くしとヘアブラシで切れ毛のない美しい髪をつくりましょう!

髪を美しくするための一つのアイテムとしてブラシがあります。もちろん使い方を間違えると切れ毛の原因となってしまうので正しいブラシの使い方をしましょう。

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特に髪を長くしていきたい、綺麗なツヤ髪にして維持したいという時は、ブラシと櫛で艶やかな髪を手に入れることができます。

櫛の場合は古くから使われており、昔の女性は髪が長くても美しくツヤのある髪をしていたようで、私が美容師になりたての頃は髪をセットするときに「つげの櫛」を使って逆毛を立て仕上げていました。ナイロン製の櫛は静電気が起きやすいので髪に負担がかかってしまいます。

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ブラシを使って切れ毛のないツヤ髪効果抜群!!ってホント?

美しい髪はヘアブラシを正しく使うことで髪に良い効果があります。ただし、ブラシの種類の選び方には注意が必要です。

ブラシは100円ショップにあるものからドラッグストアや雑貨、美容室などで売られているものなど数はたくさん出ていると思います。

値段が高いからといって髪に良いだろうと選ぶよりも、髪質に合ったものを選んだ方が良いです。

髪にツヤを出しやすいブラシは、猪毛か豚毛でできたものが良いです。また最近は特殊加工され頭皮と髪にやさしいブラシも販売されてきていますので、選ぶのに悩んだら美容師さんに聞くと良いでしょう。そしてナイロン製のものは髪を摩擦させたときに静電気を起こし枝毛の原因を作ってしまいます。そのため静電気が起きにくい猪毛か豚毛を選ぶようにしましょう。

美容室で髪の毛をセットするときに必ず猪毛もしくは豚毛のブラシを使うのですが、このブラシを使うことで髪と髪が適度にくっついて面が綺麗に整うので仕上げるときには欠かせないアイテムなのです。そしてブラシに少しスタイリング剤が付いているだけで髪の毛がお互いにくっつくようにぴたりと艶を出して表面を整えられます。そのような理由でセットの時は必ずこのブラシを使ってます。

つげ櫛は、日本古来から使われているものです。日本で言うと6000年ほど前から使われていたようです。おしゃれなつげ櫛を使うようになった時代が、江戸時代のようでつげ櫛に装飾をして華やかにしているつげ櫛があったそうです。

つげ櫛は使えば使うほど頭皮の皮脂から良いバランスで櫛に脂分が付着してツヤを出しやすくなっていきます。そして髪になじむようになるので、キューティクルが広がらずに髪の毛の内部ぼ成分が流出しにくくなりその効果で髪が綺麗にみえるようになります。

キューティクルが閉じた状態を作れるので髪の毛の表面が滑らかになりツヤが出やすくなってツヤ髪効果がでてきます。

くしを、特にダメージを作らないつげ櫛を使ってほしい!

つげ櫛は古代から使われているほど、日本人には実は身近なものなのですが、今はあまり使っている人を見ません。または聞かないです。

私は自宅に必ず置いてあります。20年以上使ってますが丈夫で使うと髪を梳かすときにスムーズに流れるように梳かせます。見た目の色は黒い色のつげ櫛なのでそれほど気にならないですが、何となく櫛にもツヤがあるように見えます。色も少し変色して決してきれいには見えませんが、これがいい味出してくれてるのでお気に入りです。

つげ櫛は、ほとんど静電気を起こさないので切れ毛や枝毛、抜け毛などのダメージになる髪を防いでくれる効果があります。ですのでパーマやカラーで髪が傷んで弱くなった髪を梳かすときはつげ櫛を使うと負担無く梳かせるので切れ毛や枝毛を防げます。

私の髪は小さいころから髪の毛が多くとても長く髪を乾かすのが大変でしたが、小さい子どもの頃は、父親が私の髪の手入れをするのが趣味だったようで、つげ櫛と椿油で何度も乾かしながら梳かしてくれてました。そのおかげなのか、髪は20歳のパーマをかけるまでツヤツヤで黒髪で光の反射した髪の色は青っぽく光っていました。20歳のパーマをかけたときは美容師の同期泣かせで、何度薬をつけてもパーマがかからないくらい強い髪だったのを覚えています。

つげ櫛は、静電気が起きにくいので切れ毛や枝毛ができにくくなり、その影響でくせ毛が落ち着いたり天然パーマだったのがいつもより落ち着いて来たり、うねりのある髪が落ち着いたりと髪を美しくする効果だ高いと思います。

余談ですが、昔の女性は髪を結ったまま1週間から10日長い人は1か月ほどそのままにしていることが普通でした。髪を毎日洗うという習慣がなかったのです。髪を結い直す間、頭がかゆくなりますよね?そんなときに髪を結う時に使ったつげ櫛で櫛の先を使ってかゆい所を掻いていたそうです。かんざしでもかゆい時に使っていたようですが。

あまりつげ櫛を使うという発想が無いと思いますが、髪にとっては贅沢な物ではあるけれどツヤやパサつきを抑えるのにはとても効果が高いのでぜひ使ってみてほしいです。

つげ櫛は木製なので使えば使うほど油を浸み込ませるので髪に潤いや栄養を与えてくれます。梅雨の季節もホワホワした髪の毛を抑えてくれ広がりにくくしてくれます。

良いブラシを選んで切れ毛のない髪をつくりましょう

ブラシを使う目的は、絡まった髪を整えるため、髪を元気になるよう血行を良くする効果があります。

種類は猪毛と豚毛があります。どちらが良いか?というよりも髪質や頭皮など個々に合ったものを選ぶと良いです。

猪毛のブラシの素材は、硬めです。頭皮までしっかり届くのでマッサージ効果も期待できます。そのため髪の毛が薄くなってきて髪の毛が気になる人は抜け毛を予防できる猪毛が良いのではないでしょうか。

猪毛は髪を梳かしたときにくし通りが良く、水分と油分が多く含んでいるので静電気が起きにくいのでキューティクルが整って枝毛ができにくくツヤ髪になります。

髪が細くなって気になるようでしたら、血行を良くしながら髪を梳かすことで髪にツヤを出す効果が高いのは猪毛を使うと髪を健康的にしていきます。

髪の毛先からブラシを入れていき絡まりを取りながら徐々に頭皮へとブラッシングしていきます。全体に髪が整ってきたら頭皮を放射線状に頭皮のマッサージをするようにブラッシングをしていきます。

また、豚毛はとてもソフトで柔らかいのですが、人間の髪の毛に近いタンパク質でできているので相性が良く髪になじみやすいので負担をかけることもなく静電気も起こさないので優しくブラッシングしたい場合に使うと良いでしょう。

ブラッシングは乾いた髪の時に使うようにします。ブラシは水分を含んでしまうと摩擦を起こしやすくなるので気を付けます。

時間があったら更につげ櫛を使って髪を整えるのも切れ毛や枝毛を防ぐのに効果的です。

髪を整えるために全体にブラッシングをしてから、つげ櫛で梳かすと髪がとてもきれいになり、シャンプー前に行うとシャンプーの泡が立ちやすく髪の毛の摩擦を必要以上にしないので傷みにくいシャンプーで仕上がりがふんわりサラサラな状態になります。

切れ毛や枝毛を作らないためには髪の状態を綺麗に整えておくことがとても大切です。ブラシでブラッシングをしてつげ櫛でツヤを出すことで綺麗なツヤ髪を作ることが可能なのです。

また、ブラシを毎日使っていると汚れが目立ってきます。お肌と同じで髪にも清潔な状態で使用しなければせっかくのお手入れも髪に良くない場合があります。

猪毛や豚毛のブラシは密度があるので汚れが溜まりやすいです。こまめにほこりなどを取り除くのが一番ですが、汚れが目立ってしまったら、ブラシが2本あったら2本をブラシ同志重ね合わせながら擦り合わせて汚れを浮かせて取っていきます。1本しかない場合は専用のブラシもあります。

洗い方は、熱すぎないぬるま湯でしばらく付けておきます。だいたい5分くらい。汚れが浮いてきたらすすいでみます。まだ汚れが残っているようでしたら細いもの(爪楊枝など)で取り除いてみます。

水気を良く切ってタオルで水分を拭き取り涼しい所で干します。

つげ櫛は頻繁に洗いません。そのため隙間にほこりが溜まりやすいので、1か月に1回ほど歯ブラシなどの細かいブラシに油を付けて取ると良いでしょう。普段はティッシュペーパーなど柔らかいものに油を付けてふき取ると良いですが、油は植物性のものを使います。つげ櫛は木製なので水分を含むとふやけてしまう可能性があるので注意しましょう。

ブラシとくしを上手に使って切れ毛や枝毛などを作らない美しい髪を手に入れましょう!

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