質改善にも繋がります。
髪が広がっておろせない時は、応急処置として軽く柔らかいシュシュなどで下の方でまとめたり、軽く三つ編みやねじって毛先に引っかかりのないゴムで留めたりと、いつもと同じスタイルにならないようにアレンジをすることで髪に負担がかかりにくくなります。
髪の毛が広がってしまう原因は、髪の毛が傷んでいるだけではなく、頭皮の健康状態にも影響があります。
まずは、頭皮の見直しからしてみましょう。
髪をおろせるようにするには頭皮の環境を良くしよう！
先ほども、頭皮の環境が悪いと髪の毛が広がりやすい、とお伝えしました。
頭皮は髪の毛が生えて来る毛根という根っこがあるところです。（当たり前ですが）その毛根から髪の毛が生えて来る毛穴がいったいどうなっているか？というのを知ることでその後のケアの仕方が変わってきます。
毛穴が丸く周りが衛生的に綺麗な環境であると、髪の毛はとても健康的で美しい髪として生えてきます。
ところが毛穴は丸いけど毛穴の周りがうっすら汚れていたり、脂っぽかったりしていると髪の毛は健康な髪として生えにくくなってしまいます。そこからもう髪へのダメージが進み真っ直ぐ生えて来るはずの髪がゆがんでしまうのです。
髪を綺麗に健康的にするために基本は頭皮を整えることがとても大切ということなのです。
頭皮の環境を整える前段階としてブラッシングで頭皮をマッサージしましょう。ブラシは静電気を起こさないもので頭皮を傷つけないようにするものを使います。ブラッシングである程度の汚れと髪の縺れをほどし後々のお手入れがしやすくなります。
そして頭皮の環境を良くしたうえで、髪を洗う時のシャンプーやトリートメントを髪質に合わせて選ぶことも大切です。
では、頭皮の環境を良くするにはどうしたら良いのでしょう？
頭皮ケアの方法（自宅編）
まず、頭皮用に良いシャンプーまたはクレンジングオイルなどを使用します。炭酸シャンプーは今販売されていますので炭酸シャンプーも良いでしょう。
目的は、頭皮を”クレンジング”するということです。メイクをした顔をクレンジングで落とすように頭皮の脂やほこりなどをクレンジングで汚れを落とすのです。
クレンジングオイルを使う場合は、髪の毛を洗う前に頭皮にオイルをまんべんなくつけてマッサージをしながら頭皮の汚れを浮かしていきます。オイルの使い過ぎに注意です。だいたい５００円硬貨分くらいまでにしましょう。
オイルは色々ありますが、人間の皮脂に近いオイルを使うと良いでしょう。特にコスパで考えられるのが身近に購入できる椿油やスクワランオイル、オリーブオイル、ホホバオイルなどです。ただしあまり重い油系でべたべたしすぎるものは避けたほうが良いでしょう。オイルが流し切れなくて残ってしまう可能性があるとかえって頭皮に汚れが付きやすくなってしまいます。
オイルを付けてからマッサージは、頭皮を中心に指の腹を使って爪で傷を付けないように全体に５～１０分ほどマッサージをしていきます。
その後シャンプーでオイルを洗い流します。
洗い流す時しっかりと十分時間をかけて頭皮と髪に水分を含ませておくことがとても重要です。水分が足りないと泡立ちが悪く、また、オイルも残っている可能性がありますのでこの時のすすぎはしっかりとします。
シャンプーも髪が傷んでいるため、弱酸性のアミノ酸系のシャンプーがお薦めです。泡をしっかり立てて髪に摩擦を与えないように地肌を洗います。
頭全体をまんべんなく洗いあがったらシャンプーが残らないようにしっかりとすすぎ上げます。シャンプーが残っていても毛穴にシャンプーカスが付いてしまうと毛穴が塞がったり衛生的に良くないので気を付けましょう。
後は髪質に合ったトリートメントで補修して、トリートメントも残さないように気を付けて流します。
最後はドライヤーで必ず乾かします。この時にしっかりと水分を取って丁寧に乾かさないと頭皮の炎症の元になったり雑菌が出てしまうので頭皮、髪は必ず乾かすことです。
濡れたままや半乾き状態で寝てしまうと髪の毛の成長する大切な睡眠時間に行われる成長ホルモンが活性化されず健康な髪を作ることが出来なくなってしまいます。また、枕に水分が付着しそれが雑菌となって頭皮の炎症を起こす原因になってしまうので、夜髪はしっかり乾かすようにしましょう。
頭皮ケアの方法（美容室編）
最近では美容室にこのメニューが無いということが無いくらい当たり前のメニューとしてある”ヘッドスパ”です。
癒し効果から始まっていますが、実は癒されながら髪の毛を健やかにする効果がとても高い技術なのです。
ヘッドスパは、約１５年ほど前から美容室にメニューとして加わりました。私もその頃からお客様におすすめメニューとして行ってきました。
その約１５年間お客様をさせていただいて、お客様の髪質、男性の抜け毛、リフトアップ、など気づいた点がいっぱいありました。
特に男性で親しい友人が若い時から抜け毛からハゲていくのでは？と心配していた友人男性にヘッドスパを取り入れたときから現在までしてもらっていて、抜け毛が減り、不摂生な生活が多く仕事が忙しくサロンに来店するときはいつも頭皮が赤く健康状態が良くなく、ヘッドスパをした後の頭皮は青白く健康な頭皮へと変わっていき、抜け毛を抑えることもできました。その結果還暦間近なその友人男性はしっかり髪はあります。
また、今回のテーマ、”髪が広がるからおろせない！”と悩んでいた主婦でキャリアウーマンのお客様がヘッドスパ、トリートメントでみるみる髪がおさまり良くなりました。始めの頃来店されたときは、多毛でくせ毛だったので必ずストレートパーマもしくは縮毛矯正をしていました。ただ、それを繰り返していると年齢と共に髪が細くなってかえって広がってしまう可能性が高くなってしまうので、ストレートパーマは年一回にしてもらい、その間同じコストをかけるにも、ヘッドスパとトリートメントを重点にしましょうという提案で約１０年ほどさせていただきました。
すると約１０年で髪質は確かに細くなってきましたが、始めのうちは年１回ほどのストレートパーマをし、ヘッドスパと白髪染めとしてヘアカラー、髪質に合ったトリートメント、カットをしていきながら、そのうちストレートパーマはしなくても落ち着いてきて広がってしまうクセ毛が落ち着いてきて、今ではヘッドスパとトリートメントをしっかり時間をかけて、広がって落ち着きのなかった髪が、今では普通におろせるようになりました。
そのお客様は結ばなければいけない髪をおろせることだけで、ストレスが無くなったと言われました。
効果は個人差はありますが、頭皮の環境を良くすることでこのような、広がった髪やクセ毛で落ち着かなかった方にも収まりやすくなる可能性がとても高いのでぜひ、ヘッドスパをしてみてはいかがでしょうか？
髪の毛が広がる人へのヘアスタイル
髪の毛が広がるからおろせない・・・という人でも髪型（ヘアスタイル）を美容師にお任せしてもらえたら、お手入れが楽なヘアスタイルができるかもしれません。
広がる髪をむやみに梳けば良いというのではないし、短くすれば広がらない・・というわけでもないです。
やはりおしゃれに、お手入れも楽なスタイルが良いですよね。
パサパサな髪をしているのに、長い髪じゃないと広がるから長さは残してほしい、髪が多いから梳くだけで良い、というのは全く解決にならないのです。
結べる長さはキープしていたいのであれば、例えば、肩から鎖骨辺りの長さに頭頂部トップに高さが出るように動きを出して目線を上に持っていくようなヘアスタイルや、段を入れて動きを出す時に、内側の髪を軽くして重さを残しながら毛先が動くようなヘアスタイルなど、思い切ってカットすることも髪をおろしたスタイルとしてチャレンジしてみてはいかがかと思います。
また、くせ毛がすごくて多毛で・・・という人はまず、髪をお手入れするところから。頭皮です。そこから手入れを始め縮毛矯正など熱処理をして艶をだすストレートパーマをして髪質改善用のシャンプーやトリートメントを使ってみてじっくりと髪質を改善していくところからしてみると良いかもしれません。縮毛矯正など熱処理をした髪は乾燥しやすいので、必ず保湿をすることが重要で、保湿はトリートメントだけでは追い付かない場合があるので、美容師さんにしっかりと保湿ケアをしてもらうことが大切です。
髪の悩みはそれぞれ個人によって違いますが、髪を良くするためには頭皮の環境を良くして毛穴を整えて健康な髪が生えてくる基盤を作ることで解消される可能性があります。
気が長くなるお手入れかもしれませんが、ぜひトライしてみてください。
髪が広がるからおろせない！という悩みをなくして健康なツヤサラ髪になるといいですね！
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