以前は、髪の毛が特に気になることがなかったのに、髪の毛が最近チリチリ傷んだ感じがしてまとまらないのが気になってきた。
シャンプーもいつものと変えてみたんだけど変化が見えなくて、髪の毛が乾燥してるような・・・・
というような悩みありませんか?
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髪の毛は元々親からの遺伝性からなる髪質と、加齢とともに変化していく髪質があります。
遺伝性で縮れてくせ毛がひどいから諦めてる、年齢がきて老化だから仕方がないと思っていませんか?
髪がチリチリ傷んでしまったり、パサつくことには何かしらの原因があります。日ごろの何気ないシャンプーや生活習慣などが大きな原因である場合があります。
髪の毛のダメージが気になり始めたら改善策で少しでも髪の毛に艶を蘇らせてあげましょう。
なぜ髪の毛がチリチリした傷みになってしまうの?
髪の毛が痛んでしまってまとまりが悪い状態の姿って、何となく実年齢より5歳もしくは10歳は老けてみえてしまいますよね。
髪の毛にツヤがあるだけで印象が変わり、若々しく見えます。
しかし、髪の毛は幼い時からそのままツヤのある綺麗な髪のままでいられないのが残念ですよね。
ある程度の年齢が来るとおしゃれとしてヘアカラーやパーマをかけたり、屋外スポーツをしたり海水浴、プールなど髪の毛には普通の生活から徐々に刺激を与えられていて、髪を洗っては乾かして・・・と日常当たり前のことをして歳を重ねていきます。
髪の毛が痛んだ状態とは、どういうことなのでしょう?
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髪の毛は髪の表面にあるウロコ状になったキューティクルがあり、このキューティクルが紫外線から髪を守ったり髪の毛の水分の蒸発を防ぐ役目があります。
その内側には、コルテックスというメラニン色素を含むたんぱく質の集合体になっている部分があります。
髪の中の中心にメデュラという髪の毛の芯になるものがあります。メデュラが太いと髪が太く細いと髪が細いという特徴があります。
この3層で髪の毛はできていますが、キューティクルによって髪の毛が守られているので、髪の毛が痛み始めたという状態はキューティクルが剥がれてきたという状況だと言えます。
髪の毛がチリチリしてきたということは、キューティクルが剥がれて髪の毛の内部の潤いが無くなりたんぱく質も流出してしまって髪の毛が変形してしまったことで起きています。
こうなる前にしっかりお手入れをしておかないと、どんどん髪の毛の傷みが進んでしまい終いには枝毛から切れ毛になってしまいます。
では、髪の毛が痛む原因はどのようなことで傷んでしまうのでしょう。
①加齢
だいたい35歳から少しずつ髪質は変わるころだと思います。その年齢更年期に差し掛かるころから徐々に髪の毛に弾力が無くなった、細くなった、という髪質になってくるようです。更年期によるホルモンバランスの崩れ、血行や代謝が悪くなってきます。
お肌のシワと同時に頭皮にもたるみが出てくるため髪の毛へ大きな影響を与えてしまいます。頭皮がたるむことで毛穴の形が変化してしまうため、うねりが出たりクセが出たりするのです。このクセなどが髪のチリチリとなる原因になってしまうのです。
②ストレス
ストレスは身体をこわばらせてしまい血行を悪くしてしまいます。身体だけでなく頭皮の毛穴もこわばり縮まってしまいます。ストレスがなくなると身体が解放され毛穴も緩みます。
身体からくる血行の悪さと頭皮の毛穴が縮んだり緩んだりを繰り返すことで髪の毛がその変動で太さの変化が起きくせ毛となって生えてきます。
ストレスは血行を悪くするため頭皮にまで栄養が行き届かなくなってしまい髪の毛が成長できず細い髪の毛になってしまったり酷いときは抜け毛になってしまいます。
③パーマやヘアカラー
白髪が気になると白髪染め、ボリュームが欲しくてパーマ、また、外国人風の髪の色でヘアカラー、再現性がしやすいパーマなど大人になると髪の毛に負担をかけてしまうことが多々あります。
それぞれ髪の毛にダメージを受けてしまうので髪の毛は変形し傷んでしまって、チリチリした髪の毛になってしまいます。
④遺伝性
くせ毛というのは、両親からの遺伝ということがあります。毛穴自体が遺伝となり生えてきた髪の毛が、チリチリしていたりうねりが強かったりします。この場合、年齢を重ねるにつれてくせが強くなったりチリ付いてきた場合、くせが治るということが難しいのでストレートパーマや縮毛矯正をすることになってしまいます。
ただ、ヘッドスパによって毛穴の手入れでくせ毛が落ち着く場合もありますので、毛穴ケアとしてヘッドスパをしてみると良いかもしれません。
⑤産後の女性ホルモンの減少
出産をしたあと、一気に女性ホルモンが減少してしまいます。そのため髪の毛がチリチリ、ごわごわとしてしまうことがあります。
女性ホルモンというのは髪の毛に潤いを与える効果が高いのに、一気に減ってしまうと潤いもなくなってしまうのです。また、赤ちゃんへ授乳することも栄養が赤ちゃんに取られてしまい髪の毛へ栄養が行き届かなくなってしまいます。
育児で忙しくなるママとして髪の毛へのお手入れがなかなかできないと思いますが、髪の毛にパサつかせないようアウトバストリートメントをつけておくと良いでしょう。
このように髪の毛がチリチリしてしまう原因は様々ですが、頭皮のケア、身体のケアをすることで髪の毛に潤いを与えることができるかもしれません。特に血行良くすることが身体だけでなく頭皮まで全体に栄養が行き渡ることで髪の毛のツヤを出す効果が高くなります。
チリチリした髪の毛になる前にお手入れをしっかりしておきましょう。
チリチリした髪にならないためには?
チリチリした髪は、傷んだ髪の毛です。そのチリチリが酷くなってしまうと切れ毛、断毛になってしまいます。
髪の毛だけがダメージを受けているのではなく頭皮にも問題があることが多いです。
パーマやヘアカラーをした髪の毛は、髪の毛に負担がかかっていると同時に頭皮にも刺激されるために髪の毛は傷みやすくなってしまいます。ですので、髪と頭皮へのケアは必ずすることが大切です。
パーマやヘアカラーをした後24時間から48時間は定着させるために時間を置きますが、そのあと髪の毛や頭皮に優しいシャンプーやトリートメントをしっかりとしましょう。
特に髪の毛を変形させてしまった状態なので乾燥しやすい髪の毛になっています。保湿を必ずしましょう。
産後のホルモンの減少や加齢による髪の毛のパサつきは、頭皮からケアをすると良いです。
血行不良による栄養不足が主な原因なので、血行を良くするために頭皮のマッサージをすることが効果的です。
自宅でシャンプー前に軽く頭皮マッサージをしても良いですし、シャンプーの時にマッサージをしながら頭皮を洗っても良いです。
自宅で行う場合、頭皮専用の美容液や髪が細くなったように感じたら育毛剤を頭皮につけてから乾いた状態でマッサージをすると効果的です。
ただ、自分でするとなんとなく疲れるし面倒だなと思うようでしたら美容室やヘッドスパサロンにいくとよりツヤ髪になるのとストレス解消になるのでおすすめです。
人の手で頭皮をマッサージしてもらうことで、リラクゼーション効果があり血行良く髪の毛に栄養が行き届くのでコンスタントに行うと良いでしょう。
頭皮のケアをすることで、緩んで形が変形してしまった毛穴を正常に戻すことで、チリチリしたりうねりのある髪の毛を減らしていくことができるでしょう。
また、紫外線や汗などでも髪の毛を乾燥させてしまいダメージを助長してしまうので、外出するときはUVカットのヘアスプレーや帽子や日傘などで保護するようにしましょう。
紫外線や汗などは髪の毛の水分を取ってしまいキューティクルが剥がれやすくなっているため、そのままにしてしまうと髪の中のたんぱく質や水分が流出してどんどん栄養が流れ出てしまいます。
キューティクルに潤いを与えるためシャンプーをするときはアミノ酸系の髪に優しいシャンプーを使って洗うようにしましょう。
市販など価格の安いシャンプーは比較的洗浄力が強く、ダメージ毛には刺激が強すぎるのでできれば、保湿効果のあるシャンプー剤を使うようにしましょう。
また、シャンプー後はコンディショナーよりも補修効果のあるトリートメントで更に保湿することで髪のダメージを抑えることができます。
髪の毛が痛んでいるとドライヤーの熱で痛めてしまうと思っている方が多いようですが、自然乾燥のほうが髪に負担がかかりダメージ毛を作ってしまう原因になるので、必ずドライヤーで髪は乾かすようにしましょう。
キューティクルが開いたまま放置してしまうと髪の毛の摩擦が起きた時、キューティクルが剥がれてしまうので更にダメージ毛を作ってしまうのです。そのキューティクルを閉じることで髪にツヤが出るのです。
濡れた髪の毛は、キューティクルが水分を含み開いた状態です。その開いた状態をドライヤーの熱で閉じることをしないとキューティクルが綺麗にならないのです。ドライヤーで乾かした後冷風でキューティクルを締めるとツヤが出やすいという裏技です。
憧れのツヤ髪にするには、チリチリしたダメージ毛を作らないように日ごろから正しくケアをしておくことが大切です。
頭皮をケアしておくことで髪にツヤが出る?
髪の毛が乾燥してチリチリした状態になっている場合、空気が乾燥していたりパーマやヘアカラーなどの原因だけではないのです。
始めに書いた”ストレス”による生活習慣、食生活にも関係してきます。
ストレスは身体を委縮し血行が悪くなってくると同時に頭皮にも委縮したり緩んだり、血行が悪くなるために栄養が頭皮まで送られてくるのが少なくなってしまうことで髪の毛はダメージを作ってしまうのです。
髪の毛がどんどん乾燥していけば毛先からパサついて広がり始めまとまり悪くなってくると収拾つかなくなってしまいます。
髪の毛を見たらその人の健康のバロメーターになることがあります。
強いストレスを抱え続けてしまうと髪の毛がどんどん細くなりパサついてきてしまいます。この状態はストレスにより血行が悪くなって頭皮に栄養が行き届かなくなってきてしまっている状態です。
またストレスによる寝不足、食生活が暴飲暴食など偏った食事、といった理由でも髪の毛は傷んでしまいます。
夜型で生活してしまう人は、睡眠時間の中で夜10時から夜中の2時の間に成長ホルモンの分泌が行われている時間に起きているため髪の毛の成長を促すことができなくなってしまいます。この時間帯の中で深い眠りにつくことで成長ホルモンが分泌されます。その活動ができていないと発毛、育毛を促すことができないと髪の毛の成長が健康的生えにくくなってしまうのです。
食事も体の中の大切な血液を作るための栄養を摂らなければなりません。
髪の毛は主成分がたんぱく質、ミネラル、亜鉛、ビタミンなど髪を作る大切な栄養素が必要です。そのためには体の中から作るための食事で健康な髪の毛を作ることが大切です。
健康的睡眠、栄養バランスのある食事、軽い運動などによって傷んだ髪から健康な髪へと再生できる可能性が高く、髪の毛が細くなってきてボリュームがなくなってきたり乾燥毛が気になり始めたら、日ごろの生活習慣を見直してみるとよいでしょう。
食事はコンビニやファストフードなどカロリーの高いものでは栄養が偏ってしまいます。たんぱく質のお肉、ミネラル豊富な海藻など、ビタミン豊富なフルーツや緑黄色野菜などバランスよく摂ること。
毎日が忙しい中運動ができないと血行も悪くなるので、軽くウオーキングをしてみたり一駅多く歩いてみたり。といつもの生活パターンを少し変えてみるだけで変化が出てくると思います。
身体の中の血の巡りが悪いと身体に何らかの病気をもたらしてしまうこともあります。髪の毛もそれに反応して健康な髪からダメージ毛になってしまうのです。
身体のバランスを整えながら頭皮を整えることで髪の毛が健康的になってくるはずです。
身体に良い血液が流れてくることでたっぷりの栄養が頭皮まで送られてきます。そのとき栄養不足状態の頭皮に十分な栄養を受けたことで髪の毛も健康的に生え変わってきます。
頭皮の毛穴に汚れが詰まっていたり緩んでしまうと髪の毛は正常に生えてくることができません。
そのために頭皮に刺激の少ない優しいシャンプーで洗うことで頭皮を整えることが大切です。アミノ酸系シャンプーや保湿効果の高いシャンプーなどで洗うことで余分な皮脂や水分を取らずに洗うことができます。
憧れの綺麗な髪を作るためには、身体を整えることと頭皮の環境を整えて潤いを与えることで、髪が健康的になり乾燥でチリチリした髪にはなりにくくなります。
ボリュームのない髪に少しでもボリュームを出すためにも”健康な体”と”頭皮の環境を整えること”はとても効果的なので年齢を重ねながらも頭皮と髪の毛のケアをすることで若々しい髪をつくることができるでしょう。
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